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第1弾 I am ■■■■■
9話
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すぐさま飛び立ち、アメリカへと帰還する。岩盤の一部崩落と2度の爆発もあったが、SOPHIAが正確な場所を国際警察に差出人不明で出し、さらにウロボロスの拠点を示した地図も出した。これで出動させられる事態にはなっているだろう。躍起になって捜し回って逮捕してくれる筈だ。
アメリカに帰っている自分だけど、マッハで動いているせいであと20分もすれば到着するのでそれまでメガフロートに爆発物を仕掛けるビニガンの奴らをどう対処したら良いだろう。いくらなんでも、“この証拠があるからこうですよ”なんて言えない訳だし。無用としたら即刻切り離すだろうからなぁ。
……だがこのまま見過ごす訳にもいかない。メガフロートに搬入される荷物が、どこの企業に届いているのか再度毎回チェックしなきゃ不味い。今までのものも全てだ。荷物の中に爆弾があって設置された場合……待て。確かに爆破計画ではぁッ!?
『Sir, it’s aimed at military aircraft.』
「Where is the affiliation?!」
『It’s a US Air Force squadron.』
「Thank you for grasping the situation that is too calm!」
狙われないように急上昇や急降下を繰り返してはいるけど……やっぱり現役は違うなぁ! 逆にGでこっちがどうにかなりそうだ! でも……こっちには奥の手がある!
「I will accelerate!」
『Accelerate to Mach 3.5.』
ぐっ……ぎぃ…………!こ、これ!肉体の保護とか、かけてないと、キツイ……!でもおかげで、距離が離れられる! ッ!?ちょ、アラーム鳴ってるけど何!?
『It’s a missile.』
「Oh……shit! Preparation of flare!」
おっと空間ディスプレイがミサイルと自分の距離を測ってくれてる……って、撃とうとするんじゃないよ全く! 追い付けないからミサイルは早とちり過ぎるって!
『A missile is approaching.』
「Flare!」
腰の左右両サイドからフレアが発射される。ミサイルはフレアに直撃、マッハ3.5で逃げてた自分は何とか爆発に巻き込まれずに済んだものの煙で前が見えなかったりしてた。……今日疲れた、帰って休みたい。
あーでも……アメリカ空軍が居るってことは、ここ合衆国内なのか。だったら3.5は不味いか。マッハ……7だな、そこまで加速させるか。そうしとけば切り抜けられる。出来れば雲の中も通って行かなきゃな……嫌だけど。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
アメリカ空軍基地が、所属不明機が合衆国内に向かって来ていることを知った途端、スクランブル発進の為に慌ただしく準備をしていた人物が居る。トーマスの友人、ボブ・マーティンである。
現在上等兵所属のボブは、同期の軍属と共にF-15へと乗り込み大空へと飛び立った。所属不明機はとても小さく人工衛生からではその姿の全体像を捉えることが出来なかった、故に彼らが出動することになったのだ。人の目で、その姿を捉えるために。
そしてその所属不明機に追い付いた。目の前に居る飛行物体を見て、やはり益々訳が分からなくなってきている。小さいが、紫色をしていることは理解出来た。そしてボブは気付いた。
(That's absolutely Tom's invention……!)
そうして悟った、恐らく攻撃命令が出て撃つことになるのではと。皮肉にもその予想は当たり、結局のところ攻撃をするのだったが……その所属不明機は機関砲の銃撃をバレルロールで回避したのだ。
まるで後ろにでも目が付いているかのように避けている。ボブにとっては避けてくれてこの上なく安心しているのだが、やはりというかそんな安堵も束の間、ミサイルの発射許可が出たのだった。そして、後で謝ることとあの発明について言及しようと試みるのだった。
ミサイルが発射され、爆発が起きる。しかし目測で確認しても、その機体の少し後ろで爆破したように見えた。実際そうなっており、その爆煙から所属不明機が飛び出したのだった。
こうなってしまえば、とことん追いかけるしなかない。だが距離だけが離れていくのだ。F-15の最大速度はマッハ3であるのだが、向こうはそれよりももっと速い。マッハ3以上……いやマッハ5以上は確実に出ているであろうその速度に追い付けず、結局見失ってしまい帰還するのであった。
そしてボブと、その同期は上層部に招集される。お偉いさん方にその目で見たことをありのままに告げ、ボブはあれがトーマスの発明品であることを隠した。
しかし……あれは何なのかは疑問に思っている所もある。確かにトーマスの発明なのであろうが、F-15と同等以上の速度を出しておいて、さらに加速させることのできる代物は他に見たことがない。そう思うボブであった。
スペースシャトルのマッハ23.5や、ファルコンHTV-2のマッハ20とは比較にもならないが、エンジンが見当たらないのに何故あんな速度が出せるのかが不思議でならなかった。
ボブは自室に帰った後、SNSでトーマスにメッセージを送る。
<Hi Tom. It’s bad quickly, but you said earlier.
What about?>
<I exercised in order to confirm the unknown machine.
<It was a purple humanoid flying object. Do you know that?
So what?>
<Where have you been up and what have you been up to?
I was experimenting in the lab.>
それと同時に写真も送られてきた。ボブにとってはあまり興味のないことだが、それでもトーマスのアリバイは証明されてはいる。目撃証言は無いが少なくとも証拠品と手は映っているので、もう疑わなくて良いのだが……。
<I will go to your house next time.
OK.>
少し間が置かれていた気がするが、その辺りもじっくり調べようと決めるボブであった。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
あいたたた! ちょ、待って痛い痛い!外す時めっちゃ痛いんだけど!? あぁもう、今度はキツく閉め過ぎないようにプログラム改良しなきゃぁあああ゛!
ぐ、きつぅ……。まだ残ってるし、この状態でボブから何か連絡来たし疲れた。休み取れたら来ると思うけど……さっきからボブの勘凄すぎ。何なんもー、危うくバレそうになったんだけど。
まぁあんなの作れるとしたら自分しか居ないから、って理由なのは分かるけど。そりゃ早計すぎるな。だって自分だってまだ常温核融合炉の小型化が出来てないもの、自分にだって出来ないものぐらいあ……いやそれよりか出来た物の方が多かったね、うん。
「Oh……It still hurts.」
『Sir, you are going to investigate the material supplier of mega float, is not it?』
「I remember. We will do it from now.」
『OK.』
「First of all, please bring out all of the materials from mega float.」
ホログラム上に映し出されるのはメガフロートの模型と、それぞれの区画内に分けられた担当先の企業。流石に多いな……もう少し絞り込めそうなキーワードはあったか? まぁビニガンの所は流石に……あぁ、ビニガンか。
「Next, put all companies connected with Vinigan Company.」
SOPHIAがビニガンと関係性のある会社を出していく。流石に多いか……まぁ、ここから絞り込むだけだが。
「SOPHIA.」
『…………Completed. It will narrow down results.』
ビニガンと関係性のある企業とメガフロートへの資材搬入先企業と一致させる作業は……む? んぉ? あら? え、ちょ……無い?え、いや待て。おい! 何で何処も当てはまってないんだ!? 爆弾を仕掛ける筈なら、関係企業の荷物に紛れ込ませて運搬させれば良い! だが……ビニガン関係企業が無いってのはおかしい!
どういうことだ…… いや確かに兵器云々はあのメガフロートには搬入させないようにしたが、幾ら何でも兵器産業以外の企業がメガフロートに来てないのはおかしい! それがビニガンの関係企業であってもだ!
あのメガフロートは世界規模のプロジェクトだ。参入した企業は世界から注目される分、企業側にとっては喉から手が出るほど欲しいのに……これは、何かありそうだ。いやある筈だ、そうでなかったら何故こうなったのかは探りを入れなければ。
……本当にどうなっている。というか、これが本当にそうなのかと疑心暗鬼になってきている。いや誰でもそう思う筈だ……と思う。まずいどっちの意見を言っているのか自分でも分からなくなりそうだ。
だからこそ真相を探らなければならないのだけど……どうするか。あの洞窟内だと爆発物を仕掛ける場所、国々だけしか分からなかった。今の所、あの洞窟に証拠が集まってそうだが……今は警察機構が探りを入れてる筈だし、あの洞窟から何か分かれば良いんだが。
にしても、またあそこに行かなきゃならないのか……うぅ、ボブ気付いてるし。てか絶対そうだ、今度家に来るって時点で何か探り入れるつもりだよぉ。……はぁ、もう腹括るしかないのかぁ。
アメリカに帰っている自分だけど、マッハで動いているせいであと20分もすれば到着するのでそれまでメガフロートに爆発物を仕掛けるビニガンの奴らをどう対処したら良いだろう。いくらなんでも、“この証拠があるからこうですよ”なんて言えない訳だし。無用としたら即刻切り離すだろうからなぁ。
……だがこのまま見過ごす訳にもいかない。メガフロートに搬入される荷物が、どこの企業に届いているのか再度毎回チェックしなきゃ不味い。今までのものも全てだ。荷物の中に爆弾があって設置された場合……待て。確かに爆破計画ではぁッ!?
『Sir, it’s aimed at military aircraft.』
「Where is the affiliation?!」
『It’s a US Air Force squadron.』
「Thank you for grasping the situation that is too calm!」
狙われないように急上昇や急降下を繰り返してはいるけど……やっぱり現役は違うなぁ! 逆にGでこっちがどうにかなりそうだ! でも……こっちには奥の手がある!
「I will accelerate!」
『Accelerate to Mach 3.5.』
ぐっ……ぎぃ…………!こ、これ!肉体の保護とか、かけてないと、キツイ……!でもおかげで、距離が離れられる! ッ!?ちょ、アラーム鳴ってるけど何!?
『It’s a missile.』
「Oh……shit! Preparation of flare!」
おっと空間ディスプレイがミサイルと自分の距離を測ってくれてる……って、撃とうとするんじゃないよ全く! 追い付けないからミサイルは早とちり過ぎるって!
『A missile is approaching.』
「Flare!」
腰の左右両サイドからフレアが発射される。ミサイルはフレアに直撃、マッハ3.5で逃げてた自分は何とか爆発に巻き込まれずに済んだものの煙で前が見えなかったりしてた。……今日疲れた、帰って休みたい。
あーでも……アメリカ空軍が居るってことは、ここ合衆国内なのか。だったら3.5は不味いか。マッハ……7だな、そこまで加速させるか。そうしとけば切り抜けられる。出来れば雲の中も通って行かなきゃな……嫌だけど。
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アメリカ空軍基地が、所属不明機が合衆国内に向かって来ていることを知った途端、スクランブル発進の為に慌ただしく準備をしていた人物が居る。トーマスの友人、ボブ・マーティンである。
現在上等兵所属のボブは、同期の軍属と共にF-15へと乗り込み大空へと飛び立った。所属不明機はとても小さく人工衛生からではその姿の全体像を捉えることが出来なかった、故に彼らが出動することになったのだ。人の目で、その姿を捉えるために。
そしてその所属不明機に追い付いた。目の前に居る飛行物体を見て、やはり益々訳が分からなくなってきている。小さいが、紫色をしていることは理解出来た。そしてボブは気付いた。
(That's absolutely Tom's invention……!)
そうして悟った、恐らく攻撃命令が出て撃つことになるのではと。皮肉にもその予想は当たり、結局のところ攻撃をするのだったが……その所属不明機は機関砲の銃撃をバレルロールで回避したのだ。
まるで後ろにでも目が付いているかのように避けている。ボブにとっては避けてくれてこの上なく安心しているのだが、やはりというかそんな安堵も束の間、ミサイルの発射許可が出たのだった。そして、後で謝ることとあの発明について言及しようと試みるのだった。
ミサイルが発射され、爆発が起きる。しかし目測で確認しても、その機体の少し後ろで爆破したように見えた。実際そうなっており、その爆煙から所属不明機が飛び出したのだった。
こうなってしまえば、とことん追いかけるしなかない。だが距離だけが離れていくのだ。F-15の最大速度はマッハ3であるのだが、向こうはそれよりももっと速い。マッハ3以上……いやマッハ5以上は確実に出ているであろうその速度に追い付けず、結局見失ってしまい帰還するのであった。
そしてボブと、その同期は上層部に招集される。お偉いさん方にその目で見たことをありのままに告げ、ボブはあれがトーマスの発明品であることを隠した。
しかし……あれは何なのかは疑問に思っている所もある。確かにトーマスの発明なのであろうが、F-15と同等以上の速度を出しておいて、さらに加速させることのできる代物は他に見たことがない。そう思うボブであった。
スペースシャトルのマッハ23.5や、ファルコンHTV-2のマッハ20とは比較にもならないが、エンジンが見当たらないのに何故あんな速度が出せるのかが不思議でならなかった。
ボブは自室に帰った後、SNSでトーマスにメッセージを送る。
<Hi Tom. It’s bad quickly, but you said earlier.
What about?>
<I exercised in order to confirm the unknown machine.
<It was a purple humanoid flying object. Do you know that?
So what?>
<Where have you been up and what have you been up to?
I was experimenting in the lab.>
それと同時に写真も送られてきた。ボブにとってはあまり興味のないことだが、それでもトーマスのアリバイは証明されてはいる。目撃証言は無いが少なくとも証拠品と手は映っているので、もう疑わなくて良いのだが……。
<I will go to your house next time.
OK.>
少し間が置かれていた気がするが、その辺りもじっくり調べようと決めるボブであった。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
あいたたた! ちょ、待って痛い痛い!外す時めっちゃ痛いんだけど!? あぁもう、今度はキツく閉め過ぎないようにプログラム改良しなきゃぁあああ゛!
ぐ、きつぅ……。まだ残ってるし、この状態でボブから何か連絡来たし疲れた。休み取れたら来ると思うけど……さっきからボブの勘凄すぎ。何なんもー、危うくバレそうになったんだけど。
まぁあんなの作れるとしたら自分しか居ないから、って理由なのは分かるけど。そりゃ早計すぎるな。だって自分だってまだ常温核融合炉の小型化が出来てないもの、自分にだって出来ないものぐらいあ……いやそれよりか出来た物の方が多かったね、うん。
「Oh……It still hurts.」
『Sir, you are going to investigate the material supplier of mega float, is not it?』
「I remember. We will do it from now.」
『OK.』
「First of all, please bring out all of the materials from mega float.」
ホログラム上に映し出されるのはメガフロートの模型と、それぞれの区画内に分けられた担当先の企業。流石に多いな……もう少し絞り込めそうなキーワードはあったか? まぁビニガンの所は流石に……あぁ、ビニガンか。
「Next, put all companies connected with Vinigan Company.」
SOPHIAがビニガンと関係性のある会社を出していく。流石に多いか……まぁ、ここから絞り込むだけだが。
「SOPHIA.」
『…………Completed. It will narrow down results.』
ビニガンと関係性のある企業とメガフロートへの資材搬入先企業と一致させる作業は……む? んぉ? あら? え、ちょ……無い?え、いや待て。おい! 何で何処も当てはまってないんだ!? 爆弾を仕掛ける筈なら、関係企業の荷物に紛れ込ませて運搬させれば良い! だが……ビニガン関係企業が無いってのはおかしい!
どういうことだ…… いや確かに兵器云々はあのメガフロートには搬入させないようにしたが、幾ら何でも兵器産業以外の企業がメガフロートに来てないのはおかしい! それがビニガンの関係企業であってもだ!
あのメガフロートは世界規模のプロジェクトだ。参入した企業は世界から注目される分、企業側にとっては喉から手が出るほど欲しいのに……これは、何かありそうだ。いやある筈だ、そうでなかったら何故こうなったのかは探りを入れなければ。
……本当にどうなっている。というか、これが本当にそうなのかと疑心暗鬼になってきている。いや誰でもそう思う筈だ……と思う。まずいどっちの意見を言っているのか自分でも分からなくなりそうだ。
だからこそ真相を探らなければならないのだけど……どうするか。あの洞窟内だと爆発物を仕掛ける場所、国々だけしか分からなかった。今の所、あの洞窟に証拠が集まってそうだが……今は警察機構が探りを入れてる筈だし、あの洞窟から何か分かれば良いんだが。
にしても、またあそこに行かなきゃならないのか……うぅ、ボブ気付いてるし。てか絶対そうだ、今度家に来るって時点で何か探り入れるつもりだよぉ。……はぁ、もう腹括るしかないのかぁ。
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