12 / 40
初恋 ミケ編
しおりを挟む
「ねぇねぇミケ」
「どした?ゼース」
「彼女いたことある?」
「オッケーGoogle彼女っな」
ガシッ
「シッテルヨネ?」
「し、知らないなー彼女なんて」
「シッテルヨネ?」
「はい、知ってますすみません」
「イタコトアル?」
「ないよ!文句あんの?」
「プププ、どうせ初恋とかもないんでしょお?」
「あ、ありますけど?」
「えー聞かせて聞かせて!」
「やだよ、恥ずかしい」
「乙女座1位にしてあげるから!」
「し、仕方ないなー」
あれは僕がまだトナカイに育てられてた頃、とっても寒かった冬の話だね
「うー、さむいなんで魚の猟に行かなくちゃいけないのさ!寒い!」
「君も大変ねー」
「あれ?、君は隣町の!」
「冬子よ!たしか、ミケ君よね!」
「そうだよ!、君も猟の帰り?」
「そーなのよ!一緒に帰りましょ!」
「うん!」
それからというもの僕らはたまに会っては一緒に帰って、その時間が一番の幸せだった 、そこで僕は決心した!
「冬子さん!」
「ど、どしたの?ミケ君?」
「ぼ、僕と付き合ってほしい!」
「ご、ごめんなさい!」
「えぇ!?なんで」
「私はトナカイであなたは人間、種族が違えば寿命も生き方も変わっていく...だから、ごめんなさい」
冬子さんはそれから僕に姿を現さなかった、これが僕の苦い初恋
「え?ミケ?ちょっとまって?」
「どした?」
「相手ってトナカイなの?」
「そうだよ?」
「ふーん」
「なに露骨にガッカリしてるんだよ!」
「べっつに~」
「こいつー!じゃあゼースのも教えてよ!」
「え、良いけど?」
次回ゼースの初恋
「どした?ゼース」
「彼女いたことある?」
「オッケーGoogle彼女っな」
ガシッ
「シッテルヨネ?」
「し、知らないなー彼女なんて」
「シッテルヨネ?」
「はい、知ってますすみません」
「イタコトアル?」
「ないよ!文句あんの?」
「プププ、どうせ初恋とかもないんでしょお?」
「あ、ありますけど?」
「えー聞かせて聞かせて!」
「やだよ、恥ずかしい」
「乙女座1位にしてあげるから!」
「し、仕方ないなー」
あれは僕がまだトナカイに育てられてた頃、とっても寒かった冬の話だね
「うー、さむいなんで魚の猟に行かなくちゃいけないのさ!寒い!」
「君も大変ねー」
「あれ?、君は隣町の!」
「冬子よ!たしか、ミケ君よね!」
「そうだよ!、君も猟の帰り?」
「そーなのよ!一緒に帰りましょ!」
「うん!」
それからというもの僕らはたまに会っては一緒に帰って、その時間が一番の幸せだった 、そこで僕は決心した!
「冬子さん!」
「ど、どしたの?ミケ君?」
「ぼ、僕と付き合ってほしい!」
「ご、ごめんなさい!」
「えぇ!?なんで」
「私はトナカイであなたは人間、種族が違えば寿命も生き方も変わっていく...だから、ごめんなさい」
冬子さんはそれから僕に姿を現さなかった、これが僕の苦い初恋
「え?ミケ?ちょっとまって?」
「どした?」
「相手ってトナカイなの?」
「そうだよ?」
「ふーん」
「なに露骨にガッカリしてるんだよ!」
「べっつに~」
「こいつー!じゃあゼースのも教えてよ!」
「え、良いけど?」
次回ゼースの初恋
0
お気に入りに追加
2
あなたにおすすめの小説
【総集編】日本昔話 パロディ短編集
Grisly
児童書・童話
⭐︎登録お願いします。
今まで発表した
日本昔ばなしの短編集を、再放送致します。
朝ドラの総集編のような物です笑
読みやすくなっているので、
⭐︎登録して、何度もお読み下さい。
読んだ方も、読んでない方も、
新しい発見があるはず!
是非お楽しみ下さい😄
⭐︎登録、コメント待ってます。
アンナのぬいぐるみ
蒼河颯人
児童書・童話
突然消えてしまったぬいぐるみの行く先とは?
アンナは五歳の女の子。
彼女のお気に入りのくまのぬいぐるみが、突然姿を消してしまい、大変なことに!
さて、彼女の宝物は一体どこに行ったのでしょうか?
表紙画像は花音様に企画で描いて頂きました。
ペンギン・イン・ザ・ライブラリー
深田くれと
児童書・童話
小学生のユイがペンギンとがんばるお話!
図書委員のユイは、見慣れた図書室の奥に黒い塊を見つけた。
それは別の世界を旅しているというジェンツーペンギンだった。
ペンギンが旅をする理由を知り、ユイは不思議なファンタジー世界に足を踏み入れることになる。
タロウのひまわり
光野朝風
児童書・童話
捨て犬のタロウは人間不信で憎しみにも近い感情を抱きやさぐれていました。
ある日誰も信用していなかったタロウの前にタロウを受け入れてくれる存在が現れます。
タロウはやがて受け入れてくれた存在に恩返しをするため懸命な行動に出ます。
出会いと別れ、そして自己犠牲のものがたり。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる