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あの町の香り
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町に着く頃には昼頃になっているであろう……そして襲ってくる夏のような熱い日射し、グラスが居るから体感とあたりの温度は平温に保たれているけれど、脱水やら日射にやられる可能性があるので、歩いている間に全員分の日よけ帽子を具現化してかぶせてみた。ウィーンママは娘のプレゼント!と喜んで鍔の広い帽子を角を引っ込めて被ってくれた。セクシーな人妻感も相まってどこかの貴族のような風貌になったもんだから、グラスとか男の子だし目のやり場に困らないかな? なんて、グラスにも鍔の広い白の帽子を渡しながら左手で私は麦わら帽子を被る。
「似合ってますよ」
似合っているとナチュラルに言いながらふわりと笑うものだから、驚いて返す言葉もなく口をパクパクしていると満足そうに目を細めてから、私の作った帽子を受け取って被る。グラスは魔法使い特有の厚いローブを着込んでいるせいか、なんか浮世離れ感が強い格好に磨きがかかった。
スケイスは魔物なので必要ないと言われたので作らずにそのまま。スケイスは私を見て「このまま笑ってたり寝てればカワイイがきんちょ……あだ!!!」
「カワイイは余計!」
「そっちなんかーい!」
そりゃそうよ。一人ガイコツ覗けば美形美女に囲まれてるのだから私なんて、並の中のさらに並の中のナンバーワンというくらいに並の顔であろう……この世界では、それもよりも寝ていれば……あ!?
「そういえば! あーのーさー! わざわざ眠らせなくてもいいんじゃないかな?まいどまいどさ!」
結局眠らされた私は空が白む頃までぐっすり、ウィーンママもスケイスもグラスも私を眠らせるだけ眠らしてしたくとかを済ませてしまっていた。そうして、ウィーンママとかに急かされるままにあの国境町近くの森を出て今ペルマネンテの街道をこうして帽子かぶせながらほのぼのと、4人で歩いているのだけれど……。少しは精神系魔法使われて眠らされるのは嫌な訳ですよ。なので歩きながらグラスの左の裾を掴んで抗議してみた。今の位置的にはグラスとウィーンママが戦闘の私が真ん中で、スケイスが後ろという完全に私を守るような配置なのも微妙に不服だし。
「カリスティアに使ったのは二回目ですので、毎度というほど使用していませんよ」
掴んだ裾を優しく剥がされて手を繋ぐように治された後に冷静に二回だと訂正されてしまう。ピンピンと軽くグラスの腕を引っ張るささやかな抵抗も、グラスが艶やかにクスクスと笑うだけで効果がなかった……ちくせう。
「そうよ、カリスティアちゃん、カリスティアちゃんに何かあったら私……泣いて……泣いてその原因を徹底に追い詰めて背中のお肉ベリッと剥いじゃいそう」
「物騒だから止めて……にしても大丈夫かなー」
そんな不機嫌な顔も一気に固まるウィーンママの物騒かつ猟奇的な発言と、今にも飛び上がりそうに羽をパサパサさせるものだから、慌てて制止する……本当にまって。飛び上がりそうの言葉でそういえば……病院に直接転移させた人達とあのお医者さん大丈夫かなーっと思っていると口に出てたようで、後ろを警戒していたスケイスが大丈夫内容を聞いてきた。
「なにがや、主はん? 助けた人らのことかいな?」
「そうだけど、私は町とか前々精霊国しらないから、その……」
スケイスがピンポイントでなにを思ってるか言い当ててくるから、少し慣れずに吃驚したけど、そうだと肯定して……病院に転移させたことを言えば怒られるだろうなーっと思ってちょっと言い淀んでしまった。
言い淀んでしまったところで、グラス、スケイス、ウィーンママそれぞれまさか……っと言わんばかりに顔をそれぞれの形で顰めてくる。流石にいっぺんに怪訝な雰囲気を向けられると思わずに目が西へ東へと勝手に泳いでしまう
「一体なにをやらかしたのですか……」
グラスが眉間に皺を寄せながら流し目で聞いてきた。あのグラスでさえ何故か恐る恐るに聞くものだから……眉間にそんなに皺寄せたら老後強面になりますよだなんてとても言えなかった。
「やらかした前提かい……いや、知らないから私の治療してくれたあの村の病院に助けた人達転移させちゃった」
アラサーがてへぺろだなんてしたら、気持ち悪いの袋叩きにあるだろうけど……今は身体だけピチピチの14歳なのだから多少は許されるだろう。してみたら案の定三人とも肩の力が抜けたように怪訝な雰囲気とオーラがしぼんでゆく。
「その程度なら……間違ってリチェルリットに転移したと言われたらどうしようかと……。あの先生でしたら私が水晶で謝罪しておきます」
はい? ありがとう???
「そうね……ママも悪魔族の国に転移させちゃったのかと……」
ちょっと?
「俺は野宿した魔物うようよ居る街道外れのど真ん中に転移させたんやないかと」
おい!
「そんなに遠くなんて魔力が足りなくてできないよ!!! 三人の中で私の評価一体どうなってるのさ!」
グラスの手を一回放して演説者のように胸に手を当てて迫真の勢いで三人に問うてみた。それぞれ、右へ左へ後ろへ三人共、そりゃ……、そうよねぇ……、なんて言わんばかりに意見が合致しているようなそぶりをみせる。ちょっと! 仲間はずれいけないよ! おばちゃん4歳(身体14歳)の皮被って泣いてやろうか!
「歩く厄災」
「崖っぷちお転婆娘」
「えーっと……怖くて目が離せない子……かな?」
1、2、3コンボで私の心にダメージが入る。特にウィーンママの頑張って言葉を選びました感が満載で直接的なグラスとスケイスよりも遥かにダメージが入った。もう、ここまで言われたら子供らしく拗ねてやる!
その後下唇を噛んで拗ねながら歩きました。早朝歩いたかいもありましてペルマネンテ国境町よりも少し奥の町に着くことができました。
ーーーーーー
町についてすぐに宿屋に雪崩れ込む、警戒心の強いグラスはなにかあったときに四人部屋を所望したけれども私がプライベートを主張してなんとか一人部屋に……いくら何でも精神がアラサーとはいえ、堂々と若い子の前でお着替えなんて恥ずかしくてできないわ。
今後の方針的に急いで行ったほうがいいのは確かだれけども、全員休む時間が欲しいのとペルマネンテのこのエニアという町まで来たらグラスの魔力で4人まとめて町まで転移できるから焦らなくてもいいので、アダムスの国が月に1度の冒険者や商人を受け入れる為に、国境の門をあける時までこの町でゆっくりということだ。
「なんだけど……」
最低限のベットと荷物をしまうところしかないこの部屋の窓を開けてみると、すぐそこの通りに乞食が物乞いをしている。町のこの殺伐とした雰囲気がどこか懐かしい、一つだけ違うのは商人が異常に力と金をもっていることくらい。その力の理由が……。
「あの薬だよなぁ……」
ベットの方に身体を投げ出して、左手を目元に当てて……あの色々ショッキングレインボーの髪のエリニュスという女が瞼の裏に容易に思い浮かぶ。あの薬が出回るようになってからなし崩しに商人が手を出し始めた。商人だから人とのつながりが強いから、売り子とか用意して前世の犯罪みたいに大本は捕まらない所にいる感じかな。
【良かったらこれを使ってみるといい、とても君にとっては懐かしい味の薬だよ。エリニュスより】
懐かしい薬の味……か、4歳になる前の私はあの薬を使ったのだろうか、だから記憶が無い……とか?
何だかんだ前世の不運も相まって、忘れたいまたは死にたいほどには傷付かないはずの自分が消したいほど嫌な記憶って一体なんなのだろうか……。それとも記憶を犠牲に力を欲しないといけない状況だったのだろうか……。
「カリスティア、お暇でしたら出かけませんか?」
ぐるぐると回る思考の迷路に迷い込む寸前で、部屋にノックの音とグラスの声が響く、勢いを付けてベットから起き上がり、少し跳ねた髪を手櫛で直してドアの元へ。
(今……考えても仕方ない。私がまた記憶を消したくなるような事態にならないように……面倒だけど頑張らないと……)
「はーい! グラス一体どこにいくのー」
「似合ってますよ」
似合っているとナチュラルに言いながらふわりと笑うものだから、驚いて返す言葉もなく口をパクパクしていると満足そうに目を細めてから、私の作った帽子を受け取って被る。グラスは魔法使い特有の厚いローブを着込んでいるせいか、なんか浮世離れ感が強い格好に磨きがかかった。
スケイスは魔物なので必要ないと言われたので作らずにそのまま。スケイスは私を見て「このまま笑ってたり寝てればカワイイがきんちょ……あだ!!!」
「カワイイは余計!」
「そっちなんかーい!」
そりゃそうよ。一人ガイコツ覗けば美形美女に囲まれてるのだから私なんて、並の中のさらに並の中のナンバーワンというくらいに並の顔であろう……この世界では、それもよりも寝ていれば……あ!?
「そういえば! あーのーさー! わざわざ眠らせなくてもいいんじゃないかな?まいどまいどさ!」
結局眠らされた私は空が白む頃までぐっすり、ウィーンママもスケイスもグラスも私を眠らせるだけ眠らしてしたくとかを済ませてしまっていた。そうして、ウィーンママとかに急かされるままにあの国境町近くの森を出て今ペルマネンテの街道をこうして帽子かぶせながらほのぼのと、4人で歩いているのだけれど……。少しは精神系魔法使われて眠らされるのは嫌な訳ですよ。なので歩きながらグラスの左の裾を掴んで抗議してみた。今の位置的にはグラスとウィーンママが戦闘の私が真ん中で、スケイスが後ろという完全に私を守るような配置なのも微妙に不服だし。
「カリスティアに使ったのは二回目ですので、毎度というほど使用していませんよ」
掴んだ裾を優しく剥がされて手を繋ぐように治された後に冷静に二回だと訂正されてしまう。ピンピンと軽くグラスの腕を引っ張るささやかな抵抗も、グラスが艶やかにクスクスと笑うだけで効果がなかった……ちくせう。
「そうよ、カリスティアちゃん、カリスティアちゃんに何かあったら私……泣いて……泣いてその原因を徹底に追い詰めて背中のお肉ベリッと剥いじゃいそう」
「物騒だから止めて……にしても大丈夫かなー」
そんな不機嫌な顔も一気に固まるウィーンママの物騒かつ猟奇的な発言と、今にも飛び上がりそうに羽をパサパサさせるものだから、慌てて制止する……本当にまって。飛び上がりそうの言葉でそういえば……病院に直接転移させた人達とあのお医者さん大丈夫かなーっと思っていると口に出てたようで、後ろを警戒していたスケイスが大丈夫内容を聞いてきた。
「なにがや、主はん? 助けた人らのことかいな?」
「そうだけど、私は町とか前々精霊国しらないから、その……」
スケイスがピンポイントでなにを思ってるか言い当ててくるから、少し慣れずに吃驚したけど、そうだと肯定して……病院に転移させたことを言えば怒られるだろうなーっと思ってちょっと言い淀んでしまった。
言い淀んでしまったところで、グラス、スケイス、ウィーンママそれぞれまさか……っと言わんばかりに顔をそれぞれの形で顰めてくる。流石にいっぺんに怪訝な雰囲気を向けられると思わずに目が西へ東へと勝手に泳いでしまう
「一体なにをやらかしたのですか……」
グラスが眉間に皺を寄せながら流し目で聞いてきた。あのグラスでさえ何故か恐る恐るに聞くものだから……眉間にそんなに皺寄せたら老後強面になりますよだなんてとても言えなかった。
「やらかした前提かい……いや、知らないから私の治療してくれたあの村の病院に助けた人達転移させちゃった」
アラサーがてへぺろだなんてしたら、気持ち悪いの袋叩きにあるだろうけど……今は身体だけピチピチの14歳なのだから多少は許されるだろう。してみたら案の定三人とも肩の力が抜けたように怪訝な雰囲気とオーラがしぼんでゆく。
「その程度なら……間違ってリチェルリットに転移したと言われたらどうしようかと……。あの先生でしたら私が水晶で謝罪しておきます」
はい? ありがとう???
「そうね……ママも悪魔族の国に転移させちゃったのかと……」
ちょっと?
「俺は野宿した魔物うようよ居る街道外れのど真ん中に転移させたんやないかと」
おい!
「そんなに遠くなんて魔力が足りなくてできないよ!!! 三人の中で私の評価一体どうなってるのさ!」
グラスの手を一回放して演説者のように胸に手を当てて迫真の勢いで三人に問うてみた。それぞれ、右へ左へ後ろへ三人共、そりゃ……、そうよねぇ……、なんて言わんばかりに意見が合致しているようなそぶりをみせる。ちょっと! 仲間はずれいけないよ! おばちゃん4歳(身体14歳)の皮被って泣いてやろうか!
「歩く厄災」
「崖っぷちお転婆娘」
「えーっと……怖くて目が離せない子……かな?」
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その後下唇を噛んで拗ねながら歩きました。早朝歩いたかいもありましてペルマネンテ国境町よりも少し奥の町に着くことができました。
ーーーーーー
町についてすぐに宿屋に雪崩れ込む、警戒心の強いグラスはなにかあったときに四人部屋を所望したけれども私がプライベートを主張してなんとか一人部屋に……いくら何でも精神がアラサーとはいえ、堂々と若い子の前でお着替えなんて恥ずかしくてできないわ。
今後の方針的に急いで行ったほうがいいのは確かだれけども、全員休む時間が欲しいのとペルマネンテのこのエニアという町まで来たらグラスの魔力で4人まとめて町まで転移できるから焦らなくてもいいので、アダムスの国が月に1度の冒険者や商人を受け入れる為に、国境の門をあける時までこの町でゆっくりということだ。
「なんだけど……」
最低限のベットと荷物をしまうところしかないこの部屋の窓を開けてみると、すぐそこの通りに乞食が物乞いをしている。町のこの殺伐とした雰囲気がどこか懐かしい、一つだけ違うのは商人が異常に力と金をもっていることくらい。その力の理由が……。
「あの薬だよなぁ……」
ベットの方に身体を投げ出して、左手を目元に当てて……あの色々ショッキングレインボーの髪のエリニュスという女が瞼の裏に容易に思い浮かぶ。あの薬が出回るようになってからなし崩しに商人が手を出し始めた。商人だから人とのつながりが強いから、売り子とか用意して前世の犯罪みたいに大本は捕まらない所にいる感じかな。
【良かったらこれを使ってみるといい、とても君にとっては懐かしい味の薬だよ。エリニュスより】
懐かしい薬の味……か、4歳になる前の私はあの薬を使ったのだろうか、だから記憶が無い……とか?
何だかんだ前世の不運も相まって、忘れたいまたは死にたいほどには傷付かないはずの自分が消したいほど嫌な記憶って一体なんなのだろうか……。それとも記憶を犠牲に力を欲しないといけない状況だったのだろうか……。
「カリスティア、お暇でしたら出かけませんか?」
ぐるぐると回る思考の迷路に迷い込む寸前で、部屋にノックの音とグラスの声が響く、勢いを付けてベットから起き上がり、少し跳ねた髪を手櫛で直してドアの元へ。
(今……考えても仕方ない。私がまた記憶を消したくなるような事態にならないように……面倒だけど頑張らないと……)
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