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第一章 猿型怪獣サルモン星人!!

わたしの身体、ダッチワイフなの?!

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 再び現世に戻ると、わたしはアスファルトの上に倒れていた。
坂の下の街中心部では、巨大怪獣がビルを襲っている。怪獣は二本足で立つ猿のような容貌で、茶色の毛で全身を覆われていた。高さは五階建ビルと同じくらい、20メートルほどだろうか。
 そんな巨大な怪獣がビルに身体を打ちつけていく。一本、また一本とビルが崩れていっていた。

 夢じゃなかったんだわ…

 わたしはただの女の子。圧倒的な力を呆然と見るしかなかった。

(あれは、サルモン星人ね。四半期に一度来る発情期でアタマ馬鹿になってるのね)

 ソラが直接頭の中に話かけてくる。ここまで現実だったとは…頭が痛くなってきた。

「わたし、いまからあんなのやっつけるわけ?」

「やっつけるってのは物騒だわね。サルモン星は宇宙連邦に加盟してるから、ケガさせると後で色々と面倒ね。正気に戻って帰ってもらいましょう)

「どうやって?」

(貴方じゃなくて、私がやるわ。身体の操縦権返して頂戴。その右手に持ったディルドキーを貴方のおま○こにぶちこみなさい。)

 右手を見ると、いつの間にか真っ白い男性器状の『鍵』が握らされている。どこからどうみてもディルドーだ。
「お前は白昼堂々なにを言ってるんだ?痴女か?」

(そう思うのは地球人が未開な証拠よ)

 頭の中でソラのため息が聞こえる。正直頭の中でため息吐くのはやめてほしい。

(痴女という概念は男性社会から女性の性的開放を抑圧するために生まれてきたのよ。上○千○子読みなさいよ。私の星ではトイレでオシッコするように路上で自慰をするのも普通のことよ)

「宇宙人やべーな。。あと上○千○子そんなこと言ってんのか?」

(たぶんね。フェミニスト大体そういうこと言うから。女性の地位が上がれば、自然と宇宙連邦加盟が近づいてくるわよ。子宮に当たるところに生態ユニットが組み込まれてるから、鍵を差し込んだら「どうぞご覧ください」って叫びなさい。それで音声認証後、操縦権が移譲されます)

 どこから突っ込んでいいかわからなくて、頭痛が酷くなってくるな、、
「そもそもなんだけど、わたし処女なんですが?」

(いやいや、この身体、貴方の身体じゃなくて、私が仕事用素体なんで。宇宙怪獣用ダッチワイフなんで)

「はぁー、なにそれ?聞いてないんですけど。わたしの身体がダッチワイフ?」

(貴方の身体は修復中でしょ…宇宙連邦加盟の星の人間の人権は保障されてて、人権の中には性欲権もあるでしょう?未開の土地 地球にはないの?)

「ないわよ、そんなもの」

(や、野蛮ね地球は…性欲が溜まると正常な判断ができなくなるから、宇宙連邦は福祉として性欲の充足をサポートしてるのよ…)
 ソラがまた頭の中でため息を吐いた。

(ほら、こんなんしてる間に貴方達の街どんどん壊れていくわよ)

 意識を怪獣に戻すと、目覚めてから少なくとも五階建てのビル二本は倒壊していた。わたしの日常が壊れていく。

 右手のディルドーをマジマジと見つめる。

 凶々しい形をしている。先端の返しの部分なんて、鏃のようだよ。わたし、これまで指だって入れたことないのに。。

「あとは、なんとかしてくれるんだよね?」

(任せなさいな)

わたしは人目につかないところに入る。スカートをたくし上げて、ショーツをずらすとディルドキーを押し当てた。私のサーモンピンクの膣肉には処女膜などないのだ。初めてのディルドーだというのに、押し当てるだけで、わたしの女の子の穴からはヌメヌメの潤滑剤が分泌されて、ディルドーにいらっしゃいをしている。
 自分の身体じゃないみたいで怖い。
 逡巡している間にも街が破壊される音が聞こえてくる。
 だから、わたしは、思い切って鍵を奥へと差し込んだ。
 わたしのおま○こはちゅぬちちゅるんと音をたて、吸い付くようにディルドーを飲み込む、身体の芯から急激な快感が湧き上がって来て、わたしはプシュっとお潮を吹いた。脚ががくがくいわせながらも、ガニ股ポーズで叫ぶ。

「どうぞ、ご覧ください!」

 わたしの身体は光に包まれていった。
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