3 / 15
あーあの時の、とはなりませんでした
しおりを挟む母親が流行りの病で儚くなり、レグナスが貴族の家に引き取られたのは5歳の時だった。
貴族である父親の血が色濃くでて髪と瞳の色が全く一緒で、父親もレグナス同様動物に例えると狐だった。
正妻が産んだ腹違いの兄が二人いたが、長男が父親似で次男が母親似だった為に、子供だけで並ぶとまるで次男の方がよそから来た子のように見えた。
しかしいくら色味が似ていていようが物心ついてからいきなり連れられてきた腹違いの弟を長男が受け入れる事はなく、次男は次男でレグナスの方が父親に似ているのが気に入らないようだった。
正妻は言わずもがなで、暴力こそなかったもののレグナスをいないもののように扱った。
もし愛人であった母に瓜二つであったなら、レグナスの母を愛していた父親だけは陰ながら可愛がってくれたかもしれない。
しかしおぎゃあと生まれた瞬間からそうならない事は決定していた。
血の繋がりがあるからと与えられた情けだけが、レグナスの唯一であった。
それが一変したのはレグナスが15歳の時である。
家族全員にいてよかったと喜ばれて、そして捨てられた日だ。
レグナスは父親にこいつですと、屋敷にやってきた二人の騎士の前に立たされた。
読み上げられる罪状により、貴族ではなくなりこの町から放逐されるらしく、どうやらレグナスは貴族の子供に暴行と強姦未遂まで犯したようだった。
引き取られてから一歩も外へ出たことがないレグナスには無理がある犯行だが、レグナスは騎士を迎えた家族の中に色味がレグナスそっくりの長男がいない事で色々と察していた。
そりゃ存在を喜ばれるはずである。
目撃証言で犯人を特定されて、屋敷まで乗り込まれたらもう逃げ場などないはずが、最低最悪な罪を着せるのにもってこいの身代わりがいたのだから。
首と手首を縄でつながれ、騎士に引かれるまま歩いていたレグナスは一度だけ振り返ったがもう家族はレグナスを見送ってなどおらず、それどころかまだ騎士がいるのに隠れるのを止めたらしい長男と抱き合っていた。
本当に迂闊でどうしようもない人間だと、レグナスは自分にそれと同じ血が流れているのが嫌になった。
けれど考え方を変えれば十年間生きながらえさせてもらった「借り」は「これ」で返した事になると、レグナスは喜ぶことにした。
放逐される自分がこの先どうなるかなど解らなかったが、少なくとも10年間かけられた情けによって嫌でも感じていた血の繋がりすら無になるような別れである。
育ててもらった恩うんぬんと言われようが、一切を無視できるほどの仕打ちでまさに赤の他人と言える。
騎士達により無駄に伸ばしていた長い髪を短く刈られたのも相まって、レグナスはいっそすがすがしかった。
その後待っていた鞭打ち20回は目をむくほど痛かったが、気絶しなかったのはたいしたものだと言われて満更でもなかった。
まあレグナスが余裕を持てていたのはそこまでで、その後身一つで街を追いだされるはずが騎士により少しのお金を持たされ喜んだのもつかの間、悪い人に捕まって死にかけた。
その後助けられてアレギースの盗賊団に入って、ちょっと大変な係をやってはいても、今までの人生の中で一番幸せだと思えるような日常を、レグナスは過ごしていた。
それが永遠ではないと、解ってはいても終わりが来るとやっぱり信じたくないものなのだなと、水音とお湯が肌に当たる心地よさに目を開けて、レグナスは思った。
何故か至近距離にあるその男の顔を、レグナスは良く知っていた。
「気が付いたか」
触れてくる手にびくりと反応した事で、起きたことに気づかれたのだろう。
銀髪に碧眼の恐ろしく整った顏は表情が乏しく、鍛えられた身体も相まって、まさに端正に作り上げられた彫像のようだった。
若くして騎士団長まで上り詰めたその実力は本物で、レグナスをじっと見つめる様は獲物を狙っているようにも見え、動物に例えるならまさに狼だった。
アレギースと同じ、あのBLゲームの攻略対象が一人、騎士団長ウルス=ボルフガル。
ウルスの登場は盗賊団アジトでのアレギースとの戦闘で、ウルスがいると言う事はイベントが起きたことを意味していた。
レグナスは知っていながら何もできず、イベントが起こった時に呑気に寝ていた自分は、一体何の為に記憶を持っているのかと思わずにはいられなかった。
その上こうして騎士団に捕まっているとなれば、アレギースが今何処にいるかを知ってはいてもどうする事も出来ないだろう。
現状を把握しようとしていた所為か、何も答えないレグナスがまだはっきりと意識を取り戻していないと思ったのか、ウルスはレグナスの手を取り浴槽の縁を掴ませた。
揺れる水面が視界に入ってやっとレグナスは自分が湯船に入れられていると言う事に気付いたが、腰を上げさせられたかと思えば指が後ろに突き入れられて混乱するしかなかった。
「君は酷い有様だった。他は綺麗にしたが此処がまだなんだ」
此処と指を動かしながらウルスは言った。
レグナスは自分が何故眠り込んでいたのかを思い出し、どんな姿で発見されたのかを察して、そして動く指にどうすればいいのか解らなかった。
男同士の事後の後始末は、この世界では男でも妊娠するからなのか腹を壊す心配はないが、それでも多く注がれれば余分な精が漏れ出てくる。
アレギースとすればレグナスの中に納まる量を軽く超えてくるのはいつもの事で、きっとまた足を伝って垂れていたのだろう。
だがしかし、それをウルスが綺麗にしようとする意味が解らなかった。
レグナスは15歳の時に罪人として騎士達に連行された事があり、罪人の扱いがどういったものなのか知っている。
あの時は貴族への暴行罪と強姦未遂だったが、盗賊団も貴族を相手に盗みをしたことはあったし回数は一度だけではない。
汚いからと洗うにしても本当だったら罵声と共に水でもぶっかけるが精々で、暖かい湯の中でご丁寧に洗われるなんて事は絶対にない。
「可哀そうに、こんなに出されて」
ウルスの言葉に湯だけではない、中からこぼれ出たアレギースの精が足を伝う様を見られている事が解り、レグナスはかっとなって声を出そうとしたが、ちょうど中のいい所を指で探られて、それは言葉ではない別のものになった。
後から口を押さえても遅く、絶対にウルスの耳に入った事だろう。
その証拠に、ウルスの指の動きが止まった。
ただの処理に感じている変態などと思われたくなくて、レグナスは言葉をまた出そうとしたが再び動き出した指の動きに言葉を止められた。
さっき過剰に反応した場所を、何故かずっと弄られている。
「あ、だめ、そこは、駄目ぇ!」
止めるために手を伸ばしたのに、指と指を絡ませられてまるで恋人が繋いでいるようにさせられる。
一体何故だ、レグナスは離そうと引いてみたが力が強くて離れなかった。
もう一つの手は浴槽の縁を掴んでいないと顔が湯船に突っ込んでしまいそうで離せない。
もう言うしかないと、容赦ない指の動きから必死に気を逸らしつつ、レグナスは叫んだ。
「ま、魔法!!魔法で、自分で、綺麗に、出来ます。だから、あ、抜いて、抜いてくださいぃ、動かさないで!」
レグナスは言えた、はっきりと言えた。
何なら風呂場にその声は響いた。
しかしウルスの指は止まらなかった。
「な、なんで?!あ、あぁ、っ――――――!!」
前はアレギースとのそれでもう空っぽだった。
だからレグナスは執拗に弄られて後ろだけで達した。
伸縮する後ろの動きに、指を入れているウルスにもそれが伝わったのだろう。
指が抜かれ、手も解放された。
解放された事であげられていた腰は湯船に沈み、上半身は浴槽の縁にもたれたようになった。
後ろだけで達するのは余韻が引くのが遅いため始末が悪い。
こんな状況なら尚更である。
レグナスはちらりとウルスを見た。
ウルスは設定どおりの無表情で、レグナスをじっと見ていた。
微かに目に力が込められているようにも見えたが、レグナスは気のせいだと思う事にした。
「立てるか?」
「…少し、待っていただけますか?」
「解った」
短い返答の後、拭くための布と着替えらしきものを示されてレグナスが頷くとウルスは風呂場から出て行った。
何が何だかわからなかったが終わったと言う事なのだろう。
ほっと息を吐き、レグナスは目を閉じた。
何か考えようとしたが、何から考えればいいのか解らなかった。
確実に途中から、ただの処理からレグナスをいかせるための動きになっていた。
しかし何故そんな事をしたのか解らない。
これは絶対に大きな勘違いやら間違いが起こっている。
そんな確信を抱きつつ、レグナスは辛い身体に鞭打って身体を拭い、念のため魔法でさらに
身体を綺麗にした。
こんな、指一本振るだけで済む事を何故…
湧いた疑問は一向になくならないまま、レグナスはわたされた着替えがシャツ一枚で、しかもサイズが明らかにウルスの物である事を、あえて突っ込むことなく身に着けた。
明らかな体格差もあって、下半身はちゃんと隠れているので問題は全くない。
ノーパン上等だ。もうケツの穴まで見られている関係で彼シャツも何もないどころかこちとらただのモブだ、萌も糞もない。
謎の自信が湧いてきたレグナスは風呂場を出た。
続いていたのは宿の部屋のようで、ウルスは部屋に一つだけある椅子に座っていた。
レグナスがしっかりと歩けている事に頷いて、ウルスはベッドに座るように促した。
「君に聞きたい事がある」
ようやく本題かと、レグナスが身構えたところでウルスから問われたのは盗賊団とは関係のない事だった。
「君はもしかして、フォークス家の子ではないか?確か名前は…レグナスだったか」
一瞬何のことかと思ったが、レグナスはそう言えばと思い出した。
フォークスはレグナスを引き取った貴族の家名である。
しかし今は縁が切れているし罪人として放逐された身で、赤の他人だとレグナスは思っている。
だがウルスは問いながらも確信めいた色が声にあって、名前まで知られている。
此処で下手な嘘はつかないほうがいいと判断したレグナスは、真実だけを言う事にした。
「前はそうでした、でも今の俺はただの平民です」
一応鞭打ちと放逐で罪が整理された事になっているので、レグナスは罪人ではなく平民である。
いや、盗賊団の下っ端だったから、捕まっている今はまた罪人か。
そこは思うだけにしてウルスの答えを待つと、やはりとウルスは頷いた。
そして続けた。
「実は私は、あの時君を暴行罪で連行した騎士だ」
まさかの新事実、だがそれがどうした。
レグナスの怪訝そうな顔に、ウルスは言葉を続けた。
「私はあの時、君が身代わりだと気づいていた。貴族なら自分の罪を簡単に認めない。普通は罪を逃れようと色々と言い訳をするものなんだが、君の父親は直ぐに息子がやった事ですと、自ら君を差し出してきた。こういう時はだいたい身代わりだ。金にものを言わせて似た人間を連れてきたのかとも思ったが、君は父親に似ていたし、目撃証言と一致する外見だった。少し幼かったが…」
レグナスと長男は4歳年が離れている。
そっくりだと言っても、歳の差で生じる身体の大きさまでは埋められない。
しかしそれで何が変わる訳でもない事を解っていたから、レグナスは差し出されるまま素直に従ったのだ。
罪状ははっきりしていて、刑も決まっていた。死ぬわけではないと。
淡々と、ウルスはレグナスに説明した。
身代わりと解っていても当時は上が認めれば連行するしかなかった事。
犯罪者として対応している為自分の金を渡すことは出来ず、せめてとレグナスの髪を売ってその金を渡した事。
本当は10回のはずの鞭打ちが20回になってしまい、その傷が良くなるまで町の外へ出さずにいさせようとしたところ、ウルスと共にレグナスを連行した騎士が良からぬことを考えていた為に、魔の手が迫る前に外へ出した事。
あの時手渡されたお金は髪を売ったお金だったのかと、不思議に思っていた事が一つ分かったが、レグナスの頭の中にはその代わり新たな謎が生まれていた。
10回のはずの鞭打ちが20回になったのは何故なのか、である。
しかしその理由についてウルスは説明することなく次の話に行ってしまった為に、もしかしたら話したくない事なのかもしれない。
しかしそれなら言わなくてよかったんじゃないかと、レグナスは思った。
いや、10回が20回の話だけではない。
ウルスが話すこと全てが、どうにもできなかった過去の事で、レグナスが今知った所でどうこうするものでもなかった。
一体この話のオチは何なのだろうか。
レグナスは必死にウルスの意図を組もうと耳を傾けた。
するといよいよ話も佳境に入ったのか、ウルスの淡々とした口調に僅かだが熱がこもったように感じた。
「送り出してから、あの子は無事だろうかと、時折思い出していた。あとから調べて君が長男ではなく、三男のレグナスと言う名前の子である事も知った。あの時は私に力が足りず、無罪の君を助ける事が出来なかった。先ほどの声を聴いて、君があの時の子だと確信した。生きていてくれたのだと喜びもあったが、まさか盗賊団であんな目に遭っていたなんて…」
レグナスはなるほどと、とりあえず現状を理解した。
盗賊団の下っ端としてレグナスは捕まった訳ではない。
これは完全に被害者として、過去の出来事もあってこの騎士団長に囲われているのだと。
風呂で優しく(?)洗われたのも頷けた。
たしかに発見当時、レグナスは酷い有様だったろう。
何しろお役目を人に押し付けようとして、そのお仕置きで盗賊団の頭に酷く抱きつぶされたのだから。
「君の身柄は私が預かった。もう二度と、あんな目には合わせないと約束しよう」
力強くそう言って来るウルスに、レグナスは何と言ったらいいのか解らなかった。
違うんです、俺も盗賊団の一員なんです。
確かに身体の関係がありましたが、あれでも一応同意の上なんです。
それが真実であるにも拘らず、言ったところでウルスが素直にそれを信じるとは思えず、レグナスは少しの打算もあり黙っていた。
それにしても、再会のタイミングが悪すぎるにもほどがある。
ウルスは何故、レグナスがあんな状態の時にやってきたのか。
本人は懺悔のつもりだったのかもしれないが、言われなければ連行しにやってきた騎士がウルスだったなんてレグナスは知らなかった。
今は風呂でレグナスを洗っていたためだろう。
顔丸出しのラフな姿であるが、今も昔もウルスは仕事の時は常にフルプレイトアーマーで顔なんて解らないキャラだ。
整っている顏なのに、それがでるのは主人公とのイベントの時のみ。
立ち絵だって顔出しがでるのは主人公がウルスルートを選んだハッピーエンドの時だけ。
そのレアな素顔が、惜しげもなくモブであるレグナスに向けられている。
何てもったいない。
レグナスは心の中で叫んだ。
覚えていなくていいし、言わなくていいんだ、そんなちょっとモブと遭遇した記憶なんて。
そして幾ら気になっていたからと、人一人の身柄を簡単に預かるものでもない。
レグナスは犬や猫ではないのだから。
「今いるのは戻る途中の中継地点の宿だ。明日には一度報告の為に城へ行く。それが終わってからになるが、私の屋敷に行こう」
レグナスのそんな気持ちをよそに、ウルスはもう屋敷に連れ込む気満々だった。
駄目だ、過去の事があるにしても、ウルスのレグナスに対する好感度が高すぎる。
このまま屋敷に行ってしまったら、本当に囲われてしまうかもしれない。
これは何処かで逃げる必要があるとレグナスは思った。
しかし今はウルスと一対一で逃げられる確率は低い。
明日からの移動の時が勝負だと、レグナスは心に決めた。
そしてレグナスは後の事を考えて、自分からウルスの勘違いを訂正して罪人になり、立場を悪くするつもりはなかったが、少しでも盗賊団のイメージを良くしようと頑張る事にした。
あの盗賊団は悪い人からしか盗んでいないし、自分はそんなに酷い事はされていないのだと、一生懸命ウルスに説明した。
しかしその結果、あの普段表情の乏しいウルスに悲しそうな顔をさせる事となった。
「レグナス…これは一年前ぐらいに発表された病気の症状なのだが、何でも誘拐や監禁などで被害者が加害者と長い時間を共にすると、被害者は加害者に好意や信頼を持ってしまう状態になるらしい。間違った認識が植え付けられてしまうという怖い病気だ。今は加害者と離れたばかりで、信じられないかもしれない。だが治るものらしい。私も出来る限り手を貸すから、頑張って治していこう」
それをレグナスの前世の世界でストックホルム症候群という。
レグナスは自分の作戦が失敗した事を悟った。
ウルスの盗賊団への印象は更に悪くなったし、レグナスへの過保護度は増した。
「…――だから、俺の事を父と思ってくれても構わない」
レグナスがショックのあまり呆然として、ちょっと話を聞いていない間に何故かウルスには父性まで追加されていた。
だがそれは無理があると、レグナスは思った。
何せ現在ウルスは27歳、レグナスと出会った時は24歳だった。
さて、計算してみて欲しい。
レグナスが15歳の時にウルスは24歳と言う事はだ、レグナスは今18歳と言う事である。
幾らこのなんちゃってファンタジーの世界で成人が15歳で、結婚する年齢がレグナスの前世よりもよりも若めだと言っても、9歳の時の子供はないだろう。
レグナスは静かに首を横に振るしかできなかった。
ウルスが残念そうな顔をしたが、関係なかった。
72
お気に入りに追加
1,207
あなたにおすすめの小説

【完結】兄の事を皆が期待していたので僕は離れます
まりぃべる
ファンタジー
一つ年上の兄は、国の為にと言われて意気揚々と村を離れた。お伽話にある、奇跡の聖人だと幼き頃より誰からも言われていた為、それは必然だと。
貧しい村で育った弟は、小さな頃より家の事を兄の分までせねばならず、兄は素晴らしい人物で対して自分は凡人であると思い込まされ、自分は必要ないのだからと弟は村を離れる事にした。
そんな弟が、自分を必要としてくれる人に会い、幸せを掴むお話。
☆まりぃべるの世界観です。緩い設定で、現実世界とは違う部分も多々ありますがそこをあえて楽しんでいただけると幸いです。
☆現実世界にも同じような名前、地名、言葉などがありますが、関係ありません。

美形×平凡の子供の話
めちゅう
BL
美形公爵アーノルドとその妻で平凡顔のエーリンの間に生まれた双子はエリック、エラと名付けられた。エリックはアーノルドに似た美形、エラはエーリンに似た平凡顔。平凡なエラに幸せはあるのか?
──────────────────
お読みくださりありがとうございます。
お楽しみいただけましたら幸いです。

ハッピーエンドのために妹に代わって惚れ薬を飲んだ悪役兄の101回目
カギカッコ「」
BL
ヤられて不幸になる妹のハッピーエンドのため、リバース転生し続けている兄は我が身を犠牲にする。妹が飲むはずだった惚れ薬を代わりに飲んで。

性悪なお嬢様に命令されて泣く泣く恋敵を殺りにいったらヤられました
まりも13
BL
フワフワとした酩酊状態が薄れ、僕は気がつくとパンパンパン、ズチュッと卑猥な音をたてて激しく誰かと交わっていた。
性悪なお嬢様の命令で恋敵を泣く泣く殺りに行ったら逆にヤラれちゃった、ちょっとアホな子の話です。
(ムーンライトノベルにも掲載しています)


悪役令息に転生したけど…俺…嫌われすぎ?
「ARIA」
BL
階段から落ちた衝撃であっけなく死んでしまった主人公はとある乙女ゲームの悪役令息に転生したが...主人公は乙女ゲームの家族から甘やかされて育ったというのを無視して存在を抹消されていた。
王道じゃないですけど王道です(何言ってんだ?)どちらかと言うとファンタジー寄り
更新頻度=適当

乙女ゲームのサポートメガネキャラに転生しました
西楓
BL
乙女ゲームのサポートキャラとして転生した俺は、ヒロインと攻略対象を無事くっつけることが出来るだろうか。どうやらヒロインの様子が違うような。距離の近いヒロインに徐々に不信感を抱く攻略対象。何故か攻略対象が接近してきて…
ほのほのです。
※有難いことに別サイトでその後の話をご希望されました(嬉しい😆)ので追加いたしました。

俺が総受けって何かの間違いですよね?
彩ノ華
BL
生まれた時から体が弱く病院生活を送っていた俺。
17歳で死んだ俺だが女神様のおかげで男同志が恋愛をするのが普通だという世界に転生した。
ここで俺は青春と愛情を感じてみたい!
ひっそりと平和な日常を送ります。
待って!俺ってモブだよね…??
女神様が言ってた話では…
このゲームってヒロインが総受けにされるんでしょっ!?
俺ヒロインじゃないから!ヒロインあっちだよ!俺モブだから…!!
平和に日常を過ごさせて〜〜〜!!!(泣)
女神様…俺が総受けって何かの間違いですよね?
モブ(無自覚ヒロイン)がみんなから総愛されるお話です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる