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降臨
6話
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午後7時、旅行中の自分達とトモエ家との料亭での外食が始まった。疲れは一応抜け落ちたものの、まだ旅館に入り浸っていたいと切実に願う。もしくは帰りたい。
そんなことは露知らずの3人は仲良く談笑している様子だ。そしてサキちゃんは話してる内容も分からないのでつまらないのか、自分のPC画面を凝視している。ブルーライトフィルター掛けてないからね?
しかし自分はまだしも、あまり幼い人間に画面を見せ続けるのも拙い。それを考慮すると少々作業の中断をすることになってしまうが、背に腹は変えられない。PC弄りは中断しようか。
「もうやめちゃうの?」
英語が伝わらないので頷いて返事する。でも弱ったな、普通に遊ぶことを知らないのだが。ニャルラトホテプの権能で眠気スッキリさせたりとか、父さんの失敗作から部品を拝借して何かしら作ったりとか、画面と向かい合って制作図のチェックしてたりとか……ねぇ子どもらしいこと何にもしてないんだけど。
だから困る訳で。というかそもそもここ料亭だし、出来ることと言っても探索とかしか無いわけで。あ、探索ならPCでTRPGでも……って、さっき駄目だって自分で止めたのに。
ふーむどうしよう、でもPC使った方が便利だわな。その前にDVDディスクすら無かったや、真面目にピンチになってるんですけど。
「Shall we return to the inn?」
「Well, Let's do so.」
あー助かったー、お開きの時間が神に思える。自分も神様なんだけどね。ユウジロウさんが最後に1杯猪口に入った酒を飲んで立ち上がり、それに合わせて自分達も立つ。
あーでも、両親が背伸びしてるから座敷はしんどかったかな?因みに自分は床が畳だから寝そべりたかった。あれだ、何か畳で寝そべると気持ちいいヤツなんだよなこれが。
まぁ別々のタクシーに乗って旅館に戻ると、部屋では既に就寝の準備がされていた。これでさっさと寝れる……その前に露天風呂だな。子どもの肌って結構繊細で熱さとか大人より感じるけどさ、入らなきゃ損じゃん。という訳で部屋にあった浴衣とバスタオル、ハンドタオルを持って露天風呂に行くか。
「Da-d.Going outdoor baths?」
「There is also a bath in the room.」
「It's a waste.Even though we came to the inn.」
「I will enter an outdoor bath.」
「Ah, I will take a bath in the room. sorry.」
「No problem. Lets go mom.」
「OK.」
そういえば風呂なんて久々かもな。いっつもシャワーだけ浴びて終了だったし、たまには元日本人として風呂でも入っておくか。確か効能が肩凝りとか腰痛とかに効いたり、肌荒れにも効果があったな。
そう考えている内に露天風呂の入口前に到着して、男湯と女湯に別れて脱衣所に入る。中にはむさ苦しそうなオッサン……失礼。耳たぶやチラと見えた持ち物から自分家みたく金持ちなのは分かった。
そういえば、コール家御曹司という肩書きだけで接触を謀る人間も見てはきたな。僕の場合は少ない方だろうけど。アメリカ自体軍需産業面で稼いでる企業がある分、家みたいな企業はそっち方面の企業関係者の面倒事だってある。
まぁ日本はそもそも兵器製造を禁止してる分、最近は第三次産業とかで目覚しい発展を遂げてはいるから少なくとも好感は持てるな。
そんなことを考えながらも服を脱いで裸となり、隠すのも面倒だからハンドタオルを肩にかけていざ参る。先にシャワーを浴びてさっぱりとしたあと、シャンプーとボディソープを泡立てて体に擦り付けるように撫でる。
あとは全てをシャワーで流すだけ。水じゃなくて温水で流してるってのは野暮だと思うのは自分だけかもね。一通り終わったあとに早速室内の温泉に入る。
ふむ、ちょっと粘着質みたいな水だな。構成する成分調べてみるか、人工的に温泉が出来るぞ。よくあるバスタブにポンと入れるだけのフェイクよりもっと質の高いヤツ。
しっかし……疲れが取れるねぇ。体はまだ平気かと思ってたんだけど、どうにも肩や腰にも影響はあるもんなんだな。あとで打たせ湯にでも行くか、負圧が凄そうだけど。
っと、その前に露天風呂に行かねば。でもこの体だと直ぐに逆上せるから、先に少し冷ましておく必要があるな。なので先に冷たい水を浴びて、露天風呂に向かう。
外は景色が綺麗だ。人工的な光があるせいで星々は見えないものの、自然に囲まれながら入る風呂には日本人ならではの風流を感じ取れる。この人生で初の露天風呂か、良いもんだな。
「May I sit next to you?」
「No problem.」
「Well then, please excuse me.」
自分の隣にユウジロウさんが座る。隣で長く息を吐き、両手で顔を拭った。うぅむ流石日本人、この場の雰囲気によく似合うな。自分も外人じゃなかったら日本人らしく銭湯行って、その後で瓶タイプの牛乳飲むんだろうか。
まぁ、ここで色々とifのことを考えても意味は無いんだが。いや権能使えばやれないことも無いが、自分が無闇な権能を使うことを拒否してるからな。使いすぎは身を破滅させるんだ、何だってそうだ。
風呂に入ってゆったりと体も心も頭もさっぱりとしたせいなのか、ふとAIのことを考えてしまう。自動で収集させて覚えさせる方法とか、他にも問題は山積みだ。とはいえ、そう簡単に思いつかない。
そういえば、AIはそもそも人間の脳の記憶処理能力を人工的に再現しようと試みたものだったな。ある意味人造人間と似た感じで……何か表現が違うな。だが結局のところ人間には今のところ叶わない結果になるだろうな。人間は五感を活用して覚えたりするし、何より情報を自分で調べて…………。
「I've got it.」
「What is it?」
そうか、その手があった!人間は自分で調べて初めて理解したり出来る。だったらそのプロセスのみを真似すれば、上手くいけば完全自動とは言えないが半自動的に学習して行くはずだ!
音声認識プログラム、検索結果の処理インターフェース、ある程度の会話機能も追加しなきゃな。1つずつ使用したとしても数は足りるし、記憶処理用が増えるだけだ。
ははっ!何だ、随分と簡単な方法じゃないか!これが灯台下暗しってヤツだな。……でも冷静に考えてみれば欠点もあるわな、例えば“自分の望む情報が上手く伝わるのか”とかさ。
だがやってみなければ始まらないな。しかし帰国するのが3日後になるから、あまり進歩はしないな。それでも頭の中にあるアイディアを忘れないようにしなければ。
「Excuse me.」
ッ、しまった!呼びかけに応答するの忘れてた!
「I'm sorry. I was thinking a little.」
「ハハハッ、Don't worry. You seem to be a research organization. And, I had him read the magazine on which you were listed.」
「It is boring content.」
「You are still 4 years old but can you make advanced auxiliary suits?」
「Anyone can do it if you remember how to make it.」
「Usually it is difficult with one person?」
「I am offered my dad's material supply.」
「I see.」
一応嘘は言ってない。本当に製作方法さえ覚えたら誰でも作れる、この4歳の自分が言うのだから間違いない。ただ時代が自分に追いついてないだけだから。
それにサイエンス誌には1人でと書かれているが、実際は父さんの失敗作あってこその補助スーツだったし。もし1から作ろうとしたら材料も買わなきゃならないから金がより一層かかる。ある意味お古で済ませたのは良かったと言える。本当、感謝しきれないんだよな。
そこから自分とユウジロウとの会話が少しの間だけ途切れる。でもまた直ぐにユウジロウさんから話しかけてくる。
「Thank you for today. You listen to a sudden request.」
急なお願いだと……あれか、あの仲良くしてくれってヤツ。まぁ確かに急に言われたら頭にクエスチョンマーク浮かぶのは目に見えてるけどさ、何かすんなりとOKしちゃってたんだけど?
よくよく考えれば1種の経済的、友好的な繋がりが出来たと思えば良いものだ。この旅館のオーナーという立場のユウジロウさん、そして御孫さんのサキちゃん……。
「Can I ask you a question?」
「What is it?」
「Why are you here only with the grandchildren? And……her parents. Where is her parents now?」
「You have two questions.」
「……I'm sorry.」
「No, it's okay.」
少し自分とユウジロウさんの間の空気が重くなったような感じがした。いや、多分これから話すことはあまり人に言っても良いものではない。自分が無知であったせいでこうして聞かなければならない状況を作ってしまったんだ。
「Her parents died soon after she was born. I hope that she will take care of her at the very least I took her away. So, I'm doing this. No, I can only do this.」
こうするしか、か。分からないっていうのは本当に面倒だ。前世で家庭を持ったことは無かったけど、分からないことを試行錯誤して苦労することに対しては共感が持てる。でも自分の場合は研究で、ユウジロウさんの場合は子育てだ。根本的に違う。
「I understand. Thank you for telling me about that.」
「Was not it interesting to hear?」
その問いには、答えづらくて言えなかった。確かに面白くなかったかと聞かれれば、本音を言えばそこまで興味は無かったから。そんな考えをしている自分もまた、怖くなってしまった。せめて自分は、サキの友達になった方が良いんだろう。
そんなことは露知らずの3人は仲良く談笑している様子だ。そしてサキちゃんは話してる内容も分からないのでつまらないのか、自分のPC画面を凝視している。ブルーライトフィルター掛けてないからね?
しかし自分はまだしも、あまり幼い人間に画面を見せ続けるのも拙い。それを考慮すると少々作業の中断をすることになってしまうが、背に腹は変えられない。PC弄りは中断しようか。
「もうやめちゃうの?」
英語が伝わらないので頷いて返事する。でも弱ったな、普通に遊ぶことを知らないのだが。ニャルラトホテプの権能で眠気スッキリさせたりとか、父さんの失敗作から部品を拝借して何かしら作ったりとか、画面と向かい合って制作図のチェックしてたりとか……ねぇ子どもらしいこと何にもしてないんだけど。
だから困る訳で。というかそもそもここ料亭だし、出来ることと言っても探索とかしか無いわけで。あ、探索ならPCでTRPGでも……って、さっき駄目だって自分で止めたのに。
ふーむどうしよう、でもPC使った方が便利だわな。その前にDVDディスクすら無かったや、真面目にピンチになってるんですけど。
「Shall we return to the inn?」
「Well, Let's do so.」
あー助かったー、お開きの時間が神に思える。自分も神様なんだけどね。ユウジロウさんが最後に1杯猪口に入った酒を飲んで立ち上がり、それに合わせて自分達も立つ。
あーでも、両親が背伸びしてるから座敷はしんどかったかな?因みに自分は床が畳だから寝そべりたかった。あれだ、何か畳で寝そべると気持ちいいヤツなんだよなこれが。
まぁ別々のタクシーに乗って旅館に戻ると、部屋では既に就寝の準備がされていた。これでさっさと寝れる……その前に露天風呂だな。子どもの肌って結構繊細で熱さとか大人より感じるけどさ、入らなきゃ損じゃん。という訳で部屋にあった浴衣とバスタオル、ハンドタオルを持って露天風呂に行くか。
「Da-d.Going outdoor baths?」
「There is also a bath in the room.」
「It's a waste.Even though we came to the inn.」
「I will enter an outdoor bath.」
「Ah, I will take a bath in the room. sorry.」
「No problem. Lets go mom.」
「OK.」
そういえば風呂なんて久々かもな。いっつもシャワーだけ浴びて終了だったし、たまには元日本人として風呂でも入っておくか。確か効能が肩凝りとか腰痛とかに効いたり、肌荒れにも効果があったな。
そう考えている内に露天風呂の入口前に到着して、男湯と女湯に別れて脱衣所に入る。中にはむさ苦しそうなオッサン……失礼。耳たぶやチラと見えた持ち物から自分家みたく金持ちなのは分かった。
そういえば、コール家御曹司という肩書きだけで接触を謀る人間も見てはきたな。僕の場合は少ない方だろうけど。アメリカ自体軍需産業面で稼いでる企業がある分、家みたいな企業はそっち方面の企業関係者の面倒事だってある。
まぁ日本はそもそも兵器製造を禁止してる分、最近は第三次産業とかで目覚しい発展を遂げてはいるから少なくとも好感は持てるな。
そんなことを考えながらも服を脱いで裸となり、隠すのも面倒だからハンドタオルを肩にかけていざ参る。先にシャワーを浴びてさっぱりとしたあと、シャンプーとボディソープを泡立てて体に擦り付けるように撫でる。
あとは全てをシャワーで流すだけ。水じゃなくて温水で流してるってのは野暮だと思うのは自分だけかもね。一通り終わったあとに早速室内の温泉に入る。
ふむ、ちょっと粘着質みたいな水だな。構成する成分調べてみるか、人工的に温泉が出来るぞ。よくあるバスタブにポンと入れるだけのフェイクよりもっと質の高いヤツ。
しっかし……疲れが取れるねぇ。体はまだ平気かと思ってたんだけど、どうにも肩や腰にも影響はあるもんなんだな。あとで打たせ湯にでも行くか、負圧が凄そうだけど。
っと、その前に露天風呂に行かねば。でもこの体だと直ぐに逆上せるから、先に少し冷ましておく必要があるな。なので先に冷たい水を浴びて、露天風呂に向かう。
外は景色が綺麗だ。人工的な光があるせいで星々は見えないものの、自然に囲まれながら入る風呂には日本人ならではの風流を感じ取れる。この人生で初の露天風呂か、良いもんだな。
「May I sit next to you?」
「No problem.」
「Well then, please excuse me.」
自分の隣にユウジロウさんが座る。隣で長く息を吐き、両手で顔を拭った。うぅむ流石日本人、この場の雰囲気によく似合うな。自分も外人じゃなかったら日本人らしく銭湯行って、その後で瓶タイプの牛乳飲むんだろうか。
まぁ、ここで色々とifのことを考えても意味は無いんだが。いや権能使えばやれないことも無いが、自分が無闇な権能を使うことを拒否してるからな。使いすぎは身を破滅させるんだ、何だってそうだ。
風呂に入ってゆったりと体も心も頭もさっぱりとしたせいなのか、ふとAIのことを考えてしまう。自動で収集させて覚えさせる方法とか、他にも問題は山積みだ。とはいえ、そう簡単に思いつかない。
そういえば、AIはそもそも人間の脳の記憶処理能力を人工的に再現しようと試みたものだったな。ある意味人造人間と似た感じで……何か表現が違うな。だが結局のところ人間には今のところ叶わない結果になるだろうな。人間は五感を活用して覚えたりするし、何より情報を自分で調べて…………。
「I've got it.」
「What is it?」
そうか、その手があった!人間は自分で調べて初めて理解したり出来る。だったらそのプロセスのみを真似すれば、上手くいけば完全自動とは言えないが半自動的に学習して行くはずだ!
音声認識プログラム、検索結果の処理インターフェース、ある程度の会話機能も追加しなきゃな。1つずつ使用したとしても数は足りるし、記憶処理用が増えるだけだ。
ははっ!何だ、随分と簡単な方法じゃないか!これが灯台下暗しってヤツだな。……でも冷静に考えてみれば欠点もあるわな、例えば“自分の望む情報が上手く伝わるのか”とかさ。
だがやってみなければ始まらないな。しかし帰国するのが3日後になるから、あまり進歩はしないな。それでも頭の中にあるアイディアを忘れないようにしなければ。
「Excuse me.」
ッ、しまった!呼びかけに応答するの忘れてた!
「I'm sorry. I was thinking a little.」
「ハハハッ、Don't worry. You seem to be a research organization. And, I had him read the magazine on which you were listed.」
「It is boring content.」
「You are still 4 years old but can you make advanced auxiliary suits?」
「Anyone can do it if you remember how to make it.」
「Usually it is difficult with one person?」
「I am offered my dad's material supply.」
「I see.」
一応嘘は言ってない。本当に製作方法さえ覚えたら誰でも作れる、この4歳の自分が言うのだから間違いない。ただ時代が自分に追いついてないだけだから。
それにサイエンス誌には1人でと書かれているが、実際は父さんの失敗作あってこその補助スーツだったし。もし1から作ろうとしたら材料も買わなきゃならないから金がより一層かかる。ある意味お古で済ませたのは良かったと言える。本当、感謝しきれないんだよな。
そこから自分とユウジロウとの会話が少しの間だけ途切れる。でもまた直ぐにユウジロウさんから話しかけてくる。
「Thank you for today. You listen to a sudden request.」
急なお願いだと……あれか、あの仲良くしてくれってヤツ。まぁ確かに急に言われたら頭にクエスチョンマーク浮かぶのは目に見えてるけどさ、何かすんなりとOKしちゃってたんだけど?
よくよく考えれば1種の経済的、友好的な繋がりが出来たと思えば良いものだ。この旅館のオーナーという立場のユウジロウさん、そして御孫さんのサキちゃん……。
「Can I ask you a question?」
「What is it?」
「Why are you here only with the grandchildren? And……her parents. Where is her parents now?」
「You have two questions.」
「……I'm sorry.」
「No, it's okay.」
少し自分とユウジロウさんの間の空気が重くなったような感じがした。いや、多分これから話すことはあまり人に言っても良いものではない。自分が無知であったせいでこうして聞かなければならない状況を作ってしまったんだ。
「Her parents died soon after she was born. I hope that she will take care of her at the very least I took her away. So, I'm doing this. No, I can only do this.」
こうするしか、か。分からないっていうのは本当に面倒だ。前世で家庭を持ったことは無かったけど、分からないことを試行錯誤して苦労することに対しては共感が持てる。でも自分の場合は研究で、ユウジロウさんの場合は子育てだ。根本的に違う。
「I understand. Thank you for telling me about that.」
「Was not it interesting to hear?」
その問いには、答えづらくて言えなかった。確かに面白くなかったかと聞かれれば、本音を言えばそこまで興味は無かったから。そんな考えをしている自分もまた、怖くなってしまった。せめて自分は、サキの友達になった方が良いんだろう。
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