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第五章 交渉(仮)
嫉妬
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霜次郎から時折、電話がかかってくれば、結衣は“バイト”に行かなくてはならなくなる。
止めて欲しいと話はしたし、やめてくれると言質はとったが、3回生になって忙しくなっていく学校のことと、結衣の生活のことを考えると、代わりのバイトもすぐにはみつからないのは仕方のないことだ。そうわかってはいても、知らない男の前で、彼女が自身の恥部を晒しだしているのを想像すると、胸が締め付けられる。
“俺の彼女なのに”という気持ちが圭司の胸の内を黒く塗りつぶす。根が童貞なのだと強く実感したし、それを見せないように努めた。「あんまり束縛すると嫌われるぞ」という友人の助言が、圭司の行動を縛る。それでも事あるごとに、束縛心が出てしまう。ある程度は仕方がないことだと自分に言い訳をした。
バイトの日がわかれば、帰宅を待って結衣の部屋に押しかけた。
他の男が結衣の中に欲望の種を播いていやしないかと、おしっこの匂いが残る雌しべのびらびらを舐め上げる。シャワーを入りたがったが、フェロモンが流されるから等と言って入らせなかった。結衣はバイトの日にはクスリを呑む、その効果か、結衣は普段よりも感度が上がるようだった。圭司の嫉妬心で膣内をいっぱいにしながら、陰核を擦り上げると甘い声を上げながら、ぷしゃぷしゃと潮を噴き上げ床を汚す。
「圭司が、不安になる気持ち、わかるよ‥」
結衣はそう言って、圭司の苛立ちを受け入れてくれる。自分のバイトが圭司の気持ちを不安定なものにさせていることに申し訳なさを感じているんだろう。それでも、結衣は圭司がたまに言う「おしっこを飲ませてほしい」というリクエストに応えてくれることはなかった。最初だけだ。
なんでも、知ってる人に見られるのは恥ずかしいのだとか。理解できなかった。「お前が品性を金銭に変えているものを、彼氏の俺にはできないのか」そんな台詞が出て来そうになるのを、圭司は堪えていた。そんなことを言ってしまえば、関係が破綻するのは考えるまでもなく明らかだった。
その日も、圭司は彼女の尿道口を舐めまわして、その残滓を口に含んだ。甘い、果物の匂いがする。
結衣はバイトの前日から桃の香料入りの清涼飲料水を飲んでいた。霜次郎からの支給で、それを飲むことで尿からほんのりと桃の香りがするようになる。栄養ドリンクを飲んだ後に尿からそれの匂いがするのと同じことだという話だった。
その匂いからも、結衣のバイトを感じ取り、悲しくなる。悲しみながらも反応する自分自身に、より一層悲しみは増していく。涙に濡れる自信の股間のモノを乱暴に結衣に突っ込む。
結衣は「んんっ、はぁ」と堪えるように息を吐いた。
結衣の身体は交わる度に馴染んでいく。圭司は溶かされてしまいそうだった。もう、溶けているのではないかと思って、自分の下半身を時折確認してしまうくらいだった。そして、結衣の中に溶けて行ってしまいたかった。
乱暴に腰を振る。振っている、自覚があった。
「ごめん‥」
苦し気な結衣と目があってしまう。反射的に謝罪の言葉が口に出た。
「ぅうん、きもち、いいよ‥」
、顎を突き出して唇を求めて来る結衣に応える。舌を絡めて吸いあった。連動するように、結衣の膣内が収縮する。それに応えるように圭司は腰を前後させて、結衣の膣壁を擦り上げた。
「っ、もう出そうっ」
「うん、出して。出して、いいよ」
びゅるるるうぅ、と膨れ上がった圭司の不安が結衣の中で暴発した。それを結衣が身体全体で飲み込んでくれる。結衣は圭司より30キロも小さいだろう身体で、圭司のことを抱きしめていた。
結衣の中に自身の不安を吐き出して、圭司は気持ちが落ち着いていくの感じる。気が付くと、圭司の瞳が潤んでいた。結衣はよしよしと幼子をあやすようにして、圭司の頭を撫でまわした。
「今度の機会に、霜次郎さんに話、するよ」
「その時は、ついて来てね」
思い切ったように結衣が言った。
止めて欲しいと話はしたし、やめてくれると言質はとったが、3回生になって忙しくなっていく学校のことと、結衣の生活のことを考えると、代わりのバイトもすぐにはみつからないのは仕方のないことだ。そうわかってはいても、知らない男の前で、彼女が自身の恥部を晒しだしているのを想像すると、胸が締め付けられる。
“俺の彼女なのに”という気持ちが圭司の胸の内を黒く塗りつぶす。根が童貞なのだと強く実感したし、それを見せないように努めた。「あんまり束縛すると嫌われるぞ」という友人の助言が、圭司の行動を縛る。それでも事あるごとに、束縛心が出てしまう。ある程度は仕方がないことだと自分に言い訳をした。
バイトの日がわかれば、帰宅を待って結衣の部屋に押しかけた。
他の男が結衣の中に欲望の種を播いていやしないかと、おしっこの匂いが残る雌しべのびらびらを舐め上げる。シャワーを入りたがったが、フェロモンが流されるから等と言って入らせなかった。結衣はバイトの日にはクスリを呑む、その効果か、結衣は普段よりも感度が上がるようだった。圭司の嫉妬心で膣内をいっぱいにしながら、陰核を擦り上げると甘い声を上げながら、ぷしゃぷしゃと潮を噴き上げ床を汚す。
「圭司が、不安になる気持ち、わかるよ‥」
結衣はそう言って、圭司の苛立ちを受け入れてくれる。自分のバイトが圭司の気持ちを不安定なものにさせていることに申し訳なさを感じているんだろう。それでも、結衣は圭司がたまに言う「おしっこを飲ませてほしい」というリクエストに応えてくれることはなかった。最初だけだ。
なんでも、知ってる人に見られるのは恥ずかしいのだとか。理解できなかった。「お前が品性を金銭に変えているものを、彼氏の俺にはできないのか」そんな台詞が出て来そうになるのを、圭司は堪えていた。そんなことを言ってしまえば、関係が破綻するのは考えるまでもなく明らかだった。
その日も、圭司は彼女の尿道口を舐めまわして、その残滓を口に含んだ。甘い、果物の匂いがする。
結衣はバイトの前日から桃の香料入りの清涼飲料水を飲んでいた。霜次郎からの支給で、それを飲むことで尿からほんのりと桃の香りがするようになる。栄養ドリンクを飲んだ後に尿からそれの匂いがするのと同じことだという話だった。
その匂いからも、結衣のバイトを感じ取り、悲しくなる。悲しみながらも反応する自分自身に、より一層悲しみは増していく。涙に濡れる自信の股間のモノを乱暴に結衣に突っ込む。
結衣は「んんっ、はぁ」と堪えるように息を吐いた。
結衣の身体は交わる度に馴染んでいく。圭司は溶かされてしまいそうだった。もう、溶けているのではないかと思って、自分の下半身を時折確認してしまうくらいだった。そして、結衣の中に溶けて行ってしまいたかった。
乱暴に腰を振る。振っている、自覚があった。
「ごめん‥」
苦し気な結衣と目があってしまう。反射的に謝罪の言葉が口に出た。
「ぅうん、きもち、いいよ‥」
、顎を突き出して唇を求めて来る結衣に応える。舌を絡めて吸いあった。連動するように、結衣の膣内が収縮する。それに応えるように圭司は腰を前後させて、結衣の膣壁を擦り上げた。
「っ、もう出そうっ」
「うん、出して。出して、いいよ」
びゅるるるうぅ、と膨れ上がった圭司の不安が結衣の中で暴発した。それを結衣が身体全体で飲み込んでくれる。結衣は圭司より30キロも小さいだろう身体で、圭司のことを抱きしめていた。
結衣の中に自身の不安を吐き出して、圭司は気持ちが落ち着いていくの感じる。気が付くと、圭司の瞳が潤んでいた。結衣はよしよしと幼子をあやすようにして、圭司の頭を撫でまわした。
「今度の機会に、霜次郎さんに話、するよ」
「その時は、ついて来てね」
思い切ったように結衣が言った。
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https://novel18.syosetu.com/n1700im/なろうのリンクです。基本的には同じものなんですが、なろうは前書き後書きがかけるので、雑文をこちらで書いたりしています。あとは、修正をたまにするのを両方に反映させるのが面倒くさく感じて、なろうだけが直っていたりします。すみません
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