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それぞれの思惑
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「底辺冒険家にジョブチェンジおめでとう。じゃあ、探すの頑張ろう」
「はぁん!! 底辺ではない。我々ペルマネンテは元は冒険者から国をつくり~どうたら~こうたら~」
「はいはい、猫ちゃん探しを一人でこなせるようになってから宣え。はやくして」
グラスはウィーンさんと大事な話があるそうで、朝起きたら二人でどこかに出かけた……ということにしておいたのをデブ王に伝えてあります。そうしてデブ王を冒険者ギルドに偽名で登録させて、簡単な依頼【猫探し】を二人でこなすこととなった。
猫族のおばあさんの前の世界に居たような普通の猫を探す依頼で、ここでも馬鹿デブ王がけんか腰になったので何度か腹をつねって黙らせた。なんとか依頼の詳細を聞き出した後に【黄色い毛並みと藍色の目のピンクの鼻の黒い首輪の猫】を国境町の左から右に順々に探すこととなった。本当は二手に分かれた方がよいのだけれども、デブ王がデブ王なので要らぬトラブルを拾う可能性があると、一緒の行動をしているのだ。あと一応頼まれてるし。
(一人で受けるなら、方角の短剣に猫ちゃんの詳細を念じれば簡単だけど、デブ王にやらせないとなー)
こうして、暑苦しくえっほえっほと効率悪く動く元国王を見ると、頭痛がしてくる気がした。剣は習ってるから使えると聞いて手合わせしても良くて三流の五流剣術に、頭は国王だから暗記類は並以上なのは認めるけど、性格やら自制力やらがてんでダメ、見た目も痩せればスッキリとした顔立ちの中年にはなりそうなのだけれども、いかんせん幸せ太りの首と横っ腹どうにかしないと、見た目で売るのも体力や身体で売るのも無理。
反乱を起こされるくらい人望がないのだから、このまま何も出来ずにおいておけばそのうち殺されるか良くて奴隷……あのよく分からない薬を売っている人身売買組織に売られる。それをどうにかするならば、このデブ王に強くなって欲しい。あと、憎んだまま親に死なれるとこの先の自分がどれだけ辛いことが起きるかを前の世界で十分身に染みてる分、グラスかコイツが奇跡的に仲直りしようと思ったときまで生きてて欲しいのが理由に一つ。
(……。多少無理にでも鍛えるか、結局のところ迎えは数日しかないんだから、強引でもいいや)
「おーい!!! 見つけたぞ、噛むな馬鹿猫!! 俺の高貴な二の腕をなんと……ギャー」
「高貴な二の腕? まぁいいか、はいはい依頼の猫傷つけないように、おばあちゃんにマタタビ貰ったからそれ速くだして」
デブ王がギャスギャスいいながらもなんとか依頼を終わらせて、強制的にデブ王を町の外へとだしてこの誰も居ない街道から大幅に外れた場所で、具現化スキルで二本のただの鉄の剣を具現化して一本をデブ王に持たせる。デブ王は眉間に皺を寄せてこちらを睨む。なんのつもりだと言われる前に、こちらが言ってやる。「そろそろ気づいているかもしれないけど、もう……貴女は王じゃない」
咄嗟で作った【低コストミニ結界の釘】を必要な分だけ、自分とデブ王を囲うように設置しながらと、流石のデブ王も自分が王ではなくなっているのは気づいていたようで、驚く事もせずにこちらを睨んでくる。怯まないだけ、腐っても王かとその睨み顔に笑ってやる。
「俺を……殺すのか?」
「鍛える。クズでデブでいいとこも何もないけど、グラスの父親だからね。もし、未来のデブ王とグラスが仲直りしたい時に、生きていて欲しいから。あとついでに実験体になって」
「実験が目的だろ!!!」
いや、本当に親子何だかんだ仲直り出来なかったり恨み言一つも言えない状況になると悲しくて苦しいのは自分だから、それを経験して欲しくない為と……グラスに頼まれたから、実験のがおまけなんだと説明しても分かっては貰えなかったわ……悲しいしくしく、なんてポーズをしても精神年齢は4歳ではないことはもうすでにバレているだろうから、カリスティアはすぐに演技をやめて、ただの鉄の剣を握りしめる。
「このまま行けば丁重にリチェルリットに身柄は保護されるでしょう、けれども、私たち……貴方がグラスを連れてこいという命令道理つれてかれたように、国の保護も完全ではない。結局は自分で身を守るしかない」
見た目は8歳、ステータスは4歳の子供に言われたくはないとは言わせない。確かな本物の鉄の剣をお互い持っていることを意識させるために、一度急接近してデブ王の持っている鉄の剣を軽く弾く。5流以下の剣術だけど少しはマシなようで、弾かれた瞬間に重たい身体を後方へ下がらせて、基本的な剣の構えでこちらの様子を伺ている国王。
「今のままのクズじゃあ……すぐにこの先死ぬよ。自分の寿命を延ばしたければ頑張って強くなってね」
(グラスに頼まれたからやってるけど……多分このデブ王と仲直りしたいから、最低限更生させて使えるように欲しいっていったのかな? んじゃ、素直じゃないグラスのために頑張りますか)
ーーーー
一方のウィーンとグラスの二人は、目的地の冒険者ギルドへカリスティアより先に赴き、ギルドが貸し出している修行部屋をレンタルして、二人向かい合わせに魔力を練り上げ相手の出方を窺っている。グラスは変わらずの無表情にウィーンはちょっと困ったような顔で、グラスとの会話を試みた。
「カリスティアちゃんにお父さんのことお願いしちゃって大丈夫なの?」
「カリスティアは王族をこき使う図太さは天下一品なので、大丈夫です。」
そういうことじゃない……。というウィーンの心のツッコミは思っているだけなので伝わらない。今回二手に分かれた理由は、デブ王の更生&強化とグラスの数日だけの修行の為。デブ王の更生は望みは薄いけれど、最低限に暮らせるくらいになれば、リチェルリットの国に実の父親を城で匿わずに放牧できるから、自分で身を守れれば城で匿う必要はない、更生したらしたで、リチェルリットに有利な取引でペルマネンテに身柄を明け渡して処刑してもらおうと考えているグラスの提案である。
(うーん、改めて末恐ろしい人間の子供ね……)
カリスティアもカリスティアだが、グラスもグラスで年齢を超えた力を持つ子供の面倒は始めてなので、ウィーンは少し間違って殺さないか不安であった。リチェルリットに安全に旅行と好きなだけ滞在できるようにしてくれ手前、頼まれたら断るわけにはいかないし、今更断れる雰囲気ではない、ウィーンはグラスに心の中で謝罪をしてから肩の力を抜き緑の目を爛々と見開く。
「グラス君」
「っ!?」
「魔力防壁なしに観察するのは強者の前ではしないほうがいいわ……じゃないと」
ウィーンは、即座にグラスの後ろをとり、ひたりとグラスの背中に軽く手を置く、それだけでグラスの顔色が瞬時に真っ青になり、離れようとグラスは前に飛ぼうとするが、間に合わずにグラスは吹き飛ばされ何度か地面にバウンドしてさらに壁にぶつかる。悪魔の魔力で練った高威力の魔力の球が容赦なく0距離で食らわせられ、速くも満身創痍になりながらも立ち上がるグラス。
「じゃないと……死ぬわ」
「はぁん!! 底辺ではない。我々ペルマネンテは元は冒険者から国をつくり~どうたら~こうたら~」
「はいはい、猫ちゃん探しを一人でこなせるようになってから宣え。はやくして」
グラスはウィーンさんと大事な話があるそうで、朝起きたら二人でどこかに出かけた……ということにしておいたのをデブ王に伝えてあります。そうしてデブ王を冒険者ギルドに偽名で登録させて、簡単な依頼【猫探し】を二人でこなすこととなった。
猫族のおばあさんの前の世界に居たような普通の猫を探す依頼で、ここでも馬鹿デブ王がけんか腰になったので何度か腹をつねって黙らせた。なんとか依頼の詳細を聞き出した後に【黄色い毛並みと藍色の目のピンクの鼻の黒い首輪の猫】を国境町の左から右に順々に探すこととなった。本当は二手に分かれた方がよいのだけれども、デブ王がデブ王なので要らぬトラブルを拾う可能性があると、一緒の行動をしているのだ。あと一応頼まれてるし。
(一人で受けるなら、方角の短剣に猫ちゃんの詳細を念じれば簡単だけど、デブ王にやらせないとなー)
こうして、暑苦しくえっほえっほと効率悪く動く元国王を見ると、頭痛がしてくる気がした。剣は習ってるから使えると聞いて手合わせしても良くて三流の五流剣術に、頭は国王だから暗記類は並以上なのは認めるけど、性格やら自制力やらがてんでダメ、見た目も痩せればスッキリとした顔立ちの中年にはなりそうなのだけれども、いかんせん幸せ太りの首と横っ腹どうにかしないと、見た目で売るのも体力や身体で売るのも無理。
反乱を起こされるくらい人望がないのだから、このまま何も出来ずにおいておけばそのうち殺されるか良くて奴隷……あのよく分からない薬を売っている人身売買組織に売られる。それをどうにかするならば、このデブ王に強くなって欲しい。あと、憎んだまま親に死なれるとこの先の自分がどれだけ辛いことが起きるかを前の世界で十分身に染みてる分、グラスかコイツが奇跡的に仲直りしようと思ったときまで生きてて欲しいのが理由に一つ。
(……。多少無理にでも鍛えるか、結局のところ迎えは数日しかないんだから、強引でもいいや)
「おーい!!! 見つけたぞ、噛むな馬鹿猫!! 俺の高貴な二の腕をなんと……ギャー」
「高貴な二の腕? まぁいいか、はいはい依頼の猫傷つけないように、おばあちゃんにマタタビ貰ったからそれ速くだして」
デブ王がギャスギャスいいながらもなんとか依頼を終わらせて、強制的にデブ王を町の外へとだしてこの誰も居ない街道から大幅に外れた場所で、具現化スキルで二本のただの鉄の剣を具現化して一本をデブ王に持たせる。デブ王は眉間に皺を寄せてこちらを睨む。なんのつもりだと言われる前に、こちらが言ってやる。「そろそろ気づいているかもしれないけど、もう……貴女は王じゃない」
咄嗟で作った【低コストミニ結界の釘】を必要な分だけ、自分とデブ王を囲うように設置しながらと、流石のデブ王も自分が王ではなくなっているのは気づいていたようで、驚く事もせずにこちらを睨んでくる。怯まないだけ、腐っても王かとその睨み顔に笑ってやる。
「俺を……殺すのか?」
「鍛える。クズでデブでいいとこも何もないけど、グラスの父親だからね。もし、未来のデブ王とグラスが仲直りしたい時に、生きていて欲しいから。あとついでに実験体になって」
「実験が目的だろ!!!」
いや、本当に親子何だかんだ仲直り出来なかったり恨み言一つも言えない状況になると悲しくて苦しいのは自分だから、それを経験して欲しくない為と……グラスに頼まれたから、実験のがおまけなんだと説明しても分かっては貰えなかったわ……悲しいしくしく、なんてポーズをしても精神年齢は4歳ではないことはもうすでにバレているだろうから、カリスティアはすぐに演技をやめて、ただの鉄の剣を握りしめる。
「このまま行けば丁重にリチェルリットに身柄は保護されるでしょう、けれども、私たち……貴方がグラスを連れてこいという命令道理つれてかれたように、国の保護も完全ではない。結局は自分で身を守るしかない」
見た目は8歳、ステータスは4歳の子供に言われたくはないとは言わせない。確かな本物の鉄の剣をお互い持っていることを意識させるために、一度急接近してデブ王の持っている鉄の剣を軽く弾く。5流以下の剣術だけど少しはマシなようで、弾かれた瞬間に重たい身体を後方へ下がらせて、基本的な剣の構えでこちらの様子を伺ている国王。
「今のままのクズじゃあ……すぐにこの先死ぬよ。自分の寿命を延ばしたければ頑張って強くなってね」
(グラスに頼まれたからやってるけど……多分このデブ王と仲直りしたいから、最低限更生させて使えるように欲しいっていったのかな? んじゃ、素直じゃないグラスのために頑張りますか)
ーーーー
一方のウィーンとグラスの二人は、目的地の冒険者ギルドへカリスティアより先に赴き、ギルドが貸し出している修行部屋をレンタルして、二人向かい合わせに魔力を練り上げ相手の出方を窺っている。グラスは変わらずの無表情にウィーンはちょっと困ったような顔で、グラスとの会話を試みた。
「カリスティアちゃんにお父さんのことお願いしちゃって大丈夫なの?」
「カリスティアは王族をこき使う図太さは天下一品なので、大丈夫です。」
そういうことじゃない……。というウィーンの心のツッコミは思っているだけなので伝わらない。今回二手に分かれた理由は、デブ王の更生&強化とグラスの数日だけの修行の為。デブ王の更生は望みは薄いけれど、最低限に暮らせるくらいになれば、リチェルリットの国に実の父親を城で匿わずに放牧できるから、自分で身を守れれば城で匿う必要はない、更生したらしたで、リチェルリットに有利な取引でペルマネンテに身柄を明け渡して処刑してもらおうと考えているグラスの提案である。
(うーん、改めて末恐ろしい人間の子供ね……)
カリスティアもカリスティアだが、グラスもグラスで年齢を超えた力を持つ子供の面倒は始めてなので、ウィーンは少し間違って殺さないか不安であった。リチェルリットに安全に旅行と好きなだけ滞在できるようにしてくれ手前、頼まれたら断るわけにはいかないし、今更断れる雰囲気ではない、ウィーンはグラスに心の中で謝罪をしてから肩の力を抜き緑の目を爛々と見開く。
「グラス君」
「っ!?」
「魔力防壁なしに観察するのは強者の前ではしないほうがいいわ……じゃないと」
ウィーンは、即座にグラスの後ろをとり、ひたりとグラスの背中に軽く手を置く、それだけでグラスの顔色が瞬時に真っ青になり、離れようとグラスは前に飛ぼうとするが、間に合わずにグラスは吹き飛ばされ何度か地面にバウンドしてさらに壁にぶつかる。悪魔の魔力で練った高威力の魔力の球が容赦なく0距離で食らわせられ、速くも満身創痍になりながらも立ち上がるグラス。
「じゃないと……死ぬわ」
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