168 / 232
第十章
求め合う夜(二)※
しおりを挟む
もどかしさはある。
もっと彼に触れてほしいと思う。
しかし、今の状態のレオンハルトを見たら、彼の好きにしてほしいという想いが強くなった。
「レオンハルト様」
ふわりと柔らかな笑みを向ければ、レオンハルトは、は、と一つ息をついて上体を倒し、ルシアナのふっくらとした唇を舐めた。軽く食み、顎に口付けると、首筋を舌で辿り、鎖骨に歯を立てる。
痕がつかないよう加減されているのがわかる強さでがじがじと噛み付くレオンハルトの髪を梳きながら、ルシアナは軽くレオンハルトの頭を押さえる。
「もっと強く噛んでも構いませんわ」
レオンハルトの頭に顔をすり寄せながらそう言えば、レオンハルトはぴたりと動きを止め、ルシアナの首元に顔を埋めて強く抱き締めた。
「……嫌だ」
「え……?」
「貴女を傷付けるくらいなら、首を切って死んだほうがました」
レオンハルトは頬をすり付けると、優しく首に口付けを繰り返し、そのまま体を下にずらしていく。
「――ぁ」
先ほど揉んでいるだけだったほうの胸の頂を口に含む、ねっとりと舌で転がす。舌全体を使って乳首を押し込み、戻ってきたものをちゅうと吸う。
少々くすぐったさも感じる優しい愛撫に、心が満たされていく。
(レオンハルト様は……わたくしのことをとても大切に想ってくださっているわ)
それがどうしようもなく嬉しくて、じわりと涙が滲む。
「……愛しておりますわ、レオンハルトさま……」
彼への愛おしさが募り、自然と愛の言葉口をついて出た。
「……俺も、愛してる」
レオンハルトは噛み締めるようそう呟くと、薄い腹に唇を落としていく。レオンハルトの口付けが下へと向かうたび腹の奥に溜まった熱が高まり、足の間が濡れていくのがわかった。
唯一そのままだったドロワーズが自分から溢れたもので張り付くのを感じ、ルシアナは羞恥に顔を赤くしたが、特に何も言わずレオンハルトに身を任せる。
ドロワーズまで辿り着いたレオンハルトは、紐を咥えると頭を引いて紐を解いた。そのとき足の付け根が視界に入ったのか、紐を放しながら、ふっと小さく笑った。
「先に脱がせておけばよかったな」
「い、言わないでください……」
顔だけでなく首や肩まで赤くするルシアナに、レオンハルトは笑みを深めると手早くドロワーズを脱がし、その腰を高く持ち上げた。
「えっ」
驚いたのも束の間、ルシアナの両腿を肩に乗せ、しっかりと腰を固定したレオンハルトは、そのままルシアナの秘処に顔を埋めた。
「え、っぁ、は、まっ――ぁッ」
(初めてでは、ないけれど……!)
普段は見ようと視線を下げなければ見られない光景が視線の先で繰り広げられ、ルシアナは思わずその姿を凝視してしまう。
レオオンハルトは視線を絡めると目を細め、しっかりと濡れた蜜壺に舌を挿し入れた。
「ぁ、ゃ、レオンハルトさまっ……あ、は、ぁっ」
肉厚な舌は柔襞をぐるりと舐め、じゅるじゅると音を立てて蜜を啜っていく。柔らかな舌が膣壁を撫でる感覚に、ルシアナはすぐに高まっていき、反射的に腰を捩った。しかし、レオンハルトがしっかりと腰を掴んでいるため逃れることができず、ルシアナはどうしようもない掻痒感に襲われながら蜜を溢れさせる。
(気持ちいい、けれど……っ)
果てを迎える決定的な刺激がなく、ルシアナはただ快楽を溜め込まれ続けている状態だった。決定的な何かがほしいと思う一方、これほど膨れ上がった快感を一気に放出させるのは怖く、このままでいいという気さえした。
「ふ、ン……ぁっ、ふ……っ」
何かをねだるように蜜口が収縮し、深く差し込まれたレオンハルトの舌に襞が絡み付く。
何を欲しているかなど、奥まで貫かれたことがあるルシアナはすでにわかっていた。
「ッん、ふ……レオンハルトさま、っは、ぁ……レオンハルトさまっ……」
欲しているものを与えてほしいと訴えるように、蕩けた声でレオンハルトの名を呼ぶ。
目が合ったレオンハルトはきつく眉を寄せると、舌を引き抜いた。そのまま舌先で割れ目をなぞり、隠れていた淫芽を舌先でつつく。びくりと震えたルシアナの腰を抱え直し、舌で丁寧に包皮を剥き、赤く腫れたそれに思い切り吸い付いた。
「ひぁっ、あッ……! ゃあぁっ」
じゅううっと強く吸われ、爪先まで力が入る。腿でレオンハルトの顔を挟みながら、ルシアナはぽろぽろと涙をこぼした。
波のように急激に押し寄せてきた快楽に体も思考も追いつかず、ルシアナは溺れたように、はくはくと呼吸を繰り返す。しっかり呼吸をしたいのに、吸った息は途中で止まり、吐いた息は嬌声となって室内に響く。
ぴちゃぴちゃという水音を聞きながら、ルシアナの意識はすでに遠くへ向いていた。
どんどんもたらされる強烈な快楽に、先ほどまで溜め込んでいたものが急激に膨れ上がっている。
舌でぷくりとした粒を潰され、しっかり勃たせるようにちゅうちゅうと吸われれば、自然と背がしなる。
「ぁ、は、だめっ……だめ、ぇっあッ……!」
視界が白く明滅し始めた瞬間、狙いすましたかのように一層強く淫芽を吸われ、大きく腰が跳ねる。蜜口がひくつき、下肢が小刻みに震えた。
赤く腫れた快楽の源はじんじんと痺れ、彼が吐き出す息がかかるだけで、びくりと足先が揺れた。
レオンハルトは濡れた自身の口周りを舐めると、ルシアナの下半身をソファの上に下ろし、物欲しそうにひくついている蜜壺に指を沈めた。
「ぁあっ! だめっ、レオンハルトさまっ……! いまぁっ、あっ……!」
「そうか? ずいぶん善さそうに見えるが」
レオンハルトの言葉通り、指を飲み込んだ隘路は嬉しそうに蠢き、レオンハルトの指に絡み付いた。もっともっとというように指を締め付け、襞を擦られるたびに蜜を溢れさせる。
レオンハルトが指を動かすたびに溜まった蜜がかき出され、尻のほうまで濡らした。
根元まで埋められた指がぐるぐると膣内をかき回し、ルシアナは短い呼吸を繰り返す。秘芽の疼きが内部へと移動し、腹の奥がじくじくと蕩け始めた。
これまで何度もルシアナを果てへと導いてきたレオンハルトは、勝手知ったるかのように悦いところを重点的に擦り、ルシアナを高みへと連れて行く。
「ぁンっ、あッ、レオ、レオンハルトさまっ」
「ああ」
レオンハルトは口元に愉悦の笑みを浮かべると、指を二本に増やし襞を擦り上げていく。
再び集まってきた快楽が腰の奥で積み重なっていき、ルシアナは無意識のうちにレオンハルトに手を伸ばしていた。
レオンハルトは空いている手でその手を取ると、ルシアナに覆い被さり口を塞ぐ。
唇が重なった瞬間、隘路がきゅっと締まり、襞を擦るレオンハルトの指の動きがさらに鮮明に感じられる。恥骨の裏を円を描くように撫でながら、時折、とんとんと叩かれ、快楽の塊が一点へ集中していくのがわかる。
「んふっ、ンッ、ふ、ぅんっ……!」
限界まで敏感になった内側のざらりとしたところを、ぐっと押され、ルシアナはあえなく果てを迎えた。
放たれた快楽がさざ波のように全身に広がっていくのを感じながら、自分を見下ろす静けさを取り戻したシアンの瞳を、ルシアナはぼうっと見つめた。
もっと彼に触れてほしいと思う。
しかし、今の状態のレオンハルトを見たら、彼の好きにしてほしいという想いが強くなった。
「レオンハルト様」
ふわりと柔らかな笑みを向ければ、レオンハルトは、は、と一つ息をついて上体を倒し、ルシアナのふっくらとした唇を舐めた。軽く食み、顎に口付けると、首筋を舌で辿り、鎖骨に歯を立てる。
痕がつかないよう加減されているのがわかる強さでがじがじと噛み付くレオンハルトの髪を梳きながら、ルシアナは軽くレオンハルトの頭を押さえる。
「もっと強く噛んでも構いませんわ」
レオンハルトの頭に顔をすり寄せながらそう言えば、レオンハルトはぴたりと動きを止め、ルシアナの首元に顔を埋めて強く抱き締めた。
「……嫌だ」
「え……?」
「貴女を傷付けるくらいなら、首を切って死んだほうがました」
レオンハルトは頬をすり付けると、優しく首に口付けを繰り返し、そのまま体を下にずらしていく。
「――ぁ」
先ほど揉んでいるだけだったほうの胸の頂を口に含む、ねっとりと舌で転がす。舌全体を使って乳首を押し込み、戻ってきたものをちゅうと吸う。
少々くすぐったさも感じる優しい愛撫に、心が満たされていく。
(レオンハルト様は……わたくしのことをとても大切に想ってくださっているわ)
それがどうしようもなく嬉しくて、じわりと涙が滲む。
「……愛しておりますわ、レオンハルトさま……」
彼への愛おしさが募り、自然と愛の言葉口をついて出た。
「……俺も、愛してる」
レオンハルトは噛み締めるようそう呟くと、薄い腹に唇を落としていく。レオンハルトの口付けが下へと向かうたび腹の奥に溜まった熱が高まり、足の間が濡れていくのがわかった。
唯一そのままだったドロワーズが自分から溢れたもので張り付くのを感じ、ルシアナは羞恥に顔を赤くしたが、特に何も言わずレオンハルトに身を任せる。
ドロワーズまで辿り着いたレオンハルトは、紐を咥えると頭を引いて紐を解いた。そのとき足の付け根が視界に入ったのか、紐を放しながら、ふっと小さく笑った。
「先に脱がせておけばよかったな」
「い、言わないでください……」
顔だけでなく首や肩まで赤くするルシアナに、レオンハルトは笑みを深めると手早くドロワーズを脱がし、その腰を高く持ち上げた。
「えっ」
驚いたのも束の間、ルシアナの両腿を肩に乗せ、しっかりと腰を固定したレオンハルトは、そのままルシアナの秘処に顔を埋めた。
「え、っぁ、は、まっ――ぁッ」
(初めてでは、ないけれど……!)
普段は見ようと視線を下げなければ見られない光景が視線の先で繰り広げられ、ルシアナは思わずその姿を凝視してしまう。
レオオンハルトは視線を絡めると目を細め、しっかりと濡れた蜜壺に舌を挿し入れた。
「ぁ、ゃ、レオンハルトさまっ……あ、は、ぁっ」
肉厚な舌は柔襞をぐるりと舐め、じゅるじゅると音を立てて蜜を啜っていく。柔らかな舌が膣壁を撫でる感覚に、ルシアナはすぐに高まっていき、反射的に腰を捩った。しかし、レオンハルトがしっかりと腰を掴んでいるため逃れることができず、ルシアナはどうしようもない掻痒感に襲われながら蜜を溢れさせる。
(気持ちいい、けれど……っ)
果てを迎える決定的な刺激がなく、ルシアナはただ快楽を溜め込まれ続けている状態だった。決定的な何かがほしいと思う一方、これほど膨れ上がった快感を一気に放出させるのは怖く、このままでいいという気さえした。
「ふ、ン……ぁっ、ふ……っ」
何かをねだるように蜜口が収縮し、深く差し込まれたレオンハルトの舌に襞が絡み付く。
何を欲しているかなど、奥まで貫かれたことがあるルシアナはすでにわかっていた。
「ッん、ふ……レオンハルトさま、っは、ぁ……レオンハルトさまっ……」
欲しているものを与えてほしいと訴えるように、蕩けた声でレオンハルトの名を呼ぶ。
目が合ったレオンハルトはきつく眉を寄せると、舌を引き抜いた。そのまま舌先で割れ目をなぞり、隠れていた淫芽を舌先でつつく。びくりと震えたルシアナの腰を抱え直し、舌で丁寧に包皮を剥き、赤く腫れたそれに思い切り吸い付いた。
「ひぁっ、あッ……! ゃあぁっ」
じゅううっと強く吸われ、爪先まで力が入る。腿でレオンハルトの顔を挟みながら、ルシアナはぽろぽろと涙をこぼした。
波のように急激に押し寄せてきた快楽に体も思考も追いつかず、ルシアナは溺れたように、はくはくと呼吸を繰り返す。しっかり呼吸をしたいのに、吸った息は途中で止まり、吐いた息は嬌声となって室内に響く。
ぴちゃぴちゃという水音を聞きながら、ルシアナの意識はすでに遠くへ向いていた。
どんどんもたらされる強烈な快楽に、先ほどまで溜め込んでいたものが急激に膨れ上がっている。
舌でぷくりとした粒を潰され、しっかり勃たせるようにちゅうちゅうと吸われれば、自然と背がしなる。
「ぁ、は、だめっ……だめ、ぇっあッ……!」
視界が白く明滅し始めた瞬間、狙いすましたかのように一層強く淫芽を吸われ、大きく腰が跳ねる。蜜口がひくつき、下肢が小刻みに震えた。
赤く腫れた快楽の源はじんじんと痺れ、彼が吐き出す息がかかるだけで、びくりと足先が揺れた。
レオンハルトは濡れた自身の口周りを舐めると、ルシアナの下半身をソファの上に下ろし、物欲しそうにひくついている蜜壺に指を沈めた。
「ぁあっ! だめっ、レオンハルトさまっ……! いまぁっ、あっ……!」
「そうか? ずいぶん善さそうに見えるが」
レオンハルトの言葉通り、指を飲み込んだ隘路は嬉しそうに蠢き、レオンハルトの指に絡み付いた。もっともっとというように指を締め付け、襞を擦られるたびに蜜を溢れさせる。
レオンハルトが指を動かすたびに溜まった蜜がかき出され、尻のほうまで濡らした。
根元まで埋められた指がぐるぐると膣内をかき回し、ルシアナは短い呼吸を繰り返す。秘芽の疼きが内部へと移動し、腹の奥がじくじくと蕩け始めた。
これまで何度もルシアナを果てへと導いてきたレオンハルトは、勝手知ったるかのように悦いところを重点的に擦り、ルシアナを高みへと連れて行く。
「ぁンっ、あッ、レオ、レオンハルトさまっ」
「ああ」
レオンハルトは口元に愉悦の笑みを浮かべると、指を二本に増やし襞を擦り上げていく。
再び集まってきた快楽が腰の奥で積み重なっていき、ルシアナは無意識のうちにレオンハルトに手を伸ばしていた。
レオンハルトは空いている手でその手を取ると、ルシアナに覆い被さり口を塞ぐ。
唇が重なった瞬間、隘路がきゅっと締まり、襞を擦るレオンハルトの指の動きがさらに鮮明に感じられる。恥骨の裏を円を描くように撫でながら、時折、とんとんと叩かれ、快楽の塊が一点へ集中していくのがわかる。
「んふっ、ンッ、ふ、ぅんっ……!」
限界まで敏感になった内側のざらりとしたところを、ぐっと押され、ルシアナはあえなく果てを迎えた。
放たれた快楽がさざ波のように全身に広がっていくのを感じながら、自分を見下ろす静けさを取り戻したシアンの瞳を、ルシアナはぼうっと見つめた。
10
お気に入りに追加
109
あなたにおすすめの小説

今夜は帰さない~憧れの騎士団長と濃厚な一夜を
澤谷弥(さわたに わたる)
恋愛
ラウニは騎士団で働く事務官である。
そんな彼女が仕事で第五騎士団団長であるオリベルの執務室を訪ねると、彼の姿はなかった。
だが隣の部屋からは、彼が苦しそうに呻いている声が聞こえてきた。
そんな彼を助けようと隣室へと続く扉を開けたラウニが目にしたのは――。
極悪家庭教師の溺愛レッスン~悪魔な彼はお隣さん~
恵喜 どうこ
恋愛
「高校合格のお礼をくれない?」
そう言っておねだりしてきたのはお隣の家庭教師のお兄ちゃん。
私よりも10歳上のお兄ちゃんはずっと憧れの人だったんだけど、好きだという告白もないままに男女の関係に発展してしまった私は苦しくて、どうしようもなくて、彼の一挙手一投足にただ振り回されてしまっていた。
葵は私のことを本当はどう思ってるの?
私は葵のことをどう思ってるの?
意地悪なカテキョに翻弄されっぱなし。
こうなったら確かめなくちゃ!
葵の気持ちも、自分の気持ちも!
だけど甘い誘惑が多すぎて――
ちょっぴりスパイスをきかせた大人の男と女子高生のラブストーリーです。

甘すぎるドクターへ。どうか手加減して下さい。
海咲雪
恋愛
その日、新幹線の隣の席に疲れて寝ている男性がいた。
ただそれだけのはずだったのに……その日、私の世界に甘さが加わった。
「案外、本当に君以外いないかも」
「いいの? こんな可愛いことされたら、本当にもう逃してあげられないけど」
「もう奏葉の許可なしに近づいたりしない。だから……近づく前に奏葉に聞くから、ちゃんと許可を出してね」
そのドクターの甘さは手加減を知らない。
【登場人物】
末永 奏葉[すえなが かなは]・・・25歳。普通の会社員。気を遣い過ぎてしまう性格。
恩田 時哉[おんだ ときや]・・・27歳。医者。奏葉をからかう時もあるのに、甘すぎる?
田代 有我[たしろ ゆうが]・・・25歳。奏葉の同期。テキトーな性格だが、奏葉の変化には鋭い?
【作者に医療知識はありません。恋愛小説として楽しんで頂ければ幸いです!】

淫らな蜜に狂わされ
歌龍吟伶
恋愛
普段と変わらない日々は思わぬ形で終わりを迎える…突然の出会い、そして体も心も開かれた少女の人生録。
全体的に性的表現・性行為あり。
他所で知人限定公開していましたが、こちらに移しました。
全3話完結済みです。

転生したら、6人の最強旦那様に溺愛されてます!?~6人の愛が重すぎて困ってます!~
月
恋愛
ある日、女子高生だった白川凛(しらかわりん)
は学校の帰り道、バイトに遅刻しそうになったのでスピードを上げすぎ、そのまま階段から落ちて死亡した。
しかし、目が覚めるとそこは異世界だった!?
(もしかして、私、転生してる!!?)
そして、なんと凛が転生した世界は女性が少なく、一妻多夫制だった!!!
そんな世界に転生した凛と、将来の旦那様は一体誰!?
皇帝は虐げられた身代わり妃の瞳に溺れる
えくれあ
恋愛
丞相の娘として生まれながら、蔡 重華は生まれ持った髪の色によりそれを認められず使用人のような扱いを受けて育った。
一方、母違いの妹である蔡 鈴麗は父親の愛情を一身に受け、何不自由なく育った。そんな鈴麗は、破格の待遇での皇帝への輿入れが決まる。
しかし、わがまま放題で育った鈴麗は輿入れ当日、後先を考えることなく逃げ出してしまった。困った父は、こんな時だけ重華を娘扱いし、鈴麗が見つかるまで身代わりを務めるように命じる。
皇帝である李 晧月は、後宮の妃嬪たちに全く興味を示さないことで有名だ。きっと重華にも興味は示さず、身代わりだと気づかれることなくやり過ごせると思っていたのだが……

【R18】純粋無垢なプリンセスは、婚礼した冷徹と噂される美麗国王に三日三晩の初夜で蕩かされるほど溺愛される
奏音 美都
恋愛
数々の困難を乗り越えて、ようやく誓約の儀を交わしたグレートブルタン国のプリンセスであるルチアとシュタート王国、国王のクロード。
けれど、それぞれの執務に追われ、誓約の儀から二ヶ月経っても夫婦の時間を過ごせずにいた。
そんなある日、ルチアの元にクロードから別邸への招待状が届けられる。そこで三日三晩の甘い蕩かされるような初夜を過ごしながら、クロードの過去を知ることになる。
2人の出会いを描いた作品はこちら
「純粋無垢なプリンセスを野盗から助け出したのは、冷徹と噂される美麗国王でした」https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/443443630
2人の誓約の儀を描いた作品はこちら
「純粋無垢なプリンセスは、冷徹と噂される美麗国王と誓約の儀を結ぶ」
https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/183445041

婚約者が巨乳好きだと知ったので、お義兄様に胸を大きくしてもらいます。
鯖
恋愛
可憐な見た目とは裏腹に、突っ走りがちな令嬢のパトリシア。婚約者のフィリップが、巨乳じゃないと女として見れない、と話しているのを聞いてしまう。
パトリシアは、小さい頃に両親を亡くし、母の弟である伯爵家で、本当の娘の様に育てられた。お世話になった家族の為にも、幸せな結婚生活を送らねばならないと、兄の様に慕っているアレックスに、あるお願いをしに行く。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる