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第三章 路地裏はJKおしっこの香り
路地裏JK
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八月上旬、圭司はラブホテルの浴室で、女のおしっこを浴びながら、勃起していた。
女の性器は焼け爛れたレバーのようで、フレッシュさが足りない。春香のそれとは全然違っていた。
(俺は一体、なにをやっているんだろう)
勃起しながらも、気持ちが昂らない。気を抜くと萎えそうだった。
デリバリーヘルス 基本料金20,000円、聖水プレイ オプション3,000円。初回割引があるとは言え、学生には高額だった。30よりも40に近いのではないかと思える女を、はじめての圭司はチェンジできなかった。そんな女の排尿で勃起する自分も悲しかった。
こんなことになっている理由の一つに、七月も下旬の頃には、春香のショーツからはもう圭司の匂いが染みついてしまっていて、ついに洗濯してしまったというのがある。圭司はトイレに籠るのは止めにしていた。
もう一つの理由は、七月の下旬に春香に遠回しに振られてしまった、その心の虚をなんらかのもので埋めたかった。正確には振られるってほどのことではなかったんだが、
七月の下旬、前期試験の期間のことだった。圭司は偶然に学食で会った春香と岩崎結衣の隣で昼食を取れることになった。偶然とはいえ、なるべく顔を合わせられるように行動してはいたのであるが。
食事の最中、夏休みの話になって、8月の第一週の土曜日にある花火大会に一緒に行かないかと、さり気なく誘ったつもりだった。「考えておくわ」と岩崎が二人を代表しての保留の返事。春香からは「今ちょっと、そんな感じになれなくて‥」とのことだった。
直後に岩崎に呼び出され、毛髪の提供を強要された。先日、「痴漢に精液をつけられ、その犯人を捜している」という理由だった。羽原は事件後に接近してきた男として疑われたのだ。羽原はポロシャツの襟に仕込んでおいた別人の毛髪を、髪を抜くふりをして岩崎に渡す。疑われていたことはショックだが、岩崎の所持している精液は圭司のものだ。圭司はとりあえずの対策として、友人の頭髪を所持していた。唾液の提供を求められるとやばかった。圭司は冷や汗をかいた。
すこし気持ちが急いてしまった。強引に誘えば、豊島のようになってしまうだろう。
春香の状態はともあれ、お誘いを断られてしまったのは、圭司には辛かった。以前から調べるだけは調べていたデリバリーヘルスに聖水コースオプション付きで電話したのだった。
しかし、デリ嬢が圭司を射精に向かわせようとすると、圭司の男はスルスルと元気をなくしていくのだった。
「すみません‥」
「いいのよ、あたしは。坊やはいくつだい?」
「今年20になりました」
「あたしの息子のほうが、まだ歳が近いじゃない。仕方ないよ。そんな歳で聖水プレイかい。業が深いね」
「ハハッ‥‥、むかし偶然男女共用のトイレを開けたら、女の人がおしっこ中だったことがあって、それからですかね‥」
女は一瞬考えこむと、一枚の名刺を取り出した。そこには、「路地裏JK_おしっこ売りの少女」と書かれている。裏には、簡単な地図と携帯電話の番号、要予約の文字があった。住所は無い。
「これ、あたしの知り合いがやっているサービスで、ヌキはないんだけど、デリバリーヘルスよりは安く上がると思うし、坊やにはいいかもしれないよ」
プレイはそれで終了だった。余った時間に圭司のお悩み相談コーナーになって、糞童貞マインドを優しく痛罵してもらった。
デリ嬢と別れ、早速圭司は電話をかけた。
女の性器は焼け爛れたレバーのようで、フレッシュさが足りない。春香のそれとは全然違っていた。
(俺は一体、なにをやっているんだろう)
勃起しながらも、気持ちが昂らない。気を抜くと萎えそうだった。
デリバリーヘルス 基本料金20,000円、聖水プレイ オプション3,000円。初回割引があるとは言え、学生には高額だった。30よりも40に近いのではないかと思える女を、はじめての圭司はチェンジできなかった。そんな女の排尿で勃起する自分も悲しかった。
こんなことになっている理由の一つに、七月も下旬の頃には、春香のショーツからはもう圭司の匂いが染みついてしまっていて、ついに洗濯してしまったというのがある。圭司はトイレに籠るのは止めにしていた。
もう一つの理由は、七月の下旬に春香に遠回しに振られてしまった、その心の虚をなんらかのもので埋めたかった。正確には振られるってほどのことではなかったんだが、
七月の下旬、前期試験の期間のことだった。圭司は偶然に学食で会った春香と岩崎結衣の隣で昼食を取れることになった。偶然とはいえ、なるべく顔を合わせられるように行動してはいたのであるが。
食事の最中、夏休みの話になって、8月の第一週の土曜日にある花火大会に一緒に行かないかと、さり気なく誘ったつもりだった。「考えておくわ」と岩崎が二人を代表しての保留の返事。春香からは「今ちょっと、そんな感じになれなくて‥」とのことだった。
直後に岩崎に呼び出され、毛髪の提供を強要された。先日、「痴漢に精液をつけられ、その犯人を捜している」という理由だった。羽原は事件後に接近してきた男として疑われたのだ。羽原はポロシャツの襟に仕込んでおいた別人の毛髪を、髪を抜くふりをして岩崎に渡す。疑われていたことはショックだが、岩崎の所持している精液は圭司のものだ。圭司はとりあえずの対策として、友人の頭髪を所持していた。唾液の提供を求められるとやばかった。圭司は冷や汗をかいた。
すこし気持ちが急いてしまった。強引に誘えば、豊島のようになってしまうだろう。
春香の状態はともあれ、お誘いを断られてしまったのは、圭司には辛かった。以前から調べるだけは調べていたデリバリーヘルスに聖水コースオプション付きで電話したのだった。
しかし、デリ嬢が圭司を射精に向かわせようとすると、圭司の男はスルスルと元気をなくしていくのだった。
「すみません‥」
「いいのよ、あたしは。坊やはいくつだい?」
「今年20になりました」
「あたしの息子のほうが、まだ歳が近いじゃない。仕方ないよ。そんな歳で聖水プレイかい。業が深いね」
「ハハッ‥‥、むかし偶然男女共用のトイレを開けたら、女の人がおしっこ中だったことがあって、それからですかね‥」
女は一瞬考えこむと、一枚の名刺を取り出した。そこには、「路地裏JK_おしっこ売りの少女」と書かれている。裏には、簡単な地図と携帯電話の番号、要予約の文字があった。住所は無い。
「これ、あたしの知り合いがやっているサービスで、ヌキはないんだけど、デリバリーヘルスよりは安く上がると思うし、坊やにはいいかもしれないよ」
プレイはそれで終了だった。余った時間に圭司のお悩み相談コーナーになって、糞童貞マインドを優しく痛罵してもらった。
デリ嬢と別れ、早速圭司は電話をかけた。
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https://novel18.syosetu.com/n1700im/なろうのリンクです。基本的には同じものなんですが、なろうは前書き後書きがかけるので、雑文をこちらで書いたりしています。あとは、修正をたまにするのを両方に反映させるのが面倒くさく感じて、なろうだけが直っていたりします。すみません
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