青春は桜のように

日々を無難に無為に過ごす少年、遠藤裕。彼の前にある日、一人の転校生がやってくる。

「きみ、このままだと一生童貞で終わっちゃうよ」

少年にそう告げる少女、桐島梨香は自らを未来からやってきた未来人なのだと名乗る。
梨香は未来の裕を知っていると言い、現在の裕を連れ回そうとする。
その中で何にも興味を抱かなかった裕に、心境の変化が生まれていく。

これは、交錯することがないはずの、二人だけの恋物語。
24h.ポイント 0pt
0
小説 195,570 位 / 195,570件 青春 7,075 位 / 7,075件

あなたにおすすめの小説

5年A組の三学期。

ポケっこ
青春
狂いの5年A組も三学期。5Aでは一日に一回何か可笑しな出来事が起こる。そんな5Aを盛り切りする咲希先生と生徒達の日常を描いた物語。

さよならジーニアス

七井 望月
青春
高校生全国模試一位の秀才である妙本箱根は、勉学において常に頂点であることが強いられている厳格な家庭のもとで育てられた。しかしある日、一人の転校生、芳山理子が彼の目の前に現れる。転校生は完璧超人の帰国子女。しかも美少女!! そんな彼女に、負けることは許されない!?勉学、そして恋愛で!?勉強バカの妙本箱根を取り巻く、青春ストーリーが今、始まる……!

黄昏は悲しき堕天使達のシュプール

Mr.M
青春
『ほろ苦い青春と淡い初恋の思い出は・・  黄昏色に染まる校庭で沈みゆく太陽と共に  儚くも露と消えていく』 ある朝、 目を覚ますとそこは二十年前の世界だった。 小学校六年生に戻った俺を取り巻く 懐かしい顔ぶれ。 優しい先生。 いじめっ子のグループ。 クラスで一番美しい少女。 そして。 密かに想い続けていた初恋の少女。 この世界は嘘と欺瞞に満ちている。 愛を語るには幼過ぎる少女達と 愛を語るには汚れ過ぎた大人。 少女は天使の様な微笑みで嘘を吐き、 大人は平然と他人を騙す。 ある時、 俺は隣のクラスの一人の少女の名前を思い出した。 そしてそれは大きな謎と後悔を俺に残した。 夕日に少女の涙が落ちる時、 俺は彼女達の笑顔と 失われた真実を 取り戻すことができるのだろうか。

感謝の気持ちをいつかまた

おむらいす
青春
特にこれといった才能もない高校ニ年の牧岡杏奈。問題児だらけの学年で、教師が何度も変わってきた。だが、ある時入ってきた大城光は今までと違った。小説が好きという点で仲が良くなった二人。小説を通して深まる仲とは。

アイドルと七人の子羊たち

くぼう無学
青春
 数多くのスターを輩出する 名門、リボルチオーネ高等学校。この学校には、『シャンデリア・ナイト』と呼ばれる、伝統行事があって、その行事とは、世界最大のシャンデリアの下で、世界最高のパフォーマンスを演じた学生たちが、次々に芸能界へ羽ばたいて行くという、夢の舞台。しかしその栄光の影で、この行事を開催できなかったクラスには、一切卒業を認めないという、厳しい校則もあった。金田たち三年C組は、開校以来 類を見ない落ちこぼれのクラスで、三年になった時点で この行事の開催の目途さえ立っていなかった。留年か、自主退学か、すでにあきらめモードのC組に 突如、人気絶頂 アイドル『倉木アイス』が、八木里子という架空の人物に扮して転校して来た。倉木の大ファンの金田は、その変装を見破れず、彼女をただの転校生として見ていた。そんな中 突然、校長からこの伝統行事の実行委員長に任命された金田は、同じく副委員長に任命された転校生と共に、しぶしぶシャンデリア・ナイト実行委員会を開くのだが、案の定、参加するクラスメートはほとんど無し。その場を冷笑して立ち去る九条修二郎。残された時間はあと一年、果たして金田は、開催をボイコットするクラスメートを説得し、卒業式までにシャンデリア・ナイトを開催できるのだろうか。そして、倉木アイスがこのクラスに転校して来た本当の理由とは。

俺と公園のベンチと好きな人

藤谷葵
青春
斉藤直哉は早川香澄に片想い中 公園のベンチでぼんやりと黄昏ているとベンチに話しかけられる 直哉はベンチに悩みを語り、ベンチのおかげで香澄との距離を縮めていく

アンリアルロジック〜偽りの法則〜

いちどめし
青春
「世界が変わるように願ったのは、私だった」 友達作りが苦手で、孤独な高校生活を送ると思われた北沢柑菜の世界は、あやしげなスクールカウンセラーに教えられた「おまじない」によって一変する。 ✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎ 「第四話 boy's side」と「第六話 friend's side」はそれぞれ主人公とは別視点となります。

すべては神様のてのひらのうえ

ゆうひゆかり
青春
私・花房みくるの家にある日不思議な男の子がペットの柴犬を伴って居候としてやってきた。 名前は八雲いづみ君。 彼の手は冷たくて、笑顔はなんだか嘘くさくて、なのに五歳で死んだ双子のお兄ちゃんの面影があたたかくて。 そんな不思議男子・八雲いづみ君がやってきてからというもの、私のまわりには恋の予感が⁈ 友達がカップルになっていくなか、私も八雲君に惹かれていってーー。 となりの芝生って何色ですか⁈