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失恋(1)
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「お前には感謝している。俺を2号店の店長にまで推薦してくれて」
龍登が沈んだ声で言うと、早翔から視線を逸らした。
「だけど、お前の心が見えた以上、一緒には居られない」
セブンジョー2号店が無事開店して半月が経ったある日、マンションに帰って来た早翔に、龍登が静かに切り出した。
本店勤務の早翔は、新人ホストや内勤業務の指導のため、開店以来、2号店に入っていた。
自然、草壁と話す機会も増える。店長を務める龍登の視線を感じることもあったが、それは業務上の目配りで、他に意味があるとは思わなかった。その日、龍登に言われ初めて、その視線がパートナーとしての自分に向けられていたものだと知った。
「お前の中にあの男がいるとわかったら、俺はもうお前とは付き合えない」
「草壁直也は高校の同級生で親友なだけだよ… あいつはゲイじゃないし」
「お前があの男を見る目は切なく恋する目だ。あいつがゲイかどうかなんて関係ない。お前自身の… お前と俺の問題だよ」
龍登はゆっくり視線を戻すと、目を細め唇をほころばせる。
「もうずいぶん前から別れようと思ってた。だけど、なかなか言い出せなかった」
その優しい微笑みが、早翔の気分を軽くさせる。
浅い嫉妬で、言うほど深刻な話ではない。すぐにいつも通りの空気に戻るはずだという自信が、余裕の笑みを浮かべさせた。
「ずいぶん前からって… いつくらいから?」
「お前が蘭子に惹かれていると感じてから…かな」
「は…? 俺が、蘭子さんに?」
半ば呆れたような笑みを浮かべ、ぽかんと口を開けて見せる。
ハハッと笑いを漏らし、眉間に皺を寄せて、「ないよ」と吐き捨てた。
龍登がため息をつき、ふっと笑う。
「やっぱり自分では気付いてないか…」
早翔が大きく首を左右に振った。
「ないない! あるわけない、そんなこと」
「だけど、以前ほど蘭子のことを嫌がってはいないだろう?」
思わず言葉に詰まる。
呼び出されると、気が進まないながら、金のためだと割り切って蘭子の元に向かっているはずだった。早翔の頭の中では、蘭子に惹かれているなどあり得ないことだ。
しかし、龍登に言われてみると、最初の頃のような嫌悪感が消え去っている自分に気付く。
顔を強張らせながら言葉を探る。
「嫌だよ。嫌に決まってる。ただ、慣れてきただけで… そう、慣れたんだよ」
焦ったように目を泳がせる早翔を、龍登が優しく見つめる。
「お前の蘭子に対する嫌悪や憎悪の感情に、俺は何度も熱くさせられた。蘭子のオモチャにされている間は、俺がお前を救ってやれると思っていた。だけど、蘭子に対して小さな愛情のカケラでも見え隠れした時、俺のお前への思いは冷める」
「蘭子さんに… 俺が愛情?」
また首を大きく左右に振る。
龍登が浅く息を吐いて微笑む。
「愛情は言い過ぎかもしれない。でも、情はあるはずだ… ここ半年くらいは目を閉じてた。俺がお前を手放せなかったから。だけど、お前の本当に思う相手を見た以上、ケジメを付けたいと思った。お前と俺自身のために」
早翔はうつむいて頭を抱えた。
「俺はどうあがいたって成就しない相手のせいで、龍登さんに捨てられるの…」
「捨てられる? 捨てられたのは俺のほうだろ」
早翔が顔を上げると、龍登が真顔で凝視している。誠実だが氷のように冷たい視線だ。
「お前にとって俺は何だろう。どんな我ままも笑って許してくれる優しい兄貴か… 親父か…」
龍登はふんと鼻を鳴らす。
「まさか恋人じゃないよな… 俺のことを少しでも恋人だと思う余地があるなら、店から向井と二人で消えるなんてしないだろう」
「あ…」と思わず声が漏れる。
「あれは…」
そこで言葉を詰まらせ、ゴクリと唾を飲み込んだ。
「お前さ、クールな外見なんだけど、案外と顔に出てるの。帰って来た時の顔、後ろめたいことしましたっていうのが、もろわかりなんだよ。ま、俺がお前に惚れてるから見えたのかもしれないけど…」
ふっと自嘲気味の笑みを浮かべ、視線を逸らした。
「もう疲れた… とにかく出て行ってくれ。俺がいない時にでも荷物を取りに来て、鍵はポストの中にでも放り込んでおいてくれたらいい」
龍登は冷たく言い捨てると、早翔に背を向け、寝室へと消えて行った。
早翔はマンションを後にして、あてどなく歩いた。
これは夢ではないのか…
早翔の頭が受け入れることを拒否していた。
龍登との関係が壊れることなど想像したことすらなかった。常に脆さを伴った関係だとわかっていても、龍登とともに過ごす時間は、裸で真綿にくるまれているような心地良さがあり、もしかしたら長い人生、彼とともに歩んで行くような、そんな期待を漠然と持っていた。
部屋に戻ったら、いつもと変わらず微笑んで、「少し言い過ぎた」と言われるような微かな望みが頭に浮かぶ。しかし、龍登が最後に見せた冷酷な視線が、すべてを打ち消す。
龍登と初めて会ったのは、高校3年の夏休みだった。
右も左もわからない高校生に、ホストの手解きをしてくれた。龍登の後に付いて回る早翔を、彼は保護者のように守ってくれた。
「入口にあんなどデカい顔のアップ貼られるの嫌だろ」
「ホストの入門講座終了だな。お前のせいで来月はデカい写真にされるかもな」
そんな言葉と共に、屈託のない笑顔がよみがえる。
少し寂しさを滲ませた笑顔で早翔を見送り、戻って来た時は、満面の笑みで迎えてくれた。
酒の飲めない早翔を絶えず気遣い、優しく見守る。そんな龍登の視線を感じていたから、安心して仕事に励んでこられた。
「もう疲れた…」
龍登の言葉が突き刺さる。
今まで一度もダメと否定されたこともなく、どんな下らない悩みや愚痴も真剣に耳を傾けてくれた。ごめんと言えば、いいよと笑って許される、それが普通のこととして、身体に染みついていた。
早翔の中で勝手に龍登を、心から甘えられ、守ってもらえる家族、何があっても戻ってこられる拠り所にして、心地良い気分に浸っていた。
「俺、龍登さんに甘え過ぎてた… 龍登さんの気持ちなんか全然考えないで…」
早翔が口の中で呟いた。同時に、瞳が潤む。
その涙が零れるよりも早く、伝い落ちるひとしずくを頬に感じ、天を仰いだ。
弾けるネオンのはるか先の暗闇から、ぽつぽつと冷たい雨が舞い降りてくる。
冷え切った早翔の身体には、むしろ温かく感じる優しい雨だった。
「もう遅いよね… 何もかも」
早翔がぽつんと呟き、ふっと自嘲の笑みを漏らした。
龍登が沈んだ声で言うと、早翔から視線を逸らした。
「だけど、お前の心が見えた以上、一緒には居られない」
セブンジョー2号店が無事開店して半月が経ったある日、マンションに帰って来た早翔に、龍登が静かに切り出した。
本店勤務の早翔は、新人ホストや内勤業務の指導のため、開店以来、2号店に入っていた。
自然、草壁と話す機会も増える。店長を務める龍登の視線を感じることもあったが、それは業務上の目配りで、他に意味があるとは思わなかった。その日、龍登に言われ初めて、その視線がパートナーとしての自分に向けられていたものだと知った。
「お前の中にあの男がいるとわかったら、俺はもうお前とは付き合えない」
「草壁直也は高校の同級生で親友なだけだよ… あいつはゲイじゃないし」
「お前があの男を見る目は切なく恋する目だ。あいつがゲイかどうかなんて関係ない。お前自身の… お前と俺の問題だよ」
龍登はゆっくり視線を戻すと、目を細め唇をほころばせる。
「もうずいぶん前から別れようと思ってた。だけど、なかなか言い出せなかった」
その優しい微笑みが、早翔の気分を軽くさせる。
浅い嫉妬で、言うほど深刻な話ではない。すぐにいつも通りの空気に戻るはずだという自信が、余裕の笑みを浮かべさせた。
「ずいぶん前からって… いつくらいから?」
「お前が蘭子に惹かれていると感じてから…かな」
「は…? 俺が、蘭子さんに?」
半ば呆れたような笑みを浮かべ、ぽかんと口を開けて見せる。
ハハッと笑いを漏らし、眉間に皺を寄せて、「ないよ」と吐き捨てた。
龍登がため息をつき、ふっと笑う。
「やっぱり自分では気付いてないか…」
早翔が大きく首を左右に振った。
「ないない! あるわけない、そんなこと」
「だけど、以前ほど蘭子のことを嫌がってはいないだろう?」
思わず言葉に詰まる。
呼び出されると、気が進まないながら、金のためだと割り切って蘭子の元に向かっているはずだった。早翔の頭の中では、蘭子に惹かれているなどあり得ないことだ。
しかし、龍登に言われてみると、最初の頃のような嫌悪感が消え去っている自分に気付く。
顔を強張らせながら言葉を探る。
「嫌だよ。嫌に決まってる。ただ、慣れてきただけで… そう、慣れたんだよ」
焦ったように目を泳がせる早翔を、龍登が優しく見つめる。
「お前の蘭子に対する嫌悪や憎悪の感情に、俺は何度も熱くさせられた。蘭子のオモチャにされている間は、俺がお前を救ってやれると思っていた。だけど、蘭子に対して小さな愛情のカケラでも見え隠れした時、俺のお前への思いは冷める」
「蘭子さんに… 俺が愛情?」
また首を大きく左右に振る。
龍登が浅く息を吐いて微笑む。
「愛情は言い過ぎかもしれない。でも、情はあるはずだ… ここ半年くらいは目を閉じてた。俺がお前を手放せなかったから。だけど、お前の本当に思う相手を見た以上、ケジメを付けたいと思った。お前と俺自身のために」
早翔はうつむいて頭を抱えた。
「俺はどうあがいたって成就しない相手のせいで、龍登さんに捨てられるの…」
「捨てられる? 捨てられたのは俺のほうだろ」
早翔が顔を上げると、龍登が真顔で凝視している。誠実だが氷のように冷たい視線だ。
「お前にとって俺は何だろう。どんな我ままも笑って許してくれる優しい兄貴か… 親父か…」
龍登はふんと鼻を鳴らす。
「まさか恋人じゃないよな… 俺のことを少しでも恋人だと思う余地があるなら、店から向井と二人で消えるなんてしないだろう」
「あ…」と思わず声が漏れる。
「あれは…」
そこで言葉を詰まらせ、ゴクリと唾を飲み込んだ。
「お前さ、クールな外見なんだけど、案外と顔に出てるの。帰って来た時の顔、後ろめたいことしましたっていうのが、もろわかりなんだよ。ま、俺がお前に惚れてるから見えたのかもしれないけど…」
ふっと自嘲気味の笑みを浮かべ、視線を逸らした。
「もう疲れた… とにかく出て行ってくれ。俺がいない時にでも荷物を取りに来て、鍵はポストの中にでも放り込んでおいてくれたらいい」
龍登は冷たく言い捨てると、早翔に背を向け、寝室へと消えて行った。
早翔はマンションを後にして、あてどなく歩いた。
これは夢ではないのか…
早翔の頭が受け入れることを拒否していた。
龍登との関係が壊れることなど想像したことすらなかった。常に脆さを伴った関係だとわかっていても、龍登とともに過ごす時間は、裸で真綿にくるまれているような心地良さがあり、もしかしたら長い人生、彼とともに歩んで行くような、そんな期待を漠然と持っていた。
部屋に戻ったら、いつもと変わらず微笑んで、「少し言い過ぎた」と言われるような微かな望みが頭に浮かぶ。しかし、龍登が最後に見せた冷酷な視線が、すべてを打ち消す。
龍登と初めて会ったのは、高校3年の夏休みだった。
右も左もわからない高校生に、ホストの手解きをしてくれた。龍登の後に付いて回る早翔を、彼は保護者のように守ってくれた。
「入口にあんなどデカい顔のアップ貼られるの嫌だろ」
「ホストの入門講座終了だな。お前のせいで来月はデカい写真にされるかもな」
そんな言葉と共に、屈託のない笑顔がよみがえる。
少し寂しさを滲ませた笑顔で早翔を見送り、戻って来た時は、満面の笑みで迎えてくれた。
酒の飲めない早翔を絶えず気遣い、優しく見守る。そんな龍登の視線を感じていたから、安心して仕事に励んでこられた。
「もう疲れた…」
龍登の言葉が突き刺さる。
今まで一度もダメと否定されたこともなく、どんな下らない悩みや愚痴も真剣に耳を傾けてくれた。ごめんと言えば、いいよと笑って許される、それが普通のこととして、身体に染みついていた。
早翔の中で勝手に龍登を、心から甘えられ、守ってもらえる家族、何があっても戻ってこられる拠り所にして、心地良い気分に浸っていた。
「俺、龍登さんに甘え過ぎてた… 龍登さんの気持ちなんか全然考えないで…」
早翔が口の中で呟いた。同時に、瞳が潤む。
その涙が零れるよりも早く、伝い落ちるひとしずくを頬に感じ、天を仰いだ。
弾けるネオンのはるか先の暗闇から、ぽつぽつと冷たい雨が舞い降りてくる。
冷え切った早翔の身体には、むしろ温かく感じる優しい雨だった。
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