咲崎ウィンドオーケストラ

カナタ

文字の大きさ
上 下
2 / 9

プロローグ

しおりを挟む
春、それは出会いの季節。

桜の鼻をくすぶる香りが懐かしさを感じさせる。

目の前にそびえ立つは創立から100年ほどした古い学校。

私・寺本里沙はこの咲崎高校に入学する。

これから先、何が起こるかわからない。

でも、微かに感じるこのときめきは、高校生活に対する期待であることを、私は知っていた。

しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

アイドロイヤル

唐草太知
青春
アイドル×バトルロイヤル。 アイドルグループに入りたい少女たちは数少ない枠を巡って争う。 果たして誰が生き残るのだろうか

はじめてのチュウ~超青春ショートショート

ペポン梅田
青春
爽やかな恋と将来が交錯する、超青春ダイアローグ

浦島子(うらしまこ)

wawabubu
青春
大阪の淀川べりで、女の人が暴漢に襲われそうになっていることを助けたことから、いい関係に。

切り札の男

古野ジョン
青春
野球への未練から、毎日のようにバッティングセンターに通う高校一年生の久保雄大。 ある日、野球部のマネージャーだという滝川まなに野球部に入るよう頼まれる。 理由を聞くと、「三年の兄をプロ野球選手にするため、少しでも大会で勝ち上がりたい」のだという。 そんな簡単にプロ野球に入れるわけがない。そう思った久保は、つい彼女と口論してしまう。 その結果、「兄の球を打ってみろ」とけしかけられてしまった。 彼はその挑発に乗ってしまうが…… 小説家になろう・カクヨム・ハーメルンにも掲載しています。

転校して来た美少女が前幼なじみだった件。

ながしょー
青春
 ある日のHR。担任の呼び声とともに教室に入ってきた子は、とてつもない美少女だった。この世とはかけ離れた美貌に、男子はおろか、女子すらも言葉を詰まらせ、何も声が出てこない模様。モデルでもやっていたのか?そんなことを思いながら、彼女の自己紹介などを聞いていると、担任の先生がふと、俺の方を……いや、隣の席を指差す。今朝から気になってはいたが、彼女のための席だったということに今知ったのだが……男子たちの目線が異様に悪意の籠ったものに感じるが気のせいか?とにもかくにも隣の席が学校一の美少女ということになったわけで……。  このときの俺はまだ気づいていなかった。この子を軸として俺の身の回りが修羅場と化すことに。

M性に目覚めた若かりしころの思い出

kazu106
青春
わたし自身が生涯の性癖として持ち合わせるM性について、それをはじめて自覚した中学時代の体験になります。歳を重ねた者の、人生の回顧録のひとつとして、読んでいただけましたら幸いです。 一部、フィクションも交えながら、述べさせていただいてます。フィクション/ノンフィクションの境界は、読んでくださった方の想像におまかせいたします。

小学生をもう一度

廣瀬純一
青春
大学生の松岡翔太が小学生の女の子の松岡翔子になって二度目の人生を始める話

キズナ

結汰
青春
役者の兄と、植物人間になった、弟の物語。

処理中です...