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えくせれんと
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「リエル様は現国王が、クロージス・メーカー・アンドール様の様をおご息女強姦した結果生をを受けました。それが貴女が穢れた血と呼ばれる由縁です。あの国王と貴族達には、腹違いなどと言うのはどうでも宜しいのです……いつもの事でありますので。一部深層を知らぬ者は、感化されて言っていますが、それは置きましょう。
その情報を知るクロージス・メーカー・アンドール様を慕う者からは、強姦して無理矢理産ませられた……現国王の忌々しい血が入っている悪魔の子。情報を知る貴族達からは、自分たちの生活を脅かしたクロージス・メーカー・アンドールの血が入った悪魔の子。大雑把に分けまして貴女には二つの敵勢力が居るということです。
今回の暗殺は、クロージス様を慕い……いつか国をあるべき物へと戻そうとする革命軍からの刺客です。その貴女のお母様の存在や名前は公には明かされていません。ブライエ家の地位をもってしても……名前の情報すらでないほどに……。御爺様は死んでしまわれたし、ディザスター様はこの国から出たことはありませんから……逃亡したクロージス様の子の名前はわかるはずもなく……。ですから、貴女のお母様を捕まえて事情を聞こうにも聞けずに、予測が一人歩きしている状態なのですよ……。お互いの勢力も自分に都合の良い予測で……貴女の命を狙っているのです」
やっぱり血筋やらなんでもかんでも、血、血、血で怨んでくる人多すぎる。そう思うと、リエルちゃんが極力誰とも会話を控えていたのは……自分の味方はどこにも居ないということを察したからかも知れない。元のリエルちゃんはもう居ないから、確かめようがないけど。一度目を伏せて紅茶で喉を潤して前を見た……私の顔色を深く伺う二人の視線に、大丈夫だよ……もう、と言いたくなるのをグッと堪えた。
「血は血なのに……皆は絶対的な悪が欲しいんだよね。何だかんだ理由付けてさ、自分が……悪者になりたくないから。いいよ、続けて」
本格的に私の命って危ないのね。無辜の民に言われるのは構わないけれど……。やっぱり血筋で……血でどうこう言われるのはやっぱり納得いかない。煮え切らないものが喉から這い出て来そうなのを、紅茶で無理矢理嚥下した。これを……本当の6歳が背負ってたのね。そりゃ性格歪むし……世界も何もかも消えちゃえ位には思うだろう。
「……はい。そして……革命軍の本拠地の把握を急がせてはいますが未だに見つかっていません。ただ、エヴァ王国ではないのは確かでございます。あちらは建てようにも水害が多すぎますので……ただ、油断はできません。この国を離れたとしても……お母様のことで命を狙われると言うことを心に留め置いてください」
自分は何もしてなくとも……自分が先代の過ちを背負う。納得いかないけれど受け止めなければならない、それでも自然と下を向いてゆく視線。いけないな、今は自分とはいえ社会人だった大人の私が参ってちゃいけないんだ。リエルちゃんの記憶よりも朧気な前世のプライドで、下がってた顔を無理矢理上げた。
「私が……守ります」
そう言っていつの間にか目の前に来た、レミリスが私を抱いた。道化でなんでもこなしそうなのに……変に筋肉が緊張して力が入って……。お世辞にもうまい抱擁とはいかなかった。私にちょっかい掛けてくる時は普通にうまいのに……。そう考えると、これまた撫でる手も緊張して正直下手くそだった。そして、このレミリスどうしようか? なんて助けを乞おうとしたグランド君は……いつの間にかいない。道化のくせにガチガチになってるコイツを私一人でどうにかしろってこと!?
「ありがとう。充分守られてるよ」
「まだ……足りません。まだ……。仮なんかでなく……」
え? っと思った頃にはブライエ家のフカフカソファーに押し倒された。私は!と?の混在どんちゃん騒ぎの脳内でレミリスをパチクリと見る。笑顔は笑顔でも……どこか私の真を見るような透き通る目の笑顔だ。その透き通るような小麦色にも茶色にも見える不思議な色彩に、思わず見とれてしまった。そのまま、その不思議な色彩が降ってきて、軽く触れるだけのキスを唇に落とされた。
「仮なんかでなく……。本当に婚約者として貴女の傍に立ちたいと今は思います。人の心の理解が浅い私のような者では、貴女の境遇を支えるには役不足でございますが……。貴女の人生は始まったばかりです……もし、結婚適齢期になって好く人が見つからないようでしたら、お側に私を置いて下さい。それが嫌ならば……それまでに見つけてください。本当に自分が好きだと思える人を」
「うん。ありがとうレミリス」
13歳何だから……色恋事になれてないよね。そこに子供らしさを感じて不覚にも愛しく思って、思わず彼の頬に手を添えた。暖かくて……少女のような少年のような体躯の子。笑ってもう一度ありがとうというと、するりと道化師の皮を被って「イエイエ……。本当に見つけなければ、私の全身全霊を持ってして草の根を分けて貴女を手に入れますのでお覚悟を」と、中々に怖いこと言われて、ピキンと私の身体が硬直した。それを見てレミリスは嬉しそうに目を細めた。
「今すぐ正式に結ばれたいと言うのでしたら、今からでも床の英才教育を……」
「やかましい」
「ここでも宜しいのですよ?」
「良くない!」
「リエル様でしたら、今から教えれば中々にエクセレントに立ち回れるかと」
「そう考えるアンタの頭がエクセレントだよ」
「あら、お褒めいただきありがとうございます」
「嫌みだよ! 速く退いて!」
蹴りを入れて無理矢理どかすと「おや残念」っと戻った余裕綽々顔にイライラさせられながらも、笑って色々話した。いつの間にか戻ってきたグランド君も一緒に話しをしてわちゃわちゃやってると、ふとカペル君大丈夫かなと、頭にカペル君のことがよぎった。そのお陰で、ちょっと様子のおかしいカペル君のことを思い出してレミリスに問い詰めようと思って居たのも思い出して、話しを一旦ぶった切ってカペル君のことをレミリスに聞いた。
「ああ、彼の故郷がちょうどエヴァ王国だということが判明したので、ご本人のご希望でその事もお教えしただけですよ」
「ホントに?」
「信用ねぇーなー……相変わらず」
「疑うならばそれも宜しいですよ。事実は事実ですから」
そうスッパリ言われてはこれ以上疑うのはダメかと思い心に仕舞った。本当にそれだけなのだろうか? と心のどこか引っかかっているのだけど、どこでどう……私の心が引っかかりを覚えるのかがわからない以上。やっぱり私にはやれることはなく、今は様子を見るだけとカペル君の事は振り出しに戻ってしまった。
そろそろ、お腹がたぽたぽになる頃には、日が落ちかけて夕が差し掛かる頃……。窓の景色を見てカペル君大丈夫かな? と、思うばかりだった。
・
・
エヴァ王国の城の中で、来たるべくしてくるとある少女の話をしていた。とある者は、穢れた血と称される理由がわからぬ以上に実権を握られるのは危険だといい。またある者はブライエ家のバックアップが魅力的で……下手に実権を渋ればどんな怒りを買うかと言った。
現国王は討ち滅ぼされたきり空席だ。誰もが絢爛の残り香を漂わせる僅かな貴金属が飾られているだけの会議室で、それぞれの意見を言い合う。これからの未来の為、自身の保身の為、僅かながら民の為に、幾度の月日を持って話し合いを続けた。
六歳に実権を握らすのは誰もが恐ろしい。彼の自身達を打ち負かした者の親族というのがなんとも恐怖を煽る。奴隷を使う事にためらいがない以外は優秀な者達が、予測できる最悪と思われる事態を思い……。心の中で、劈き、怯え、恐怖し、虎が駆けるよりも速く……自身の頭から湧き出る数々の考えに身を震わせた。
「ならば、僕が……一番近くへと彼女を見張っていよう。追放される前は宰相としてやっていたんだ……我が儘な人間の扱いは心得ているよ」
「よいのか? ソナタは妻と子を……」
「良いよ。これも運命だったってことさ」
それぞれの重役が身を震わせる中で、エルフ特有の深い緑色の髪を後ろに流したどこか冷たい雰囲気を感じる顔立ちの男が立ち上がった。運命と言う言葉を口走るにはその男の目は覚めていた。
「僕は最後まで、あの血に苦しめられる運命だっただけ……それだけ」
悲しげに深い緑の目を伏せて笑う、儚い消えそうな声音は……重く室内へと落ちた。
エヴァ王国まで、あと数日。
その情報を知るクロージス・メーカー・アンドール様を慕う者からは、強姦して無理矢理産ませられた……現国王の忌々しい血が入っている悪魔の子。情報を知る貴族達からは、自分たちの生活を脅かしたクロージス・メーカー・アンドールの血が入った悪魔の子。大雑把に分けまして貴女には二つの敵勢力が居るということです。
今回の暗殺は、クロージス様を慕い……いつか国をあるべき物へと戻そうとする革命軍からの刺客です。その貴女のお母様の存在や名前は公には明かされていません。ブライエ家の地位をもってしても……名前の情報すらでないほどに……。御爺様は死んでしまわれたし、ディザスター様はこの国から出たことはありませんから……逃亡したクロージス様の子の名前はわかるはずもなく……。ですから、貴女のお母様を捕まえて事情を聞こうにも聞けずに、予測が一人歩きしている状態なのですよ……。お互いの勢力も自分に都合の良い予測で……貴女の命を狙っているのです」
やっぱり血筋やらなんでもかんでも、血、血、血で怨んでくる人多すぎる。そう思うと、リエルちゃんが極力誰とも会話を控えていたのは……自分の味方はどこにも居ないということを察したからかも知れない。元のリエルちゃんはもう居ないから、確かめようがないけど。一度目を伏せて紅茶で喉を潤して前を見た……私の顔色を深く伺う二人の視線に、大丈夫だよ……もう、と言いたくなるのをグッと堪えた。
「血は血なのに……皆は絶対的な悪が欲しいんだよね。何だかんだ理由付けてさ、自分が……悪者になりたくないから。いいよ、続けて」
本格的に私の命って危ないのね。無辜の民に言われるのは構わないけれど……。やっぱり血筋で……血でどうこう言われるのはやっぱり納得いかない。煮え切らないものが喉から這い出て来そうなのを、紅茶で無理矢理嚥下した。これを……本当の6歳が背負ってたのね。そりゃ性格歪むし……世界も何もかも消えちゃえ位には思うだろう。
「……はい。そして……革命軍の本拠地の把握を急がせてはいますが未だに見つかっていません。ただ、エヴァ王国ではないのは確かでございます。あちらは建てようにも水害が多すぎますので……ただ、油断はできません。この国を離れたとしても……お母様のことで命を狙われると言うことを心に留め置いてください」
自分は何もしてなくとも……自分が先代の過ちを背負う。納得いかないけれど受け止めなければならない、それでも自然と下を向いてゆく視線。いけないな、今は自分とはいえ社会人だった大人の私が参ってちゃいけないんだ。リエルちゃんの記憶よりも朧気な前世のプライドで、下がってた顔を無理矢理上げた。
「私が……守ります」
そう言っていつの間にか目の前に来た、レミリスが私を抱いた。道化でなんでもこなしそうなのに……変に筋肉が緊張して力が入って……。お世辞にもうまい抱擁とはいかなかった。私にちょっかい掛けてくる時は普通にうまいのに……。そう考えると、これまた撫でる手も緊張して正直下手くそだった。そして、このレミリスどうしようか? なんて助けを乞おうとしたグランド君は……いつの間にかいない。道化のくせにガチガチになってるコイツを私一人でどうにかしろってこと!?
「ありがとう。充分守られてるよ」
「まだ……足りません。まだ……。仮なんかでなく……」
え? っと思った頃にはブライエ家のフカフカソファーに押し倒された。私は!と?の混在どんちゃん騒ぎの脳内でレミリスをパチクリと見る。笑顔は笑顔でも……どこか私の真を見るような透き通る目の笑顔だ。その透き通るような小麦色にも茶色にも見える不思議な色彩に、思わず見とれてしまった。そのまま、その不思議な色彩が降ってきて、軽く触れるだけのキスを唇に落とされた。
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「うん。ありがとうレミリス」
13歳何だから……色恋事になれてないよね。そこに子供らしさを感じて不覚にも愛しく思って、思わず彼の頬に手を添えた。暖かくて……少女のような少年のような体躯の子。笑ってもう一度ありがとうというと、するりと道化師の皮を被って「イエイエ……。本当に見つけなければ、私の全身全霊を持ってして草の根を分けて貴女を手に入れますのでお覚悟を」と、中々に怖いこと言われて、ピキンと私の身体が硬直した。それを見てレミリスは嬉しそうに目を細めた。
「今すぐ正式に結ばれたいと言うのでしたら、今からでも床の英才教育を……」
「やかましい」
「ここでも宜しいのですよ?」
「良くない!」
「リエル様でしたら、今から教えれば中々にエクセレントに立ち回れるかと」
「そう考えるアンタの頭がエクセレントだよ」
「あら、お褒めいただきありがとうございます」
「嫌みだよ! 速く退いて!」
蹴りを入れて無理矢理どかすと「おや残念」っと戻った余裕綽々顔にイライラさせられながらも、笑って色々話した。いつの間にか戻ってきたグランド君も一緒に話しをしてわちゃわちゃやってると、ふとカペル君大丈夫かなと、頭にカペル君のことがよぎった。そのお陰で、ちょっと様子のおかしいカペル君のことを思い出してレミリスに問い詰めようと思って居たのも思い出して、話しを一旦ぶった切ってカペル君のことをレミリスに聞いた。
「ああ、彼の故郷がちょうどエヴァ王国だということが判明したので、ご本人のご希望でその事もお教えしただけですよ」
「ホントに?」
「信用ねぇーなー……相変わらず」
「疑うならばそれも宜しいですよ。事実は事実ですから」
そうスッパリ言われてはこれ以上疑うのはダメかと思い心に仕舞った。本当にそれだけなのだろうか? と心のどこか引っかかっているのだけど、どこでどう……私の心が引っかかりを覚えるのかがわからない以上。やっぱり私にはやれることはなく、今は様子を見るだけとカペル君の事は振り出しに戻ってしまった。
そろそろ、お腹がたぽたぽになる頃には、日が落ちかけて夕が差し掛かる頃……。窓の景色を見てカペル君大丈夫かな? と、思うばかりだった。
・
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エヴァ王国の城の中で、来たるべくしてくるとある少女の話をしていた。とある者は、穢れた血と称される理由がわからぬ以上に実権を握られるのは危険だといい。またある者はブライエ家のバックアップが魅力的で……下手に実権を渋ればどんな怒りを買うかと言った。
現国王は討ち滅ぼされたきり空席だ。誰もが絢爛の残り香を漂わせる僅かな貴金属が飾られているだけの会議室で、それぞれの意見を言い合う。これからの未来の為、自身の保身の為、僅かながら民の為に、幾度の月日を持って話し合いを続けた。
六歳に実権を握らすのは誰もが恐ろしい。彼の自身達を打ち負かした者の親族というのがなんとも恐怖を煽る。奴隷を使う事にためらいがない以外は優秀な者達が、予測できる最悪と思われる事態を思い……。心の中で、劈き、怯え、恐怖し、虎が駆けるよりも速く……自身の頭から湧き出る数々の考えに身を震わせた。
「ならば、僕が……一番近くへと彼女を見張っていよう。追放される前は宰相としてやっていたんだ……我が儘な人間の扱いは心得ているよ」
「よいのか? ソナタは妻と子を……」
「良いよ。これも運命だったってことさ」
それぞれの重役が身を震わせる中で、エルフ特有の深い緑色の髪を後ろに流したどこか冷たい雰囲気を感じる顔立ちの男が立ち上がった。運命と言う言葉を口走るにはその男の目は覚めていた。
「僕は最後まで、あの血に苦しめられる運命だっただけ……それだけ」
悲しげに深い緑の目を伏せて笑う、儚い消えそうな声音は……重く室内へと落ちた。
エヴァ王国まで、あと数日。
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