12 / 14
催眠術
しおりを挟む
「ねぇ兄さん!」
「どうしたハナ」
「今日クラスの女子と話してたら面白いこと教えてもらったの!」
「なになに」
「じゃーん!」
ハナはそう言うと紐が通されている5円玉をアイトに見せた
「な、なにこれ」
「催眠術よ、催眠術!これメチャクチャ効果あるの!だから兄さんにもやってあげるね」
「へー楽しみだなぁ」
「じゃあこの5円玉を見ててね」
「おう」
ハナはニコニコ顔で5円玉を振り子のように揺らしている
「えっと…ここは深い海です、あなたはだんだんと沈んでいきます。ゆっくりゆっくりユラユラと沈んでいきます」
(ほ、本当にこんなんでかかるのか?でも合法的にハナを見つめれるって良い企画だな)
「そしてあなたは私の言う事を聞くようになーる…言う事を聞くようになーる。どうかな?」
「・・・」
(まったくかかってないけどハナの笑顔のためにかかった事にするかな)
「あれぇ?兄さーん?」
ハナはアイトの顔の近くで手をブンブン振るもアイトは表情1つ変えない
「ふふん!どうやら催眠術にかかったようね!兄さんは犬になる!」
「わ、わんわん」
(メチャクチャ恥ずい)
「お手!」
「わん…」
「ほ、本当に効いてるのね…じゃ、じゃあ…」
(どうせお小遣いを増やせとかだろ?)
「兄さんは私の事を好きになる!」
「!?」
「どうしたハナ」
「今日クラスの女子と話してたら面白いこと教えてもらったの!」
「なになに」
「じゃーん!」
ハナはそう言うと紐が通されている5円玉をアイトに見せた
「な、なにこれ」
「催眠術よ、催眠術!これメチャクチャ効果あるの!だから兄さんにもやってあげるね」
「へー楽しみだなぁ」
「じゃあこの5円玉を見ててね」
「おう」
ハナはニコニコ顔で5円玉を振り子のように揺らしている
「えっと…ここは深い海です、あなたはだんだんと沈んでいきます。ゆっくりゆっくりユラユラと沈んでいきます」
(ほ、本当にこんなんでかかるのか?でも合法的にハナを見つめれるって良い企画だな)
「そしてあなたは私の言う事を聞くようになーる…言う事を聞くようになーる。どうかな?」
「・・・」
(まったくかかってないけどハナの笑顔のためにかかった事にするかな)
「あれぇ?兄さーん?」
ハナはアイトの顔の近くで手をブンブン振るもアイトは表情1つ変えない
「ふふん!どうやら催眠術にかかったようね!兄さんは犬になる!」
「わ、わんわん」
(メチャクチャ恥ずい)
「お手!」
「わん…」
「ほ、本当に効いてるのね…じゃ、じゃあ…」
(どうせお小遣いを増やせとかだろ?)
「兄さんは私の事を好きになる!」
「!?」
0
お気に入りに追加
13
あなたにおすすめの小説
女子高生は卒業間近の先輩に告白する。全裸で。
矢木羽研
恋愛
図書委員の女子高生(小柄ちっぱい眼鏡)が、卒業間近の先輩男子に告白します。全裸で。
女の子が裸になるだけの話。それ以上の行為はありません。
取って付けたようなバレンタインネタあり。
カクヨムでも同内容で公開しています。
校外学習の帰りに渋滞に巻き込まれた女子高生たちが集団お漏らしする話
赤髪命
大衆娯楽
※この作品は「校外学習の帰りに渋滞に巻き込まれた女子高生たちが小さな公園のトイレをみんなで使う話」のifバージョンとして、もっと渋滞がひどくトイレ休憩云々の前に高速道路上でバスが立ち往生していた場合を描く公式2次創作です。
前作との文体、文章量の違いはありますがその分キャラクターを濃く描いていくのでお楽しみ下さい。(評判が良ければ彼女たちの日常編もいずれ連載するかもです)
校外学習の帰りに渋滞に巻き込まれた女子高生たちが小さな公園のトイレをみんなで使う話
赤髪命
大衆娯楽
少し田舎の土地にある女子校、華水黄杏女学園の1年生のあるクラスの乗ったバスが校外学習の帰りに渋滞に巻き込まれてしまい、急遽トイレ休憩のために立ち寄った小さな公園のトイレでクラスの女子がトイレを済ませる話です(分かりにくくてすみません。詳しくは本文を読んで下さい)
マンガ喫茶でセフレとエッチする甘々な日々
ねんごろ
恋愛
ふとした思いつきでマンガ喫茶に足を運んだ高校生の男女。
はじめは楽しく漫画を読んでいたんだけど……
偶然聞いてしまったお隣さんの喘ぎ声が発端で、二人は目覚めてしまった。
そうして二人はセフレへと大人の階段を上ってしまうのだった……
マンガ喫茶のエロエロの側面をお届けできれば幸いです。
※当たり前のことですが、この小説の内容はあまり褒められたものではありません。そのあたりを理解した上でお楽しみいただけると幸いです。
小学生最後の夏休みに近所に住む2つ上のお姉さんとお風呂に入った話
矢木羽研
青春
「……もしよかったら先輩もご一緒に、どうですか?」
「あら、いいのかしら」
夕食を作りに来てくれた近所のお姉さんを冗談のつもりでお風呂に誘ったら……?
微笑ましくも甘酸っぱい、ひと夏の思い出。
※性的なシーンはありませんが裸体描写があるのでR15にしています。
※小説家になろうでも同内容で投稿しています。
※2022年8月の「第5回ほっこり・じんわり大賞」にエントリーしていました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる