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第八章 拠るべき場所
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突如として持ち上がった新たな院生候補に、王立魔術研究院の上層部は、その人間を受け入れるか否かの議論を繰り返していた。
書類上の不備はない。一度目は身元が不確かすぎる人間を受け入れるわけにはいかないということで突き返したが、二度目に提出されてきた書類では、その者はグレイス子爵家の娘となっていた。
子爵家の養女という体裁を整えてきたとはいえ、元の身元が不確かであることに変わりはない。だが、だからといってぞんざいな扱いをしては、引き取った家の体面を軽んじることにもなる。そのため、元が身元のわからない平民といえども、引き取られた家の格に合わせて扱わねばならないのが通例だった。少なくとも表向きは。
そして、グレイス家には跡取りがいない。養子を迎えたとしてもおかしくはないし、それが平民であって悪いことなど何もない。グレイス家は優秀な魔術師を多く輩出してきた家であり、魔術の素養があるのなら、平民でも養子に迎えたのも当然といえるだろう。それを王立魔術研究院に入れたいと言ってきても、なんら不思議ではない。何故かユリウス王子の後押しも受けているため、あまり邪険にするわけにもいかなかった。
だが、時期が悪かった。毎年、入所試験は春に行われるが、折しもその日程は先日過ぎたばかりだった。あと一年待てというところを、優秀な人間を一年も遊ばせておくのか、少しの遅れくらい、なんとか便宜を図ってもらいたいと言って引き下がらない。
それももっともであると、何人かの教授は受け入れに賛成の意を示した。魔術師は常に人手不足であるし、優秀な人間であるならばぜひともほしい。あの女魔術師ベアトリクスの弟子であるというのが懸念材料でもあるが、大半の教授陣は受け入れに前向きだった。しかし、あくまで例外を認めるわけにはいかないという教授もいるのだった。
「いかがいたしますか、院長?」
議論は平行線をたどり、決定は責任者に委ねられる流れとなった。
ヴェルナーは椅子に深く腰掛け、腕を組んでいる。一同、その口から発せられる言葉を、固唾を呑んで待っていた。
彼個人の意見としては、否やはなかった。身分や立場を問わず、学び舎の門は開かれているべきというのが、魔術研究院の理念であるし、多少の例外を認める柔軟さも時には必要だろう。
それに、あの渉猟の魔女の弟子というものに、個人的に興味があった。他人に全く興味がなさそうに、傍若無人に振る舞っていたあの女が、どういった風の吹き回しで弟子など取ったのか。彼女がどんなふうに弟子を育てたのか、単純に会ってみたい気がしたのだ。
そして、ヴェルナーは重々しく口を開く。
「能力は正当に評価されるべきというのが、魔術研究院の理念だ。それに則り、その者に対し、臨時試験を行おう。入所できるか否かは、その者の能力次第だ。それでよかろう?」
院長から発せられた言葉に、誰も異論は挟まなかった。反対していた教授たちも、院長がそう言うのならばと、恭順の意を示す。
かくして、臨時の入所試験の日程が組まれることとなった。
一方その頃エディリーンは、グレイス邸とベアトリクスの元を行ったり来たりして過ごしていた。ベアトリクスの元では魔術学院への入所試験対策をして、グレイス夫人には礼儀作法を教わるためである。
「なんでこんなことを……」
エディリーンは机の上に山と積まれた課題を、うらめしそうに見遣る。全てベアトリクスが用意したものだった。
内容は、魔術の基礎から応用、地学や天文学、数学など多岐に渡った。魔術は、世界を巡るマナを扱う術である。それを網羅するための知識は、多くの学問領域をまたぐのだった。
グレイス家の養子になることになったと報告した時、ベアトリクスは悪い冗談だと一笑に付したが、再三説明を繰り返して、ようやく信じたようだった。
「似合わないな」
「そんなこと、自分が一番わかってます」
憮然とするエディリーンに、しかし貴族の娘になったからといって容赦はしないと宣言し、この課題の山を用意したのだった。エディリーンにとっても、その変わらない態度はありがたかった。
「わたしの弟子なら、それくらい軽々こなして見せろ。それしき解けないような知識を教えた覚えはないぞ」
ベアトリクスは砂時計で時間を計りながら、ふんぞり返っている。
やっぱりなんとかして逃げればよかったと思うが、こうなってしまっては仕方がない。一度承諾したものを翻すのは、主義に反する。
「試験の内容は、学術試験と実技だそうだ。学術試験の方はいいとして……実技では、あの力を使うなよ?」
「わかってますよ」
エディリーンは問題用紙に羽ペンを走らせながら答える。何が待ち構えているかわからない以上、手の内はなるべく見せない方がいい。その点で、二人の見解は一致していた。
「……そこまで」
砂時計の砂が落ち切り、エディリーンはペンを置く。一応、最後まで答えは書き込んだ。こんなに頭を使ったのは久しぶりかもしれない。
ベアトリクスは解答用紙を引き寄せ、目を通し始める。エディリーンは背伸びをして強張った身体をほぐしながら、その様子を眺めていた。
子どもの頃を思い出す。家事や仕事の合間に、本を読みながら色々と教えられ、一日の最期にそれを自分のものにできたか試される。紙に書いた問題を解かされたのは読み書きくらいで、それ以外のほとんどは口頭での問答だったが、答えられなければ次の日の仕事が増えるという、過酷なものだった。体よくベアトリクスの仕事を押し付けられていたとも言えるが、過ぎてみればその日々も多少懐かしくはあった。
「……まあ、及第点だな」
言いながら、エディリーンの書いた回答を机に置く。
「しかし、つまらん間違いが多い。そんなことでは、頭の固い老人たちを認めさせることはできんぞ」
そんなことを言われても、慣れないことをしているのだから仕方ないではないか。そう反発したくもなるが、ぐっと飲み込む。それこそ、言っても仕方のないことだ。
エディリーンはむっとしつつ、解答用紙を見返す。改めて見ると、ベアトリクスの指摘ももっともだったので、何も言い返せないのだった。
「ところで、師匠」
ふと思いついて、エディリーンは顔を上げる。
「エリオット・グレイスって知ってます?」
ベアトリクスは遠い記憶を手繰り寄せようとするように、眉を寄せる。
「……ああ、グレイス家の御曹司か。懐かしい名だな。一時期、魔術研究院で一緒だったが、それがどうした?」
もしかしたら名前くらいは知っているのではないかと思ったが、当たりだったようだ。
「どうして死んだのか、知ってますか?」
続けて尋ねると、
「……そうか。奴は死んだのだったな」
ベアトリクスはどこか遠い目をした後、言葉を続ける。
「わたしが王都を離れたのは、奴が宮廷魔術師になる前だ。その頃のことは、わたしも知らんな」
「そうですか」
ベアトリクスが何か知っていると思って聞いたわけではない。駄目で元々だ。それでその話は終わりだった。
「……でも、師匠が魔術研究院なんかにいたなんて、驚きましたよ」
もう一つ気になっていたことを口にしてみるが、
「ああ、昔のことだ」
適当に答えて、それ以上は語ろうとしない。話したくないのか、面倒なのか、多分両方だろうと思う。
「まあ、あそこの連中には辟易することもあるが、施設は充実しているし、得るものもあるだろうよ。せいぜい上手くやることだな」
軽く激励らしいことを口にするが、ふと真顔になる。
「お前のその桁外れの力は、このまま抱えて生きるには困難もあるだろう。だが、外に行けば、わたしのところにいたのでは得られない知見も得られるだろうし、上手くやっていく方法も見つかるかもしれん」
エディリーンは、あまり見ない真面目な面持ちのベアトリクスを、思わずじっと見つめる。
「まあ、どこに行ってもお前はわたしの弟子だ。それを忘れるなよ」
それだけ言うと、「そら、続けるぞ」と再び課題の山を押し付けるのだった。
げんなりしようが目を逸らそうが、現実は容赦なく迫って来る。その先に何が待ち受けているのかまだわからないけれど、今はとにかく進むしかないのだった。
書類上の不備はない。一度目は身元が不確かすぎる人間を受け入れるわけにはいかないということで突き返したが、二度目に提出されてきた書類では、その者はグレイス子爵家の娘となっていた。
子爵家の養女という体裁を整えてきたとはいえ、元の身元が不確かであることに変わりはない。だが、だからといってぞんざいな扱いをしては、引き取った家の体面を軽んじることにもなる。そのため、元が身元のわからない平民といえども、引き取られた家の格に合わせて扱わねばならないのが通例だった。少なくとも表向きは。
そして、グレイス家には跡取りがいない。養子を迎えたとしてもおかしくはないし、それが平民であって悪いことなど何もない。グレイス家は優秀な魔術師を多く輩出してきた家であり、魔術の素養があるのなら、平民でも養子に迎えたのも当然といえるだろう。それを王立魔術研究院に入れたいと言ってきても、なんら不思議ではない。何故かユリウス王子の後押しも受けているため、あまり邪険にするわけにもいかなかった。
だが、時期が悪かった。毎年、入所試験は春に行われるが、折しもその日程は先日過ぎたばかりだった。あと一年待てというところを、優秀な人間を一年も遊ばせておくのか、少しの遅れくらい、なんとか便宜を図ってもらいたいと言って引き下がらない。
それももっともであると、何人かの教授は受け入れに賛成の意を示した。魔術師は常に人手不足であるし、優秀な人間であるならばぜひともほしい。あの女魔術師ベアトリクスの弟子であるというのが懸念材料でもあるが、大半の教授陣は受け入れに前向きだった。しかし、あくまで例外を認めるわけにはいかないという教授もいるのだった。
「いかがいたしますか、院長?」
議論は平行線をたどり、決定は責任者に委ねられる流れとなった。
ヴェルナーは椅子に深く腰掛け、腕を組んでいる。一同、その口から発せられる言葉を、固唾を呑んで待っていた。
彼個人の意見としては、否やはなかった。身分や立場を問わず、学び舎の門は開かれているべきというのが、魔術研究院の理念であるし、多少の例外を認める柔軟さも時には必要だろう。
それに、あの渉猟の魔女の弟子というものに、個人的に興味があった。他人に全く興味がなさそうに、傍若無人に振る舞っていたあの女が、どういった風の吹き回しで弟子など取ったのか。彼女がどんなふうに弟子を育てたのか、単純に会ってみたい気がしたのだ。
そして、ヴェルナーは重々しく口を開く。
「能力は正当に評価されるべきというのが、魔術研究院の理念だ。それに則り、その者に対し、臨時試験を行おう。入所できるか否かは、その者の能力次第だ。それでよかろう?」
院長から発せられた言葉に、誰も異論は挟まなかった。反対していた教授たちも、院長がそう言うのならばと、恭順の意を示す。
かくして、臨時の入所試験の日程が組まれることとなった。
一方その頃エディリーンは、グレイス邸とベアトリクスの元を行ったり来たりして過ごしていた。ベアトリクスの元では魔術学院への入所試験対策をして、グレイス夫人には礼儀作法を教わるためである。
「なんでこんなことを……」
エディリーンは机の上に山と積まれた課題を、うらめしそうに見遣る。全てベアトリクスが用意したものだった。
内容は、魔術の基礎から応用、地学や天文学、数学など多岐に渡った。魔術は、世界を巡るマナを扱う術である。それを網羅するための知識は、多くの学問領域をまたぐのだった。
グレイス家の養子になることになったと報告した時、ベアトリクスは悪い冗談だと一笑に付したが、再三説明を繰り返して、ようやく信じたようだった。
「似合わないな」
「そんなこと、自分が一番わかってます」
憮然とするエディリーンに、しかし貴族の娘になったからといって容赦はしないと宣言し、この課題の山を用意したのだった。エディリーンにとっても、その変わらない態度はありがたかった。
「わたしの弟子なら、それくらい軽々こなして見せろ。それしき解けないような知識を教えた覚えはないぞ」
ベアトリクスは砂時計で時間を計りながら、ふんぞり返っている。
やっぱりなんとかして逃げればよかったと思うが、こうなってしまっては仕方がない。一度承諾したものを翻すのは、主義に反する。
「試験の内容は、学術試験と実技だそうだ。学術試験の方はいいとして……実技では、あの力を使うなよ?」
「わかってますよ」
エディリーンは問題用紙に羽ペンを走らせながら答える。何が待ち構えているかわからない以上、手の内はなるべく見せない方がいい。その点で、二人の見解は一致していた。
「……そこまで」
砂時計の砂が落ち切り、エディリーンはペンを置く。一応、最後まで答えは書き込んだ。こんなに頭を使ったのは久しぶりかもしれない。
ベアトリクスは解答用紙を引き寄せ、目を通し始める。エディリーンは背伸びをして強張った身体をほぐしながら、その様子を眺めていた。
子どもの頃を思い出す。家事や仕事の合間に、本を読みながら色々と教えられ、一日の最期にそれを自分のものにできたか試される。紙に書いた問題を解かされたのは読み書きくらいで、それ以外のほとんどは口頭での問答だったが、答えられなければ次の日の仕事が増えるという、過酷なものだった。体よくベアトリクスの仕事を押し付けられていたとも言えるが、過ぎてみればその日々も多少懐かしくはあった。
「……まあ、及第点だな」
言いながら、エディリーンの書いた回答を机に置く。
「しかし、つまらん間違いが多い。そんなことでは、頭の固い老人たちを認めさせることはできんぞ」
そんなことを言われても、慣れないことをしているのだから仕方ないではないか。そう反発したくもなるが、ぐっと飲み込む。それこそ、言っても仕方のないことだ。
エディリーンはむっとしつつ、解答用紙を見返す。改めて見ると、ベアトリクスの指摘ももっともだったので、何も言い返せないのだった。
「ところで、師匠」
ふと思いついて、エディリーンは顔を上げる。
「エリオット・グレイスって知ってます?」
ベアトリクスは遠い記憶を手繰り寄せようとするように、眉を寄せる。
「……ああ、グレイス家の御曹司か。懐かしい名だな。一時期、魔術研究院で一緒だったが、それがどうした?」
もしかしたら名前くらいは知っているのではないかと思ったが、当たりだったようだ。
「どうして死んだのか、知ってますか?」
続けて尋ねると、
「……そうか。奴は死んだのだったな」
ベアトリクスはどこか遠い目をした後、言葉を続ける。
「わたしが王都を離れたのは、奴が宮廷魔術師になる前だ。その頃のことは、わたしも知らんな」
「そうですか」
ベアトリクスが何か知っていると思って聞いたわけではない。駄目で元々だ。それでその話は終わりだった。
「……でも、師匠が魔術研究院なんかにいたなんて、驚きましたよ」
もう一つ気になっていたことを口にしてみるが、
「ああ、昔のことだ」
適当に答えて、それ以上は語ろうとしない。話したくないのか、面倒なのか、多分両方だろうと思う。
「まあ、あそこの連中には辟易することもあるが、施設は充実しているし、得るものもあるだろうよ。せいぜい上手くやることだな」
軽く激励らしいことを口にするが、ふと真顔になる。
「お前のその桁外れの力は、このまま抱えて生きるには困難もあるだろう。だが、外に行けば、わたしのところにいたのでは得られない知見も得られるだろうし、上手くやっていく方法も見つかるかもしれん」
エディリーンは、あまり見ない真面目な面持ちのベアトリクスを、思わずじっと見つめる。
「まあ、どこに行ってもお前はわたしの弟子だ。それを忘れるなよ」
それだけ言うと、「そら、続けるぞ」と再び課題の山を押し付けるのだった。
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