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死んだみたいですね
しおりを挟む「危ない!!」
「バンッ!!」
あ、俺死んだな。
その衝撃音とともに意識はなくなった。
……
「……ん?」
そしてこの夢?から覚めた俺も床に「ドンッ!」と音をたてておちていた。
「殿下!どうかなさいましたか!?あ。おはようございます。では執事を呼んでまいります。」
「……」
そして、騎士と思われる男が部屋をでた。
いや……ここどこ?w今の誰?w
確か俺は、大学にいく道で、幼稚園児の集団の1人が走り出して、車が来てたから…
あ、死んだんだ。
妙にしっくりきたというか納得した。
これ夢か?いや、今流行りの転生なのか。
どちらでもいいか。多分どちらかが夢だ。今見たものを夢とするならリアルすぎるが、きっと夢だ。
今の俺はとりあえず生きていて、まるで中世の外国のような雰囲気が半端ないが、立場的に貴族かなんかなんだろう。
あ、違うか。
殿下と今呼ばれたってことは王子様かな?
笑えねぇ。王子様とか笑えねぇよ、、
夢なら寝れば覚めるか?
そうも思ったが、車にひかれそうになった幼稚園児を庇ったときに打った全身の痛みは今の俺に痛くないのに反応させてくる。
もし夢なら、今の俺は病院で植物状態になっていたりするのだろうか。
いや、客観的に見てあのあたり方は死んだ気がする。しっかりタイヤにも……
考えていると気持ちが悪くなってきた。
そう思ったのと同時に執事が入ってきた。
「殿下おはようございます。それと朝食の用意が整いました。」
……今の俺が誰かわからない状況で返事もできないんだが。
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