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第五章
披露宴(三)
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遠慮することなくこちらへ向けられる視線を受け止めながら、ルシアナは親しげにカルロスを見上げた。
「楽しんでいただけてますか?」
「もちろんです。場所も、音楽も、食事も、どれも素晴らしいものばかりです。もちろん、ルシアナ様も」
ウィンクをしてみせたカルロスに、ルシアナはおかしそうに笑う。
(あとでお姉様に謝らなければいけないわね)
和やかな雰囲気のルシアナたちとは対照的に、周りの人々の視線は冷ややかであったり、戸惑っていたり、好奇に満ちている。
「まあ……ご自身の披露宴だというのに……」
「やはり、あの噂は本当なのでは――」
「しかし、ヴァルヘルター公爵夫妻は落ち着いているぞ」
「トゥルエノの面々も気にしてるようには……」
「だが、あれはいくら何でも――」
ルシアナは、カルロス越しにとある一画に視線を向ける。
(こちらを見てはいる、けれど……)
ルシアナの視線の先には、こちらを睨めつける三人の令嬢と、口元は扇子で隠しながらも、その目には蔑みを浮かべている一人の令嬢がいた。
いつかの茶会で、ルシアナに対しあからさまな敵対心を見せていた令嬢たちだ。
(さすがにこれだけ人の目があると何もしてこないかしら)
前回もユーディットが席を離れたあとに色々と言っていたことを考えると、今この場でわかりやすく突っかかってくることはないかもしれない。
これからどう動こうか、と思っていると、カルロスが肩に置いた手の指先で、軽く肌を叩く。視線を戻せば、彼はにっと口角を上げた。
「よければ、軽く何かつままれては?」
令嬢たちが立っている近くには、一口で食べられるような小さなスイーツが並べられている。
(つまり、こちら側から動こう、ということね)
「そうですね。では軽くあちらのスイーツでもいただきましょうか」
「ご一緒しても?」
「もちろんですわ」
カルロスを連れ立って令嬢たちに近付けば、彼女たちからより一層強い視線が飛んでくる。
ルシアナはその意味もわかっていないかのように、無邪気に彼女たちに笑いかけた。
「みなさまもようこそお越しくださいました」
「……本日は誠におめでとうございます」
令嬢たちを代表して、扇子で口元を隠していたブロムベルク公爵令嬢が祝福の言葉を口にし、頭を下げる。それに続いて、他の三人の令嬢も頭を下げた。人目を気にしてか、その表情は落ち着いているが、心から祝福しているわけではないことは行動の節々から感じ取れる。
「頭をお上げください。みなさまにも楽しんでいただきたくて、通常のパーティーと変わらない形式にしたのです。ダンスの時間はありませんが」
眉を落とし申し訳なさそうに微笑めば、隣から明るい声が聞こえた。
「残念ですよね。ダンスの時間があればルシアナ様に申し込んだのに。もちろん、ファーストダンスは夫君のものですが」
「まあ、カルロス様ったら」
にこやかに微笑み合う二人を見て、以前率先してルシアナを貶めるような発言をしていたシュペール侯爵令嬢が、その頬をわずかにひくつかせた。
(ブロムベルク公爵令嬢があえてシュペール侯爵令嬢を矢面に立たせているのかと思ったけれど、そういうわけではないみたいね)
あの四人の令嬢の中では、シュペール侯爵令嬢が一番好戦的なようだ。
(……それだけレオンハルト様のことをお慕いしていらっしゃったのかしら)
そう思うと、少しばかり申し訳ない気持ちになる。
この縁談がなかったとして、シュペール侯爵令嬢がレオンハルトと結婚できたかはわからないが、それはそれとして、ルシアナが当たり前のように彼の隣にいるのは面白くなのいだろう。
(まだ……そういう恋慕の情については、よくわからないわ)
ルシアナは脳裏にレオンハルトの姿を浮かべつつ、前に立つ四人に意識を集中させる。
「是非、食事もご堪能ください。ここにはトゥルエノの名物もたくさんありますので。――ああ、すぐそこにあるオレンジ色のフルーツが載ったものなどおすすめですわ」
「……ありがとうございます。是非いただきます」
ブロムベルク公爵令嬢はそう返したものの、再び扇子を広げ微動だにしない。それを見て、カルロスが「ルシアナ様」と声を掛けた。
「確か、ルシアナ様もお好きでしたよね? お取りしましょうか」
「まあ。よろしいのですか? ありが――」
「っあの! 恐れ多くも……一言よろしいでしょうか?」
ルシアナが顔を輝かせた瞬間、シュペール侯爵令嬢が一歩前に歩み出た。その視線からは不快感が透けて見える。
(あら……)
「ええ、もちろん。なんでしょうか」
柔和な笑みを浮かべるルシアナに、シュペール侯爵令嬢は一瞬躊躇を見せたものの、拳を握り締め、眉を吊り上げた。
「これは、貴女様のことを憂慮しているが故の言葉だとご留意いただきたいのですが……結婚しお立場も変わられたのですから、身の回りに置く人物にも気を配るべきではないでしょうか」
その言葉に、聞き耳を立てていた周りの人々が小さくざわついた。ブロムベルク公爵令嬢と他二人の伯爵令嬢は、彼女と同じように冷たい目をルシアナに向けている。
会場の視線を一身に集めながら、ルシアナは深く息を吸い込むと、鷹揚に頷いてみせる。
「ご忠告痛み入ります。けれど、わたくしの周りにいる方々はみなさま素晴らしい方ばかりです。立場が変わろうと、その関係性を変える必要はないとわたくしは考えておりますわ」
にこりと笑って返せれば、シュペール侯爵令嬢は嫌悪感を隠すことなく、眉根を寄せた。
「これまで文化も何もかも違う地で過ごして来られたので、あまりおわかりではないのかもしれませんが、傍に異性を置くのは、このシュネーヴェではよしとはされておりませんわ」
(あら、なかなか危ない発言をされるのね。トゥルエノでは女性が男性を侍らせることができる、と受け取れてしまう言葉だわ。女王が治めている以外、他の国とは何も変わらないのに、何故かトゥルエノは女性優位の国だと思われてしまうのよね)
シュペール侯爵令嬢の発言の危うさに気付いたのか、周りで様子を窺っていた一部の人々がルシアナたちから距離を取り始める。ブロムベルク公爵令嬢も、扇子の奥でわずかに目を見張りながらシュペール侯爵令嬢を見ていた。
(レーブライン伯爵令嬢とデデキント伯爵令嬢は……特に変わらないわね)
周りを観察しつつ、ルシアナは無垢な様子で小首を傾げた。
「まあ、そうでしたの。では、令嬢の護衛騎士は女性が? シュネーヴェ王国ではあまり女性騎士をお見かけしないので、是非一度お会いしてみたいですわ」
この言葉に、シュペール侯爵令嬢は唇を噛み締めると、その拳を震わせた。
傍に異性を置くのは、と彼女は言ったが、シュネーヴェ王国で騎士職に就いているのは男性がほとんどだ。つまり、シュネーヴェ王国でよしとされていないはずの、異性を傍に置く、ということを、彼女もしているということだ。
彼女は静かに息を吸い込むと、怒りを押し殺すように声を震わせた。
「……そういうことではない、ということはおわかりなのでは……?」
「そういうこと、とは? 申し訳ありませんが、令嬢が何をおっしゃりたいのか、わたくしにはわかりかねますわ」
「っじゃあ! そちらの方は貴女の護衛騎士だとでもおっしゃるんですか!?」
大きく声を上げたシュペール侯爵令嬢は、カルロスを指差し、鼻息荒く肩を上下させた。
「楽しんでいただけてますか?」
「もちろんです。場所も、音楽も、食事も、どれも素晴らしいものばかりです。もちろん、ルシアナ様も」
ウィンクをしてみせたカルロスに、ルシアナはおかしそうに笑う。
(あとでお姉様に謝らなければいけないわね)
和やかな雰囲気のルシアナたちとは対照的に、周りの人々の視線は冷ややかであったり、戸惑っていたり、好奇に満ちている。
「まあ……ご自身の披露宴だというのに……」
「やはり、あの噂は本当なのでは――」
「しかし、ヴァルヘルター公爵夫妻は落ち着いているぞ」
「トゥルエノの面々も気にしてるようには……」
「だが、あれはいくら何でも――」
ルシアナは、カルロス越しにとある一画に視線を向ける。
(こちらを見てはいる、けれど……)
ルシアナの視線の先には、こちらを睨めつける三人の令嬢と、口元は扇子で隠しながらも、その目には蔑みを浮かべている一人の令嬢がいた。
いつかの茶会で、ルシアナに対しあからさまな敵対心を見せていた令嬢たちだ。
(さすがにこれだけ人の目があると何もしてこないかしら)
前回もユーディットが席を離れたあとに色々と言っていたことを考えると、今この場でわかりやすく突っかかってくることはないかもしれない。
これからどう動こうか、と思っていると、カルロスが肩に置いた手の指先で、軽く肌を叩く。視線を戻せば、彼はにっと口角を上げた。
「よければ、軽く何かつままれては?」
令嬢たちが立っている近くには、一口で食べられるような小さなスイーツが並べられている。
(つまり、こちら側から動こう、ということね)
「そうですね。では軽くあちらのスイーツでもいただきましょうか」
「ご一緒しても?」
「もちろんですわ」
カルロスを連れ立って令嬢たちに近付けば、彼女たちからより一層強い視線が飛んでくる。
ルシアナはその意味もわかっていないかのように、無邪気に彼女たちに笑いかけた。
「みなさまもようこそお越しくださいました」
「……本日は誠におめでとうございます」
令嬢たちを代表して、扇子で口元を隠していたブロムベルク公爵令嬢が祝福の言葉を口にし、頭を下げる。それに続いて、他の三人の令嬢も頭を下げた。人目を気にしてか、その表情は落ち着いているが、心から祝福しているわけではないことは行動の節々から感じ取れる。
「頭をお上げください。みなさまにも楽しんでいただきたくて、通常のパーティーと変わらない形式にしたのです。ダンスの時間はありませんが」
眉を落とし申し訳なさそうに微笑めば、隣から明るい声が聞こえた。
「残念ですよね。ダンスの時間があればルシアナ様に申し込んだのに。もちろん、ファーストダンスは夫君のものですが」
「まあ、カルロス様ったら」
にこやかに微笑み合う二人を見て、以前率先してルシアナを貶めるような発言をしていたシュペール侯爵令嬢が、その頬をわずかにひくつかせた。
(ブロムベルク公爵令嬢があえてシュペール侯爵令嬢を矢面に立たせているのかと思ったけれど、そういうわけではないみたいね)
あの四人の令嬢の中では、シュペール侯爵令嬢が一番好戦的なようだ。
(……それだけレオンハルト様のことをお慕いしていらっしゃったのかしら)
そう思うと、少しばかり申し訳ない気持ちになる。
この縁談がなかったとして、シュペール侯爵令嬢がレオンハルトと結婚できたかはわからないが、それはそれとして、ルシアナが当たり前のように彼の隣にいるのは面白くなのいだろう。
(まだ……そういう恋慕の情については、よくわからないわ)
ルシアナは脳裏にレオンハルトの姿を浮かべつつ、前に立つ四人に意識を集中させる。
「是非、食事もご堪能ください。ここにはトゥルエノの名物もたくさんありますので。――ああ、すぐそこにあるオレンジ色のフルーツが載ったものなどおすすめですわ」
「……ありがとうございます。是非いただきます」
ブロムベルク公爵令嬢はそう返したものの、再び扇子を広げ微動だにしない。それを見て、カルロスが「ルシアナ様」と声を掛けた。
「確か、ルシアナ様もお好きでしたよね? お取りしましょうか」
「まあ。よろしいのですか? ありが――」
「っあの! 恐れ多くも……一言よろしいでしょうか?」
ルシアナが顔を輝かせた瞬間、シュペール侯爵令嬢が一歩前に歩み出た。その視線からは不快感が透けて見える。
(あら……)
「ええ、もちろん。なんでしょうか」
柔和な笑みを浮かべるルシアナに、シュペール侯爵令嬢は一瞬躊躇を見せたものの、拳を握り締め、眉を吊り上げた。
「これは、貴女様のことを憂慮しているが故の言葉だとご留意いただきたいのですが……結婚しお立場も変わられたのですから、身の回りに置く人物にも気を配るべきではないでしょうか」
その言葉に、聞き耳を立てていた周りの人々が小さくざわついた。ブロムベルク公爵令嬢と他二人の伯爵令嬢は、彼女と同じように冷たい目をルシアナに向けている。
会場の視線を一身に集めながら、ルシアナは深く息を吸い込むと、鷹揚に頷いてみせる。
「ご忠告痛み入ります。けれど、わたくしの周りにいる方々はみなさま素晴らしい方ばかりです。立場が変わろうと、その関係性を変える必要はないとわたくしは考えておりますわ」
にこりと笑って返せれば、シュペール侯爵令嬢は嫌悪感を隠すことなく、眉根を寄せた。
「これまで文化も何もかも違う地で過ごして来られたので、あまりおわかりではないのかもしれませんが、傍に異性を置くのは、このシュネーヴェではよしとはされておりませんわ」
(あら、なかなか危ない発言をされるのね。トゥルエノでは女性が男性を侍らせることができる、と受け取れてしまう言葉だわ。女王が治めている以外、他の国とは何も変わらないのに、何故かトゥルエノは女性優位の国だと思われてしまうのよね)
シュペール侯爵令嬢の発言の危うさに気付いたのか、周りで様子を窺っていた一部の人々がルシアナたちから距離を取り始める。ブロムベルク公爵令嬢も、扇子の奥でわずかに目を見張りながらシュペール侯爵令嬢を見ていた。
(レーブライン伯爵令嬢とデデキント伯爵令嬢は……特に変わらないわね)
周りを観察しつつ、ルシアナは無垢な様子で小首を傾げた。
「まあ、そうでしたの。では、令嬢の護衛騎士は女性が? シュネーヴェ王国ではあまり女性騎士をお見かけしないので、是非一度お会いしてみたいですわ」
この言葉に、シュペール侯爵令嬢は唇を噛み締めると、その拳を震わせた。
傍に異性を置くのは、と彼女は言ったが、シュネーヴェ王国で騎士職に就いているのは男性がほとんどだ。つまり、シュネーヴェ王国でよしとされていないはずの、異性を傍に置く、ということを、彼女もしているということだ。
彼女は静かに息を吸い込むと、怒りを押し殺すように声を震わせた。
「……そういうことではない、ということはおわかりなのでは……?」
「そういうこと、とは? 申し訳ありませんが、令嬢が何をおっしゃりたいのか、わたくしにはわかりかねますわ」
「っじゃあ! そちらの方は貴女の護衛騎士だとでもおっしゃるんですか!?」
大きく声を上げたシュペール侯爵令嬢は、カルロスを指差し、鼻息荒く肩を上下させた。
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