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二章

生の力

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時同じくしてサキュバスの洞窟で修行をしていたカリンは...

「・・・はぁ、ハァハァ、終わった?」

「よくやったなカリンよく性の試練を乗り越えたな」

「も、もう...ハァハァ本当に疲れた、体が...ボロボロ...ピクピク」

カリンの体はまだ痙攣している

「これでお前は不死とほぼ同等の力をえた。」

「はぁ、はぁ...じゃあ、もう一個の試練よね?」

「あぁ、次は生の試練だ。生の試練は今授かった性の力を自分の力で操る事だ。」

「ん?どゆこと?」

「この力を使えば呪文をあまり使えないお前でも回復系の呪文を使えることができる。なのでかなりの戦力になるだろうな」

「なるほどね~で?どうするの?」

「簡単だ...それは、人を愛する事だ、愛している者にのみその力は働く。」

「・・・じゃあ、もしかしてアネッサも!?」

「そう言うことだ。さぁアネッサにその力を注いでやれ」

カリンはアネッサの亡骸の元に近づいて手をおいた。 

「お願い、私のお姉ちゃん...たった1人のお姉ちゃん...どうか、生き返って!」

ピカーン!!!

カリンがそう言うとアネッサは目を覚ました

「か、りん?どうしたの?アホみたいな顔して...?」

「あ、アネッサ...お姉ちゃーん!!!」
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