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転生ダンジョンマスター誕生!
ダンジョン運営なんて要らなかったんや…
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「ん?…」
目を開けると私はベッドに寝かされていた
ココはダンジョン内に私が作った寝室だ
「1万DPもあるから贅沢してもいいよね」とか考えてベッドのカテゴリーで1番大きい《ゴッドサイズ》とか謎のベッドを出したんだけど、あまりの大きさに事前に作ってた寝室が他のもの一切置けなくなり慌てて部屋を広げたのを思い出す。
今思ったらそんなDP使う前にダンジョンとしてもっと防衛強めろよと言いたい。我ながらダンジョンマスターとしての自覚が無さすぎた
そしてこのゴッドサイズのベッドを改めて見てみる
「やっぱり大きすぎるなぁ…」
今私が転がってる状態だけどあと4人は横に並んで寝れるかも
足元まで詰めれば更に乗れるな。
まぁ大は小を兼ねると言いますし、今更考えてもDPに戻せないしこのままでいいや。
ちょっと落ち着かないけど寝心地は普通に良いしね。
「寝心地?あれ?私っていつ寝室に来た?」
まだこの部屋には作った時しか入った覚えのない私はふと疑問に思うと寝室の部屋の扉が不意に開く
「む?おぉユメコ、目が覚めたか」
扉に目を向けるとそこには絶世の美女が立っていた
そしてその人を見て私は全てを思い出す
その人が真祖吸血鬼である事
その人に血を飲まれたこと
そしてその過程で私は余りの快楽に耐えれなく気を失った事
その事を思い出した瞬間私はカァッと顔が熱くなる
おそらく今私の顔は真っ赤になっているだろう
そんな私を見てアリー様は優しい微笑みを向けてくれる
「ふむ、その様子では意識はハッキリしてるようじゃの。妾に血を吸われて体内の血が減っておるじゃろ?調理場を借りて食事を用意した故主も来るがいい」
そう言いアリー様は廊下へ消えていった
……え?料理??称号に世界最強とか持ってる人が料理とか作ってくれたの?
と、とりあえず私は言われるままに部屋を出て玉座の間に向かう
廊下を通って玉座の間への扉を開くといい匂いがする
「ユメコよココにはテーブルは無いのか?」
そう言われて私はキッチン作ったのに料理を並べるテーブルが無いことに気付いた
「あ、はい、今出しますね。」
DPカタログを出して横長のテーブルと椅子を出す
と、その時DPの量がおかしい事に気づく
”16532DP”
……
「どうした?そんな虚空を見つめて」
「ふぇ!?あ、いえ!ちょっとDP量がおかしくてですね。」
唐突に話しかけられて慌てて返事するがアリー様には通じなかったらしく「でぃーぴーかたろぐ?」と首を傾げていた
ちょっと可愛い
「まぁ、何でもいいが。とりあえずその敬語止めよ、コレからここで一緒に住むんだからそんなよそよそしい喋り方は好まぬ」
「あ、そうですか…………え?」
普通にスルーしそうになった
「しかしダンジョンマスターとは奇妙な事が出来るのだな何も無い場所からテーブルを出すとは。ついでにこのテーブルに敷くテーブルクロスも出してくれるか?」
「あ、はい…じゃなくて!?ココに住むって、どういう事ですか!?」
「む?コラ、敬語を止めよと言うておる」
いや、質問に答えて~
「まぁ良い、その辺も踏まえて食事をしながら話そう。せっかく主の為に作ったのに冷めてしまう」
「は…う、うん」
はい。って返事しようとしたら睨まれたので慌てて言い直すもう何が何やら分からないながらもDPカタログからテーブルクロスを出してテーブルに敷く
それに満足したのかアリー様は床に置かれていた料理をテーブルに並べていく。
今更だけど床に置いてたのはどうかと思うが何故か床にホコリもなく綺麗なので気にしない事にする
「ふむ、では主の為に作ったのじゃ味わうが良い」
そう言い微笑みを向けてくれるアリー様
そして並べられた料理を見るとオムライスにハンバーグ等など私の好きな料理ばかりが並べられていた
何故か私の好きな物ばかりしかしそれ以上につっこまなければ行けない事がある
「多くない?…」
コレである横長のかなり大きめのテーブル出したのにそこには所狭しと料理が並べられている。
これ2人で食べるの?もしかしてアリー様って大食い?
「ふむ、主の好物を片っ端から用意したらこうなった。まぁ遠慮なく全て食べるが良い」
だから何で私の好物をしってるのよ…
「え?これ全部私が食べるの!?」
「まぁ、残しても保管すれば良い。とりあえず早く食べよ、今食べる分まで冷めてしまう。」
確かに、冷蔵庫も用意してたし余ったらしまえば良いか
とりあえず私は「いただきます」と挨拶してから目の前のハンバーグを1口に切って食べる
「うん~ま!」
テーブルを出したりと少し時間を置いたからか少しばかり冷めてしまったハンバーグはしかし1口食べた瞬間肉汁が溢れ出してめちゃくちゃ美味い
今までに食べたハンバーグで1番美味いと自信満々に言えるほどだ
「ふふ、そうかそうか。それは良かった。」
我慢出来ずにがっつく様に食べ始める私をそれはそれは優しい目で見てるアリー様は私が「美味い」「美味しい」と賞賛の声を上げる度に嬉しそうに微笑む
そして私は大量に作られてた料理軍を食べ尽くしてしまった
正直私も驚きだ。いくら血を飲まれてたとして、転生してから何も飲み食いしてなかったとはいえあの量を食べ尽くしますか
しかしそんな事今の私は気にすること無く美味しい料理を食べ終えて満足感に満たされて(まぁ魔王に転生したし食事量位増えるよね~)と疑問を捨てた
「ふふ、満足したのなら良い、皿は後で片すからそのままで良いぞ」
「え!?片付け位するよ?」
こんなに美味しい物を作ってもらって片付けまで任せるなんてなんか申し訳ないので私は提案する
「気にする事はない。それよりそろそろ話をしよう」
そう言いアリー様は中指を親指を擦り指パッチンをするとテーブルの上に重ねられたお皿とかコップが一瞬にして消えた
……ありのまま今起こった事を説明するぜ
めちゃくちゃ美味い料理を食い尽くしたと思ったら皿達が消えていっ(ry
さすが真祖吸血鬼、”ありのまま現象”を起こすのなんておちゃのこさいさいッスかそうっすか
ポル○レフもびっくりだ
「ふふ。それで話なのだが妾はこのダンジョンが気に入ったのでなココに住むことにしたのじゃ」
皿が消えてありのまま現象を脳内で騒いでいたら驚いた私の顔に少し笑い声を漏らすといきなり核心の話をしだす
「え?でもアリー様って世界最強の真祖吸血鬼だよね?」
「アリーじゃ、様付けを外せと言ったじゃろ」
そう言えば吸血の時にそんな事言ってた様な…でも最強って称号に持ってる人呼び捨てにしていいの?
「あの、良いの?」
「ふむ、妾は主の事を下僕にしたい訳じゃないのでな。」
えぇ?じゃあ何でこんな所に住みたいの?
「ふふ、主は何考えてるのか分かりやすいの。妾はさっきこのダンジョンが気に入ったとは言ったが、1番は主の事が気に入っておるのじゃ」
「わ、私?」
「うむ、主の血を飲んだ事で主の前世での記憶を共有しての。前世での主の生き様を見て主の事が気に入ったのでな」
え?…なんかサラッと恐ろしい事仰った?
「え?わ、私の前世の記憶を見たの?」
「うむ、人の記憶は脳以外にも体に巡る血肉にも刻まれる故、それを飲み込むことで吸血鬼はその者の知識を得ることが出来るの」
オーマイガッ!私の前世での黒歴史等なども見られたって事?うわ、うわあ!絶対ドン引きされたじゃん!
実は私がガチレズなのバレたってことじゃん!
持ってるエ○本レズ物とかバレたじゃん!!
ふた○り物も好きってバレバレじゃん!同居人だって知らないのに!
「どうした?そんなに悶えて」
私が羞恥に顔を赤くしてテーブルに頭ぶつけているとアリーから心配そうに声をかけられる
しかし私は顔をあげない。ぶっちゃけ顔見れない
「だ、だって…記憶を共有したって私のアレコレまで見たってことでしょ?」
「あぁ、そういう事か。安心せいそれらも含めて主の事を気に入ったのじゃ」
「…え?」
「まぁ記憶を共有し主の生き様で主に好意を確立させたのは確かじゃが正直主の事は初めて見た時から好意を抱いていての」
「あ、いや、その」
「だからそんな主の居るこのダンジョンに妾も住みたいのじゃ。そうじゃな、妾が居れば毎日今回の様に主の好きな料理が食えるぞ?そしてダンジョンとしての安全面でも妾が居れば安牌じゃろ。他にも色々と主のプラスになるぞ?」
唐突な告白に私は顔をさらに赤くしてドギマギしてるとめっちゃ売り込んでくる
ぶっちゃけ私に損は無い
それどころかこんな美人にめちゃくちゃ美味い料理を作って貰えると考えたらコッチから頼みたい程だ
「でも、私何もアリー、に出来ないよ?」
一瞬アリー様って言いそうになるも何とか押しとどめて問いかける
アリーは私に呼び捨てにされて嬉しそうに微笑む可愛い。
「うむ、主はたまに血を飲ませてくれれば妾は満足じゃ。
毎日はキツいじゃろうから4日に1回位で良い」
それだけで良いのか
4日に1回血を献上したら最高のご飯と最強の護衛が手に入るの!?
それに吸血とは言えその行為は痛みなどほぼ無く逆に、その…気持ちよかったし
「ふふ、だめか?」
私は先程の吸血を思い出して顔を真っ赤にしているとそれに気付いたアリーは嬉しそうに微笑むと最後に問いかけてくる
その顔は私が拒むかもと心配してるのか少し不安そうで
可愛すぎかよ!
「…コレからよろしく。」
私に拒絶する事は出来なかった
元々拒む気は無かったし理由も無かったけど
あの表情はズルいって!最強種の癖にそんな不安そうに見てくるの可愛い!あざとい!ずるい!可愛い!
「そうか!よろしく!!」
はい可愛い、嬉しそうにしないでガチレズには辛いっす
…最強の同居人出来たしもうダンジョントラップとか他の従魔みたいの居る?
目を開けると私はベッドに寝かされていた
ココはダンジョン内に私が作った寝室だ
「1万DPもあるから贅沢してもいいよね」とか考えてベッドのカテゴリーで1番大きい《ゴッドサイズ》とか謎のベッドを出したんだけど、あまりの大きさに事前に作ってた寝室が他のもの一切置けなくなり慌てて部屋を広げたのを思い出す。
今思ったらそんなDP使う前にダンジョンとしてもっと防衛強めろよと言いたい。我ながらダンジョンマスターとしての自覚が無さすぎた
そしてこのゴッドサイズのベッドを改めて見てみる
「やっぱり大きすぎるなぁ…」
今私が転がってる状態だけどあと4人は横に並んで寝れるかも
足元まで詰めれば更に乗れるな。
まぁ大は小を兼ねると言いますし、今更考えてもDPに戻せないしこのままでいいや。
ちょっと落ち着かないけど寝心地は普通に良いしね。
「寝心地?あれ?私っていつ寝室に来た?」
まだこの部屋には作った時しか入った覚えのない私はふと疑問に思うと寝室の部屋の扉が不意に開く
「む?おぉユメコ、目が覚めたか」
扉に目を向けるとそこには絶世の美女が立っていた
そしてその人を見て私は全てを思い出す
その人が真祖吸血鬼である事
その人に血を飲まれたこと
そしてその過程で私は余りの快楽に耐えれなく気を失った事
その事を思い出した瞬間私はカァッと顔が熱くなる
おそらく今私の顔は真っ赤になっているだろう
そんな私を見てアリー様は優しい微笑みを向けてくれる
「ふむ、その様子では意識はハッキリしてるようじゃの。妾に血を吸われて体内の血が減っておるじゃろ?調理場を借りて食事を用意した故主も来るがいい」
そう言いアリー様は廊下へ消えていった
……え?料理??称号に世界最強とか持ってる人が料理とか作ってくれたの?
と、とりあえず私は言われるままに部屋を出て玉座の間に向かう
廊下を通って玉座の間への扉を開くといい匂いがする
「ユメコよココにはテーブルは無いのか?」
そう言われて私はキッチン作ったのに料理を並べるテーブルが無いことに気付いた
「あ、はい、今出しますね。」
DPカタログを出して横長のテーブルと椅子を出す
と、その時DPの量がおかしい事に気づく
”16532DP”
……
「どうした?そんな虚空を見つめて」
「ふぇ!?あ、いえ!ちょっとDP量がおかしくてですね。」
唐突に話しかけられて慌てて返事するがアリー様には通じなかったらしく「でぃーぴーかたろぐ?」と首を傾げていた
ちょっと可愛い
「まぁ、何でもいいが。とりあえずその敬語止めよ、コレからここで一緒に住むんだからそんなよそよそしい喋り方は好まぬ」
「あ、そうですか…………え?」
普通にスルーしそうになった
「しかしダンジョンマスターとは奇妙な事が出来るのだな何も無い場所からテーブルを出すとは。ついでにこのテーブルに敷くテーブルクロスも出してくれるか?」
「あ、はい…じゃなくて!?ココに住むって、どういう事ですか!?」
「む?コラ、敬語を止めよと言うておる」
いや、質問に答えて~
「まぁ良い、その辺も踏まえて食事をしながら話そう。せっかく主の為に作ったのに冷めてしまう」
「は…う、うん」
はい。って返事しようとしたら睨まれたので慌てて言い直すもう何が何やら分からないながらもDPカタログからテーブルクロスを出してテーブルに敷く
それに満足したのかアリー様は床に置かれていた料理をテーブルに並べていく。
今更だけど床に置いてたのはどうかと思うが何故か床にホコリもなく綺麗なので気にしない事にする
「ふむ、では主の為に作ったのじゃ味わうが良い」
そう言い微笑みを向けてくれるアリー様
そして並べられた料理を見るとオムライスにハンバーグ等など私の好きな料理ばかりが並べられていた
何故か私の好きな物ばかりしかしそれ以上につっこまなければ行けない事がある
「多くない?…」
コレである横長のかなり大きめのテーブル出したのにそこには所狭しと料理が並べられている。
これ2人で食べるの?もしかしてアリー様って大食い?
「ふむ、主の好物を片っ端から用意したらこうなった。まぁ遠慮なく全て食べるが良い」
だから何で私の好物をしってるのよ…
「え?これ全部私が食べるの!?」
「まぁ、残しても保管すれば良い。とりあえず早く食べよ、今食べる分まで冷めてしまう。」
確かに、冷蔵庫も用意してたし余ったらしまえば良いか
とりあえず私は「いただきます」と挨拶してから目の前のハンバーグを1口に切って食べる
「うん~ま!」
テーブルを出したりと少し時間を置いたからか少しばかり冷めてしまったハンバーグはしかし1口食べた瞬間肉汁が溢れ出してめちゃくちゃ美味い
今までに食べたハンバーグで1番美味いと自信満々に言えるほどだ
「ふふ、そうかそうか。それは良かった。」
我慢出来ずにがっつく様に食べ始める私をそれはそれは優しい目で見てるアリー様は私が「美味い」「美味しい」と賞賛の声を上げる度に嬉しそうに微笑む
そして私は大量に作られてた料理軍を食べ尽くしてしまった
正直私も驚きだ。いくら血を飲まれてたとして、転生してから何も飲み食いしてなかったとはいえあの量を食べ尽くしますか
しかしそんな事今の私は気にすること無く美味しい料理を食べ終えて満足感に満たされて(まぁ魔王に転生したし食事量位増えるよね~)と疑問を捨てた
「ふふ、満足したのなら良い、皿は後で片すからそのままで良いぞ」
「え!?片付け位するよ?」
こんなに美味しい物を作ってもらって片付けまで任せるなんてなんか申し訳ないので私は提案する
「気にする事はない。それよりそろそろ話をしよう」
そう言いアリー様は中指を親指を擦り指パッチンをするとテーブルの上に重ねられたお皿とかコップが一瞬にして消えた
……ありのまま今起こった事を説明するぜ
めちゃくちゃ美味い料理を食い尽くしたと思ったら皿達が消えていっ(ry
さすが真祖吸血鬼、”ありのまま現象”を起こすのなんておちゃのこさいさいッスかそうっすか
ポル○レフもびっくりだ
「ふふ。それで話なのだが妾はこのダンジョンが気に入ったのでなココに住むことにしたのじゃ」
皿が消えてありのまま現象を脳内で騒いでいたら驚いた私の顔に少し笑い声を漏らすといきなり核心の話をしだす
「え?でもアリー様って世界最強の真祖吸血鬼だよね?」
「アリーじゃ、様付けを外せと言ったじゃろ」
そう言えば吸血の時にそんな事言ってた様な…でも最強って称号に持ってる人呼び捨てにしていいの?
「あの、良いの?」
「ふむ、妾は主の事を下僕にしたい訳じゃないのでな。」
えぇ?じゃあ何でこんな所に住みたいの?
「ふふ、主は何考えてるのか分かりやすいの。妾はさっきこのダンジョンが気に入ったとは言ったが、1番は主の事が気に入っておるのじゃ」
「わ、私?」
「うむ、主の血を飲んだ事で主の前世での記憶を共有しての。前世での主の生き様を見て主の事が気に入ったのでな」
え?…なんかサラッと恐ろしい事仰った?
「え?わ、私の前世の記憶を見たの?」
「うむ、人の記憶は脳以外にも体に巡る血肉にも刻まれる故、それを飲み込むことで吸血鬼はその者の知識を得ることが出来るの」
オーマイガッ!私の前世での黒歴史等なども見られたって事?うわ、うわあ!絶対ドン引きされたじゃん!
実は私がガチレズなのバレたってことじゃん!
持ってるエ○本レズ物とかバレたじゃん!!
ふた○り物も好きってバレバレじゃん!同居人だって知らないのに!
「どうした?そんなに悶えて」
私が羞恥に顔を赤くしてテーブルに頭ぶつけているとアリーから心配そうに声をかけられる
しかし私は顔をあげない。ぶっちゃけ顔見れない
「だ、だって…記憶を共有したって私のアレコレまで見たってことでしょ?」
「あぁ、そういう事か。安心せいそれらも含めて主の事を気に入ったのじゃ」
「…え?」
「まぁ記憶を共有し主の生き様で主に好意を確立させたのは確かじゃが正直主の事は初めて見た時から好意を抱いていての」
「あ、いや、その」
「だからそんな主の居るこのダンジョンに妾も住みたいのじゃ。そうじゃな、妾が居れば毎日今回の様に主の好きな料理が食えるぞ?そしてダンジョンとしての安全面でも妾が居れば安牌じゃろ。他にも色々と主のプラスになるぞ?」
唐突な告白に私は顔をさらに赤くしてドギマギしてるとめっちゃ売り込んでくる
ぶっちゃけ私に損は無い
それどころかこんな美人にめちゃくちゃ美味い料理を作って貰えると考えたらコッチから頼みたい程だ
「でも、私何もアリー、に出来ないよ?」
一瞬アリー様って言いそうになるも何とか押しとどめて問いかける
アリーは私に呼び捨てにされて嬉しそうに微笑む可愛い。
「うむ、主はたまに血を飲ませてくれれば妾は満足じゃ。
毎日はキツいじゃろうから4日に1回位で良い」
それだけで良いのか
4日に1回血を献上したら最高のご飯と最強の護衛が手に入るの!?
それに吸血とは言えその行為は痛みなどほぼ無く逆に、その…気持ちよかったし
「ふふ、だめか?」
私は先程の吸血を思い出して顔を真っ赤にしているとそれに気付いたアリーは嬉しそうに微笑むと最後に問いかけてくる
その顔は私が拒むかもと心配してるのか少し不安そうで
可愛すぎかよ!
「…コレからよろしく。」
私に拒絶する事は出来なかった
元々拒む気は無かったし理由も無かったけど
あの表情はズルいって!最強種の癖にそんな不安そうに見てくるの可愛い!あざとい!ずるい!可愛い!
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…最強の同居人出来たしもうダンジョントラップとか他の従魔みたいの居る?
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