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第三話
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今日も今日とて僕は霊に取り憑かれていた。清めの塩は持っているが、流石に図書館では使えない。
大学の図書館は学生たちがほとんどの利用者だが、市立図書館ともなってくるとその利用者は実に様々だ。子どもから老人まで幅広い年代の人々がいて、人がいればいるほど、その分いろんなモノが集まりやすい。
レポートを書くためにどうしても市立図書館でしか貸し出していない本が必要だった。大学の図書館で取り寄せてもらうことも可能だったがそれだと時間がかかる。ギリギリに提出するなんてことにはなりたくないためにやって来たのはいいが、取り憑かれるぐらいなら大人しく取り寄せてもらった方が良かったかもしれない。
でも、悪いモノは他の場所に比べると圧倒的に少ない。今僕に取り憑いているモノは悪いモノとも言えないので対処に困っていた。
「……読みたい本がある?……ああ、わかった。探すから大人しくしておいてくれ」
頭の中に響いて来る声に返事をする。側から見たら一人で喋っているヤバい奴だけれど、この通路には人がいないので気にしない。
どうやら僕に取り憑いている霊は生前好きだった本が読みたいらしい。
検索機へと向かう途中、たたたっ、と軽やかな足音が聞こえて来た。
そうかと思えば、後ろから体当たりをされた。突然の衝撃に足がたたらを踏んだが、何とか堪える。衝撃に耐えられなかった霊だけが、地面へと転がった。
「いてて……一体何……」
後ろを振り向けば青色と目が合った。
僕と目を合わせた晴多がぶんぶんと尻尾を振る。わんっと元気よく吠えたので、僕は思わず人差し指を口元に持っていって「しーっ」と言う。きょとんとした晴多が首を傾げた。
「……ああ、そっか。晴多の声は普通の人には聞こえないから良いのか」
近寄って来た晴多の首元を撫でてやる。……いやだって、「撫でて」と言わんばかりに上を向いたので。
もしかして霊が取り憑いていた僕を助けようとしてくれたのかもしれない。
「よしよしよーし」
柔らかな毛を撫でていると心が和む。
「何が『よしよしよーし』だ!」
不意に後ろから声が聞こえて来た。振り返るとそこにいたのは子ども……否、子どもの霊だ。僕に取り憑いていた奴である。
「この犬め!」
「あ、こらっ!」
霊が晴多を殴ろうとしたので慌てて止める。晴多はうーうーと唸っている。
じたばたする子どもを止めるのは大変だった。普通、子どもが犬を見たら「わー、可愛いー!」ってなるものじゃないのか?
睨み合う一人と一匹の相性は最悪そうだ。
「ちゃんと本を探してやるから大人しくしていろって」
「むー」
膨れっ面になりながらも霊は頷いた。
今度は晴多に声を掛ける。
「というか晴多、君がここにいるってことは、比嘉さんも図書館にいるってこと?」
そう問えば、返事をするように晴多が鳴いた。そして、くるりと身を翻した。
少し歩いて振り返ってこちらを見て来る。まるで「ついて来い」と言っているようだ。
――検索機もあっちにあるしついて行ってみるか。
僕は霊を引っ張って晴多の後を追った。
「あれ、宇津保くん」
晴多の行く先にはやはり比嘉さんがいた。
白いシャツに動きやすいように黒いズボンを履いている。そして緑色のエプロンをしていて、ちょうど本を棚に戻している最中だった。
「比嘉さん、ここで働いているんですか?」
「うん、そうなの……そちらの子は?」
比嘉さんが霊を見遣る。恥ずかしいのか僕の後ろに隠れた霊に変わって僕は答えた。
「何か、読みたい本があるからって取り憑かれていて……そしたら、晴多がまた助けてくれたんです」
「そうだったの」
偉いねと比嘉さんが晴多を褒めた。ふす、と鼻を鳴らした晴多は何処か誇らしげである。
「それで、君はどんな本が読みたいのかな?」
比嘉さんが目線を合わせて霊に問うた。ほら、と霊の肩を押して促してやる。
「女の子が、キツネのぬいぐるみとお出かけする絵本」
「うーん、とあの本かな?ちょっと待っていてね」
そう言って、比嘉さんが本を探しに行った。
――タイトルを言った訳ではないのに、わかるんだ……。
凄いと素直に思った。
暫くして比嘉さんは一冊の絵本を持って来た。霊が言ったように女の子とキツネのぬいぐるみが表紙に描かれていた。
「これ!」
「ふふ、合っていたようで良かった。あ、こっちにおいで」
比嘉さんが手招きをする。当たり前のように晴多がついていくので、僕たちも後に続いた。
「ここなら、あまり人が来ないから」
どうぞと比嘉さんが椅子を引いた。霊は嬉しそうにそこに座る。
「ありがとう」
「どういたしまして。ごゆっくり」
そうして僕たちは霊と別れた。ぱらぱらと絵本をめくる音が耳に残った。
移動している最中に、比嘉さんが小さな声で言う。
「宇津保くんは優しいですね。霊の願いを聞いてあげるなんて」
「たまたまです。いつもはこんな面倒見良くないですよ?」
「それでも、優しいですよ」
緩やかに微笑みながら言われて何だか恥ずかしくなった。
僕は誤魔化すように携帯端末を取り出す。
「あの、僕も探している資料があるんですけど……」
「それじゃあ、検索機のところに行きましょうか」
すると、床で寝そべっていた晴多がすっくと立ち上がった。ふんっと鼻を鳴らして、またもや「ついて来い」と言わんばかりに先導する。
――流石に検索機の場所はわかるよ?
なんて、張り切っている晴多には言えなかった。
大学の図書館は学生たちがほとんどの利用者だが、市立図書館ともなってくるとその利用者は実に様々だ。子どもから老人まで幅広い年代の人々がいて、人がいればいるほど、その分いろんなモノが集まりやすい。
レポートを書くためにどうしても市立図書館でしか貸し出していない本が必要だった。大学の図書館で取り寄せてもらうことも可能だったがそれだと時間がかかる。ギリギリに提出するなんてことにはなりたくないためにやって来たのはいいが、取り憑かれるぐらいなら大人しく取り寄せてもらった方が良かったかもしれない。
でも、悪いモノは他の場所に比べると圧倒的に少ない。今僕に取り憑いているモノは悪いモノとも言えないので対処に困っていた。
「……読みたい本がある?……ああ、わかった。探すから大人しくしておいてくれ」
頭の中に響いて来る声に返事をする。側から見たら一人で喋っているヤバい奴だけれど、この通路には人がいないので気にしない。
どうやら僕に取り憑いている霊は生前好きだった本が読みたいらしい。
検索機へと向かう途中、たたたっ、と軽やかな足音が聞こえて来た。
そうかと思えば、後ろから体当たりをされた。突然の衝撃に足がたたらを踏んだが、何とか堪える。衝撃に耐えられなかった霊だけが、地面へと転がった。
「いてて……一体何……」
後ろを振り向けば青色と目が合った。
僕と目を合わせた晴多がぶんぶんと尻尾を振る。わんっと元気よく吠えたので、僕は思わず人差し指を口元に持っていって「しーっ」と言う。きょとんとした晴多が首を傾げた。
「……ああ、そっか。晴多の声は普通の人には聞こえないから良いのか」
近寄って来た晴多の首元を撫でてやる。……いやだって、「撫でて」と言わんばかりに上を向いたので。
もしかして霊が取り憑いていた僕を助けようとしてくれたのかもしれない。
「よしよしよーし」
柔らかな毛を撫でていると心が和む。
「何が『よしよしよーし』だ!」
不意に後ろから声が聞こえて来た。振り返るとそこにいたのは子ども……否、子どもの霊だ。僕に取り憑いていた奴である。
「この犬め!」
「あ、こらっ!」
霊が晴多を殴ろうとしたので慌てて止める。晴多はうーうーと唸っている。
じたばたする子どもを止めるのは大変だった。普通、子どもが犬を見たら「わー、可愛いー!」ってなるものじゃないのか?
睨み合う一人と一匹の相性は最悪そうだ。
「ちゃんと本を探してやるから大人しくしていろって」
「むー」
膨れっ面になりながらも霊は頷いた。
今度は晴多に声を掛ける。
「というか晴多、君がここにいるってことは、比嘉さんも図書館にいるってこと?」
そう問えば、返事をするように晴多が鳴いた。そして、くるりと身を翻した。
少し歩いて振り返ってこちらを見て来る。まるで「ついて来い」と言っているようだ。
――検索機もあっちにあるしついて行ってみるか。
僕は霊を引っ張って晴多の後を追った。
「あれ、宇津保くん」
晴多の行く先にはやはり比嘉さんがいた。
白いシャツに動きやすいように黒いズボンを履いている。そして緑色のエプロンをしていて、ちょうど本を棚に戻している最中だった。
「比嘉さん、ここで働いているんですか?」
「うん、そうなの……そちらの子は?」
比嘉さんが霊を見遣る。恥ずかしいのか僕の後ろに隠れた霊に変わって僕は答えた。
「何か、読みたい本があるからって取り憑かれていて……そしたら、晴多がまた助けてくれたんです」
「そうだったの」
偉いねと比嘉さんが晴多を褒めた。ふす、と鼻を鳴らした晴多は何処か誇らしげである。
「それで、君はどんな本が読みたいのかな?」
比嘉さんが目線を合わせて霊に問うた。ほら、と霊の肩を押して促してやる。
「女の子が、キツネのぬいぐるみとお出かけする絵本」
「うーん、とあの本かな?ちょっと待っていてね」
そう言って、比嘉さんが本を探しに行った。
――タイトルを言った訳ではないのに、わかるんだ……。
凄いと素直に思った。
暫くして比嘉さんは一冊の絵本を持って来た。霊が言ったように女の子とキツネのぬいぐるみが表紙に描かれていた。
「これ!」
「ふふ、合っていたようで良かった。あ、こっちにおいで」
比嘉さんが手招きをする。当たり前のように晴多がついていくので、僕たちも後に続いた。
「ここなら、あまり人が来ないから」
どうぞと比嘉さんが椅子を引いた。霊は嬉しそうにそこに座る。
「ありがとう」
「どういたしまして。ごゆっくり」
そうして僕たちは霊と別れた。ぱらぱらと絵本をめくる音が耳に残った。
移動している最中に、比嘉さんが小さな声で言う。
「宇津保くんは優しいですね。霊の願いを聞いてあげるなんて」
「たまたまです。いつもはこんな面倒見良くないですよ?」
「それでも、優しいですよ」
緩やかに微笑みながら言われて何だか恥ずかしくなった。
僕は誤魔化すように携帯端末を取り出す。
「あの、僕も探している資料があるんですけど……」
「それじゃあ、検索機のところに行きましょうか」
すると、床で寝そべっていた晴多がすっくと立ち上がった。ふんっと鼻を鳴らして、またもや「ついて来い」と言わんばかりに先導する。
――流石に検索機の場所はわかるよ?
なんて、張り切っている晴多には言えなかった。
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