122 / 123
第六章:役割
87:隙がない
しおりを挟む
「うーん、困ったな……どうしよう、もう始まってるのかな……?」
時刻は四時五十分。稽古場に到着した私たちだが……鍵がかかっている。え、これどうやって開けるんだろう?
立ち往生していても時間は進む。このままここで待っていたら遅刻したとみなされる恐れがある。どうにかして中に侵入しないと……って、私はなに空き巣みたいな発想をしてるんだ……?
そのとき、オルフェさんが私の隣に並んだ。彼は懐から一枚のカードを取り出して、扉の横に備えられていたセンサーにかざす。するとどうだ、機械的な音がしたと同時に開錠されたようだ。彼は私を見て、微笑む。
「物騒なことを考えていた?」
「そそそ、そんなことないですよ……?」
この人、なにもかもお見通しか。オルフェさんの前で邪な考えはしないようにしよう。いや、見透かされて困るようなことは考えないけど……本当に? 自問自答してしまう辺り、私も悪い大人だね。
オルフェさんの案内で稽古場に向かう。ステージ上には、既にミランダさんがいた。寝起きだからだろうか、ものすごい形相をしている。いや、気が立ってるのは事実だろうけど、寝起きだからってだけじゃない。それはわかる。
なにはともあれ、挨拶から。社会人の基本です。
「おはようございます、本日はよろしくお願い致します」
私の後に続くアイドルたち。これからは自分から挨拶できるようになってね。
ミランダさんは目を細めて私たちを一瞥する。直後、深々とため息。そりゃそうなりますよね。私たち、どこの馬の骨かもわかりませんもんね。ちょっとだけ傷ついたけど。
「今日から五日間、ダンスの基礎を徹底的に叩き込む。五日でダンサーの体になれ。その後にアメリアのボイストレーニングに移る。手抜きするんじゃねぇぞ。本気でやれ、いいな」
「ミランダ、そんな顔をしてはいけないわ」
私たちの背後から、凛と澄んだ声が響いた。振り返れば、小柄な――けれど強い存在感を放つ女性。“スイート・トリック”の歌姫、アメリアさんだった。
彼女は私の傍に歩み寄り、穏やかな笑みを湛える。可愛らしい、というよりは儚く神秘的な印象を抱く笑顔だった。
「ごきげんよう、お嬢さん。先日はお世話になったわね」
「い、いえ! 先日は大変失礼致しました……!」
「いいのよ。『私を知らない方がおかしい』だなんて驕るつもりはないもの」
こんなに小さいのにママと呼びたくなる包容力だな。メンタル壊れてるときに会ったら泣きついてしまいそうな柔らかさを感じる。ぽやぽやしていると、ミランダさんが唸り声をあげた。恐竜みたいだ。
「……あたし、そんな怖い顔してたか?」
「ええ、とても。親の仇でも見たかのような……怒りと憎悪に塗り潰されて、ひどく醜い顔だったわ」
「“スイート・トリック”の花形にそんなこと言えんのはお前だけだよ……ああ、わかったわかった。ま、本気で教えはするけど、威圧的なやり方は良くねぇわな」
ばつが悪そうに髪を掻き乱すミランダさん。な、なんとか空気は和らいだ……のかな? アメリアさんの癒しパワー? オルフェさんを拳で制する人を、言葉一つで鎮められるなんて。
「さ、始めて。私はお嬢さんとお話があるから」
「はぇ? わ、私にですか?」
なんの話だろう? もしかして「私を知らないなんていい度胸してるわね」的な展開だろうか。絞められる? いやいやまさか、エンターテイナーは嘘吐かない……待って、エンターテイナーと嘘吐きにはなんの因果関係もないや。
「行きましょう。後のことはミランダに任せて」
「はいはい、任されましたよ」
「そ、それでは皆さん、よろしくお願い致します!」
アメリアさんに手を引かれ、ステージを後にする。さ、さすがに基礎の段階では死に目を見たりしないよね……? 大丈夫だ、うちのアイドルはヤワじゃない。ちゃんとばっちりこなしてくれるさ。
それより、アメリアさんは私をどこに連れていくつもりなんだろう? 話ってなに? わけもわからず通されたのは、ミランダさんと打ち合わせをした控え室だった。
「どうぞ。楽にして」
「は、はい……それで、お話というのは……?」
「聞かせてほしいの。あなたの目的を」
目的――どの程度まで話していいんだろう。
全部話すのであれば、春暮公演で出番を頂くため。ただ、それを打ち明けるなら“スイート・トリック”の支配人だ。アメリアさんに先に話すのは私の主義に反する。
トレーナーをつける目的としては、アイドルとして必要なスキルを身につけさせたかったから。まずはこれから話す方がいいかな?
「……私、アイドルというエンターテイナーを育てようとしているんです」
「アイドル? 初耳。私たちにトレーナーを頼んでいるし、歌ったり踊ったりするの?」
「歌いながら踊るんです。そうやって、観客に夢と希望を与えるグループのことです」
「素敵ね、応援させてもらうわ」
くすっ、と笑うアメリアさん。表情こそ穏やかなものの、その奥になにが隠れているかは想像できない。アイドル活動が軌道に乗れば“スイート・トリック”を脅かす力だってあるはずだ。
にも関わらず、応援する、だなんて。商売敵になることを想定していない――あるいは、見くびられている? 突っかかったところで、アイドルの魅力を知っているのはこの世界で私しかいないのだ。喧嘩腰になる理由もない。
「それで? あなたはアイドルを育ててなにを為すつもり?」
「なにを為す、って……」
これ、言っていいのかな? 帝国に新しい風を吹かせるためだって。国家機密とかではない……と、思うけど。でも未発表のプロジェクトだし、まだ黙ってた方がいいのかな。
「言えないのかしら?」
「あ、え、えっと……その、アイドルの管理は私の役目ですが、責任者が別におりまして……公になっていないこともあり、目的を口外出来ないんです」
それっぽい言い訳にはなったと思うが、どうだろう。アメリアさんもオルフェさん同様、読めない。表情が全然変わらないのだ。
けれど、ネイトさんとも違う。彼はベースが無表情だから、些細な変化で感情の機微が窺える。ところがアメリアさんは常に笑みを湛えている。その裏に怒りや呆れが隠れていたとしても、それを悟ることができない。ある種、ミランダさんとは違った威圧感があった。
「そう怖がらないで。ただのお喋りのつもりだったの。世界各地を回っている私たちですら、アイドルという仕事は聞いたことがないもの。未知の文化に興味が湧くのは自然なことでしょう?」
「……すみません、詳細に語れなくて……」
「謝らなくていいのよ。謝る必要がないことだもの」
なにを考えているかはわからないけれど、詮索する気はないようだ。ひとまずは安心……とも言えないか。どちらにせよ、公演での出番を賭けた戦争も控えているわけだし。いずれは打ち明けることになる。
アメリアさんはおもむろに壁際のテーブルに向かう。紙コップを手に取って、ポットを操作した。コーヒーのいい香りが漂ってくる。彼女はその一つを私に差し出した。
「早起きして、まだ頭が回らないでしょう? どうぞ、召し上がれ」
「あ、はは……ありがとうございます、いただきます」
正直、朝からいろいろあったから頭は冴えている。けれど好意を無下にするわけにもいかないし、ご馳走になろう。
……え? なにこれ、すごく美味しい……人生が豊かになる味がする……社畜時代に出会いたかったなぁ……。
なぜか涙が流れてくる。アメリアさんは、親指で優しく拭ってくれた。ちょっと待って、そんなイケメンムーブまでかましてくるの? “スイート・トリック”、隙がなさすぎる……。
時刻は四時五十分。稽古場に到着した私たちだが……鍵がかかっている。え、これどうやって開けるんだろう?
立ち往生していても時間は進む。このままここで待っていたら遅刻したとみなされる恐れがある。どうにかして中に侵入しないと……って、私はなに空き巣みたいな発想をしてるんだ……?
そのとき、オルフェさんが私の隣に並んだ。彼は懐から一枚のカードを取り出して、扉の横に備えられていたセンサーにかざす。するとどうだ、機械的な音がしたと同時に開錠されたようだ。彼は私を見て、微笑む。
「物騒なことを考えていた?」
「そそそ、そんなことないですよ……?」
この人、なにもかもお見通しか。オルフェさんの前で邪な考えはしないようにしよう。いや、見透かされて困るようなことは考えないけど……本当に? 自問自答してしまう辺り、私も悪い大人だね。
オルフェさんの案内で稽古場に向かう。ステージ上には、既にミランダさんがいた。寝起きだからだろうか、ものすごい形相をしている。いや、気が立ってるのは事実だろうけど、寝起きだからってだけじゃない。それはわかる。
なにはともあれ、挨拶から。社会人の基本です。
「おはようございます、本日はよろしくお願い致します」
私の後に続くアイドルたち。これからは自分から挨拶できるようになってね。
ミランダさんは目を細めて私たちを一瞥する。直後、深々とため息。そりゃそうなりますよね。私たち、どこの馬の骨かもわかりませんもんね。ちょっとだけ傷ついたけど。
「今日から五日間、ダンスの基礎を徹底的に叩き込む。五日でダンサーの体になれ。その後にアメリアのボイストレーニングに移る。手抜きするんじゃねぇぞ。本気でやれ、いいな」
「ミランダ、そんな顔をしてはいけないわ」
私たちの背後から、凛と澄んだ声が響いた。振り返れば、小柄な――けれど強い存在感を放つ女性。“スイート・トリック”の歌姫、アメリアさんだった。
彼女は私の傍に歩み寄り、穏やかな笑みを湛える。可愛らしい、というよりは儚く神秘的な印象を抱く笑顔だった。
「ごきげんよう、お嬢さん。先日はお世話になったわね」
「い、いえ! 先日は大変失礼致しました……!」
「いいのよ。『私を知らない方がおかしい』だなんて驕るつもりはないもの」
こんなに小さいのにママと呼びたくなる包容力だな。メンタル壊れてるときに会ったら泣きついてしまいそうな柔らかさを感じる。ぽやぽやしていると、ミランダさんが唸り声をあげた。恐竜みたいだ。
「……あたし、そんな怖い顔してたか?」
「ええ、とても。親の仇でも見たかのような……怒りと憎悪に塗り潰されて、ひどく醜い顔だったわ」
「“スイート・トリック”の花形にそんなこと言えんのはお前だけだよ……ああ、わかったわかった。ま、本気で教えはするけど、威圧的なやり方は良くねぇわな」
ばつが悪そうに髪を掻き乱すミランダさん。な、なんとか空気は和らいだ……のかな? アメリアさんの癒しパワー? オルフェさんを拳で制する人を、言葉一つで鎮められるなんて。
「さ、始めて。私はお嬢さんとお話があるから」
「はぇ? わ、私にですか?」
なんの話だろう? もしかして「私を知らないなんていい度胸してるわね」的な展開だろうか。絞められる? いやいやまさか、エンターテイナーは嘘吐かない……待って、エンターテイナーと嘘吐きにはなんの因果関係もないや。
「行きましょう。後のことはミランダに任せて」
「はいはい、任されましたよ」
「そ、それでは皆さん、よろしくお願い致します!」
アメリアさんに手を引かれ、ステージを後にする。さ、さすがに基礎の段階では死に目を見たりしないよね……? 大丈夫だ、うちのアイドルはヤワじゃない。ちゃんとばっちりこなしてくれるさ。
それより、アメリアさんは私をどこに連れていくつもりなんだろう? 話ってなに? わけもわからず通されたのは、ミランダさんと打ち合わせをした控え室だった。
「どうぞ。楽にして」
「は、はい……それで、お話というのは……?」
「聞かせてほしいの。あなたの目的を」
目的――どの程度まで話していいんだろう。
全部話すのであれば、春暮公演で出番を頂くため。ただ、それを打ち明けるなら“スイート・トリック”の支配人だ。アメリアさんに先に話すのは私の主義に反する。
トレーナーをつける目的としては、アイドルとして必要なスキルを身につけさせたかったから。まずはこれから話す方がいいかな?
「……私、アイドルというエンターテイナーを育てようとしているんです」
「アイドル? 初耳。私たちにトレーナーを頼んでいるし、歌ったり踊ったりするの?」
「歌いながら踊るんです。そうやって、観客に夢と希望を与えるグループのことです」
「素敵ね、応援させてもらうわ」
くすっ、と笑うアメリアさん。表情こそ穏やかなものの、その奥になにが隠れているかは想像できない。アイドル活動が軌道に乗れば“スイート・トリック”を脅かす力だってあるはずだ。
にも関わらず、応援する、だなんて。商売敵になることを想定していない――あるいは、見くびられている? 突っかかったところで、アイドルの魅力を知っているのはこの世界で私しかいないのだ。喧嘩腰になる理由もない。
「それで? あなたはアイドルを育ててなにを為すつもり?」
「なにを為す、って……」
これ、言っていいのかな? 帝国に新しい風を吹かせるためだって。国家機密とかではない……と、思うけど。でも未発表のプロジェクトだし、まだ黙ってた方がいいのかな。
「言えないのかしら?」
「あ、え、えっと……その、アイドルの管理は私の役目ですが、責任者が別におりまして……公になっていないこともあり、目的を口外出来ないんです」
それっぽい言い訳にはなったと思うが、どうだろう。アメリアさんもオルフェさん同様、読めない。表情が全然変わらないのだ。
けれど、ネイトさんとも違う。彼はベースが無表情だから、些細な変化で感情の機微が窺える。ところがアメリアさんは常に笑みを湛えている。その裏に怒りや呆れが隠れていたとしても、それを悟ることができない。ある種、ミランダさんとは違った威圧感があった。
「そう怖がらないで。ただのお喋りのつもりだったの。世界各地を回っている私たちですら、アイドルという仕事は聞いたことがないもの。未知の文化に興味が湧くのは自然なことでしょう?」
「……すみません、詳細に語れなくて……」
「謝らなくていいのよ。謝る必要がないことだもの」
なにを考えているかはわからないけれど、詮索する気はないようだ。ひとまずは安心……とも言えないか。どちらにせよ、公演での出番を賭けた戦争も控えているわけだし。いずれは打ち明けることになる。
アメリアさんはおもむろに壁際のテーブルに向かう。紙コップを手に取って、ポットを操作した。コーヒーのいい香りが漂ってくる。彼女はその一つを私に差し出した。
「早起きして、まだ頭が回らないでしょう? どうぞ、召し上がれ」
「あ、はは……ありがとうございます、いただきます」
正直、朝からいろいろあったから頭は冴えている。けれど好意を無下にするわけにもいかないし、ご馳走になろう。
……え? なにこれ、すごく美味しい……人生が豊かになる味がする……社畜時代に出会いたかったなぁ……。
なぜか涙が流れてくる。アメリアさんは、親指で優しく拭ってくれた。ちょっと待って、そんなイケメンムーブまでかましてくるの? “スイート・トリック”、隙がなさすぎる……。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
セクスカリバーをヌキました!
桂
ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。
国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。
ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
貞操逆転世界に転生したのに…男女比一対一って…
美鈴
ファンタジー
俺は隼 豊和(はやぶさ とよかず)。年齢は15歳。今年から高校生になるんだけど、何を隠そう俺には前世の記憶があるんだ。前世の記憶があるということは亡くなって生まれ変わったという事なんだろうけど、生まれ変わった世界はなんと貞操逆転世界だった。これはモテると喜んだのも束の間…その世界の男女比の差は全く無く、男性が優遇される世界ではなかった…寧ろ…。とにかく他にも色々とおかしい、そんな世界で俺にどうしろと!?また誰とも付き合えないのかっ!?そんなお話です…。
※カクヨム様にも投稿しております。内容は異なります。
※イラストはAI生成です
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる