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獣軍連邦潜入編
91.大型獣人の子供たち
しおりを挟む追って来ようとする相手には、ツェルリリが木に巻き付くツタに生えているガガジェの実をもぎ取っては投げつけている。片手で私のベールとジュストと、あとツェルリリのうさちゃんを抱きつつだ。その性質からか、恐ろしく的確な投擲だった。何人かが脱落していくのを見て、軍人の1人が腰から何かを取り出し、こちらに向けた。
途端に周辺にいた先生方が軍人に群がる。「子供に銃を向けるなんて!」と批難めいた声が上がるのを聞いた。
そうしているうちに、3人はかなり上まで登ってきていた。
通常であれば青々しく大きな葉が生えているはずなのだが、落葉の季節にはまだ早いにかかわらず、葉の半分は抜け落ち、残った葉も半分は黄色く変色していた。明らかな変調をきたしている巨木に、私は目を見開く。だんだんと枝が細くなる分かれ目辺りまで上がってきたところで、3人が歩みを止めた。
そこには、意外な人物が立っていた。
「よく連れてきたね、ギィスくん」
「ちゃんと必要なものを持ってこれたねツェルリリちゃん」
「よく2人を誘導したねブラムくん」
一人ひとり優しく丁寧に褒めたのは、孤児院の院長先生である、ダーヴィド先生だった。院長先生はギィスに背負われた私と目が合うと、少し厳しい、強張った表情を見せた。
「ぎ、ギィス、降ろしてくれ。自分で立てる」
「ほんとか?無理すんなよ!」
「いつまでもあたしのクーちゃん背負ってないでよ!」
「ちゅか、ちゅかれた……」
めいめいに騒ぎながら、ギィスは私を拘束していた紐を解いてくれたし、ツェルリリとブラムは邪魔な毛布をはぎ取ってくれた。ベールとジュストをツェルリリから返してもらうと、ぎゅっと胸に抱く。
「これを」
ダーヴィド先生から手渡されたのは、外灯にも使われる、光石の入ったランプだった。そして手招きされるがままに、枝の割れ目部分にぽっこりと生じていた水瘤の付け根に近づく。カタカタと軽く押すと、ぱかりと一部が外れた。
「ランプで中を照らしてごらん。穴が開いているのが見えるだろう?」
言われた通り、少々狭いが私の身体でも通れそうな穴が、水瘤内から巨木に向かって開いている。その水瘤は明らかにからからに干上がった状態だった。
「ジルチグアの中心に開いている、私たちが住居に改造している空洞と、外の幹の間には、水の通り道がある。そこは枯れると、こうして二重構造になって、通れるようになるんだ。そこを通れば、狼がいる木の下部まで誰にも見つからずに行けるはずだからね。足を踏み外さないように気を付けて」
「ダーヴィド先生……」
どうして先生が、私を逃がそうとしてくれているのか、わからない。戸惑いを含んで視線を向ければ、やれやれと言うように首を横に振った。その瞳は優しいながらも、どこか複雑そうに揺らめいていた。
「私も実は、この孤児院出身でね。昔からヒュギル様は、獣人幼女が大好きで大好きで……そのためにこの孤児院を作ったと、その当時の院長に聞いていたんだ。その時のヒュギル様は今の複合蝙蝠ではなく、他の獣人に擬態していたが、それでも優しく、私たちを見守っていてくれたのは本当なんだ。多少風変わりだが、ただの一度も、私たちに危害を加えたりはしなかった。……でも、君たちは、それでも、あの方を迫害するのだろう?若い群青騎士さん」
「……」
それは、私が明確に獣人ではないと理解している口調だった。どこか不穏な雰囲気に、子供たちは身体を密着させながら、そわそわしている。
「それにしても……あの方がこんなに君に執着を見せるのは予想外だった。だからこれ以上、ここには居ないでほしいんだ。本来ならこの巨木は範囲外だったのに、君のせいで今回の対象になってしまった。水が豊富で畑まで作れるジルチグアは貴重だというのに、この木は立ち枯れさせられて、私たちは住まいを変えるしかない。……ドゥシャンは、君に忘れられたと泣いていたよ。気のいい男だったのに、あんなに傷ついていた。ライニールまで、軍に入ることになって……あそこは良くないと、何度も説明したのに」
口調は淡々としていたが、それらはすべて、私への怨嗟の声のように聞こえた。ざり、と私が後ずさると、ぎゅっとツェルリリが脇から抱きついてきた。逆側からはギィスが私の肩を抱き締めてくる。背中にぴとりと感じる体温は、ブラムだろう。3人の体温に安らぎを感じて、私はぎゅっと拳を握った。
「院長先生!よくわかんねぇけど、せっきょーはしないって言ったじゃねえか!」
「そーよそーよ!」
「おおすまないね。説教ではないよ。単なる年寄りの独り言だ。さあ、ここまでお膳立てはした。もう早く行ってくれ」
そういうと、ダーヴィド先生はゆっくりと後ろに下がり、中に入るように促した。ランプで照らして覗いてみても、奥まで見えない。本当にユストゥスのところまで行けるのだろうか。不安がよぎる。すると、私の隣でふご、とギィスが鼻を鳴らした。
「しょうがねえなあ、俺が付いて行ってやるよ!そのかわり、尻の匂い嗅がせろよ?」
「クーちゃんは親友だもの!あのおじさんのところに行くのは気に食わないけど……送ってあげる!」
「みんながいくなら、僕も行く!」
「皆……ありがとう」
振り返ると、私は3人をぎゅうっとまとめて抱き締めた。くすぐったげにツェルリリが笑い、ブラムが私の胴に抱き着き、ギィスが照れたように放せよ、とぶっきらぼうに告げる。おそらくこの3人は、ダーヴィド先生の指示によって、私を部屋から連れ出したのだ。
子供たちだけだったら、私をここまで連れてくるという頭はなく、すぐに捕まっていただろう。見た限り、私の部屋より下に、軍人たちは集まっていたようだった。あそこを強行突破できるか、今考えると難しい気がする。
サークレットを取るところまで、指示したかはわからない。だが、ライニールも嫌がっていたし、あの金属からは獣人たちが不快になるなにかが出ていたのだろう。でもともかく、私はギィスのおかげで、自分を取り戻した。これ以上子供たちを巻き込むわけにはいかない。
私は3人から離れると、そろりと院長先生の様子を伺った。彼はいつものように穏やかそうに佇んでいた。
「先生。3人は大丈夫ですよね。怒られないですよね?悪いのはすべて私だ」
「もちろん。この子たちは、私のお願いを聞いてくれたに過ぎないからね。何かあっても責任は私が持つ」
「なら……ツェルリリ、ギィス、ブラム。3人は院長先生と一緒に、このまま元来た道で、木を下りるのだ。私は1人で行く」
「あたしを置いていくの?おっきい女の子のお友達、クーちゃんしかいないのに」
ツェルリリの瞳が、じわりと涙で揺れた。女の子、ではないが、彼女にしてみれば私は他の幼女とは違い、頑丈で本気で戯れても耐えきれる、自分と同じく大型獣人の幼女なのだろう。認識されている年が近いのもあって、親近感を持ってくれていたのだ。私はぎゅっと彼女を抱き締めた。
「すまない。だが離れていても、私とリリちゃんはお友達、だろう?」
「っ、うん!」
ぶちゅっと頬に吸い付かれた。期待に満ちた表情を向けられたので、私もちゅっと彼女の頬に口づけを返す。……女性と、幼女だが、女性にこうした触れ合いをするのは、ツェルリリが初めてだった。
これで良かったのか少々不安だったが、私の口づけした頬を嬉しそうに撫で、自分のうさちゃんをぎゅっと抱き締めているのを見て、その気持ちは霧散した。
「ほんとに1人で大丈夫なのかよ?」
「ギィスは、私以外にも子分がたくさんいるだろう?彼らを守れるのは、ギィスしかいないではないか」
「そりゃそうだけどよ……お前も俺の子分だってこと、忘れんなよ!」
「いっ」
ギィスに、ばしんと気合を入れるように背中を叩かれた。息が止まるほど痛いが、確かに気持ちは引き締まる。それからギィスはそっと顔を近づけ「お前の尻の匂い、最高だったぜ!」と囁きでもなんでもない声で告げた。
皆が聞いているというのに……ギィスもブレないな。普段とは違う頭痛を感じて、私は笑うしかなかった。匂いを堪能してくれたようで、何よりだ。
「クーちゃん」
「ブラム。2人をよろしく頼む」
「うん!」
大型獣人の子供たちの中では、一番大人しいブラムだが、細かいことによく気が付くし、彼も一緒だからこそ、2人もあそこまで自由気ままに振舞えるのだろうという、確信めいた気持ちがある。足の遅い彼を2人は置いていくことは絶対しない。それに、私も、よく彼の優しさに触れた。主に力のコントロールが難しいギィスやツェルリリに突き飛ばされたりした際に、やんわりと間に入ってくれたのは彼だった。ぎゅっと抱き締めれば、嬉しそうに抱き返された。
3人とお別れが済んで、私は首元のスカーフを取った。ベールをジュストに巻き、そのジュストをおもり紐代わりにしたストールで首に固定する。ジュストは絶対手放さない。
「先生。ここで過ごせた日々は、とても楽しかったです。ありがとうございました」
頭を下げると、そこでようやく、ダーヴィト先生の視線が緩んだ。力なく肩を落とし、何かを否定するように、首を軽く横に振る。
「君が本当に……本当に熊獣人の子供だったら、よかったのに。気を付けて行きなさい。クンツくんの行く末に、幸運がありますように」
その言葉を背に、私はランプの明かりだけを頼りに、木の空洞と外側の間の空間を、下へと降り始めた。ところどころ湿って水分を保ったところもあるが、基本は乾いた狭い空間になっていて、木の繊維がところどころに絡みつく形で足場になっていた。
おそらくは普段であれば、ここには水が満ちているのだろう。場所によっては私が通れる隙間もないぐらいに狭まっているところもあり、その場合は仕方なく元来たところを登っては降りるという動作を、何度も繰り返した。
時折、外側から獣人の声が聞こえた。私がいる狭間からの音は外に聞こえにくいらしいが、外からの音は良く耳に入った。音が聞こえては動きを止めてやり過ごし、また下へと降りた。時々、枯れた水瘤からそっと顔を出して、自分がどこまで降りてきているのか確かめることもした。
木が立ち枯れすると、間をこうして抜けられるということを、他の獣人は知らないようだった。
だんだんと下に降りてくると、濡れている場所が減り、小さなワームが徘徊していた。私はそれを蹴り、隙間を見つけて進んだ。
そうしてたどり着いたのは、ユストゥスの住処近くの小さな笠の上だった。元は水瘤があったのが、用途を失くして取れたのか、単に割れ目になっていて外の景色が見える。どれだけ狭間を移動してきたのか、入った時は朝だったが、すでに暗くなってきていた。喉が渇いた。ユストゥスに会えたら水を分けてもらおう。
足元が若干ふらつく。足を滑らせないようにと気を張って動いたこともあり、元々ここの所、意識阻害で動くことも最低限だった。訓練もしていない。これでは騎士失格ではないか。もっとしっかりしろ、私。
自分を奮い立たせながら、ユストゥスの住処にたどり着くと、私が壊した扉は新しいものが付けられていたものの、その新しいドアにはこじ開けられた形跡があった。
私は息を詰め、意識を集中させる。吹き抜ける風の音。鳥の鳴き声。私の耳では、侵入者の物音も拾えず、気配もなかった。少し悩みもしたが、強化魔法で身体を強化して、そっと様子を伺う。
物の少ないユストゥスの住処だったが、そこにはいくつもの足跡と荒された形跡があった。それらを行ったと思しき相手もいなかったが、ユストゥスもいなかった。足跡が残り泥だらけの毛布を見て眉間にしわを寄せる。部屋の奥にある水場も覗いてみたが、あったはずの鏡は割れて破片が散らばっていた。水が飲めないかと蛇口をひねるものの、一滴たりとも雫は落ちてこなかった。
どうしたものか。
この惨状を鑑みるに、ここで待っていてもユストゥスが戻ってくる可能性はあるかわからない。侵入者は誰だったのだろう。明らかに複数人の足跡が付いている。いったいあの狼は何をやらかしたのだ。
不安に駆られ、のしのしと部屋の中を歩き回るが、何も良い手が浮かばなかった。今の私に、ユストゥス以外に頼れる者などいない。オリヴァー先輩は魔族に捕まってしまった。
ああ、そうだ、あのべ、べぎ……べ……にも、オリヴァー先輩のことを伝えなくてはいけない。軍に行くべきか?いや、でも孤児院に詰めていたのも軍人だった。軍には孤児の誘拐犯人もいる。誰を信じてよいか、私には指針となるものがなかった。
騎士として、何も出来ないことに愕然としてしまう。ずっと私は、子供たちに混じって過ごしていただけだった。
ここに残るべきか、それともどこかに探しに行くべきか。私のサークレットが外れたことは、多分あの魔族は気付いているはず。でもまだ姿を現さないのは、まだ準備を終えていないからだ。準備とはなんだったか。ダーヴィト先生が言っていた、対象、とは。
どれもが重要なはずなのに、意識阻害されていなくても、頭の足りてない私ではわからない。こんな時、もっと、もっときちんと考えられる頭があれば!
「ゔー!」
唸りながらユストゥスの部屋の壁を叩いた。癇癪を起しても仕方がないことは重々承知していたが、それで身体は勝手に動いた。床を蹴り、また壁を叩く。ここしばらくろくに動いていなかったせいで、こんな動作でも息が上がることに愕然とした。ぎゅっと唇を噛み締め、ひと際大きく壁に拳を打ち付けた。
と、そこの壁の音が、他の壁の音と違うことに気づいた。はっとして他の壁も叩いてみるが、ここだけ違う。それはちょうど私が抜けてきた、幹と空洞の狭間がある部分だった。窓のすぐそばの壁部分だ。
普段は水があって音が違う、ということもあり得るが、他の狭間があるあたりの壁と比べても、音の響き具合が違う。こんこんと叩き、私はじっとその壁を見つめた。
巨木は、刃物であれば傷つけられる。くるくると周辺を見まわし、落ちていた鏡の大きな破片を拾った。刃物と言うには頼りないが、それでも試してみなければわからない。
手を傷つけないよう毛布で挟み、ざくざくと壁を傷つけた。がむしゃらに手を振るっていると、汗が噴き出る。でも、ここになにかあるかもしれない。私はその期待で壁に破片を突き立てた。
すると、かち、と小さな音が鳴り、一部が戸棚のように開いた。隠し戸のようで開けてみれば、中にはユストゥスの縫った、煌びやかで柔らかいベールが収まっていた。
「あ……」
これがここにあるということは、あの狼は戻ってくる!
会えるという確信が得られた私は、そのベールをぎゅっと抱き締めた。首に巻き付けていたストールを外し、ユストゥスのベールも私のベール同様にジュストに巻き付けると、そっと奥に隠した。もしかしたらまた侵入者が戻ってくるかもしれない。その時にジュストとベールを抱えたままでは戦えない。
私は少し考え、ランプの明かりを遮断して、部屋の奥の水場で、身を潜めて待つことにした。日が落ちて暗くなる。私の目ではもう、侵入者かユストゥスか、見分けがつかなくなっていた。
それでもきっと、ユストゥスなら真っ先にこのベールがあった隠し戸の壁に行くに違いない。もし行かずに、万が一こちらに来ることがあれば……。私はごく、と乾く喉を鳴らしながら、ぎゅっと破片を握った。
体感でしかないが、夜もだいぶ更けてきたころ、ぎ、と開きっぱなしになっていたドアがきしむ音がした。うとうとしかけていた私は、瞬時に身体に強化魔法をかける。魔力もだいぶ尽きて来てしまったが、背に腹は代えられない。破片を握り直し、私は息をひそめた。
その侵入者は、窓の近くの壁には向かわず、一直線にこちらに向かってきているようだった。
敵か!私は身体に力が漲らせ、低く身を屈めた。殺しては駄目だ。捕まえて、なぜユストゥスを狙うか吐かせよう。……それと、もう、身体の疼きが止まらない。子供たちは襲えなかったが、ユストゥスの住居を踏み荒らすような輩だ。私が搾り取ってやっても良いはずだ。腹が空いた。早く、おちんぽを腹に、収めたい。
そう考えると、呼吸が荒くなった。どうせ相手には気づかれている。声を荒げてももういい。荒く呼吸を乱していると、侵入者の足が止まった。真っ黒な人影が、どこか戸惑いを含んで立ち尽くす。
「クウ?」
その柔らかく低い声を聞いた途端、私は破片を捨てて飛び出した。下腹めがけて飛びつくと、ごん、と頭に鈍い感触があった。それが何かまでは思い至らないが、それでもぎゅうぎゅう抱きつく。私の勢いに負け、男はあお向けに倒れた。「ぐぇ」と小さく呻く声もする。
「ユストゥス!」
私は邪魔な金属が身体を隔てるのを不満に思いながら、すうっと首筋の匂いを嗅ぎ、きつく目を閉じた。
これは、私の狼だ!!
緊張が抜け、閉じた瞳からはぶわっと涙が溢れた。
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