奴隷白書

くねひと

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#12 股間を割り裂く三角木馬 その1

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 ………程なく、三角木馬に跨らされた俺は脂汗を流して、この責め苦に喘いでいました。
 本来、三角木馬は女性を責めるための拷問用具です。人体の構造上、女性が跨ればその秘裂に木馬の頂点が食い込むのです。

 でも……、でもだからと言って、男性だから三角木馬に苦しむことがないという訳ではありません。………三角木馬の頂点は情け容赦なく俺の股間をキリキリと割り裂くのです………。
 踏みしめる床を求めて足先が空中を空しくさまよいます………。後ろ手縛りのまま、跨がされている俺にとっては、太股で木馬を挟みながら前か後ろに進めば、木馬から逃れられるとも思ったのですが………、
 わずかにずれただけでもそれは股間に激痛をもたらしました。

(駄目だ……)
 ………木馬からの脱出を断念した俺は不用意な苦痛を避けて、逆に微動だにしなくなりました。しかし、それでも痛苦は股間から染み入るように伝わり、俺は助けを求めるかのように、ご主人様のお姿を探しました………。
 ……でも、ご主人様はどこにもおられません。
 やるせない絶望感が俺を襲います………。

 それならば何とかご主人様に掛けられた縄目が解けないものかと、がむしゃらにもがいてもみるのですが、そんなことで簡単に緩む縛りではなく、かえって体を揺すったばっかりに股間に鋭い痛みをもたらす結果となってしまいました。先程まで心地良い緊縛感を感じていた縄目が今では恨めしくさえ感じられます……。

「ご主人様………」
 プレイルームに一人、全裸後ろ手縛りのまま、三角木馬に乗せられたまま放置され………、心からご主人様のお名前を口に出してみました。
「……阿久沢様……」
 それだけでなぜか胸がキュンと切なく疼くのです……ああ、阿久沢様…………。

「どおだ? 木馬の乗り心地は?…」
 いつのまにか、ビールを入れたグラスを片手にご主人様が俺の傍らに立たれていました。
「ご主人様、もう、お許し下さいませ……」
「許す? でもお前、ここはこんなに元気じゃないか」

 ご主人様はそう言うと、俺の怒張を指で摘ままれました。既に急所縄は解かれていましたが、それでも俺の肉筒はご主人様のおっしゃる通り、天を突く勢いを示していたのです。
「オチンコをこんなにおってて。お前、木馬に乗せられて本当は嬉しいんじゃないのか?」
 おまえがここを小さくしぼませたら、降ろしてやるよ、ご主人様は指で俺の肉竿をパチンと弾くと近くの椅子に座られ、ゆっくりとビールを飲まれ始めました。
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