46 / 92
46.ご指導ご鞭撻①
しおりを挟む
「ふん、ふんふん、ふん……んがっ!」
「あ、アカンで、砂利を食ったらアカン!」
いつものように京はマンションに併設された公園に散歩に来ていた。秋めいてきたこの頃、雷太も散歩が楽しくて仕方がないようだ。夕方の今頃は少し肌寒さを感じる。
初めてきた頃は夏、日陰のベンチでも流れる汗が止まらなかった。今は日陰であれば心地よく感じる。雷太の散歩がなければ足を踏み入れることもなかっただろうこの公園、今は四季を感じる重要な場となっていた。
小さな公園だが、入り口に桜の木、ベンチのそばにはもみじの木と名前の知らない常緑樹がある。もう少しすれば、もみじの紅葉が楽しめるだろう。
「京さん、雷太のやつ、ヨダレが酷くて口の周り砂だらけっす。あぁ、近寄んなよ! 雷太、この、てめー、この服幾らすると思ってんだ!」
壱也が雷太から逃げようとするが、雷太は遊んでいると思い壱也の裾を追う。
微笑ましい光景だ。
ここ最近は平和な日々が続いている。
所沢曰く、懸賞金目当てに狙っていた奴らがほとんど消えたそうだ。そう、消えたらしい。殺してはいないけれど、何人か返り討ちついでに再起不能にしたとゼロは言っていた。復讐されるのではと危惧したものの、刺客たちは二度とゼロに関わり合いを持ちたくないはずだと所沢は愉快そうに話していた。
そのことも有り、京の警護のレベルは引き下がった。いつも二人体制で警護していたけれど、一人体制になった。
もちろん、晩御飯の時間は相変わらず食卓を囲んでいる。
この人たち、懸賞金の件がなくなっても、食べにくるかも……と京は思っている。でも、それが嬉しいし、そうなってくれたら良いと思う今日この頃だ。
「ひっでー、くそ、セイント・フランチェスカのくせに……」
「あらー、神聖な粉を賜りましたな。雷太もすっかり壱也くんに慣れたなぁ」
「犬に懐かれたのは初めてっす」
壱也はまんざらでもない様子だ。
この数ヶ月で壱也はすっかりフランチェ──いや、雷太の虜だ。
「あ、そうそう。一応なんすけど、人数を減らした分、盗聴器つけさせてもらっていいっすか?」
「盗聴器? え、どこに?」
「とりあえず、雷太の首輪のタグあたりに……基本自宅ですし、雷太と京さんはニコイチなんで。あ、京さんの携帯か靴に発信機も付けさせてください──いや! 万が一っすよ? 万が一。保険みたいなもんすから!」
縁のないものだけに、京が反応に困っていると、壱也が慌ててフォローした。
ドラマの中でしか見聞きしないけれど、こんな小さなものに取り付けられるほど盗聴器も発信機も進化したらしい。
もちろん、嫌がる理由はない。感謝しかない。
「ま、発信機はともかく、盗聴器はいつも通信オンにしてないっすから。多分いざと言う時だけなんで安心してください! 俺も、雷太のひどいイビキとか聞きたくないっす……」
壱也が雷太の頭を撫でていると、公園の入口からスケが現れた。
ぼうっとした様子だが、壱也曰くあれが通常運転らしい。最近スケはサングラスを外すことも多くなった。表情を読まれないためによく掛けているらしいが、俺は身内認定されたらしい。地味に嬉しい。
「おーい、お疲れ」
スケに気付いた壱也が呼びかけると、スケが微かに笑った。その瞳があまりにも愛情たっぷりで甘い。相変わらず、この二人はお熱い……羨ましい。
「じゃ、京さん、コイツと交代しますね」
「あ、あの……ちょっと、二人に話したいことがあるんやけど」
「え? 俺らに?」
壱也とスケが不思議そうな顔でこちらを見る。
注目されると、言いづらい……けれど、このことを相談するのなら、この二人にするしかない。
「男同士の恋愛について、詳しく聞きたい……んやけど」
「「…………」」
俺の告白に二人が固まるのが分かった。
壱也に至っては、一瞬で唇の色まで変わってしまった。寒い日にプール参加した時みたいな紫色だ。スケは相変わらずというか、真顔のままだ。だけど、目の前で手を振ってみたけれど反応がないから、もしかしたら、視界がゼロなのかも。
気軽な気持ちで尋ねてはいけなかったのかも知れない。
二人が恋人同士だという報告は受けたものの、そこを突っ込んで話を聞けるほど、俺との関係が構築されていなかったという可能性もある。
そう考えると二人の反応も当然だ。
「あ、いや、ごめんな。いや、やっぱりええわ! 命に関わる時に何言うてんねんって感じやんな。ごめん、そんなつもりやなかってん。ただ、ネットとかで見てもほんまかなーって、思うし。いや、違うで? その、そういうのを面白がってる訳じゃなくて。真剣にケツに入れるとか、そう言うのも含めて、どうなんやろうって……その……」
そうだ。まさしくその通り。正論だ。
しかし、その命に関わる時に要らぬことを推し進めている連中がいて、さらに自分が巻き込まれていることを、京は知らない。
そして、命に関わる一大事だというのに、恋人のフリをさせられている人間が目の前にいることも。
「ケツって、京さん、男同士のセックスのやり方調べたんっすか⁉︎ マジで⁉︎」
「え? あ……うん。今日、ちょっとだけ」
「なんでそんなこと……まさか、京さん、恋してる、とか? 男に?」
「え? あ。いや、二人が知っている人じゃないですけどね!」
「知らない人っすか……? どこで出会ったんすか?」
「う、うん、その……可もなく不可もないような、そういった類の、店の、奥の、手前です‼︎」
慌てる京にスケが「分かりやすい」と呟くと、それを打ち消すように壱也が大笑いしてスケの背中を太鼓のように叩いた。
幸いスケの呟きは京の耳には届かなかった。
「あははは、そうなんっすね。そっかそっか……俺たちで良かったら、相談に乗りますけど……俺たちもそんなに、ってか、全く詳しくないっすよ?」
「いやいや、実際のカップルに話を聞けるんやから。何よりも勉強になるわ、ありがとう」
「うー、あー、ハイ」
「俺たちで良ければ何でも」
困ったように笑う壱也に対して、スケは頼もしい返事をくれた。壱也はそんなスケを見てぎょっとした顔をしていたけれど。
「あ、アカンで、砂利を食ったらアカン!」
いつものように京はマンションに併設された公園に散歩に来ていた。秋めいてきたこの頃、雷太も散歩が楽しくて仕方がないようだ。夕方の今頃は少し肌寒さを感じる。
初めてきた頃は夏、日陰のベンチでも流れる汗が止まらなかった。今は日陰であれば心地よく感じる。雷太の散歩がなければ足を踏み入れることもなかっただろうこの公園、今は四季を感じる重要な場となっていた。
小さな公園だが、入り口に桜の木、ベンチのそばにはもみじの木と名前の知らない常緑樹がある。もう少しすれば、もみじの紅葉が楽しめるだろう。
「京さん、雷太のやつ、ヨダレが酷くて口の周り砂だらけっす。あぁ、近寄んなよ! 雷太、この、てめー、この服幾らすると思ってんだ!」
壱也が雷太から逃げようとするが、雷太は遊んでいると思い壱也の裾を追う。
微笑ましい光景だ。
ここ最近は平和な日々が続いている。
所沢曰く、懸賞金目当てに狙っていた奴らがほとんど消えたそうだ。そう、消えたらしい。殺してはいないけれど、何人か返り討ちついでに再起不能にしたとゼロは言っていた。復讐されるのではと危惧したものの、刺客たちは二度とゼロに関わり合いを持ちたくないはずだと所沢は愉快そうに話していた。
そのことも有り、京の警護のレベルは引き下がった。いつも二人体制で警護していたけれど、一人体制になった。
もちろん、晩御飯の時間は相変わらず食卓を囲んでいる。
この人たち、懸賞金の件がなくなっても、食べにくるかも……と京は思っている。でも、それが嬉しいし、そうなってくれたら良いと思う今日この頃だ。
「ひっでー、くそ、セイント・フランチェスカのくせに……」
「あらー、神聖な粉を賜りましたな。雷太もすっかり壱也くんに慣れたなぁ」
「犬に懐かれたのは初めてっす」
壱也はまんざらでもない様子だ。
この数ヶ月で壱也はすっかりフランチェ──いや、雷太の虜だ。
「あ、そうそう。一応なんすけど、人数を減らした分、盗聴器つけさせてもらっていいっすか?」
「盗聴器? え、どこに?」
「とりあえず、雷太の首輪のタグあたりに……基本自宅ですし、雷太と京さんはニコイチなんで。あ、京さんの携帯か靴に発信機も付けさせてください──いや! 万が一っすよ? 万が一。保険みたいなもんすから!」
縁のないものだけに、京が反応に困っていると、壱也が慌ててフォローした。
ドラマの中でしか見聞きしないけれど、こんな小さなものに取り付けられるほど盗聴器も発信機も進化したらしい。
もちろん、嫌がる理由はない。感謝しかない。
「ま、発信機はともかく、盗聴器はいつも通信オンにしてないっすから。多分いざと言う時だけなんで安心してください! 俺も、雷太のひどいイビキとか聞きたくないっす……」
壱也が雷太の頭を撫でていると、公園の入口からスケが現れた。
ぼうっとした様子だが、壱也曰くあれが通常運転らしい。最近スケはサングラスを外すことも多くなった。表情を読まれないためによく掛けているらしいが、俺は身内認定されたらしい。地味に嬉しい。
「おーい、お疲れ」
スケに気付いた壱也が呼びかけると、スケが微かに笑った。その瞳があまりにも愛情たっぷりで甘い。相変わらず、この二人はお熱い……羨ましい。
「じゃ、京さん、コイツと交代しますね」
「あ、あの……ちょっと、二人に話したいことがあるんやけど」
「え? 俺らに?」
壱也とスケが不思議そうな顔でこちらを見る。
注目されると、言いづらい……けれど、このことを相談するのなら、この二人にするしかない。
「男同士の恋愛について、詳しく聞きたい……んやけど」
「「…………」」
俺の告白に二人が固まるのが分かった。
壱也に至っては、一瞬で唇の色まで変わってしまった。寒い日にプール参加した時みたいな紫色だ。スケは相変わらずというか、真顔のままだ。だけど、目の前で手を振ってみたけれど反応がないから、もしかしたら、視界がゼロなのかも。
気軽な気持ちで尋ねてはいけなかったのかも知れない。
二人が恋人同士だという報告は受けたものの、そこを突っ込んで話を聞けるほど、俺との関係が構築されていなかったという可能性もある。
そう考えると二人の反応も当然だ。
「あ、いや、ごめんな。いや、やっぱりええわ! 命に関わる時に何言うてんねんって感じやんな。ごめん、そんなつもりやなかってん。ただ、ネットとかで見てもほんまかなーって、思うし。いや、違うで? その、そういうのを面白がってる訳じゃなくて。真剣にケツに入れるとか、そう言うのも含めて、どうなんやろうって……その……」
そうだ。まさしくその通り。正論だ。
しかし、その命に関わる時に要らぬことを推し進めている連中がいて、さらに自分が巻き込まれていることを、京は知らない。
そして、命に関わる一大事だというのに、恋人のフリをさせられている人間が目の前にいることも。
「ケツって、京さん、男同士のセックスのやり方調べたんっすか⁉︎ マジで⁉︎」
「え? あ……うん。今日、ちょっとだけ」
「なんでそんなこと……まさか、京さん、恋してる、とか? 男に?」
「え? あ。いや、二人が知っている人じゃないですけどね!」
「知らない人っすか……? どこで出会ったんすか?」
「う、うん、その……可もなく不可もないような、そういった類の、店の、奥の、手前です‼︎」
慌てる京にスケが「分かりやすい」と呟くと、それを打ち消すように壱也が大笑いしてスケの背中を太鼓のように叩いた。
幸いスケの呟きは京の耳には届かなかった。
「あははは、そうなんっすね。そっかそっか……俺たちで良かったら、相談に乗りますけど……俺たちもそんなに、ってか、全く詳しくないっすよ?」
「いやいや、実際のカップルに話を聞けるんやから。何よりも勉強になるわ、ありがとう」
「うー、あー、ハイ」
「俺たちで良ければ何でも」
困ったように笑う壱也に対して、スケは頼もしい返事をくれた。壱也はそんなスケを見てぎょっとした顔をしていたけれど。
0
あなたにおすすめの小説
【8話完結】強制力に負けて死に戻ったら、幼馴染の様子がおかしいのですが、バグですか?
キノア9g
BL
目が覚めたら、大好きだったRPGの世界に転生していた。
知識チートでなんとか死亡フラグを回避した……はずだったのに、あっさり死んで、気づけば一年前に逆戻り。
今度こそ生き残ってみせる。そう思っていたんだけど——
「お前、ちょっと俺に執着しすぎじゃない……?」
幼馴染が、なんかおかしい。妙に優しいし、距離が近いし、俺の行動にやたら詳しい。
しかも、その笑顔の奥に見える“何か”が、最近ちょっと怖い。
これは、運命を変えようと足掻く俺と、俺だけを見つめ続ける幼馴染の、ちょっと(だいぶ?)危険な異世界BL。
全8話。
伝説のS級おじさん、俺の「匂い」がないと発狂して国を滅ぼすらしいい
マンスーン
BL
ギルドの事務職員・三上薫は、ある日、ギルドロビーで発作を起こしかけていた英雄ガルド・ベルンシュタインから抱きしめられ、首筋を猛烈に吸引。「見つけた……俺の酸素……!」と叫び、離れなくなってしまう。
最強おじさん(変態)×ギルドの事務職員(平凡)
世界観が現代日本、異世界ごちゃ混ぜ設定になっております。
転生したようだけど?流れに身を任せていたら悪役令息?として断罪されていた――分からないまま生きる。
星乃シキ
BL
発作の後に目覚めたら、公爵家嫡男の身体だった。
前世の記憶だけを抱えたまま生きるレイは、ある夜、男の聖女への嫌がらせの罪で断罪される。
だが図書室の記録が冤罪を覆す。
そしてレイは知る。
聖女ディーンの本当の名はアキラ。
同じ日本から来た存在だった。
帰りたい聖女と、この身体で生きるレイ。
秘密を共有した二人は、友達になる。
人との関わりを避けてきたレイの人間関係が、少しずつ動き始める。
悪役令息ですが破滅回避で主人公を無視したら、高潔な態度だと勘違いされて聖人認定。なぜか溺愛ルートに入りました
水凪しおん
BL
BL小説『銀の瞳の聖者』の悪役令息ルシアンに転生してしまった俺。
原作通りなら、主人公ノエルをいじめ抜き、最後は断罪されて野垂れ死ぬ運命だ。
「そんなの絶対にお断りだ! 俺は平和に長生きしたい!」
破滅フラグを回避するため、俺は決意した。
主人公ノエルを徹底的に避け、関わらず、空気のように生きることを。
しかし、俺の「無視」や「無関心」は、なぜかノエルにポジティブに変換されていく。
「他の人のように欲望の目で見ないなんて、なんて高潔な方なんだ……!」
いじめっ子を視線だけで追い払えば「影から守ってくれた」、雨の日に「臭いから近寄るな」と上着を投げつければ「不器用な優しさ」!?
全力で嫌われようとすればするほど、主人公からの好感度が爆上がりして、聖人認定されてしまう勘違いラブコメディ!
小心者の悪役令息×健気なポジティブ主人公の、すれ違い溺愛ファンタジー、ここに開幕!
家を追い出されたのでツバメをやろうとしたら強面の乳兄弟に反対されて困っている
香歌奈
BL
ある日、突然、セレンは生まれ育った伯爵家を追い出された。
異母兄の婚約者に乱暴を働こうとした罪らしいが、全く身に覚えがない。なのに伯爵家当主となっている異母兄は家から締め出したばかりか、ヴァーレン伯爵家の籍まで抹消したと言う。
途方に暮れたセレンは、年の離れた乳兄弟ギーズを頼ることにした。ギーズは顔に大きな傷跡が残る強面の騎士。悪人からは恐れられ、女子供からは怯えられているという。でもセレンにとっては子守をしてくれた優しいお兄さん。ギーズの家に置いてもらう日々は昔のようで居心地がいい。とはいえ、いつまでも養ってもらうわけにはいかない。しかしお坊ちゃん育ちで手に職があるわけでもなく……。
「僕は女性ウケがいい。この顔を生かしてツバメをしようかな」「おい、待て。ツバメの意味がわかっているのか!」美貌の天然青年に振り回される強面騎士は、ついに実力行使に出る?!
転生したけどやり直す前に終わった【加筆版】
リトルグラス
BL
人生を無気力に無意味に生きた、負け組男がナーロッパ的世界観に転生した。
転生モノ小説を読みながら「俺だってやり直せるなら、今度こそ頑張るのにな」と、思いながら最期を迎えた前世を思い出し「今度は人生を成功させる」と転生した男、アイザックは子供時代から努力を重ねた。
しかし、アイザックは成人の直前で家族を処刑され、平民落ちにされ、すべてを失った状態で追放された。
ろくなチートもなく、あるのは子供時代の努力の結果だけ。ともに追放された子ども達を抱えてアイザックは南の港町を目指す──
***
第11回BL小説大賞にエントリーするために修正と加筆を加え、作者のつぶやきは削除しました。(23'10'20)
**
モテる兄貴を持つと……(三人称改訂版)
夏目碧央
BL
兄、海斗(かいと)と同じ高校に入学した城崎岳斗(きのさきやまと)は、兄がモテるがゆえに様々な苦難に遭う。だが、カッコよくて優しい兄を実は自慢に思っている。兄は弟が大好きで、少々過保護気味。
ある日、岳斗は両親の血液型と自分の血液型がおかしい事に気づく。海斗は「覚えてないのか?」と驚いた様子。岳斗は何を忘れているのか?一体どんな秘密が?
逃げた弟のかわりに溺愛アルファに差し出されました。初夜で抱かれたら身代わりがばれてしまいます💦
雪代鞠絵/15分で萌えるBL小説
BL
逃げた弟の身代わりとなり、
隣国の国王である溺愛アルファに嫁いだオメガ。
しかし実は、我儘で結婚から逃げ出した双子の弟の身代わりなのです…
オメガだからと王宮で冷遇されていたので、身代わり結婚にも拒否権が
なかたのでした。
本当の花嫁じゃない。
だから何としても初夜は回避しなければと思うのですが、
だんだん王様に惹かれてしまい、苦しくなる…という
お話です。よろしくお願いします<(_ _)>
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる