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第八話 河童(二)
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「……あ、来た来た」
ぼくにとっては長いようで、でも実際には短い時間が経った時、管狐が嬉しそうに尻尾を振った。
管狐の視線の先にいたのは、まさに先程ぼくが思い浮かべていたその人だった。
「……つゆりさん?」
「え、にきくん?」
――フラグ回収おめでとう。
心の中でぼくは泣いた。
ぼくを認めるや否や、驚いた様子でつゆりさんが駆けて来た。
どうしたんですか、とつゆりさんが首を傾げる。艶やかな黒髪がさらりと肩から零れ落ちた。
場違いにもそれが綺麗だなぁと思っていたら、笑い声が聞こえてきた。
言わずもがな、笑い声の主は管狐である。隠すこともせず奴はけたけたと笑っていた。
じろりと管狐を睨むが効果はない。うん、知ってた。
全く、と悪態を吐いた後、ぼくはつゆりさんにこうなっている経緯を説明した。
「そうだっだんですね……でも、もう大丈夫です。直ぐに助けますから」
つゆりさんはそう言って、徐に鞄の中に手を入れた。何を取り出すのだろうかとじっと見つめていると、そこから出てきたものは――
「……ペットボトル?」
そう。何処にでもあるペットボトルだった。その中身は無色透明で、ジュースではなさそうだ。
つゆりさんは蓋を開けて、ぼくの後ろに回り込む。何もすることができず、事の成り行きをただただ見守っていると、彼女はその透明な液体を河童の頭の上にある皿にかけ始めた。
「何かけているの?」
「何って、さっきの河童の台詞から考えて、ただの水に決まっているでしょ。にきって馬鹿なの?ああ、馬鹿だったね」
「五月蝿いぞ管狐」
「二人とも喧嘩しないでください。あと、にきくん。もう立ち上がっても大丈夫ですよ」
「あ、うん」
言われてみれば、足からいつの間にか手が離れていた。
直ぐに立ち上がって、服についた砂を払い落とす。買い物袋の中身を確認していると、「わー、服汚したー。まつなに怒られるぞー」と管狐が茶化してきた。
「お前なぁ……ぼくのこと助けるとか言って、結局助けてくれたのはつゆりさんじゃないか」
「あ、河童が目を覚ましたみたいだよ」
「おい聞けよ」
突っ込んだが軽く流されてしまった。
悲しいことこの上ない。まあ、今はそんなことよりも、河童の様子を見る方が先か。
「うう……」
「大丈夫ですか?」
小さく唸り声を上げた河童に、つゆりさんが甲斐甲斐しく声をかけた。少しそれが羨ましいなんてそんな思いは今は心の中にしまっておくとして。
ゆっくりと目を開けた河童が、きょろきょろと辺りを見回す。そして、ぼくたちを認めると、ああ、と合点がついたようだ。体を起こして、ぽん、と一つ頭の皿を叩いた。
「お嬢さん、水をかけてくれてありがとうございやした。おかげで生き返ったっす」
「いえいえ、気にしないでください」
「そっちのお方も、足を引っ張ってしまってすいませんでした。いやぁ、一応お嬢さんが水を持ってきてくれるって言ったんすけどね。早くしないとおいらくたばってしまうんじゃないかと思ったら、ついつい掴んでしまったんす」
「いえいえ、気にしないでー」
「何で管狐が答えるんだよ」
突っ込むぼくと顔を逸らす管狐を見て、つゆりさんがふふっと小さく笑う。
「皆さん、仲良いんっすねぇ」
河童が目元を緩めて頷いた。
何となく気恥ずかしくなって、ぼくは頬を掻いた。
みんなで近くの日陰に移動して、ぼくは河童に訊ねる。
「河童はどうしてあんなところで倒れていたんだ?」
訊けば先程まで笑っていた河童の表情が曇った。……もしかして、いやもしかしなくても地雷だったのだろうか。
ぼくは慌てて取って付けたかのように言葉を口にした。
「あ、言いたくないなら言わなくていいから」
「いえ、大丈夫っすよ。ちょっと悲しくなっただけなんで」
「悲しくなった?」
「実は、住んでいた川が埋め立てられてしまいましてね。それで、何処か住める場所がないか探していたんす。でも、なかなか見つからなくて……気づいた時には頭の皿の水が乾いてしまって、皆さんも知っての通りぶっ倒れてしまったんすよ」
最後の方は照れくさそうだった。でも、倒れていた訳を話してくれた河童は何処か悲痛そうで。
……当たり前か。自分の住処を、自分が安らげる空間を失ってしまったのだから。帰る場所がないのは酷く悲しくて虚しいだろう。
「まあ、今のご時世、おいらのように住処を追われるモノたちは少なくはありませんけどね」
河童の言うとおり、土地開発の為に木が切り倒されたり、川が埋め立てられたりするのは稀なことではない。
事実、住処を追われるモノたちもいるのだということを、ぼくはばあちゃんから聞いていた。
その中には逃げることも許されず、はたまた自ら望んで、そのまま土地と共に朽ち果てて行くモノたちがいるのだということも。
でも、その事実を知っていたとしてもぼくにはどうすることもできない。
この川は河童の住処だから埋め立てないでほしいと言ったところで、視えない人たちにとってはただの滑稽話としか思えないだろう。
例え、誰かの助力を得て埋め立てを阻止できたとしても、それは単なる一過性のものにすぎない。これから先、もっと土地開発が進んでいくことだろう。その流れを止めることなんて、そんなこと誰にもできないのだ。
「そんな顔しなくてもいいんすよ」
よくあることなんすから、と河童が力なく笑った。
確かに……確かにそうだけど。
「河童は、人間を恨んだりはしてないの?」
気づいた時にはそう訊いていた。
彼らにとっては、人間の都合で住処を追い出されたのだ。恨んでも仕方が無いことだと思う。
「確かに、人間を恨むモノもいるんでしょうけど……おいらは、別に恨んだりはしていないっす。人間だって、必死で生きているっす。自分たちの生活を豊かにしたいと思うのは当たり前のことなんすから、怒るに怒れないっすよ。だって、普通の人間においらたちの姿は視えないし、声も聞こえないんすから」
河童は笑っていたが、その姿はとても寂しげで。
でも、ぼくは何もしてあげられない。無力な自分が情けなくて嫌になる。
ぼくが自分の無力さに苛まれていたその時――
「大丈夫です。私たちにはちゃんと河童さんが視えています。声だってちゃんと聞こえています」
河童の目を真っ直ぐに見つめて、はきはきとつゆりさんが告げる。そして、「ね?にきくん」とぼくの方を振り向いた。
ぼくははっとしてつゆりさんを見た。彼女は優しく微笑んでいた。
そうだ、ぼくにだってできることがあるんだ。
「ぼくには話を聞くことしかできないけどさ、それで少しでも河童が楽になれるなら、いつだって話を聞くよ。そんなことしかできなくて申し訳ないけど……」
「……いえ、そんなことないっす。ずっと……ずっと一人で旅をしてきて、話し相手なんていなかったっすから」
ありがとうございやす。
河童の声は少し涙ぐんでいた。
その様子を見て、ぼくとつゆりさんは顔を見合わせて顔を緩めた。
「それで、河童の住む場所はどうするの?」
と、ここで管狐の言葉に現実に戻された。
うーん、とみんなで唸れば、「それならさ」と管狐がぽんと一つ手を、もとい尻尾を打った。
「隣町の池はどう?あそこならそこそこ広いし、住んでいる奴らも気が良い奴らばかりだから、事情を話せば受け入れてくれると思うよ」
「そうですね。皆さん優しいのできっと大丈夫だと思います」
管狐とつゆりさんが頷き合った。
生憎、ここに来て日が浅いぼくにはその池の場所もそこに棲んでいるあやかしたちのこともわからない。
「え、いいんすか?」
河童がぱちくりと目を瞬かせた。管狐が「まあ、あいつら次第だけどねー。先に行って話してくるよー」と答えてどろん、と消えた。
「それでは、私たちも参りましょうか。早くしないと日も沈んでしまいますし」
「そうだね」
「はいっす」
つゆりさんに促されて、ぼくたちは隣町の池へと向かうべく歩き始める。
……と、その前に。
「ごめん、先に荷物をばあちゃんに届けてきてもいい?」
ぼくは買い物袋を掲げつつ、苦笑いした。
ぼくにとっては長いようで、でも実際には短い時間が経った時、管狐が嬉しそうに尻尾を振った。
管狐の視線の先にいたのは、まさに先程ぼくが思い浮かべていたその人だった。
「……つゆりさん?」
「え、にきくん?」
――フラグ回収おめでとう。
心の中でぼくは泣いた。
ぼくを認めるや否や、驚いた様子でつゆりさんが駆けて来た。
どうしたんですか、とつゆりさんが首を傾げる。艶やかな黒髪がさらりと肩から零れ落ちた。
場違いにもそれが綺麗だなぁと思っていたら、笑い声が聞こえてきた。
言わずもがな、笑い声の主は管狐である。隠すこともせず奴はけたけたと笑っていた。
じろりと管狐を睨むが効果はない。うん、知ってた。
全く、と悪態を吐いた後、ぼくはつゆりさんにこうなっている経緯を説明した。
「そうだっだんですね……でも、もう大丈夫です。直ぐに助けますから」
つゆりさんはそう言って、徐に鞄の中に手を入れた。何を取り出すのだろうかとじっと見つめていると、そこから出てきたものは――
「……ペットボトル?」
そう。何処にでもあるペットボトルだった。その中身は無色透明で、ジュースではなさそうだ。
つゆりさんは蓋を開けて、ぼくの後ろに回り込む。何もすることができず、事の成り行きをただただ見守っていると、彼女はその透明な液体を河童の頭の上にある皿にかけ始めた。
「何かけているの?」
「何って、さっきの河童の台詞から考えて、ただの水に決まっているでしょ。にきって馬鹿なの?ああ、馬鹿だったね」
「五月蝿いぞ管狐」
「二人とも喧嘩しないでください。あと、にきくん。もう立ち上がっても大丈夫ですよ」
「あ、うん」
言われてみれば、足からいつの間にか手が離れていた。
直ぐに立ち上がって、服についた砂を払い落とす。買い物袋の中身を確認していると、「わー、服汚したー。まつなに怒られるぞー」と管狐が茶化してきた。
「お前なぁ……ぼくのこと助けるとか言って、結局助けてくれたのはつゆりさんじゃないか」
「あ、河童が目を覚ましたみたいだよ」
「おい聞けよ」
突っ込んだが軽く流されてしまった。
悲しいことこの上ない。まあ、今はそんなことよりも、河童の様子を見る方が先か。
「うう……」
「大丈夫ですか?」
小さく唸り声を上げた河童に、つゆりさんが甲斐甲斐しく声をかけた。少しそれが羨ましいなんてそんな思いは今は心の中にしまっておくとして。
ゆっくりと目を開けた河童が、きょろきょろと辺りを見回す。そして、ぼくたちを認めると、ああ、と合点がついたようだ。体を起こして、ぽん、と一つ頭の皿を叩いた。
「お嬢さん、水をかけてくれてありがとうございやした。おかげで生き返ったっす」
「いえいえ、気にしないでください」
「そっちのお方も、足を引っ張ってしまってすいませんでした。いやぁ、一応お嬢さんが水を持ってきてくれるって言ったんすけどね。早くしないとおいらくたばってしまうんじゃないかと思ったら、ついつい掴んでしまったんす」
「いえいえ、気にしないでー」
「何で管狐が答えるんだよ」
突っ込むぼくと顔を逸らす管狐を見て、つゆりさんがふふっと小さく笑う。
「皆さん、仲良いんっすねぇ」
河童が目元を緩めて頷いた。
何となく気恥ずかしくなって、ぼくは頬を掻いた。
みんなで近くの日陰に移動して、ぼくは河童に訊ねる。
「河童はどうしてあんなところで倒れていたんだ?」
訊けば先程まで笑っていた河童の表情が曇った。……もしかして、いやもしかしなくても地雷だったのだろうか。
ぼくは慌てて取って付けたかのように言葉を口にした。
「あ、言いたくないなら言わなくていいから」
「いえ、大丈夫っすよ。ちょっと悲しくなっただけなんで」
「悲しくなった?」
「実は、住んでいた川が埋め立てられてしまいましてね。それで、何処か住める場所がないか探していたんす。でも、なかなか見つからなくて……気づいた時には頭の皿の水が乾いてしまって、皆さんも知っての通りぶっ倒れてしまったんすよ」
最後の方は照れくさそうだった。でも、倒れていた訳を話してくれた河童は何処か悲痛そうで。
……当たり前か。自分の住処を、自分が安らげる空間を失ってしまったのだから。帰る場所がないのは酷く悲しくて虚しいだろう。
「まあ、今のご時世、おいらのように住処を追われるモノたちは少なくはありませんけどね」
河童の言うとおり、土地開発の為に木が切り倒されたり、川が埋め立てられたりするのは稀なことではない。
事実、住処を追われるモノたちもいるのだということを、ぼくはばあちゃんから聞いていた。
その中には逃げることも許されず、はたまた自ら望んで、そのまま土地と共に朽ち果てて行くモノたちがいるのだということも。
でも、その事実を知っていたとしてもぼくにはどうすることもできない。
この川は河童の住処だから埋め立てないでほしいと言ったところで、視えない人たちにとってはただの滑稽話としか思えないだろう。
例え、誰かの助力を得て埋め立てを阻止できたとしても、それは単なる一過性のものにすぎない。これから先、もっと土地開発が進んでいくことだろう。その流れを止めることなんて、そんなこと誰にもできないのだ。
「そんな顔しなくてもいいんすよ」
よくあることなんすから、と河童が力なく笑った。
確かに……確かにそうだけど。
「河童は、人間を恨んだりはしてないの?」
気づいた時にはそう訊いていた。
彼らにとっては、人間の都合で住処を追い出されたのだ。恨んでも仕方が無いことだと思う。
「確かに、人間を恨むモノもいるんでしょうけど……おいらは、別に恨んだりはしていないっす。人間だって、必死で生きているっす。自分たちの生活を豊かにしたいと思うのは当たり前のことなんすから、怒るに怒れないっすよ。だって、普通の人間においらたちの姿は視えないし、声も聞こえないんすから」
河童は笑っていたが、その姿はとても寂しげで。
でも、ぼくは何もしてあげられない。無力な自分が情けなくて嫌になる。
ぼくが自分の無力さに苛まれていたその時――
「大丈夫です。私たちにはちゃんと河童さんが視えています。声だってちゃんと聞こえています」
河童の目を真っ直ぐに見つめて、はきはきとつゆりさんが告げる。そして、「ね?にきくん」とぼくの方を振り向いた。
ぼくははっとしてつゆりさんを見た。彼女は優しく微笑んでいた。
そうだ、ぼくにだってできることがあるんだ。
「ぼくには話を聞くことしかできないけどさ、それで少しでも河童が楽になれるなら、いつだって話を聞くよ。そんなことしかできなくて申し訳ないけど……」
「……いえ、そんなことないっす。ずっと……ずっと一人で旅をしてきて、話し相手なんていなかったっすから」
ありがとうございやす。
河童の声は少し涙ぐんでいた。
その様子を見て、ぼくとつゆりさんは顔を見合わせて顔を緩めた。
「それで、河童の住む場所はどうするの?」
と、ここで管狐の言葉に現実に戻された。
うーん、とみんなで唸れば、「それならさ」と管狐がぽんと一つ手を、もとい尻尾を打った。
「隣町の池はどう?あそこならそこそこ広いし、住んでいる奴らも気が良い奴らばかりだから、事情を話せば受け入れてくれると思うよ」
「そうですね。皆さん優しいのできっと大丈夫だと思います」
管狐とつゆりさんが頷き合った。
生憎、ここに来て日が浅いぼくにはその池の場所もそこに棲んでいるあやかしたちのこともわからない。
「え、いいんすか?」
河童がぱちくりと目を瞬かせた。管狐が「まあ、あいつら次第だけどねー。先に行って話してくるよー」と答えてどろん、と消えた。
「それでは、私たちも参りましょうか。早くしないと日も沈んでしまいますし」
「そうだね」
「はいっす」
つゆりさんに促されて、ぼくたちは隣町の池へと向かうべく歩き始める。
……と、その前に。
「ごめん、先に荷物をばあちゃんに届けてきてもいい?」
ぼくは買い物袋を掲げつつ、苦笑いした。
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