1 / 88
第1話転生先の異世界美女はエロかった……
しおりを挟む
授業中に居眠りしていた俺が目を覚ますと、そこはいつもの教室と違っていた。教壇で退屈な授業をする教師も、クラスメイトもいない。見知らぬ大人たちが飲んだり食べたりしながら、それぞれのテーブルで会話をしている。
えっ……ここ学食? じゃねーよな。
俺の席に1人の女性が近づいてきた。黒色ベースにしたブラウスと長いスカートを身に着け、白いエプロンをかけている。美人だ。
ウェイトレスなのか?
「お客様、ずいぶん長い間お休みになっていましたが、大丈夫ですか?」
ウェイトレス風の美女が心配そうに尋ねた。
「えっ? 俺、どれくらい寝てました?」
「かれこれ2時間ほど。お酒を召し上がっていないのに、かなり深く眠っておられましたので、どこか具合でも悪いのかと……」
「あっ、いや、どこも悪くないっす。すこぶる快調っす。長居してすみませんでした。じゃ、失礼します」
俺は慌てて立ち上がった。気まずい感じで愛想笑いを浮かべながら出口に向かって歩き出す。
「お客様、お代のお支払いをお願いいたします」
おそらくウェイトレスなのであろう美女に腕を掴まれた。
「えっと、いくらです?」
俺は恐る恐る尋ねた。
「ドリンク飲み放題のランチAセットなので1200グリムになります」
えっ? グリムってなに? 童話作家?
制服ズボンの後ろポケットに手を突っ込んで財布を取り出す。
「これ……使えます? 1200円」
「エン? どちらの通貨ですか? つまりお客様は最初からお支払いの意思が無く飲み食いされたということですね」
いやいやいや、飲んでないし食ってないし。教室で寝てただけだし。
「あの、お姉さん、ここってどこっすか?」
「はあ……記憶喪失のふりとは往生際の悪い。無銭飲食は犯罪です! こちらに来なさい!」
丁寧な口調で話していた美女が一変し、冷たい声で言い放った。
俺はウェイトレスの美女に腕を強く引っ張られ、店の奥へと連れていかれた。
「す、すみません。俺、ホントに分からなくて。そうだ、俺、働きます。お代分は店で働いて返します」
「いいえ。お代は今すぐ出してもらうわ」
美女はそう言うと、俺にグッと体をくっつけた。
香水かシャンプーなのか、ふわりと良い香りがする。
「えっと、何をされるんでしょうか?」
「お金が出せないなら、精子を出すに決まってるでしょ。とぼけないでよ」
はぁ? せ、精子? お金が無い時は精子出す!?
予想をはるかに上回る展開に、俺の脳はついていけず、頭の中でお金と精子の単語をひたすらループ再生するパニックに陥った。
「で、ここにどれくらい溜めてるの?」
美女がズボンの上から優しく玉揉みしてきた。色っぽい声で尋ねる。
「あーいや、昨日抜いたばっかりなんで……俺、基本毎日3回は抜いてますんで」
なに初対面の美女に絶倫カミングアウトしてんだ俺……
「そーなの! 君、絶倫タイプなのね。それじゃ、タマタマ空っぽになるまで搾り取ってあげるわ♡」
美女はそう言うとその場にしゃがみ、素早く俺のズボンを下ろすと股間に顔をうずめた。
えっ……ここ学食? じゃねーよな。
俺の席に1人の女性が近づいてきた。黒色ベースにしたブラウスと長いスカートを身に着け、白いエプロンをかけている。美人だ。
ウェイトレスなのか?
「お客様、ずいぶん長い間お休みになっていましたが、大丈夫ですか?」
ウェイトレス風の美女が心配そうに尋ねた。
「えっ? 俺、どれくらい寝てました?」
「かれこれ2時間ほど。お酒を召し上がっていないのに、かなり深く眠っておられましたので、どこか具合でも悪いのかと……」
「あっ、いや、どこも悪くないっす。すこぶる快調っす。長居してすみませんでした。じゃ、失礼します」
俺は慌てて立ち上がった。気まずい感じで愛想笑いを浮かべながら出口に向かって歩き出す。
「お客様、お代のお支払いをお願いいたします」
おそらくウェイトレスなのであろう美女に腕を掴まれた。
「えっと、いくらです?」
俺は恐る恐る尋ねた。
「ドリンク飲み放題のランチAセットなので1200グリムになります」
えっ? グリムってなに? 童話作家?
制服ズボンの後ろポケットに手を突っ込んで財布を取り出す。
「これ……使えます? 1200円」
「エン? どちらの通貨ですか? つまりお客様は最初からお支払いの意思が無く飲み食いされたということですね」
いやいやいや、飲んでないし食ってないし。教室で寝てただけだし。
「あの、お姉さん、ここってどこっすか?」
「はあ……記憶喪失のふりとは往生際の悪い。無銭飲食は犯罪です! こちらに来なさい!」
丁寧な口調で話していた美女が一変し、冷たい声で言い放った。
俺はウェイトレスの美女に腕を強く引っ張られ、店の奥へと連れていかれた。
「す、すみません。俺、ホントに分からなくて。そうだ、俺、働きます。お代分は店で働いて返します」
「いいえ。お代は今すぐ出してもらうわ」
美女はそう言うと、俺にグッと体をくっつけた。
香水かシャンプーなのか、ふわりと良い香りがする。
「えっと、何をされるんでしょうか?」
「お金が出せないなら、精子を出すに決まってるでしょ。とぼけないでよ」
はぁ? せ、精子? お金が無い時は精子出す!?
予想をはるかに上回る展開に、俺の脳はついていけず、頭の中でお金と精子の単語をひたすらループ再生するパニックに陥った。
「で、ここにどれくらい溜めてるの?」
美女がズボンの上から優しく玉揉みしてきた。色っぽい声で尋ねる。
「あーいや、昨日抜いたばっかりなんで……俺、基本毎日3回は抜いてますんで」
なに初対面の美女に絶倫カミングアウトしてんだ俺……
「そーなの! 君、絶倫タイプなのね。それじゃ、タマタマ空っぽになるまで搾り取ってあげるわ♡」
美女はそう言うとその場にしゃがみ、素早く俺のズボンを下ろすと股間に顔をうずめた。
0
お気に入りに追加
80
あなたにおすすめの小説
スケートリンクでバイトしてたら大惨事を目撃した件
フルーツパフェ
大衆娯楽
比較的気温の高い今年もようやく冬らしい気候になりました。
寒くなって本格的になるのがスケートリンク場。
プロもアマチュアも関係なしに氷上を滑る女の子達ですが、なぜかスカートを履いた女の子が多い?
そんな格好していたら転んだ時に大変・・・・・・ほら、言わんこっちゃない!
スケートリンクでアルバイトをする男性の些細な日常コメディです。
分析スキルで美少女たちの恥ずかしい秘密が見えちゃう異世界生活
SenY
ファンタジー
"分析"スキルを持って異世界に転生した主人公は、相手の力量を正確に見極めて勝てる相手にだけ確実に勝つスタイルで短期間に一財を為すことに成功する。
クエスト報酬で豪邸を手に入れたはいいものの一人で暮らすには広すぎると悩んでいた主人公。そんな彼が友人の勧めで奴隷市場を訪れ、記憶喪失の美少女奴隷ルナを購入したことから、物語は動き始める。
これまで危ない敵から逃げたり弱そうな敵をボコるのにばかり"分析"を活用していた主人公が、そのスキルを美少女の恥ずかしい秘密を覗くことにも使い始めるちょっとエッチなハーレム系ラブコメ。
蘇生魔法を授かった僕は戦闘不能の前衛(♀)を何度も復活させる
フルーツパフェ
大衆娯楽
転移した異世界で唯一、蘇生魔法を授かった僕。
一緒にパーティーを組めば絶対に死ぬ(死んだままになる)ことがない。
そんな口コミがいつの間にか広まって、同じく異世界転移した同業者(多くは女子)から引っ張りだこに!
寛容な僕は彼女達の申し出に快諾するが条件が一つだけ。
――実は僕、他の戦闘スキルは皆無なんです
そういうわけでパーティーメンバーが前衛に立って死ぬ気で僕を守ることになる。
大丈夫、一度死んでも蘇生魔法で復活させてあげるから。
相互利益はあるはずなのに、どこか鬼畜な匂いがするファンタジー、ここに開幕。
逆転世界でヘイトを溜めて犯されよう!〜貞操逆転世界で犯されたいリメイク版〜
腹筋パンダ(出張)
恋愛
早乙女隼人(さおとめはやと)は女に犯されたい願望を持つMな高校2年生。めちゃくちゃイケメンだが童貞だ。あほな事故で貞操が逆転した世界に迷い混んでしまう。貞操が逆転した世界だと分かった彼は思う。「夢の逆輪姦…いや輪姦して貰えるのでは?」と。
この世界で犯されるのは簡単だ。さてどのようにして女の子に犯されよう…
メインはノクターンノベルズで投稿しています‼️
*/寝取られは嫌いなので絶対にありません(断言)
私が好きだった(この作品を書いていた)作家さんが突然投稿をやめてしまわれたので、後を引き継ぐ形で投稿しております。
土曜日と日曜日の投稿でやっていきます。
よろしくお願いします!
是非ブクマと評価お願いします‼️
Twitterもやってますのでぜひそちらも覗いてみてください‼︎
小学生最後の夏休みに近所に住む2つ上のお姉さんとお風呂に入った話
矢木羽研
青春
「……もしよかったら先輩もご一緒に、どうですか?」
「あら、いいのかしら」
夕食を作りに来てくれた近所のお姉さんを冗談のつもりでお風呂に誘ったら……?
微笑ましくも甘酸っぱい、ひと夏の思い出。
※性的なシーンはありませんが裸体描写があるのでR15にしています。
※小説家になろうでも同内容で投稿しています。
※2022年8月の「第5回ほっこり・じんわり大賞」にエントリーしていました。
【R-18】寝取られが合法の世界に転生したので種付け師としてヤりまくる
そーだえんそ
ファンタジー
特に夢を持たないままブラック企業へ就職し働きすぎで過労死してしまった男は、異世界へと転生した。
転生した世界ではなんと「種付け師」という、寝取ることを専門にした役職が存在していた。
フールとして新たな人生をはじめた男は「種付け師」となってヤりまくる生活を送ることに!
※♡喘ぎあり
※数字の後に♡:R-18シーンあり ♥:中出しあり
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる