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#6 最後の一枚も召し上げて
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「どうした。早く歩けよ」
「だ、だって………」
進が振り返って訴えるようなまなざしで俺を見る。
今までのような雑木林の道から急に開けた場所を歩かされるはめになって、強い羞恥心に襲われたのだろう。俺はGパンのポケットからスマホを取り出した。
「見ろよ」
うつむいている進の目の前に俺は強引に写真を突き出す。
そこには亀甲縛りの進が歓喜の表情を浮かべて天を仰いでいる姿が映し出されていた。
「このとき感じていたんだろうが。ほら、トランクスの前がこんなに膨らんでいるぜ。良く見てみろよ」
俺の指摘に進の耳たぶは見る見る内に赤くなっていく。
「なまじ中途半端にパンツを穿いているから、羞ずかしさを感じるのさ。丁度いい、ここで素っ裸になってもらおう」
進が腰を引くよりも一瞬早く俺は彼のパンツの両縁に手を掛けると一気に足首まで引きずり降ろした。
「あああ……」
悲痛な声を上げる進。でも後ろ手に縛り上げられている進には、下げられたパンツを元に戻すどころか、露わになった自分の急所を手で隠す術さえないのだ。
進の肉筒はMの証しのように天を突く勢いを示し、そして俺の眼前に総てを曝け出してしまった屈辱感の為か心無しフルフルと震えているように見えた。
俺は取り上げたパンツをどうしようかと一瞬考えたが、手近の木の枝に引っかけて置いていくことにした。帰りにここを通るとき拾っていけばいい。
でもそれまでの間、もし誰かがここを通ってこのパンツを見つけたら一体何だと思うだろう。
ふと俺の頭には、木の枝に掛かったパンツを見上げる人のとまどった表情が浮かんでくるのであった。
「さあ、おっ勃てたチンコを丸出しにされて諦めがついただろう」
尚も木の枝に掛けられたパンツを未練がましく見つめている進に俺は声を大きく命令した。
「歩け!」
しかし進は逆に後込みして歩き出そうとはしない。
「ほうら、進むんだよ」
俺は手近に転がっていた木の枝を手にするとビシッと進の背中を打ち据え、更に土足のまま進の尻をドンと蹴り上げてやった。この突然な暴力的振る舞いに驚いたのか、
「あ、……歩くから蹴らないで」
弱々しい声で進は俺に哀願すると再び少しずつ歩き始めるのであった。
肩を落とし、心無し体を震わせながら、歩いていく進。その羞じらいを含んだ後ろ姿。あらわになった尻の割れ目。俺は思わず生つばを飲み込んでいた。
数歩も歩かぬ内に進と俺は完全に雑木林から抜け出してしまった。辺り一面開けた草地の中にはもう身を隠す手だては何もない。
「は、羞ずかしい……」
「だ、だって………」
進が振り返って訴えるようなまなざしで俺を見る。
今までのような雑木林の道から急に開けた場所を歩かされるはめになって、強い羞恥心に襲われたのだろう。俺はGパンのポケットからスマホを取り出した。
「見ろよ」
うつむいている進の目の前に俺は強引に写真を突き出す。
そこには亀甲縛りの進が歓喜の表情を浮かべて天を仰いでいる姿が映し出されていた。
「このとき感じていたんだろうが。ほら、トランクスの前がこんなに膨らんでいるぜ。良く見てみろよ」
俺の指摘に進の耳たぶは見る見る内に赤くなっていく。
「なまじ中途半端にパンツを穿いているから、羞ずかしさを感じるのさ。丁度いい、ここで素っ裸になってもらおう」
進が腰を引くよりも一瞬早く俺は彼のパンツの両縁に手を掛けると一気に足首まで引きずり降ろした。
「あああ……」
悲痛な声を上げる進。でも後ろ手に縛り上げられている進には、下げられたパンツを元に戻すどころか、露わになった自分の急所を手で隠す術さえないのだ。
進の肉筒はMの証しのように天を突く勢いを示し、そして俺の眼前に総てを曝け出してしまった屈辱感の為か心無しフルフルと震えているように見えた。
俺は取り上げたパンツをどうしようかと一瞬考えたが、手近の木の枝に引っかけて置いていくことにした。帰りにここを通るとき拾っていけばいい。
でもそれまでの間、もし誰かがここを通ってこのパンツを見つけたら一体何だと思うだろう。
ふと俺の頭には、木の枝に掛かったパンツを見上げる人のとまどった表情が浮かんでくるのであった。
「さあ、おっ勃てたチンコを丸出しにされて諦めがついただろう」
尚も木の枝に掛けられたパンツを未練がましく見つめている進に俺は声を大きく命令した。
「歩け!」
しかし進は逆に後込みして歩き出そうとはしない。
「ほうら、進むんだよ」
俺は手近に転がっていた木の枝を手にするとビシッと進の背中を打ち据え、更に土足のまま進の尻をドンと蹴り上げてやった。この突然な暴力的振る舞いに驚いたのか、
「あ、……歩くから蹴らないで」
弱々しい声で進は俺に哀願すると再び少しずつ歩き始めるのであった。
肩を落とし、心無し体を震わせながら、歩いていく進。その羞じらいを含んだ後ろ姿。あらわになった尻の割れ目。俺は思わず生つばを飲み込んでいた。
数歩も歩かぬ内に進と俺は完全に雑木林から抜け出してしまった。辺り一面開けた草地の中にはもう身を隠す手だては何もない。
「は、羞ずかしい……」
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