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二章 凝縮版
4話 対決~別れ
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「ねぇ?アリスタ?本当に戦うの? 」
「当たり前だろ!王様と約束したもん」
「なかば無理やりだったけどな」
「で、でも...ムシュファザムは凄い強いわよ...なにせ、四天王ですもん」
「大丈夫!俺には魔切の剣がある。これで切ればどんな魔物も俺の仲間になるさ」
「もし、その剣が当たんなかったら?」
「・・・え?」
「相手は強いのよ?なんで攻撃が当たる前提で話してるのよ!」
「あ」
「バカじゃないの!もー」
「ま、まぁなんとかなるさ」
「あんたいっつもそれね」
3人はそのまま洞窟に向かった。洞窟には凄い腐敗臭がしていて人間の死体が複数体転がっている。ムシュファザムは岩に腰かけていた
「ん?なんだこいつらぁ、ガキが3びき、なにしに来たぁ?」
「国王の息子の毒を直しにきた。」
「ケヒャハケヒャハヒャハお前らが?お笑いだぜぇ、見ろよここにある死体を!お前らよりも何年も生きた大人達だぞ?そいつらが即死だ、お前らが勝てるわけなぁい」
「くどい!睡眠魔法!」
カリンは痺れを切らせて魔法を放った
「うぐっ、スースースー」
「え!?あっけな」
「早くやっちゃってアリスタ」
「ん?、あ、おう」
アリスタは魔切の剣をムシュファザムに振りかざした。その時!
「騙されたなバアカ!」
「なに!?」
「くらえ!」
「危ない!アリスタ!」
ムシュファザムが放った毒がアリスタに当たろうとした時とっさにゼオスがアリスタを庇った!
「うぐっ!」
毒はゼオスの右肩にかすってしまった。かすっただけでも服がとけ火傷のようなアザが複数できてしまった。だんだんとゼオスの顔色が悪くなってきて息づかいが荒くなった
「はぁ、いってぇ!アリスタ、俺の代わりにさっさと倒せ!今だけは魔物と仲良くすることを...あき、ら...めろ バタン」
「ゼオス!」
「ゼオス君!」
「今そのガキには国王のガキと同じ毒をかけた。つまぁり!そいつも死ぬ」
「・・・許さねぇ、うおぉぉぉ!」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「アリスタ?アリスタ!」
「ん?あれ?ここは?」
「ムシュファザムが居た洞窟よ」
「あ!あれ?ムシュファザムは?それに、なんでゼオスが無事なんだ?」
「あんた、ホントになにも覚えてないの?」
「なにが?」
「ゼオス君がピンチになったときあんたはスッゴい早い動きでムシュファザムをその剣で滅多切りしたのよ!その後死んだように寝ててさ、大丈夫なの?」
「んー分からん!まぁとりあえず1度帰って 」
こうして3人は城へともどった
「やや!お前達は!?」
城門の兵士に目をつけられた
「ど、どうしたんですか?」
「・・・国王様がお呼びだ。早く向かってやれ」
「え?あ、はい」
「なにがあったんだろ?」
「もしかして、まだ、助かってないとか?」
コンコン
「入ってくれ」
「失礼します!王様!大丈夫ですか」
「おぉ!子供達よ!ありがとう!お主達のおかげで息子の毒は消えたよ!」
「本当ですか!良かった!」
「まさか、本当にあの魔物を倒したのか」
「はい!この勇者アリスタが倒しました!」
カリンは自慢気に言った
「え!勇者って、俺はそんなんじゃ...」
「いや!君は紛れもなく勇者じゃ!」
「そ、そうかな~えへへ」
「そういえば君は魔物達と平和な世界を作りたいと言ったな」
「あ、はい!」
「私は、君に賭けようと思う。私も平和が欲しい。」
「本当ですか!やったぁ!」
「良かったねアリスタ!」
「うん!」
「そうなれば、次に君がやることは1つ、他の人間の城を巡る事じゃ。全ての王に御主の気持ちを伝えてやれ!」
「はい!」
クエストクリア!
王様はアリスタ達に3000Gとそれぞれの武器をくれた。アリスタには鎧と盾、ゼオスは杖、そしてカリンは綺麗な花飾り。
「さぁいけ!勇者アリスタよ!」
「分かりました。行ってきます!」
「じゃねー王様ー」
こうして勇者アリスタの更なる冒険が始まろうとしていた。
「なぁ、アリスタ...」
「ん?どしたゼオス」
「ごめん、俺、お前ともう冒険できない」
「え!?なんでなんで?」
「ムシュファザムからの毒攻撃を食らったろ?その時の毒は治ったんだけど、奴の強酸のせいで、右腕が使い物にならないんだ。」
「そんな」
「治ったら必ず駆けつける。だから、死なないでくれよ」
「死ぬわけないじゃん!私もいるんだし」
「そうだな、絶対俺の分も頑張ってくれ」
「おう、おう!分かった!絶対お前も戻ってきてくれよ!約束だ!」
そういうとアリスタは手を差し出した
「・・・」
「ん?どした?友情の握手だ!」
「・・・あのさ、右腕が使えない奴に右手で握手させるなよ」
「あ!ごめん!じゃあこっち」
ガシッ
「また会うぜ親友!」
「おう!親友」
こうしてゼオスは王様からもらった杖で1人で村に戻った。
「・・・行っちゃったね」
「あぁ、これからは2人で頑張んないとな、誰か仲間でも見つける?」
「あー良いかもね!なんかそれっぽい人を次の町で見つけるか!」
「よーし、二人だけど頑張るぞ!」
「おー!」
「当たり前だろ!王様と約束したもん」
「なかば無理やりだったけどな」
「で、でも...ムシュファザムは凄い強いわよ...なにせ、四天王ですもん」
「大丈夫!俺には魔切の剣がある。これで切ればどんな魔物も俺の仲間になるさ」
「もし、その剣が当たんなかったら?」
「・・・え?」
「相手は強いのよ?なんで攻撃が当たる前提で話してるのよ!」
「あ」
「バカじゃないの!もー」
「ま、まぁなんとかなるさ」
「あんたいっつもそれね」
3人はそのまま洞窟に向かった。洞窟には凄い腐敗臭がしていて人間の死体が複数体転がっている。ムシュファザムは岩に腰かけていた
「ん?なんだこいつらぁ、ガキが3びき、なにしに来たぁ?」
「国王の息子の毒を直しにきた。」
「ケヒャハケヒャハヒャハお前らが?お笑いだぜぇ、見ろよここにある死体を!お前らよりも何年も生きた大人達だぞ?そいつらが即死だ、お前らが勝てるわけなぁい」
「くどい!睡眠魔法!」
カリンは痺れを切らせて魔法を放った
「うぐっ、スースースー」
「え!?あっけな」
「早くやっちゃってアリスタ」
「ん?、あ、おう」
アリスタは魔切の剣をムシュファザムに振りかざした。その時!
「騙されたなバアカ!」
「なに!?」
「くらえ!」
「危ない!アリスタ!」
ムシュファザムが放った毒がアリスタに当たろうとした時とっさにゼオスがアリスタを庇った!
「うぐっ!」
毒はゼオスの右肩にかすってしまった。かすっただけでも服がとけ火傷のようなアザが複数できてしまった。だんだんとゼオスの顔色が悪くなってきて息づかいが荒くなった
「はぁ、いってぇ!アリスタ、俺の代わりにさっさと倒せ!今だけは魔物と仲良くすることを...あき、ら...めろ バタン」
「ゼオス!」
「ゼオス君!」
「今そのガキには国王のガキと同じ毒をかけた。つまぁり!そいつも死ぬ」
「・・・許さねぇ、うおぉぉぉ!」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「アリスタ?アリスタ!」
「ん?あれ?ここは?」
「ムシュファザムが居た洞窟よ」
「あ!あれ?ムシュファザムは?それに、なんでゼオスが無事なんだ?」
「あんた、ホントになにも覚えてないの?」
「なにが?」
「ゼオス君がピンチになったときあんたはスッゴい早い動きでムシュファザムをその剣で滅多切りしたのよ!その後死んだように寝ててさ、大丈夫なの?」
「んー分からん!まぁとりあえず1度帰って 」
こうして3人は城へともどった
「やや!お前達は!?」
城門の兵士に目をつけられた
「ど、どうしたんですか?」
「・・・国王様がお呼びだ。早く向かってやれ」
「え?あ、はい」
「なにがあったんだろ?」
「もしかして、まだ、助かってないとか?」
コンコン
「入ってくれ」
「失礼します!王様!大丈夫ですか」
「おぉ!子供達よ!ありがとう!お主達のおかげで息子の毒は消えたよ!」
「本当ですか!良かった!」
「まさか、本当にあの魔物を倒したのか」
「はい!この勇者アリスタが倒しました!」
カリンは自慢気に言った
「え!勇者って、俺はそんなんじゃ...」
「いや!君は紛れもなく勇者じゃ!」
「そ、そうかな~えへへ」
「そういえば君は魔物達と平和な世界を作りたいと言ったな」
「あ、はい!」
「私は、君に賭けようと思う。私も平和が欲しい。」
「本当ですか!やったぁ!」
「良かったねアリスタ!」
「うん!」
「そうなれば、次に君がやることは1つ、他の人間の城を巡る事じゃ。全ての王に御主の気持ちを伝えてやれ!」
「はい!」
クエストクリア!
王様はアリスタ達に3000Gとそれぞれの武器をくれた。アリスタには鎧と盾、ゼオスは杖、そしてカリンは綺麗な花飾り。
「さぁいけ!勇者アリスタよ!」
「分かりました。行ってきます!」
「じゃねー王様ー」
こうして勇者アリスタの更なる冒険が始まろうとしていた。
「なぁ、アリスタ...」
「ん?どしたゼオス」
「ごめん、俺、お前ともう冒険できない」
「え!?なんでなんで?」
「ムシュファザムからの毒攻撃を食らったろ?その時の毒は治ったんだけど、奴の強酸のせいで、右腕が使い物にならないんだ。」
「そんな」
「治ったら必ず駆けつける。だから、死なないでくれよ」
「死ぬわけないじゃん!私もいるんだし」
「そうだな、絶対俺の分も頑張ってくれ」
「おう、おう!分かった!絶対お前も戻ってきてくれよ!約束だ!」
そういうとアリスタは手を差し出した
「・・・」
「ん?どした?友情の握手だ!」
「・・・あのさ、右腕が使えない奴に右手で握手させるなよ」
「あ!ごめん!じゃあこっち」
ガシッ
「また会うぜ親友!」
「おう!親友」
こうしてゼオスは王様からもらった杖で1人で村に戻った。
「・・・行っちゃったね」
「あぁ、これからは2人で頑張んないとな、誰か仲間でも見つける?」
「あー良いかもね!なんかそれっぽい人を次の町で見つけるか!」
「よーし、二人だけど頑張るぞ!」
「おー!」
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