定番ネタまったくないけど、ラブコメとして成立するの!?

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レッツ デート!

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デート当日
「お、おお、お待たせ、織田君まった?」
「まぁ2分程度ね 」
「ごめんね!着てる服迷ってたら遅れちゃったの 」
「いいよいいよ、じゃ行こうか」
「う、うん」
(服、誉めてくれないんだ...)
スタスタスタスタ
「あれ?そういえばどこ行くんだっけ?」
「あ。今日はね、駅前のスーパーで映画見ようと思うの!」
「へーいいね、どういうジャンル?」
「んーまだ考えてなかったわ、織田君なにみたい?」
「んー泣けるやつかな、それかドッジボールのやつ!」
「あなたどこでもドッジボールね笑笑なんでそこまで好きなの?」
「え?、んー、なんでだろう、忘れちゃった」
「ふーん思い出したら教えてね」
「いいよ」
スタスタスタスタ
「いやー着いた着いた」
「あ、この映画なんか面白そうじゃない?」
「あ、これ今話題のやつじゃん!見たかったんだー」
「じゃあこれにするか!」
「すみません席2つ空いてますか?」
「はい、ちょうど2つ空いております」
「おぉ!ラッキーね!」
「じゃあその席お願いします!」

(あ、空いてるとは言ってたけど)
(は、端と端だな)
(これじゃあ織田君としゃべれない... )
(これで青葉さんと見てるって言えるのかな?)

「おお!ロミオ!あなたはなんでロミオなの!」
「親が名付けたからだよ!」
(え、映画の内容も、つまらないわね)
(もう帰ってる人がいっぱいだな)
(よく話題になったわね、こんな駄作で..でも、)
(眠くなってきたな...でも、)
「「あの人と隣だったら笑って見れてたのかな」」

「いやー絶妙なつまらなさだったわね」
「まさか最後に全員復活するなんてね」
「・・・ごめんね、織田君、こんな事になっちゃって」
「いや。青葉さんのせいじゃないよ!」
「・・・これからどうする?」
「お腹も空いてきたしなんか食べようよ」
「ええ、そうね」

「あーご飯は本当に美味しかったわ!」
「お会計2560円になります」
「あ、俺が払うよ」
「え!いいわよ私が払うよ」
「いや。俺が払うって!」
「いや!私が」
ドン!
「お客様早くして貰えませんか?」通訳、リア充爆発しろ!
「「す、すみません」」
「じゃ、じゃあ、俺が払うよ」
「え、ええ、お言葉に甘えるわ」
「いいっていいって、あ、」
「ん?どうしたの?」
「俺今日、1000円しか持ってきてない....」
「あ、あら~じゃじゃあ、私払うわね」
「ご、ごめん」

(青葉さんにカッコ悪い所を見せてしまった)
(織田君って、天然なところあるわね...)

二人のデートはもう少し続きます
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