2 / 4
第二話
しおりを挟む
第二話
お金が欲しい…いつも同じ独り言を呟きながら私は何となく取って居る新聞を久しぶりに読んで見ると思わず飲んでいた緑茶を吹き出しそうになった。
「ッゲホッゲホッ1億円が東京の道路脇に落ちてたって…何それ私も欲しい」
そんな事を呟きながら新聞を読み続けて居るとアメリカのゴールドラッシュ宝くじの記事が目に入った
「当選金額が4兆円を突破ってマジかと言うかこれどこまで上がるんだろう?そうだ少し前にあぶく銭で入った1000万を使ってアメリカの旅行に行こうついでに宝くじ買っちゃおうかな、運が良ければ当たるかもしれないしね~」
そうと決まってからの私の行動は早かったそして私は現在アメリカの自由の女神像を眺めて感嘆の声を上げて居た
「はぇ~近くで見ると物凄い迫力だな~」
そうして暫くアメリカの観光を満喫して最後の楽しみに取って置いたゴールドラッシュ宝くじを100枚買って帰る事にしたゴールドラッシュ宝くじの特徴は全6桁で抽選で当選番号を決めて当選した人に8面ダイスを降らせて1が出たらジャックポット1以外の数字なら2000万ドルと言う形式を取っていてジャックポットが物凄く出にくいのだが、そのお陰でジャックポットの賞金額がとんでもない額になってその金額に私はつられたんだけどね。
私のアメリカ観光から半年後のある日アメリカで買ったゴールドラッシュ宝くじの当選番号を確認するついでにまたアメリカ観光をしようと言う事になった、ニューヨークについた後、買っていた宝くじの当選番号を確認してみると…私の手元にある紙に書かれている番号と見比べてみると全く同じ数字だった、私は無言で銀行の近くまでタクシーで向かった後でそこからは徒歩で銀行に入って手続きを済ませた、すると銀行の奥の部屋へ通された。
「それではこちらの8面ダイスを振ってください」
そう言ってダイスを振るための専用の台がある部屋まで案内してくれた女性から8面のダイスを渡された、私は震える手で8面ダイスを振るとコロコロとしばらく転がった後でその動きを止めたのでその数字を恐る恐る見てみると…1だったその数字を見た瞬間私の心臓が止まりそうになった。
「おめでとうございます!!それでは賞金のお支払いはいかがいたしましょうか?」
「あっはい…えっと一括でお願いします」
「お嬢様は日本にお住まいとの事ですので賞金をそのまま日本円にしては如何しょうか?」
「はっはいそれでよろしくお願いします」
「はい分かりましたそれではそのように手続き致します」
そう言って綺麗なスーツのお姉さんは優しそうな笑顔を浮かべながら私にそう言った、そして数十分後
「お待たせ致しました、お嬢様の口座への振り込みが完了いたしましたそれでは今後についての説明に少々お時間をいただいてもよろしいでしょうか?」
「はい、こちらこそお時間いただきありがとうございます」
その後お姉さんが丁寧に説明してくれた、そして手続きなども終わり予約していたホテルに向かおうとした時に…
「お嬢様お車のご用意が出来ています、それとお嬢様をホテルまで私がエスコートしてもよろしいでしょうか」
そう言いながらお姉さんが微笑んできた、お姉さんの微笑みがやけに色っぽく見えた気がした…
――数ヶ月後――
「ユナご飯できたわよ」
「ありがとうフローラお姉ちゃん今行く」
「ふふ、慌てなくても大丈夫よ」
そう言って優しく微笑んでいるのは銀行で親切にしてくれたお姉さんであの後なんだかんだあってお姉さんと一緒に暮らすことになったんだけどお姉さんと一緒に暮らし始めてから家の雰囲気が明るくなったんだよね、それと東京などの都市部の財産の殆どをつぎ込んだ、そんな私にフローラお姉ちゃんは優しくこう言った
「そう、気にしなくていいのにだってお金は初めからユナのだし、私はユナと一緒にいるのもほとんど私の趣味みたいなものなんだからね」
「ありがとうフローラお姉ちゃん」
「ふふふ私のかわい愛してるわ」
そう言ってフローラお姉ちゃんが優しく微笑んだ…
「ん?ユナそんなところでボーっとしてどうしたの?」
そう言ってフローラお姉ちゃんは小首をかしげながら私の顔を優しい笑顔を浮かべながら見つめてくる、それに私は
「ううん何でもない、それより今日の晩御飯は何かな~」
「今日の晩御飯はユナの好きなミートスパゲッティ、とデザートにイチゴパフェだよ~」
「えっやっありがとうフローラお姉ちゃんだ~い好き」
そう言って私はフローラお姉ちゃんに抱き着いた
「まったくユナは甘えん坊さんね~ふふっ私もユナの事だ~い好きよ」
そう言ってフローラお姉ちゃんは私のおでこに優しくキスをしてくれた。フローラお姉ちゃんと一緒に暮らすようになってから毎日が凄く楽しい、だけど私にはフローラお姉ちゃんにも言えない秘密があるそれは私には前世の記憶があると言う事、でもこれについてはどうしてこんな事になったの分からないし、前世の記憶を持ってても結局引きこもりになっちゃったんだけどね…はは…は…
お金が欲しい…いつも同じ独り言を呟きながら私は何となく取って居る新聞を久しぶりに読んで見ると思わず飲んでいた緑茶を吹き出しそうになった。
「ッゲホッゲホッ1億円が東京の道路脇に落ちてたって…何それ私も欲しい」
そんな事を呟きながら新聞を読み続けて居るとアメリカのゴールドラッシュ宝くじの記事が目に入った
「当選金額が4兆円を突破ってマジかと言うかこれどこまで上がるんだろう?そうだ少し前にあぶく銭で入った1000万を使ってアメリカの旅行に行こうついでに宝くじ買っちゃおうかな、運が良ければ当たるかもしれないしね~」
そうと決まってからの私の行動は早かったそして私は現在アメリカの自由の女神像を眺めて感嘆の声を上げて居た
「はぇ~近くで見ると物凄い迫力だな~」
そうして暫くアメリカの観光を満喫して最後の楽しみに取って置いたゴールドラッシュ宝くじを100枚買って帰る事にしたゴールドラッシュ宝くじの特徴は全6桁で抽選で当選番号を決めて当選した人に8面ダイスを降らせて1が出たらジャックポット1以外の数字なら2000万ドルと言う形式を取っていてジャックポットが物凄く出にくいのだが、そのお陰でジャックポットの賞金額がとんでもない額になってその金額に私はつられたんだけどね。
私のアメリカ観光から半年後のある日アメリカで買ったゴールドラッシュ宝くじの当選番号を確認するついでにまたアメリカ観光をしようと言う事になった、ニューヨークについた後、買っていた宝くじの当選番号を確認してみると…私の手元にある紙に書かれている番号と見比べてみると全く同じ数字だった、私は無言で銀行の近くまでタクシーで向かった後でそこからは徒歩で銀行に入って手続きを済ませた、すると銀行の奥の部屋へ通された。
「それではこちらの8面ダイスを振ってください」
そう言ってダイスを振るための専用の台がある部屋まで案内してくれた女性から8面のダイスを渡された、私は震える手で8面ダイスを振るとコロコロとしばらく転がった後でその動きを止めたのでその数字を恐る恐る見てみると…1だったその数字を見た瞬間私の心臓が止まりそうになった。
「おめでとうございます!!それでは賞金のお支払いはいかがいたしましょうか?」
「あっはい…えっと一括でお願いします」
「お嬢様は日本にお住まいとの事ですので賞金をそのまま日本円にしては如何しょうか?」
「はっはいそれでよろしくお願いします」
「はい分かりましたそれではそのように手続き致します」
そう言って綺麗なスーツのお姉さんは優しそうな笑顔を浮かべながら私にそう言った、そして数十分後
「お待たせ致しました、お嬢様の口座への振り込みが完了いたしましたそれでは今後についての説明に少々お時間をいただいてもよろしいでしょうか?」
「はい、こちらこそお時間いただきありがとうございます」
その後お姉さんが丁寧に説明してくれた、そして手続きなども終わり予約していたホテルに向かおうとした時に…
「お嬢様お車のご用意が出来ています、それとお嬢様をホテルまで私がエスコートしてもよろしいでしょうか」
そう言いながらお姉さんが微笑んできた、お姉さんの微笑みがやけに色っぽく見えた気がした…
――数ヶ月後――
「ユナご飯できたわよ」
「ありがとうフローラお姉ちゃん今行く」
「ふふ、慌てなくても大丈夫よ」
そう言って優しく微笑んでいるのは銀行で親切にしてくれたお姉さんであの後なんだかんだあってお姉さんと一緒に暮らすことになったんだけどお姉さんと一緒に暮らし始めてから家の雰囲気が明るくなったんだよね、それと東京などの都市部の財産の殆どをつぎ込んだ、そんな私にフローラお姉ちゃんは優しくこう言った
「そう、気にしなくていいのにだってお金は初めからユナのだし、私はユナと一緒にいるのもほとんど私の趣味みたいなものなんだからね」
「ありがとうフローラお姉ちゃん」
「ふふふ私のかわい愛してるわ」
そう言ってフローラお姉ちゃんが優しく微笑んだ…
「ん?ユナそんなところでボーっとしてどうしたの?」
そう言ってフローラお姉ちゃんは小首をかしげながら私の顔を優しい笑顔を浮かべながら見つめてくる、それに私は
「ううん何でもない、それより今日の晩御飯は何かな~」
「今日の晩御飯はユナの好きなミートスパゲッティ、とデザートにイチゴパフェだよ~」
「えっやっありがとうフローラお姉ちゃんだ~い好き」
そう言って私はフローラお姉ちゃんに抱き着いた
「まったくユナは甘えん坊さんね~ふふっ私もユナの事だ~い好きよ」
そう言ってフローラお姉ちゃんは私のおでこに優しくキスをしてくれた。フローラお姉ちゃんと一緒に暮らすようになってから毎日が凄く楽しい、だけど私にはフローラお姉ちゃんにも言えない秘密があるそれは私には前世の記憶があると言う事、でもこれについてはどうしてこんな事になったの分からないし、前世の記憶を持ってても結局引きこもりになっちゃったんだけどね…はは…は…
0
お気に入りに追加
1
あなたにおすすめの小説
装甲を纏い戦う者達
ブレイブ
SF
未知の物質が発見され、未知の物質はアルカディアと命名され、アルカディアが適応すれば人に驚異的な力を与える。人をほおっては置けない白黒忌子はただの学生として過ごしていたが、特異災害、アドヴァルサの侵略攻撃の中、忌子の想いによって力が目覚めた
回避とサイコとツトム_第二章 日常と戦友
いぶさん
SF
主人公ツトムらの、戦士達の束の間の日常に、新たに加わる戦力の登場。そんな中、主人公はこれからの戦いにおいて、考えるものがある様で……?
一方で、敵であるゾムビー達も手強くなってきた。激しさを増す戦いは、まだ続いていく。
宇宙(そら)きゃんっ! 私、ぼっち女子高生だったんだけど、転校先で惑星降下アウトドア始めたら、女の子にモテモテになりました!
MITT
SF
西暦2671年の未来の世界。
エーテルロードと言う超空間航法で、星々を繋げる技術を獲得した宇宙時代。
開発中の惑星に降下して、誰もいない大自然を満喫しつつ、皆で楽しくキャンプしよう!
そんな感じのゆるーい活動目的の部活「宇宙活動部」に所属する、コロニー育ちで地上のことなんてなんにも解ってない巨乳&ロリと言うデコボココンビの先輩や、百合っけ全開なクラスメート達に囲まれて、ちょっと普通じゃないサイボーグ女子高生のユリちゃんが、イチャラブ学園生活したり、まったりゆるくキャンプ日常ものを目指してます。
まぁ、初っ端から地味だぜ? だが、これは日常もの。
ちゃんばらドンパチだけが芸じゃないっ!
アルファポリスHOTランキング50位、SF10位、デイリーPt1100と、それなりに当たってたりします。
※クラスメート達との日常編やってたら、とっても百合な感じになってしまったので、GLタグを追加。
おんにゃのこ同士でお肌の触れ合い、イチャラブシーンとか出て来ちゃったんで、R15になっちゃいましたとさ。なお、反省はしていない。
YOLO~この人生、精一杯生きることにします~
紫泉 翠
SF
円満井 望は、今大人気のフルダイブ式のMMORPG『ヨルムンガンド・オンライン』,
それを作り出した、『株式会社ユメカガク』に勤務しており、初期からデバッカーとしてシステム設計にかかわってきた。しかし、特に優れたところがないと考えているので、いつも不安に押しつぶされそう。
そんなある日、【ソーン・ルナー】を言う名でギルド職員と魔術師をしているゲーム内にて、未知のモンスターが三大都市に出現するという事件が起こる。そこで、彼女は実の弟ー杜和と彼の彼女ー結葵と力を合わせてこの事件に立ち向かう!無事解決できるのか⁉
そして、その事件の裏には、もっと恐ろしい陰謀が隠されていた⁉
注)このストーリーは、『ユメカガク研究所』というチームによって生み出されたシェアワールドを舞台としています。こちらのシェアワールドを使用している作品には、全て『チーム・ユメカガク研究所』のタグがついていますので、予めご了承ください。
―異質― 激突の編/日本国の〝隊〟 その異世界を掻き回す重金奏――
EPIC
SF
日本国の戦闘団、護衛隊群、そして戦闘機と飛行場基地。続々異世界へ――
とある別の歴史を歩んだ世界。
その世界の日本には、日本軍とも自衛隊とも似て非なる、〝日本国隊〟という名の有事組織が存在した。
第二次世界大戦以降も幾度もの戦いを潜り抜けて来た〝日本国隊〟は、異質な未知の世界を新たな戦いの場とする事になる――
大規模な演習の最中に異常現象に巻き込まれ、未知なる世界へと飛ばされてしまった、日本国陸隊の有事官〝制刻 自由(ぜいこく じゆう)〟と、各職種混成の約1個中隊。
そこは、剣と魔法が力の象徴とされ、モンスターが跋扈する世界であった。
そんな世界で手探りでの調査に乗り出した日本国隊。時に異世界の人々と交流し、時に救い、時には脅威となる存在と苛烈な戦いを繰り広げ、潜り抜けて来た。
そんな彼らの元へ、陸隊の戦闘団。海隊の護衛艦船。航空隊の戦闘機から果ては航空基地までもが、続々と転移合流して来る。
そしてそれを狙い図ったかのように、異世界の各地で不穏な動きが見え始める。
果たして日本国隊は、そして異世界はいかなる道をたどるのか。
未知なる地で、日本国隊と、未知なる力が激突する――
注意事項(1 当お話は第2部となります。ですがここから読み始めても差して支障は無いかと思います、きっと、たぶん、メイビー。
注意事項(2 このお話には、オリジナル及び架空設定を多数含みます。
注意事項(3 部隊単位で続々転移して来る形式の転移物となります。
注意事項(4 主人公を始めとする一部隊員キャラクターが、超常的な行動を取ります。かなりなんでも有りです。
注意事項(5 小説家になろう、カクヨムでも投稿しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる