日常の「お、おう‥」

タマゴ

昼休みの会話

TKGって何かわかる？

そんな質問をしてきたのは友達の加藤だ。

横音「卵かけご飯だろそりゃ」

だよなぁその答えが当たり前だよなぁ、みたいなウンウンと頷く感じの顔をしてこっちを見つめる。

横音「…なんだよ。その質問。」

加藤「しらね。」

横音「はあ？なんなん。ウザー笑」

加藤「…俺は白身好きだな、黄身よりも。」

横音「お、おう。俺は黄身が好きだが。」

加藤「は。俺好きなん？ヤベエこんな目の前で大胆な告白されるなんてぇ～↑‼︎」

横音「バッカwそっちじゃない、
卵黄の黄身だわ。分かるだろ普通w」

加藤「わーってる、わかってる」
ヘラヘラと笑いながら続けて

加藤「ま、正直男から告白されてもおかしくないルックスだよな。」
と言う。

横音「え。」

加藤「その、、なんだ、かわいい顔してんじゃんお前…」

横音「お、おう…」

…



なんとも言えない空気感に包まれる。

顔を赤くする二人ー。




それを目撃する女子ー。

陽キャ女子A
「そこの男子顔近づけて向き合って何赤くなってんの？キッショ‼︎」

陽キャ女子B
「この二人やば～い！」


変に勘違いされ誤解を解くのに一週間もかかったー。