127 / 138
願わくは
9.
しおりを挟む
ノープロブレム、言葉通りその後も恙なく……とは行かなかった。
動悸がして目の前が真っ暗になり、市役所のベンチで10分ほど休むはめになった、とは娘の戸籍を閲覧しに行った父親の談。多分盛っている。
千晶も書類を確認すると直嗣にアポを取らせ――た場で、人払いが済むなり還暦頃の男性が無言で慎一郎を殴り、彼も殴り返し、避けては返し、その手前で直嗣は頭を抱え、彼の祖父はやってくれたなと高笑いをし、怖い者知らずな女は孫と一緒に精密検査を受けてきたらどうかと嫌味を言って返した。白紙の証人になるのも、偽装書類にサインするのもどちらも問題だ。
「おばさんには悪いけど、兄さん位強引でないと前には進まないのかな…」
「直ちゃん…」
早まるな、君はそういうキャラじゃない。斜め前に座る直嗣の小さな呟きは、千晶にだけ届いた。
その隣、同じ三人掛けのソファーに座るのが千晶の兄で、その斜め横に座る慎一郎の祖父と、ここは女が少ないだの、あの二人の周りだけだとか、ここまでボディチェックもなかったけれどいいのかとか、しようもない雑談を交わしている。
慎一郎と男性――見た目にも状況的にも父親――が立ったまま睨み合うのはどうでもいい態である。
(まだ大丈夫そうだけれど、早くしたほうがいいのは確かだな)
千晶は慎一郎と父親と祖父、と直嗣の頭順に見比べ、軽くため息をついた。直嗣も千晶の視線を受け、取り込み中の兄と父にため息をつく。
「これが不肖の父、慧一です。父さん、こちら高遠さんご兄妹、兄さんの友人で――だった千晶さんが兄さんの――、千晶さんの夫が兄さん?」
「配偶者ね」
「……」
「こんにちは、今日はその件で直嗣さんと次郎さんに時間を作ってもらいました」
父親は慎一郎より数センチ、直嗣より拳ひとつ背が低いだろうか。腹も出でおらず壮健といった印象だ。祖父の次郎も同じ位の背でやや細身、同年代平均より高く、父は当然として祖父も栄養状態は良好であったのだろう。
「慧一、」
「……」
慧一は無言で千晶を一瞥したきり。次郎の咎める調子にも変化はない。不肖の息子にふさわしい態度である。
「親子ねぇ?」
千晶は持参したハーブティを飲みながら独り言のように感想をもらす。誰と誰が、は言っていない。慎一郎は直嗣と父親を見て鼻で笑い、直嗣は胸倉を掴み合う父親と兄に呆れた視線を送る。それを見た次郎と千晶の兄が何をかいわんやと口角を上げる。
「父さんいい年してみっともないですよ。高遠さんに失礼でしょ」
「別にいいよ。子どもの不始末に親が出てくるような年でもないでしょう、まぁ、かわいい息子ちゃんだけでなく親御さんまで共謀したんじゃ――心配よねー」
あなたは呼んでない、千晶のニュアンスはしっかり伝わっているようで、慧一の蟀谷に血管が浮く。千晶のことは調査済みだろうに、どう報告を受けているのか。
千晶は慧一の態度をどうとも思っていない。一部の人間には舐められやすい雰囲気なのも自覚している。歓迎されるとは思っていないし、謝られても困る。かといって責められるのもお角違いだ。
慎一郎は面白そうに微笑みながら千晶の隣に座ろうとして追い払われ、渋々向かいのソファーへ座った。
千晶は慎一郎のことも呼んでくれとは言っていない。いい年してパパに尻ぬぐいかよ、という嫌味も通じているが、まったく意に介していない、どころか父親に向けてハンカチでケツを払う余裕をみせた。
「慎一郎さんも怒ってくれるパパがいてよかったね、なんとかな子ほど可愛いっていうもんね」
「だぁっど、僕は何も間違えてないよ」
慧一は一瞬瞳目し、怒りのオーラを放つ。直嗣は再び頭を抱えため息をひとつ、他は軽く肩を震わせた。
「ちあ、失礼だろ。ご子息は変わった趣味をお持ちでいらして、どなたに似たのでしょう、位にしておきなさい。いやぁ愚妹は口の利き方を知りませんでお恥ずかしい。馬鹿な身内を持つと苦労しますね」
「ええ、まったく。兄は勝手についてきただけですからどうぞお構いなく」
慇懃な言葉と裏腹にソファーにふんぞり返って足まで組んでいるのが千晶の兄。今日は黒に近い紫のシャドーストライプのスリーピース。千晶はショールカラーにマーメイドラインのボルドーのツーピース。姿勢よく足を揃え浅く腰掛けている。微笑みから繰り出される言葉は直截すぎるが。
こんな兄妹も必要とあれば外面を取り繕うのは得意で、両親に頭を下げさせるようなヘマはしなかった。慎一郎もそうだったろう。
「だって面白そうだろ」と兄は言い捨て、妹は虎柄のが好きなんだ、ここのもうまいんだよ、と祖父と雑談混じりにどら焼きを食べ始める。二人はジローちゃんハルちゃんと呼び合っている。
千晶は横目で軽く息を吐く。兄同伴で正解だったのだろうか。父親や七海では常識的過ぎるし、いきなり代理人もやりすぎな気がしたのだ、もちろん万一に備えに訴状他は預けてきた、余罪も含めて。
慧一は千晶の兄のことも、ちらっと見ただけで何も言わない。小さく息を整え、自らの気をコントロールしようと努力はしている。思うように冷静になれないのは、年齢的に前頭葉の抑制が効かなくなっているからだろう。
「父さん、興奮して血が昇りすぎると息子のケツ叩くどころか自分のケツを拭けなくなりますよ」
「……」
とうとう可愛い下の息子にまで品格を疑う言葉で畳みかけられ、父親は思わず千晶を睨む。千晶が唆したと思いたいのだろうが、自分の胸に手を当てたほうがいい。
「僕は叩かれるなら千晶ちゃんがいいw」
「兄さん…」
千晶は首を振って否定するが、千晶と慎一郎に対する直嗣の視線が微妙に湿り気を帯びていく。彼は兄と嗜好が逆方向、そんなどうでもいい情報を思い出した千晶は再度ゆっくりと首を振って否定する。
おばさんも大変だね、直嗣は千晶の肩を軽く叩くような仕草で頷く。同情するなら誤解を解いて欲しい。
慧一は眩暈にも似た感覚に襲われ、空いている一人掛けのソファーに座った。呼んでいない父と息子が千晶と兄の対面という図。席次はもうどうでもいい。
蟀谷に手を当てたまま小さく息を吐いた息子に、次郎は顎をしゃくる。
「ほら、どんな傾城かと思えば豚犬は気立てで選んだと見える位返したらどうだ? お前は冗談のひとつも言えんで」
容赦のない祖父の皮肉に千晶と兄はどっちにしたって趣味が悪いと笑ったが、慎一郎と直嗣は微妙な顔で目を合わせた。そこは笑えよ。
動悸がして目の前が真っ暗になり、市役所のベンチで10分ほど休むはめになった、とは娘の戸籍を閲覧しに行った父親の談。多分盛っている。
千晶も書類を確認すると直嗣にアポを取らせ――た場で、人払いが済むなり還暦頃の男性が無言で慎一郎を殴り、彼も殴り返し、避けては返し、その手前で直嗣は頭を抱え、彼の祖父はやってくれたなと高笑いをし、怖い者知らずな女は孫と一緒に精密検査を受けてきたらどうかと嫌味を言って返した。白紙の証人になるのも、偽装書類にサインするのもどちらも問題だ。
「おばさんには悪いけど、兄さん位強引でないと前には進まないのかな…」
「直ちゃん…」
早まるな、君はそういうキャラじゃない。斜め前に座る直嗣の小さな呟きは、千晶にだけ届いた。
その隣、同じ三人掛けのソファーに座るのが千晶の兄で、その斜め横に座る慎一郎の祖父と、ここは女が少ないだの、あの二人の周りだけだとか、ここまでボディチェックもなかったけれどいいのかとか、しようもない雑談を交わしている。
慎一郎と男性――見た目にも状況的にも父親――が立ったまま睨み合うのはどうでもいい態である。
(まだ大丈夫そうだけれど、早くしたほうがいいのは確かだな)
千晶は慎一郎と父親と祖父、と直嗣の頭順に見比べ、軽くため息をついた。直嗣も千晶の視線を受け、取り込み中の兄と父にため息をつく。
「これが不肖の父、慧一です。父さん、こちら高遠さんご兄妹、兄さんの友人で――だった千晶さんが兄さんの――、千晶さんの夫が兄さん?」
「配偶者ね」
「……」
「こんにちは、今日はその件で直嗣さんと次郎さんに時間を作ってもらいました」
父親は慎一郎より数センチ、直嗣より拳ひとつ背が低いだろうか。腹も出でおらず壮健といった印象だ。祖父の次郎も同じ位の背でやや細身、同年代平均より高く、父は当然として祖父も栄養状態は良好であったのだろう。
「慧一、」
「……」
慧一は無言で千晶を一瞥したきり。次郎の咎める調子にも変化はない。不肖の息子にふさわしい態度である。
「親子ねぇ?」
千晶は持参したハーブティを飲みながら独り言のように感想をもらす。誰と誰が、は言っていない。慎一郎は直嗣と父親を見て鼻で笑い、直嗣は胸倉を掴み合う父親と兄に呆れた視線を送る。それを見た次郎と千晶の兄が何をかいわんやと口角を上げる。
「父さんいい年してみっともないですよ。高遠さんに失礼でしょ」
「別にいいよ。子どもの不始末に親が出てくるような年でもないでしょう、まぁ、かわいい息子ちゃんだけでなく親御さんまで共謀したんじゃ――心配よねー」
あなたは呼んでない、千晶のニュアンスはしっかり伝わっているようで、慧一の蟀谷に血管が浮く。千晶のことは調査済みだろうに、どう報告を受けているのか。
千晶は慧一の態度をどうとも思っていない。一部の人間には舐められやすい雰囲気なのも自覚している。歓迎されるとは思っていないし、謝られても困る。かといって責められるのもお角違いだ。
慎一郎は面白そうに微笑みながら千晶の隣に座ろうとして追い払われ、渋々向かいのソファーへ座った。
千晶は慎一郎のことも呼んでくれとは言っていない。いい年してパパに尻ぬぐいかよ、という嫌味も通じているが、まったく意に介していない、どころか父親に向けてハンカチでケツを払う余裕をみせた。
「慎一郎さんも怒ってくれるパパがいてよかったね、なんとかな子ほど可愛いっていうもんね」
「だぁっど、僕は何も間違えてないよ」
慧一は一瞬瞳目し、怒りのオーラを放つ。直嗣は再び頭を抱えため息をひとつ、他は軽く肩を震わせた。
「ちあ、失礼だろ。ご子息は変わった趣味をお持ちでいらして、どなたに似たのでしょう、位にしておきなさい。いやぁ愚妹は口の利き方を知りませんでお恥ずかしい。馬鹿な身内を持つと苦労しますね」
「ええ、まったく。兄は勝手についてきただけですからどうぞお構いなく」
慇懃な言葉と裏腹にソファーにふんぞり返って足まで組んでいるのが千晶の兄。今日は黒に近い紫のシャドーストライプのスリーピース。千晶はショールカラーにマーメイドラインのボルドーのツーピース。姿勢よく足を揃え浅く腰掛けている。微笑みから繰り出される言葉は直截すぎるが。
こんな兄妹も必要とあれば外面を取り繕うのは得意で、両親に頭を下げさせるようなヘマはしなかった。慎一郎もそうだったろう。
「だって面白そうだろ」と兄は言い捨て、妹は虎柄のが好きなんだ、ここのもうまいんだよ、と祖父と雑談混じりにどら焼きを食べ始める。二人はジローちゃんハルちゃんと呼び合っている。
千晶は横目で軽く息を吐く。兄同伴で正解だったのだろうか。父親や七海では常識的過ぎるし、いきなり代理人もやりすぎな気がしたのだ、もちろん万一に備えに訴状他は預けてきた、余罪も含めて。
慧一は千晶の兄のことも、ちらっと見ただけで何も言わない。小さく息を整え、自らの気をコントロールしようと努力はしている。思うように冷静になれないのは、年齢的に前頭葉の抑制が効かなくなっているからだろう。
「父さん、興奮して血が昇りすぎると息子のケツ叩くどころか自分のケツを拭けなくなりますよ」
「……」
とうとう可愛い下の息子にまで品格を疑う言葉で畳みかけられ、父親は思わず千晶を睨む。千晶が唆したと思いたいのだろうが、自分の胸に手を当てたほうがいい。
「僕は叩かれるなら千晶ちゃんがいいw」
「兄さん…」
千晶は首を振って否定するが、千晶と慎一郎に対する直嗣の視線が微妙に湿り気を帯びていく。彼は兄と嗜好が逆方向、そんなどうでもいい情報を思い出した千晶は再度ゆっくりと首を振って否定する。
おばさんも大変だね、直嗣は千晶の肩を軽く叩くような仕草で頷く。同情するなら誤解を解いて欲しい。
慧一は眩暈にも似た感覚に襲われ、空いている一人掛けのソファーに座った。呼んでいない父と息子が千晶と兄の対面という図。席次はもうどうでもいい。
蟀谷に手を当てたまま小さく息を吐いた息子に、次郎は顎をしゃくる。
「ほら、どんな傾城かと思えば豚犬は気立てで選んだと見える位返したらどうだ? お前は冗談のひとつも言えんで」
容赦のない祖父の皮肉に千晶と兄はどっちにしたって趣味が悪いと笑ったが、慎一郎と直嗣は微妙な顔で目を合わせた。そこは笑えよ。
0
お気に入りに追加
9
あなたにおすすめの小説

あなたが居なくなった後
瀬崎由美
恋愛
石橋優香は夫大輝との子供を出産したばかりの専業主婦。
まだ生後1か月の息子を手探りで育てて、寝不足の日々。
朝、いつもと同じように仕事へと送り出した夫は職場での事故で帰らぬ人となる。
乳児を抱えシングルマザーとなってしまった優香のことを支えてくれたのは、夫の弟である宏樹だった。
会計士である宏樹は優香に変わって葬儀やその他を取り仕切ってくれ、事あるごとに家の様子を見にきて、二人のことを気に掛けてくれていた。
「今は兄貴の代役でもいい」そういって、優香の傍にいたいと願う宏樹。
夫とは真逆のタイプの宏樹だったが、優しく支えてくれるところは同じで……。

社長室の蜜月
ゆる
恋愛
内容紹介:
若き社長・西園寺蓮の秘書に抜擢された相沢結衣は、突然の異動に戸惑いながらも、彼の完璧主義に応えるため懸命に働く日々を送る。冷徹で近寄りがたい蓮のもとで奮闘する中、結衣は彼の意外な一面や、秘められた孤独を知り、次第に特別な絆を築いていく。
一方で、同期の嫉妬や社内の噂、さらには会社を揺るがす陰謀に巻き込まれる結衣。それでも、蓮との信頼関係を深めながら、二人は困難を乗り越えようとする。
仕事のパートナーから始まる二人の関係は、やがて揺るぎない愛情へと発展していく――。オフィスラブならではの緊張感と温かさ、そして心揺さぶるロマンティックな展開が詰まった、大人の純愛ストーリー。

包んで、重ねて ~歳の差夫婦の極甘新婚生活~
吉沢 月見
恋愛
ひたすら妻を溺愛する夫は50歳の仕事人間の服飾デザイナー、新妻は23歳元モデル。
結婚をして、毎日一緒にいるから、君を愛して君に愛されることが本当に嬉しい。
何もできない妻に料理を教え、君からは愛を教わる。


不倫するクズ夫の末路 ~日本で許されるあらゆる手段を用いて後悔させる。全力で謝ってくるがもう遅い~
ネコ
恋愛
結婚してもうじき10年というある日、夫に不倫が発覚した。
夫は不倫をあっさり認め、「裁判でも何でも好きにしろよ」と開き直る。
どうやらこの男、分かっていないようだ。
お金を払ったら許されるという浅はかな誤解。
それを正し、後悔させ、絶望させて、破滅させる必要がある。
私は法律・不動産・経営・その他、あらゆる知識を総動員して、夫を破滅に追い込む。
夫が徐々にやつれ、痩せ細り、医者から健康状態を心配されようと関係ない。
これは、一切の慈悲なく延々と夫をぶっ潰しにかかる女の物語。
最初は調子に乗って反撃を試みる夫も、最後には抵抗を諦める。
それでも私は攻撃の手を緩めず、周囲がドン引きしようと関係ない。
現代日本で不倫がどれほどの行為なのか、その身をもって思い知れ!
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
私のドレスを奪った異母妹に、もう大事なものは奪わせない
文野多咲
恋愛
優月(ゆづき)が自宅屋敷に帰ると、異母妹が優月のウェディングドレスを試着していた。その日縫い上がったばかりで、優月もまだ袖を通していなかった。
使用人たちが「まるで、異母妹のためにあつらえたドレスのよう」と褒め称えており、優月の婚約者まで「異母妹の方が似合う」と褒めている。
優月が異母妹に「どうして勝手に着たの?」と訊けば「ちょっと着てみただけよ」と言う。
婚約者は「異母妹なんだから、ちょっとくらいいじゃないか」と言う。
「ちょっとじゃないわ。私はドレスを盗られたも同じよ!」と言えば、父の後妻は「悪気があったわけじゃないのに、心が狭い」と優月の頬をぶった。
優月は父親に婚約解消を願い出た。婚約者は父親が決めた相手で、優月にはもう彼を信頼できない。
父親に事情を説明すると、「大げさだなあ」と取り合わず、「優月は異母妹に嫉妬しているだけだ、婚約者には異母妹を褒めないように言っておく」と言われる。
嫉妬じゃないのに、どうしてわかってくれないの?
優月は父親をも信頼できなくなる。
婚約者は優月を手に入れるために、優月を襲おうとした。絶体絶命の優月の前に現れたのは、叔父だった。

ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる