227 / 396
第三章 暴風のコロッセオ
第227話 魔眼の攻略
しおりを挟む
「ホムちゃん!!」
アルフェ様の氷魔法の足止めを振り切り、ファラ様のレスヴァールが迫っている。アルフェ様が展開してくれた磁力加速の魔法陣は一枚のみ。けれど、これがあれば跳ぶことが出来る。
「はぁああああああっ!」
磁力加速を突き抜け、レスヴァールへ向けて真っ直ぐに跳躍する。横に薙いだ蹴りはファラ様に簡単に受け流された。
「どうやら距離を稼がないとキツそうだな」
ファラ様にはもう磁力加速の弱点が見えている。魔法陣一枚分の加速では、ファラ様のレスヴァールに損傷を与えることが出来ない。
「ここでぇええええええっ!!! レスヴァールがぁああああああっ、動いたぁああああああっ! アルタードと肉迫し、近接戦闘を選んでいるぅうううううっ!!!!!」
「アルタード! アルタード!」
「レスヴァール! レスヴァール!」
この距離ではアルフェ様が磁力加速を展開しても、魔法陣を駆け抜ける隙がない。ファラ様の双剣はわたくしの動きを封じるように、じわじわと追い詰めはじめる。決して激しい剣戟というわけではないけれど、油断出来ない。ファラ様はアルタードを倒す術を探っている。近接攻撃でレムレスの援護を封じている今は、その第一段階だ。
「にゃはっ。利き腕が使えない分、手数が減ってるな」
使えるのは左腕と両脚のみ。アルタードの頭部を使うのはあまり現実的ではない。
「右腕の損傷が利いているのかぁああああっ!??? アルタード、防戦一方だぁあああああっ! じわじわと追い詰められていきまぁあああああす!」
足許でアルフェ様が生み出した水が飛沫を上げて揺れている。ヌメリンの砂煙攻撃のように水飛沫を上げて目眩ましに使うのは、多分意味がない。ファラ様にはそのひとつひとつが見えてしまうからだ。蹴り出した方の脚が双剣で叩き落とされるかもしれないし、軸足を薙ぎ払われるかもしれない。やはり今は動けない。
この距離には死角がない。間合いを詰めてはいるけれど、レスヴァールの映像盤にはアルタードの全貌が見えているはずだ。
攻撃を仕掛けてカウンターを入れられたら終わりだ。けれど、防戦一方では勝つことが出来ない。勝つためには、カウンターを入れる隙を出さなければいい。
「アルフェ様! 水を凍らせてください!」
「おっと、その手はもう通用しないよ」
声を聞きつけたレスヴァールが、わたくしの予備動作とほぼ同時に跳躍する。ここまでは想定の内だ。アルフェ様はその隙にレムレスの魔導杖を振るい、大闘技場を満たしている水を凍らせた。
「なんとぉおおおおおっ!!! 水浸しの大闘技場が一転、スケートリンクになったぁああああっ!? またも、無詠唱魔法が炸裂ぅうううううううっ!!!」
アルタードとレスヴァールが二機着地し、衝撃で大闘技場の氷が不規則に割れる。アルフェ様はわざと全て凍らせなかったのだ。
「な……っ」
予想外の出来事にレスヴァールが体勢を崩した。わたくしが狙っていたのはまさにこの一瞬の隙だ。
「はぁあああああああっ!!!!」
アルタードの左脚を軸にして右脚で突き蹴りを繰り出す。
「キタァアアアアアアッ!!! アルタードの猛攻!! 目にも留まらぬ百裂脚が炸裂しておりまぁあああああすッッッッッッ!!!」
ファラ様が双剣で受けるのはわかっている。距離は絶対に取らせてくれない。だから上下左右に打点を変えて双剣の死角になる場所を狙い続けるしかない。
「にゃはっ! 考えたな!」
ファラ様は実に楽しそうだ。魔眼を以てすれば攻撃を全て見切ることができる。予想外の攻撃が来ない限りは。
「アルタード、止まりません!! 何という持久力ぅうううううううっ!!! そして、それらを全て双剣で受け止めるレスヴァアアアアアアアアアルゥウウウウウウッ!!! 驚異的!! 驚異的な二機の激戦が繰り広げられているぅううううううっ!!!!!」
蹴りによる打撃の衝撃で、ファラ様のレスヴァールが少しずつ後ろに押し出されている。不安定な氷の上、いつ割れるともしれない氷の床に大きな罅が入るのを感じる。
「うにゃっ!?」
レスヴァールが大きな亀裂に脚を取られ、アルタードとの距離が僅かに空く。この間合いならば――
わたくしはアルタードの両脚を揃えて膝を落とし、素早く踏み出してレスヴァールに背中から体当たりを浴びせた。
「まあ、そう来るだろうな!」
――見切られていた!
レスヴァールはわたくしの体当たりに合わせて噴射推進装置を短く噴かせ、氷の上に逃れた。
迷っている暇はない。次の一手を繰り出すのみ。
「おおっと! アルタードが大きく体勢を崩したか!?」
崩したのではない。体勢を低く構え、旋脚に切り替えたのだ。足許を払うわたくしの蹴りと同時にレスヴァールが跳躍する。
「まだです!」
わたくしは残されたアルタードの左腕を氷の上に突き立て、噴射推進装置を噴射させた。跳躍して追撃し、浴びせ蹴りを振り抜く。
「ホム!!!!」
ファラ様の叫びがほんの一瞬聞こえた。わたくしの蹴りを受け止めたレスヴァールの双剣の片方が折れている。
わたくしはレスヴァールの双剣を足場にさらに跳躍し、間合いを取ろうと試みる。ファラ様は当然わたくしを追うはずだ。
「あたしの勝ちだ、ホム!」
ファラ様の声は勝利を確信している。全ての攻撃を見切る力量、機兵を操る技術、わたくし一人で戦える相手ではない。
「アルタード大ピンチ! 大ぁああああああいぃいいいいいピンチィイイイイイイイイイイッ!!!!」
ファラ様は迎撃の体勢に入っている。わたくしへの敬意もあるだろう。共に高め合ったあの日々で確実に力をつけたのはファラ様も同じだ。
――嬉しい。
おかしな感覚だ。恐怖よりも嬉しさが勝った。
わたくしは嬉しい。今はなにも怖くない。何故ならわたくしには頼もしい仲間が居るから。
「アルフェ様、今です!」
わたくしが仮に撃墜されたとしても悔いはない。わたくしはアルフェ様を信じて、その攻撃に賭けたのだから。
「にゃんだぁ!?」
「天雷よ、紫電の槍となり敵を穿て。ライトニング・ファランクス!」
アルフェ様の詠唱が、救いの言葉のように響いてくる。アルフェ様の放った雷魔法はさながら雷の槍のように隙間なく降り注ぎ、ファラ様のレスヴァールに殺到する。
「これはぁああああああっ!!! 凄まじい攻撃ィイイイイイイ!!! レスヴァールに逃げ場はない!! 最早これはぁああああああっ!! 回避不能ォオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!」
攻撃を全て見切られているなら、それを上回る攻撃で挑めばいい。アルフェ様のこの広範囲に及ぶライトニング・ファランクスを回避することは絶対に不可能だ。
「そんなのアリかよぉ!!!」
それでも回避行動を決して止めないところがファラ様だ。だが、その動きも虚しくレスヴァールの動きは次第に鈍くなり、やがて沈黙した。
「雷の魔法の直撃を受けたレスヴァールはぁあああああっ!!! 完全に沈黙ぅうううううううっ!!!! 撃墜! 撃墜判定により、リィイインフォオオオオオスのぉおおおおおおおおお!!!!! 逆転!! 逆転勝利ぃいいいいいいいいいいッ!!!!!!」
勝利宣言が響き渡り、足許の氷が割れる。機体が沈むような感覚があったかと思うと、氷の細かな破片がキラキラと宙に浮かび始めた。
「おめでとう、ホムちゃん」
ああ、これはアルフェ様からわたくしへのお祝いなのだ。アルフェ様のおかげで勝てたというのに、なんてお優しいのだろう。
「アルフェ様も、おめでとうございます」
嬉しくて嬉しくて目頭が熱くなる。この勝利はマスターという強い絆で結ばれた、わたくしたちチームの力で手に入れた勝利だ。
アルフェ様の氷魔法の足止めを振り切り、ファラ様のレスヴァールが迫っている。アルフェ様が展開してくれた磁力加速の魔法陣は一枚のみ。けれど、これがあれば跳ぶことが出来る。
「はぁああああああっ!」
磁力加速を突き抜け、レスヴァールへ向けて真っ直ぐに跳躍する。横に薙いだ蹴りはファラ様に簡単に受け流された。
「どうやら距離を稼がないとキツそうだな」
ファラ様にはもう磁力加速の弱点が見えている。魔法陣一枚分の加速では、ファラ様のレスヴァールに損傷を与えることが出来ない。
「ここでぇええええええっ!!! レスヴァールがぁああああああっ、動いたぁああああああっ! アルタードと肉迫し、近接戦闘を選んでいるぅうううううっ!!!!!」
「アルタード! アルタード!」
「レスヴァール! レスヴァール!」
この距離ではアルフェ様が磁力加速を展開しても、魔法陣を駆け抜ける隙がない。ファラ様の双剣はわたくしの動きを封じるように、じわじわと追い詰めはじめる。決して激しい剣戟というわけではないけれど、油断出来ない。ファラ様はアルタードを倒す術を探っている。近接攻撃でレムレスの援護を封じている今は、その第一段階だ。
「にゃはっ。利き腕が使えない分、手数が減ってるな」
使えるのは左腕と両脚のみ。アルタードの頭部を使うのはあまり現実的ではない。
「右腕の損傷が利いているのかぁああああっ!??? アルタード、防戦一方だぁあああああっ! じわじわと追い詰められていきまぁあああああす!」
足許でアルフェ様が生み出した水が飛沫を上げて揺れている。ヌメリンの砂煙攻撃のように水飛沫を上げて目眩ましに使うのは、多分意味がない。ファラ様にはそのひとつひとつが見えてしまうからだ。蹴り出した方の脚が双剣で叩き落とされるかもしれないし、軸足を薙ぎ払われるかもしれない。やはり今は動けない。
この距離には死角がない。間合いを詰めてはいるけれど、レスヴァールの映像盤にはアルタードの全貌が見えているはずだ。
攻撃を仕掛けてカウンターを入れられたら終わりだ。けれど、防戦一方では勝つことが出来ない。勝つためには、カウンターを入れる隙を出さなければいい。
「アルフェ様! 水を凍らせてください!」
「おっと、その手はもう通用しないよ」
声を聞きつけたレスヴァールが、わたくしの予備動作とほぼ同時に跳躍する。ここまでは想定の内だ。アルフェ様はその隙にレムレスの魔導杖を振るい、大闘技場を満たしている水を凍らせた。
「なんとぉおおおおおっ!!! 水浸しの大闘技場が一転、スケートリンクになったぁああああっ!? またも、無詠唱魔法が炸裂ぅうううううううっ!!!」
アルタードとレスヴァールが二機着地し、衝撃で大闘技場の氷が不規則に割れる。アルフェ様はわざと全て凍らせなかったのだ。
「な……っ」
予想外の出来事にレスヴァールが体勢を崩した。わたくしが狙っていたのはまさにこの一瞬の隙だ。
「はぁあああああああっ!!!!」
アルタードの左脚を軸にして右脚で突き蹴りを繰り出す。
「キタァアアアアアアッ!!! アルタードの猛攻!! 目にも留まらぬ百裂脚が炸裂しておりまぁあああああすッッッッッッ!!!」
ファラ様が双剣で受けるのはわかっている。距離は絶対に取らせてくれない。だから上下左右に打点を変えて双剣の死角になる場所を狙い続けるしかない。
「にゃはっ! 考えたな!」
ファラ様は実に楽しそうだ。魔眼を以てすれば攻撃を全て見切ることができる。予想外の攻撃が来ない限りは。
「アルタード、止まりません!! 何という持久力ぅうううううううっ!!! そして、それらを全て双剣で受け止めるレスヴァアアアアアアアアアルゥウウウウウウッ!!! 驚異的!! 驚異的な二機の激戦が繰り広げられているぅううううううっ!!!!!」
蹴りによる打撃の衝撃で、ファラ様のレスヴァールが少しずつ後ろに押し出されている。不安定な氷の上、いつ割れるともしれない氷の床に大きな罅が入るのを感じる。
「うにゃっ!?」
レスヴァールが大きな亀裂に脚を取られ、アルタードとの距離が僅かに空く。この間合いならば――
わたくしはアルタードの両脚を揃えて膝を落とし、素早く踏み出してレスヴァールに背中から体当たりを浴びせた。
「まあ、そう来るだろうな!」
――見切られていた!
レスヴァールはわたくしの体当たりに合わせて噴射推進装置を短く噴かせ、氷の上に逃れた。
迷っている暇はない。次の一手を繰り出すのみ。
「おおっと! アルタードが大きく体勢を崩したか!?」
崩したのではない。体勢を低く構え、旋脚に切り替えたのだ。足許を払うわたくしの蹴りと同時にレスヴァールが跳躍する。
「まだです!」
わたくしは残されたアルタードの左腕を氷の上に突き立て、噴射推進装置を噴射させた。跳躍して追撃し、浴びせ蹴りを振り抜く。
「ホム!!!!」
ファラ様の叫びがほんの一瞬聞こえた。わたくしの蹴りを受け止めたレスヴァールの双剣の片方が折れている。
わたくしはレスヴァールの双剣を足場にさらに跳躍し、間合いを取ろうと試みる。ファラ様は当然わたくしを追うはずだ。
「あたしの勝ちだ、ホム!」
ファラ様の声は勝利を確信している。全ての攻撃を見切る力量、機兵を操る技術、わたくし一人で戦える相手ではない。
「アルタード大ピンチ! 大ぁああああああいぃいいいいいピンチィイイイイイイイイイイッ!!!!」
ファラ様は迎撃の体勢に入っている。わたくしへの敬意もあるだろう。共に高め合ったあの日々で確実に力をつけたのはファラ様も同じだ。
――嬉しい。
おかしな感覚だ。恐怖よりも嬉しさが勝った。
わたくしは嬉しい。今はなにも怖くない。何故ならわたくしには頼もしい仲間が居るから。
「アルフェ様、今です!」
わたくしが仮に撃墜されたとしても悔いはない。わたくしはアルフェ様を信じて、その攻撃に賭けたのだから。
「にゃんだぁ!?」
「天雷よ、紫電の槍となり敵を穿て。ライトニング・ファランクス!」
アルフェ様の詠唱が、救いの言葉のように響いてくる。アルフェ様の放った雷魔法はさながら雷の槍のように隙間なく降り注ぎ、ファラ様のレスヴァールに殺到する。
「これはぁああああああっ!!! 凄まじい攻撃ィイイイイイイ!!! レスヴァールに逃げ場はない!! 最早これはぁああああああっ!! 回避不能ォオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!」
攻撃を全て見切られているなら、それを上回る攻撃で挑めばいい。アルフェ様のこの広範囲に及ぶライトニング・ファランクスを回避することは絶対に不可能だ。
「そんなのアリかよぉ!!!」
それでも回避行動を決して止めないところがファラ様だ。だが、その動きも虚しくレスヴァールの動きは次第に鈍くなり、やがて沈黙した。
「雷の魔法の直撃を受けたレスヴァールはぁあああああっ!!! 完全に沈黙ぅうううううううっ!!!! 撃墜! 撃墜判定により、リィイインフォオオオオオスのぉおおおおおおおおお!!!!! 逆転!! 逆転勝利ぃいいいいいいいいいいッ!!!!!!」
勝利宣言が響き渡り、足許の氷が割れる。機体が沈むような感覚があったかと思うと、氷の細かな破片がキラキラと宙に浮かび始めた。
「おめでとう、ホムちゃん」
ああ、これはアルフェ様からわたくしへのお祝いなのだ。アルフェ様のおかげで勝てたというのに、なんてお優しいのだろう。
「アルフェ様も、おめでとうございます」
嬉しくて嬉しくて目頭が熱くなる。この勝利はマスターという強い絆で結ばれた、わたくしたちチームの力で手に入れた勝利だ。
0
お気に入りに追加
797
あなたにおすすめの小説
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
オカン公爵令嬢はオヤジを探す
清水柚木
ファンタジー
フォルトゥーナ王国の唯一の後継者、アダルベルト・フォルトゥーナ・ミケーレは落馬して、前世の記憶を取り戻した。
ハイスペックな王太子として転生し、喜んだのも束の間、転生した世界が乙女ゲームの「愛する貴方と見る黄昏」だと気付く。
そして自身が攻略対象である王子だったと言うことも。
ヒロインとの恋愛なんて冗談じゃない!、とゲームシナリオから抜け出そうとしたところ、前世の母であるオカンと再会。
オカンに振り回されながら、シナリオから抜け出そうと頑張るアダルベルト王子。
オカンにこき使われながら、オヤジ探しを頑張るアダルベルト王子。
あげく魔王までもが復活すると言う。
そんな彼に幸せは訪れるのか?
これは最初から最後まで、オカンに振り回される可哀想なイケメン王子の物語。
※ 「第15回ファンタジー小説大賞」用に過去に書いたものを修正しながらあげていきます。その為、今月中には完結します。
※ 追記 今月中に完結しようと思いましたが、修正が追いつかないので、来月初めに完結になると思います。申し訳ありませんが、もう少しお付き合い頂けるとありがたいです。
※追記 続編を11月から始める予定です。まずは手始めに番外編を書いてみました。よろしくお願いします。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
RD令嬢のまかないごはん
雨愁軒経
ファンタジー
辺境都市ケレスの片隅で食堂を営む少女・エリカ――またの名を、小日向絵梨花。
都市を治める伯爵家の令嬢として転生していた彼女だったが、性に合わないという理由で家を飛び出し、野望のために突き進んでいた。
そんなある日、家が勝手に決めた婚約の報せが届く。
相手は、最近ケレスに移住してきてシアリーズ家の預かりとなった子爵・ヒース。
彼は呪われているために追放されたという噂で有名だった。
礼儀として一度は会っておこうとヒースの下を訪れたエリカは、そこで彼の『呪い』の正体に気が付いた。
「――たとえ天が見放しても、私は絶対に見放さないわ」
元管理栄養士の伯爵令嬢は、今日も誰かの笑顔のためにフライパンを握る。
大さじの願いに、夢と希望をひとつまみ。お悩み解決異世界ごはんファンタジー!
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
元ゲーマーのオタクが悪役令嬢? ごめん、そのゲーム全然知らない。とりま異世界ライフは普通に楽しめそうなので、設定無視して自分らしく生きます
みなみ抄花
ファンタジー
前世で死んだ自分は、どうやらやったこともないゲームの悪役令嬢に転生させられたようです。
女子力皆無の私が令嬢なんてそもそもが無理だから、設定無視して自分らしく生きますね。
勝手に転生させたどっかの神さま、ヒロインいじめとか勇者とか物語の盛り上げ役とかほんっと心底どうでも良いんで、そんなことよりチート能力もっとよこしてください。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
【完結】聖女にはなりません。平凡に生きます!
暮田呉子
ファンタジー
この世界で、ただ平凡に、自由に、人生を謳歌したい!
政略結婚から三年──。夫に見向きもされず、屋敷の中で虐げられてきたマリアーナは夫の子を身籠ったという女性に水を掛けられて前世を思い出す。そうだ、前世は慎ましくも充実した人生を送った。それなら現世も平凡で幸せな人生を送ろう、と強く決意するのだった。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
侯爵家の愛されない娘でしたが、前世の記憶を思い出したらお父様がバリ好みのイケメン過ぎて毎日が楽しくなりました
下菊みこと
ファンタジー
前世の記憶を思い出したらなにもかも上手くいったお話。
ご都合主義のSS。
お父様、キャラチェンジが激しくないですか。
小説家になろう様でも投稿しています。
突然ですが長編化します!ごめんなさい!ぜひ見てください!
転生先は盲目幼女でした ~前世の記憶と魔法を頼りに生き延びます~
丹辺るん
ファンタジー
前世の記憶を持つ私、フィリス。思い出したのは五歳の誕生日の前日。
一応貴族……伯爵家の三女らしい……私は、なんと生まれつき目が見えなかった。
それでも、優しいお姉さんとメイドのおかげで、寂しくはなかった。
ところが、まともに話したこともなく、私を気に掛けることもない父親と兄からは、なぜか厄介者扱い。
ある日、不幸な事故に見せかけて、私は魔物の跋扈する場所で見捨てられてしまう。
もうダメだと思ったとき、私の前に現れたのは……
これは捨てられた盲目の私が、魔法と前世の記憶を頼りに生きる物語。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
【完結】貧乏令嬢の野草による領地改革
うみの渚
ファンタジー
八歳の時に木から落ちて頭を打った衝撃で、前世の記憶が蘇った主人公。
優しい家族に恵まれたが、家はとても貧乏だった。
家族のためにと、前世の記憶を頼りに寂れた領地を皆に支えられて徐々に発展させていく。
主人公は、魔法・知識チートは持っていません。
加筆修正しました。
お手に取って頂けたら嬉しいです。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
(完結)もふもふと幼女の異世界まったり旅
あかる
ファンタジー
死ぬ予定ではなかったのに、死神さんにうっかり魂を狩られてしまった!しかも証拠隠滅の為に捨てられて…捨てる神あれば拾う神あり?
異世界に飛ばされた魂を拾ってもらい、便利なスキルも貰えました!
完結しました。ところで、何位だったのでしょう?途中覗いた時は150~160位くらいでした。応援、ありがとうございました。そのうち新しい物も出す予定です。その時はよろしくお願いします。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる