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優しい心は脆く儚いものだ
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ーーーー凛
三鷹が俺の腕の中で眠っている
涙がいくつも流れては落ちてゆく
俺の周りにいる奴らの紹介もしていく
「大丈夫かしら」
そういうのは恋
「大丈夫だよ」
そう言って恋の肩を抱き寄せる愛
「こいつ辛かったんだな」
優しいくそして大きな手で三鷹の頭を撫でるのは雅
「困らせるのが好きなのかなこの末っ子は」
素っ気なくも一番三鷹のことも思う月羽
「泣き顔もゾクゾクするけどこの子が悲しいのは頂けないな」
変態みたいないや,変態なこいつはジャック
「ジャック,締め上げるぞ」
真面目で優しいレイン
俺達はな,三鷹
お前が大好きなんだぞ
家族思いで優しくそして脆い心を持つお前が大切なんだ
俺たちにも話していない秘密がある
だから早く
俺たちに心を許してくれ
すやすやと眠る三鷹の顔はあどけない女の子の顔をしていた
ーーーー凛完
甘い香りに俺はすっと目を開く
俺はずっと家族ばかり考えていた
なぜなら
大切だったから
だけど
その他にいたはず
俺は………弱い
筋トレをしに下の階へ行くと凛と他の二人がいた
俺は気にせず筋トレを開始する
腹筋から背筋
ウォーキングから胸筋も
すると
「あまり無理すんな」
と
大きな手が俺の頭に乗る
俺は軽く睨みつつも
「無理なんかしてない」
と答えたら
そいつは笑って
「喋ってくれたな」
と
嬉しそうにしている
「俺は雅だ」
「三鷹」
俺は筋トレに集中する
が
肩が痛くなったから止めた
「ほら見ろ」
「元気にやるのはいいことだが無理はいけないな!」
凛の言葉に顔を上げる
睨みもなくただ見つめた
凛はキョトンとして見つめ合う
「…何見つめ合ってんの」
真ん中に入り俺の目を見つめる彼
「肩貸して」
「別に一人で「いいから」」
俺は渋々肩を出すと綺麗に包帯を巻いていく彼
「僕は月羽」
名乗るのか
「………そうか」
俺は頷く
「何?」
「いや,あんがとな」
俺は欠伸してピアスを揺らす
ピアスはもう何個も空いている
髪の毛は銀髪生まれつきな
目は………
「今日はピンクか」
ピンクは愛して欲しいとか愛してるだっけな
やめてほしい
俺はまだ
あいつらを信じてはいけない
「ッ」
「「どーしたの?」」
「は,誰だ!」
不意にかけられた声に睨むと二人の男女がいた
ぐらつく視界に何とか堪える
「休もう?」
「無理はいけないわよ!」
俺の両脇を持って運ばれる
なんなんだ
二人は恋と愛
双子らしい
俺はじっと紅茶を見つめ匂いを嗅ぐ
「美味い」
「やだ!ありがと」
どっちだ
「恋の入れたのは美味しいからね」
「ありがと」
カップルか
「クッキーも紅茶が入ってるな」
「よく分かったね,さすがだよ」
いや見てわかる
「べつに」
「何個か包んであげるから食べて」
「ありがと」
ワクワクしながら包んでいるのを待つ
「甘いの好きなの?」
「………作るのも好きだ」
少し恥ずかしくて微笑む
ピシリと固まる二人
同時に来ていた奴らも固まっていた
は,しまった!
「何でもない!部屋へ行く」
バタバタと走り去る
皆が思ったこと
それは
可愛い
だった
三鷹が俺の腕の中で眠っている
涙がいくつも流れては落ちてゆく
俺の周りにいる奴らの紹介もしていく
「大丈夫かしら」
そういうのは恋
「大丈夫だよ」
そう言って恋の肩を抱き寄せる愛
「こいつ辛かったんだな」
優しいくそして大きな手で三鷹の頭を撫でるのは雅
「困らせるのが好きなのかなこの末っ子は」
素っ気なくも一番三鷹のことも思う月羽
「泣き顔もゾクゾクするけどこの子が悲しいのは頂けないな」
変態みたいないや,変態なこいつはジャック
「ジャック,締め上げるぞ」
真面目で優しいレイン
俺達はな,三鷹
お前が大好きなんだぞ
家族思いで優しくそして脆い心を持つお前が大切なんだ
俺たちにも話していない秘密がある
だから早く
俺たちに心を許してくれ
すやすやと眠る三鷹の顔はあどけない女の子の顔をしていた
ーーーー凛完
甘い香りに俺はすっと目を開く
俺はずっと家族ばかり考えていた
なぜなら
大切だったから
だけど
その他にいたはず
俺は………弱い
筋トレをしに下の階へ行くと凛と他の二人がいた
俺は気にせず筋トレを開始する
腹筋から背筋
ウォーキングから胸筋も
すると
「あまり無理すんな」
と
大きな手が俺の頭に乗る
俺は軽く睨みつつも
「無理なんかしてない」
と答えたら
そいつは笑って
「喋ってくれたな」
と
嬉しそうにしている
「俺は雅だ」
「三鷹」
俺は筋トレに集中する
が
肩が痛くなったから止めた
「ほら見ろ」
「元気にやるのはいいことだが無理はいけないな!」
凛の言葉に顔を上げる
睨みもなくただ見つめた
凛はキョトンとして見つめ合う
「…何見つめ合ってんの」
真ん中に入り俺の目を見つめる彼
「肩貸して」
「別に一人で「いいから」」
俺は渋々肩を出すと綺麗に包帯を巻いていく彼
「僕は月羽」
名乗るのか
「………そうか」
俺は頷く
「何?」
「いや,あんがとな」
俺は欠伸してピアスを揺らす
ピアスはもう何個も空いている
髪の毛は銀髪生まれつきな
目は………
「今日はピンクか」
ピンクは愛して欲しいとか愛してるだっけな
やめてほしい
俺はまだ
あいつらを信じてはいけない
「ッ」
「「どーしたの?」」
「は,誰だ!」
不意にかけられた声に睨むと二人の男女がいた
ぐらつく視界に何とか堪える
「休もう?」
「無理はいけないわよ!」
俺の両脇を持って運ばれる
なんなんだ
二人は恋と愛
双子らしい
俺はじっと紅茶を見つめ匂いを嗅ぐ
「美味い」
「やだ!ありがと」
どっちだ
「恋の入れたのは美味しいからね」
「ありがと」
カップルか
「クッキーも紅茶が入ってるな」
「よく分かったね,さすがだよ」
いや見てわかる
「べつに」
「何個か包んであげるから食べて」
「ありがと」
ワクワクしながら包んでいるのを待つ
「甘いの好きなの?」
「………作るのも好きだ」
少し恥ずかしくて微笑む
ピシリと固まる二人
同時に来ていた奴らも固まっていた
は,しまった!
「何でもない!部屋へ行く」
バタバタと走り去る
皆が思ったこと
それは
可愛い
だった
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