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特別な存在だと思ってたんだけど(俳優・ふゆや)
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事務所にどれだけ怒られるだとか、もしかしたら大事になるかもとか吹き飛んでいてただ許せなくて自分の存在をアピールしたくなってしまった。
『なつお君って男もいけたんですね~w』
そのためだけにsnsアカウント取って俳優ファン達が愚痴を書くための裏アカウントをフォローしまくり、なつお君の関係者なこと匂わせてある程度フォローが返ってきたところで二人で裸で絡み合ってる行為中の写真を何枚か一緒に載せてこう書いた…なけなしの理性で自分の目線に黒線加工して局部も加工で塗り潰した。
こういうとき女の子だったらこんなあからさまな真っ最中の写真なんかわざわざ載せなくてもキス写真程度で『動かぬ証拠』扱いになるんだろうななんて自棄になって買ったちょっと高いシャンパンに酔った頭でボンヤリと考える。
だってなつお君は僕とのご飯もブログやsnsに普通に載せてたし、部屋に泊まった次の日パジャマのツーショットなんかも平気で『オレのパジャマ貸してあげたのかわいいでしょ!ふゆやファンの人達オレのこともフォローしてね!』なんて仲良し営業に使ったりもしてた。
バカな僕はこんなふうに友達のふりして実は恋人なんだけどね……それは二人のヒミツ……なんて秘密を共有した気になって優越感を感じてたりなんかしたけど。
それはただ単に男同士だったから自分のファンが騒いだりしないしむしろ喜ぶってだけでなつお君からしたら今こうやって暴露合戦してる関係を持った女の子達と扱いなんて変わらなかったんだなって
あんまり僕の部屋に来てくれなくなってなつお君の部屋に呼んでくれることもなくなっておかしいなって感じてたのは事実だったし、もしかしたら別れたいって切り出されるのかなって最近では思ってたけど自然消滅狙わずにキチンと言って区切りつけてくれたら僕だってそのうち他の男を作ってふっ切ったと思うからここまでぶち切れることはなかったんだよ。
どうせ現場でその内会うことになるってのに自然消滅なんて僕のこと甘く見てるんだ。
一緒に住んでるタレントの女の子がsnsで同棲してるの匂わせたからバレて炎上しちゃってそのせいで関係持ってた女の子達が暴露合戦に突入してしまって(みんな自分が本命だと思ってたみたいだし当然だよね)収拾つかなくなってるとこに男も登場とか自業自得だけどかわいそうななつお君
それでもどこかでなつお君が激オコでもいいから連絡してきてくれるんじゃないかなって暴露アカウントには数字の1016を入れてみた。
なつお君は記念日とかいちいち覚えとくの無理ゲー系男子だから無理かな
『なつおバイって噂もあったけどガチ写真でてくるなんてビビる』
『これ相手俳優のふゆやじゃないの?髪型が去年のドラマのときと一緒』
『似たような髪型の男なんていっぱいいるしさすがにないでしょ』
『ふゆやだよ!!間違いない!首元のホクロの位置とへその形一緒だよ写真集のサンプル比べたらわかるよ』
『え…この暴露アカふゆやなの???』
『さすがにふゆや本人じゃないとは思う…そこまで考えなしじゃないはず、暴露女の誰かが画像ぬいたんじゃない?』
他の暴露した女の子達や炎上の中心にいたなつお君の本命彼女のタレントさんのことなんて吹き飛んで、画像の相手の男が誰なのかがsnsでは話の中心になって、このままじゃなかったことにされるとこだった僕となつお君の関係で持ち切りになったのをスマホの画面を通して見つめてるだけでちょっとは心が満たされる。
それにしてもトイレ行って歯を磨いてる間にこれだけ特定が進むなんてsnsはみんな仕事早いな~なんて昔ファンの子がくれた部屋着のオシャレジャージでゴロゴロしながら呑気に考えてるけど
『このアカウントに載ってる写真ふゆや君じゃないかって騒ぎになってますよ対処したほうがいいんじゃないですか』
僕個人はコメントにフィルターかかるブログしかしてないからって僕の所属事務所のアカウント宛てにそんなことを書いてる人もあらわれだしててこれは短期決戦じゃないとヤバイかな
『せっかく気を使って目線入れたのに~もう意味ないから目線はやめるね(>_<)こんなのも発見したよ~』
今度は僕の部屋でなつお君と絡み合ってる写真と最中の動画(さすがに上半身しか映ってないけど)を目線なしで投稿する。
僕もなつお君もお互いの名前呼びまくってるし何度もブログに載せたうさぎのぬいぐるみも映ってる……。
やり過ぎたかななんて思う、けどこれくらいわかりやすくしないと最初に載せた写真はおふざけで撮っただの台本練習なんじゃないのだのすでに言い出してるアカウントもあったりしてつくづく女の子相手の判定と争うのってハードルが高いなって悲しくなる。
それでもあくまで暴露した女の子の誰かが発見した設定にしておいたのはほのかに残る逃げ道を残しておきたい気持ち
あと『そこまで考えなしじゃないでしょ』って書いてくれた女性(たぶん)には悪いけど『考えなし』になることすら『恋愛』の醍醐味なんだよって思いながら僕はマネージャーの鬼電が来るまで惰眠を貪ることにする……。
『なつお君って男もいけたんですね~w』
そのためだけにsnsアカウント取って俳優ファン達が愚痴を書くための裏アカウントをフォローしまくり、なつお君の関係者なこと匂わせてある程度フォローが返ってきたところで二人で裸で絡み合ってる行為中の写真を何枚か一緒に載せてこう書いた…なけなしの理性で自分の目線に黒線加工して局部も加工で塗り潰した。
こういうとき女の子だったらこんなあからさまな真っ最中の写真なんかわざわざ載せなくてもキス写真程度で『動かぬ証拠』扱いになるんだろうななんて自棄になって買ったちょっと高いシャンパンに酔った頭でボンヤリと考える。
だってなつお君は僕とのご飯もブログやsnsに普通に載せてたし、部屋に泊まった次の日パジャマのツーショットなんかも平気で『オレのパジャマ貸してあげたのかわいいでしょ!ふゆやファンの人達オレのこともフォローしてね!』なんて仲良し営業に使ったりもしてた。
バカな僕はこんなふうに友達のふりして実は恋人なんだけどね……それは二人のヒミツ……なんて秘密を共有した気になって優越感を感じてたりなんかしたけど。
それはただ単に男同士だったから自分のファンが騒いだりしないしむしろ喜ぶってだけでなつお君からしたら今こうやって暴露合戦してる関係を持った女の子達と扱いなんて変わらなかったんだなって
あんまり僕の部屋に来てくれなくなってなつお君の部屋に呼んでくれることもなくなっておかしいなって感じてたのは事実だったし、もしかしたら別れたいって切り出されるのかなって最近では思ってたけど自然消滅狙わずにキチンと言って区切りつけてくれたら僕だってそのうち他の男を作ってふっ切ったと思うからここまでぶち切れることはなかったんだよ。
どうせ現場でその内会うことになるってのに自然消滅なんて僕のこと甘く見てるんだ。
一緒に住んでるタレントの女の子がsnsで同棲してるの匂わせたからバレて炎上しちゃってそのせいで関係持ってた女の子達が暴露合戦に突入してしまって(みんな自分が本命だと思ってたみたいだし当然だよね)収拾つかなくなってるとこに男も登場とか自業自得だけどかわいそうななつお君
それでもどこかでなつお君が激オコでもいいから連絡してきてくれるんじゃないかなって暴露アカウントには数字の1016を入れてみた。
なつお君は記念日とかいちいち覚えとくの無理ゲー系男子だから無理かな
『なつおバイって噂もあったけどガチ写真でてくるなんてビビる』
『これ相手俳優のふゆやじゃないの?髪型が去年のドラマのときと一緒』
『似たような髪型の男なんていっぱいいるしさすがにないでしょ』
『ふゆやだよ!!間違いない!首元のホクロの位置とへその形一緒だよ写真集のサンプル比べたらわかるよ』
『え…この暴露アカふゆやなの???』
『さすがにふゆや本人じゃないとは思う…そこまで考えなしじゃないはず、暴露女の誰かが画像ぬいたんじゃない?』
他の暴露した女の子達や炎上の中心にいたなつお君の本命彼女のタレントさんのことなんて吹き飛んで、画像の相手の男が誰なのかがsnsでは話の中心になって、このままじゃなかったことにされるとこだった僕となつお君の関係で持ち切りになったのをスマホの画面を通して見つめてるだけでちょっとは心が満たされる。
それにしてもトイレ行って歯を磨いてる間にこれだけ特定が進むなんてsnsはみんな仕事早いな~なんて昔ファンの子がくれた部屋着のオシャレジャージでゴロゴロしながら呑気に考えてるけど
『このアカウントに載ってる写真ふゆや君じゃないかって騒ぎになってますよ対処したほうがいいんじゃないですか』
僕個人はコメントにフィルターかかるブログしかしてないからって僕の所属事務所のアカウント宛てにそんなことを書いてる人もあらわれだしててこれは短期決戦じゃないとヤバイかな
『せっかく気を使って目線入れたのに~もう意味ないから目線はやめるね(>_<)こんなのも発見したよ~』
今度は僕の部屋でなつお君と絡み合ってる写真と最中の動画(さすがに上半身しか映ってないけど)を目線なしで投稿する。
僕もなつお君もお互いの名前呼びまくってるし何度もブログに載せたうさぎのぬいぐるみも映ってる……。
やり過ぎたかななんて思う、けどこれくらいわかりやすくしないと最初に載せた写真はおふざけで撮っただの台本練習なんじゃないのだのすでに言い出してるアカウントもあったりしてつくづく女の子相手の判定と争うのってハードルが高いなって悲しくなる。
それでもあくまで暴露した女の子の誰かが発見した設定にしておいたのはほのかに残る逃げ道を残しておきたい気持ち
あと『そこまで考えなしじゃないでしょ』って書いてくれた女性(たぶん)には悪いけど『考えなし』になることすら『恋愛』の醍醐味なんだよって思いながら僕はマネージャーの鬼電が来るまで惰眠を貪ることにする……。
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