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第四章 窓辺のコッペリア
02 人形の館
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――― 私たちは誰を待てば良いのでしょうか? 貴方のいないこの世界で一体誰を?
◇ Real world ◇
この日、黒岩恵、神田一郎、立川志乃の三人は学校の帰り際にひょんなことから怪談話になったのだが……。
「人里離れた寂しい場所に、その洋館は建っていたんだ。彼らは人気のないその洋館に度胸試しに入り込んだんだけどね……」
「うー、あー、もういい―! 聞きたくない!!」耳をふさいで恵が騒ぎ出す。
「部屋の中には……綺麗なビスクドールが飾られていたんだけどね……」一郎は話を続ける。
「ダメー! 聞こえない! 聞こえない!」
「気配を感じ後ろを振り返ったその時……」
「その時?」志乃は興味津々で聞き返した。
「ダメ! ダメ! ごめんなさい。許してー!」
「メグ、貴方が聞かせてって言ったんでしょ?」
「だから、降参だよー! いっちゃん、お願い!!」恵は半泣きで一郎の袖に縋りついた。
「結局、こうなるんだからさぁ」志乃はホラ見たことかと恵を見た。
「ゴメン……」
「ホラー系はメグ、ダメでしょ! 最初っから止めておけば良かったのに……」
「でも……悔しいじゃん!」
「そんなもの今更得意になってもどうしようもないわよ」
チョット負けず嫌いな恵であったが、一郎は真面目な顔で続きを話し始めた。
「でも、洋館の話はホントらしいよ! それも近所らしいから」
「聞かなかった! 聞こえませんでした!」
恵は再び耳をふさいだ。
☆☆ ☆☆
部下からの報告を受けた捜査一課の後藤課長はその対応に苦慮していた。
「ここは黒岩くんに頼るのがベストか……。
彼が出て来ると意外な方向に事件が転がっていく事が多々あるんだがな……。
この際、背に腹は代えられないか、原田! 電脳に連絡だ! 捜査協力を要請しろ」
「了解しました!」原田が走っていった。
「鬼が出るか蛇が出るか……」少し楽しそうな後藤課長であった。
一方、連絡を受けた電脳捜査課では、白河課長を中心に話し合いが始まっていた。
「いったん、ここまでのことを整理するわね!」
「元大学教授の失踪、事情を聞きに大学へ行ったら助教授まで行方不明で、教授の屋敷を捜索しようとしたら鎧の兵隊に襲われた?」
「なにこれ? 仮想空間ならあるかもしれないけど……」
白河課長も信じられない様子だ。
「あの一課の後藤課長が頼んでくるんだから現実でしょうね……」
そう言っても赤羽涼も半信半疑だ。
「とにかく行ってぶちのめして中に入れば良いんだろう? 恵と二人で十分だ!」
そう言って黒岩銀次郎はすぐにでも出て行こうとする。
「ちょっとストップ! 黒岩さん。ここからまだ話は続くの」
慌てて白河課長はその後の話を続ける。
「この失踪の捜索依頼を出したのが、あの、金城優作で捜査協力を申し出て来ているのよ」
「スマートジャパンCEOの金城が?」
「あの金城か?」
「なにを企んでいるかは分からないが、良いだろう相手してやろうじゃないか」
そう言って悪人顔で笑った銀次郎だった。
(「黒岩さん! あなたの方が悪人のようよ!」白河課長は心の中で一人突っ込みを入れていた)
☆☆ ☆☆
スマートジャパン本社前に黒い電脳捜査課のワゴン車が横づけされた。
運転席からは中山小雪が降りて来て金城に対して丁重に挨拶をする。
「初めまして、わたくし警視庁電脳捜査課に所属しております、中山小雪と言います。今回の捜査協力本当にありがとうございました」
「いえいえ、強引に押しかけるようですいません」
小雪に対しても丁重な金城の態度であった。
「大久保先生のご自宅に行くんですよね?」助手席に座った金城は当然の質問をする。
「はい! そうですが……」
小雪は運転しながら答えた。
「では、後ろの座席に乗っている子供たちは?」
「金城さんと同じく今回の事件の協力者です」小雪は微笑んだ。
困惑する金城を放置して後ろの高校生三人組は賑やかだった。
「嫌だよー……怖いよー……洋館嫌いだよー……」恵は嫌々を繰り返している。
「何言ってるの? 相手は鎧の兵隊よ! お化けじゃないんだから大丈夫でしょ」
「僕たちがサポートするから安心してよ」二人の説得でどうにか車には乗っているが、頼りになるかは甚だ不安だ。
変なタイミングで怪談話なんてするからめんどくさいことになってしまい、どうにかこうにかここまで連れてきたと言う状態だった。
運転している小雪はこの状態のまま、大久保教授の洋館まで運転をしたのであった。
(「誰か助けてよー! この空気ー!」叫びたい小雪だった。)
「どうだ、中の様子は?」
銀次郎は相棒の涼に聞いた。
「カオスですね! ドタバタ喜劇みたいな状態でしょうか?」
涼は別の車の中でモニターを見ていた。
「ざまーみろ! 金城のヤロー! 俺たちがくっ付くと思っただろうに残念だな!」
「女・子供相手で困れ、困れ! こっちはちゃんと監視カメラで見れるからな!」
銀次郎は悪戯が成功した様な喜びようだった。
☆☆ ☆☆
小雪の運転する電脳のワゴン車が到着した時には、夕方の洋館は異様な空気に包まれていた。
捜査一課の原田、石川と陣内の三名、加えて所轄の警官が数名、パトカーに乗って門の前で待機していた。
「助かった! 中山。早速、状況を説明するが……」説明をしようとする原田を制止して小雪は言った。
「大丈夫です! 詳細な報告はもう受けています」
「中の間取りを金城さんから聞いて、一度、ドローンを飛ばしますので話はそれからお願いします」
小雪の指示のもと一郎がドローンをセットアップして起動させている。志乃はケースからアーチェリーを出し組み立て始めた。
そして「ホラ! 目の前の敵に集中しなさい!」と言って、いまだに震えている恵に黒光りする物を二つ投げ渡したのだった。
一郎の操作するドローンは窓際を念入りに撮影しながら屋敷の周りをくまなく飛び、その映像を画面に映し出した。
「熱源はキッチンの冷蔵庫ぐらいでしょか? 人と同等の熱量は感知されません!」
「無人、若しくは死んでいる……」
今回のドローンには熱源探査システムを仕組んであるため、人の正確な位置などが分かるのだ。
「原田さん、屋敷は無人です! とりあえず玄関の鎧を排除制圧で良いですね?」
「構わん! やってくれ!」
制圧の許可は下りた。
「さて、恵ちゃんたち! 派手にやっちゃって良いわよ!」
小雪は三人にゴーサインを出したのだった。
◇ Real world ◇
この日、黒岩恵、神田一郎、立川志乃の三人は学校の帰り際にひょんなことから怪談話になったのだが……。
「人里離れた寂しい場所に、その洋館は建っていたんだ。彼らは人気のないその洋館に度胸試しに入り込んだんだけどね……」
「うー、あー、もういい―! 聞きたくない!!」耳をふさいで恵が騒ぎ出す。
「部屋の中には……綺麗なビスクドールが飾られていたんだけどね……」一郎は話を続ける。
「ダメー! 聞こえない! 聞こえない!」
「気配を感じ後ろを振り返ったその時……」
「その時?」志乃は興味津々で聞き返した。
「ダメ! ダメ! ごめんなさい。許してー!」
「メグ、貴方が聞かせてって言ったんでしょ?」
「だから、降参だよー! いっちゃん、お願い!!」恵は半泣きで一郎の袖に縋りついた。
「結局、こうなるんだからさぁ」志乃はホラ見たことかと恵を見た。
「ゴメン……」
「ホラー系はメグ、ダメでしょ! 最初っから止めておけば良かったのに……」
「でも……悔しいじゃん!」
「そんなもの今更得意になってもどうしようもないわよ」
チョット負けず嫌いな恵であったが、一郎は真面目な顔で続きを話し始めた。
「でも、洋館の話はホントらしいよ! それも近所らしいから」
「聞かなかった! 聞こえませんでした!」
恵は再び耳をふさいだ。
☆☆ ☆☆
部下からの報告を受けた捜査一課の後藤課長はその対応に苦慮していた。
「ここは黒岩くんに頼るのがベストか……。
彼が出て来ると意外な方向に事件が転がっていく事が多々あるんだがな……。
この際、背に腹は代えられないか、原田! 電脳に連絡だ! 捜査協力を要請しろ」
「了解しました!」原田が走っていった。
「鬼が出るか蛇が出るか……」少し楽しそうな後藤課長であった。
一方、連絡を受けた電脳捜査課では、白河課長を中心に話し合いが始まっていた。
「いったん、ここまでのことを整理するわね!」
「元大学教授の失踪、事情を聞きに大学へ行ったら助教授まで行方不明で、教授の屋敷を捜索しようとしたら鎧の兵隊に襲われた?」
「なにこれ? 仮想空間ならあるかもしれないけど……」
白河課長も信じられない様子だ。
「あの一課の後藤課長が頼んでくるんだから現実でしょうね……」
そう言っても赤羽涼も半信半疑だ。
「とにかく行ってぶちのめして中に入れば良いんだろう? 恵と二人で十分だ!」
そう言って黒岩銀次郎はすぐにでも出て行こうとする。
「ちょっとストップ! 黒岩さん。ここからまだ話は続くの」
慌てて白河課長はその後の話を続ける。
「この失踪の捜索依頼を出したのが、あの、金城優作で捜査協力を申し出て来ているのよ」
「スマートジャパンCEOの金城が?」
「あの金城か?」
「なにを企んでいるかは分からないが、良いだろう相手してやろうじゃないか」
そう言って悪人顔で笑った銀次郎だった。
(「黒岩さん! あなたの方が悪人のようよ!」白河課長は心の中で一人突っ込みを入れていた)
☆☆ ☆☆
スマートジャパン本社前に黒い電脳捜査課のワゴン車が横づけされた。
運転席からは中山小雪が降りて来て金城に対して丁重に挨拶をする。
「初めまして、わたくし警視庁電脳捜査課に所属しております、中山小雪と言います。今回の捜査協力本当にありがとうございました」
「いえいえ、強引に押しかけるようですいません」
小雪に対しても丁重な金城の態度であった。
「大久保先生のご自宅に行くんですよね?」助手席に座った金城は当然の質問をする。
「はい! そうですが……」
小雪は運転しながら答えた。
「では、後ろの座席に乗っている子供たちは?」
「金城さんと同じく今回の事件の協力者です」小雪は微笑んだ。
困惑する金城を放置して後ろの高校生三人組は賑やかだった。
「嫌だよー……怖いよー……洋館嫌いだよー……」恵は嫌々を繰り返している。
「何言ってるの? 相手は鎧の兵隊よ! お化けじゃないんだから大丈夫でしょ」
「僕たちがサポートするから安心してよ」二人の説得でどうにか車には乗っているが、頼りになるかは甚だ不安だ。
変なタイミングで怪談話なんてするからめんどくさいことになってしまい、どうにかこうにかここまで連れてきたと言う状態だった。
運転している小雪はこの状態のまま、大久保教授の洋館まで運転をしたのであった。
(「誰か助けてよー! この空気ー!」叫びたい小雪だった。)
「どうだ、中の様子は?」
銀次郎は相棒の涼に聞いた。
「カオスですね! ドタバタ喜劇みたいな状態でしょうか?」
涼は別の車の中でモニターを見ていた。
「ざまーみろ! 金城のヤロー! 俺たちがくっ付くと思っただろうに残念だな!」
「女・子供相手で困れ、困れ! こっちはちゃんと監視カメラで見れるからな!」
銀次郎は悪戯が成功した様な喜びようだった。
☆☆ ☆☆
小雪の運転する電脳のワゴン車が到着した時には、夕方の洋館は異様な空気に包まれていた。
捜査一課の原田、石川と陣内の三名、加えて所轄の警官が数名、パトカーに乗って門の前で待機していた。
「助かった! 中山。早速、状況を説明するが……」説明をしようとする原田を制止して小雪は言った。
「大丈夫です! 詳細な報告はもう受けています」
「中の間取りを金城さんから聞いて、一度、ドローンを飛ばしますので話はそれからお願いします」
小雪の指示のもと一郎がドローンをセットアップして起動させている。志乃はケースからアーチェリーを出し組み立て始めた。
そして「ホラ! 目の前の敵に集中しなさい!」と言って、いまだに震えている恵に黒光りする物を二つ投げ渡したのだった。
一郎の操作するドローンは窓際を念入りに撮影しながら屋敷の周りをくまなく飛び、その映像を画面に映し出した。
「熱源はキッチンの冷蔵庫ぐらいでしょか? 人と同等の熱量は感知されません!」
「無人、若しくは死んでいる……」
今回のドローンには熱源探査システムを仕組んであるため、人の正確な位置などが分かるのだ。
「原田さん、屋敷は無人です! とりあえず玄関の鎧を排除制圧で良いですね?」
「構わん! やってくれ!」
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