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第一英雄編
テメーの命
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「即死弾装填…ほら、来いよクソヤロー?」
カミカゼというウォムの身体にあるもう1つの人格は通常のrs-bs43の銃口の先に刃がついている所謂「銃剣モード」に即死弾を入れた
彼女の弾丸がディーネの鎧に当たればなんなく防ぐ事ができる…
しかし、逆を言えばそこ以外に当たると…死ぬ
迂闊に攻め込んだらすぐにお陀仏…ディーネとローズはタイミングを伺う
でも、攻めないなら勝つことはできない
「・・・こねーなら、こっちから行くぜ!キャーハッハッハ!!」
少々の沈黙の末、痺れを切らたカミカゼはローズに向かって即死弾を発砲、その後弾丸と同じ速度で突っ込む…まるで特攻だ
「シ、防御魔法!…きゃあ!?」
「ローズ!?」
ローズは弾が当たる前に防御魔法を展開、なんとか即死弾は防げたものの右肩に銃剣が刺さってしまう
彼女はその痛みによって魔蓄の剣を離してしまった
「う…くぅ…」
「ほー、綺麗な血だなぁ良いぜ良いぜ良いぜ!もっと見せろよ?」
カミカゼはrs-bs43をゆっくりと肉を切るようにひねる…ローズはより一層声が大きくなる
本来なら即死弾一発で殺せるのにそうしない…カミカゼはこの戦いを楽しんでいる?
「ぜってー許さねぇ!『皇帝』『正義』『力』!!」
ディーネは現在rs-bs43に即死弾が装填されてない事を確認してからアルカの力を使いカミカゼに攻撃を仕掛ける
「舐めんなよクソチビ!」
カミカゼは苦しんでいるローズの腹を一発殴って押し倒した後、そのまま近づいてくるディーネの顔面目掛けて回し蹴りをくらわせる
「ディーネちゃん!」
「ローズ先輩!!」
この悲惨な状況をなんとかしようと2人に駆け寄ろうとするカリーナとアロマさん…でも、それは叶わなかった
「ぎゃあぁ!!!」
「こういう事言ってみたかったんだよな~…動くな…動いたら殺すぞ?」
カミカゼはローズの肩に刺さっている銃剣を地面へと貫通させた後に落ちている魔蓄の剣を拾い上げ、彼女の胸に刺そうとする
ローズは無理やりrs-bs43を引き抜こうとするも、びくともしなかった
それもそのはずであのアイテムは契約者じゃないと持つことすらできない
おまけに魔法を吸収する魔蓄の剣が装備されているせいでローズの抵抗するすべが全くない
「わ、分かった…カミカゼ…君の目的はなんだ…」
「目的?最初から言ってんだろ…魔王エボル…テメーの命だよ!大人しく殺されればこのまな板サキュバスは殺さないでやるよ」
「・・・」
カミカゼというウォムの身体にあるもう1つの人格は通常のrs-bs43の銃口の先に刃がついている所謂「銃剣モード」に即死弾を入れた
彼女の弾丸がディーネの鎧に当たればなんなく防ぐ事ができる…
しかし、逆を言えばそこ以外に当たると…死ぬ
迂闊に攻め込んだらすぐにお陀仏…ディーネとローズはタイミングを伺う
でも、攻めないなら勝つことはできない
「・・・こねーなら、こっちから行くぜ!キャーハッハッハ!!」
少々の沈黙の末、痺れを切らたカミカゼはローズに向かって即死弾を発砲、その後弾丸と同じ速度で突っ込む…まるで特攻だ
「シ、防御魔法!…きゃあ!?」
「ローズ!?」
ローズは弾が当たる前に防御魔法を展開、なんとか即死弾は防げたものの右肩に銃剣が刺さってしまう
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「う…くぅ…」
「ほー、綺麗な血だなぁ良いぜ良いぜ良いぜ!もっと見せろよ?」
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本来なら即死弾一発で殺せるのにそうしない…カミカゼはこの戦いを楽しんでいる?
「ぜってー許さねぇ!『皇帝』『正義』『力』!!」
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「舐めんなよクソチビ!」
カミカゼは苦しんでいるローズの腹を一発殴って押し倒した後、そのまま近づいてくるディーネの顔面目掛けて回し蹴りをくらわせる
「ディーネちゃん!」
「ローズ先輩!!」
この悲惨な状況をなんとかしようと2人に駆け寄ろうとするカリーナとアロマさん…でも、それは叶わなかった
「ぎゃあぁ!!!」
「こういう事言ってみたかったんだよな~…動くな…動いたら殺すぞ?」
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「目的?最初から言ってんだろ…魔王エボル…テメーの命だよ!大人しく殺されればこのまな板サキュバスは殺さないでやるよ」
「・・・」
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