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第19話 休め!
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僕達はギザランに言われた通り街に訪れた。
ここは魔人のエリアでの首都的な国、ガース王国。
街にはギザランが移動魔法で送ってくれた。
初めてくる街。
僕の世界で言うとヨーロッパみたいな街並みに見えた。
いろんな店や家が建ち並んでいた。
そしてたくさん魔人がいた。
「この街は魔人のエリアで1番栄えている中央都市です」
ネインが街のことを教えてくれた。
「一旦、ギザラン様が言っていた、治癒所に行きましょう」
ネインがそう言って治癒所に案内してくれた。
治癒所は大きな建物だった。まるで僕の世界の大型病院みたいな。
「お待ちしておりましたデーモン様」
受付の綺麗なナースさんはそう言って治癒室へ案内してくれた。
治癒室にて、薬を用意するので待機とのことで僕達は待つことにした。
「デーモン様。先程の戦いで不甲斐ない様を見せてしまって誠に申し訳ありません」
ネインは僕に謝る。
「気にする必要はないよ。相手まして、勇者だしね。強くて当たり前だよ」
僕はネインをフォローする。
「俺も勇者と戦いたかったな~やっぱつえーんだろ?勇者ってのは?」
アルネネは手を頭の後ろに組みながら、そう言った。
「甘く見ない方がいいよ、アルネネ。アルネネが勇者に挑んでも瞬殺されるに決まってる。もって、1分ってとこかな」
レーンがアルネネを煽るように言った。
「なんだとー!?」
アルネネがレーンを睨む。
「僕は事実を言ったまでさ」
レーンが沈着冷静にそう言った。
「しかし、火炎の勇者が現れるとは思ってませんでした」
エネメシアは言った。
「ほんまやね。勇者がおるんやったら部が悪いでなぁ」
コメコは餅を食べながら言った。
「全員でかかって勝てるかどうかっすね」
キララは言った。
「全員でかかればなんとか勝てると思いますけど…絶対ではありませんね」
ヤマトは言った。
「私はシララギっていう奴があのサラマンとかいう奴に何を細工したかが気になるね~。おそらく魔力や身体能力などを、一時的に底上げする薬なんかを使っていると考えるがな」
フカシギはいかにも好奇心旺盛に言った。
「まあ、デーモン様は余裕で倒しちゃいましたけどね」
ラヴァは僕を見ながらそう言った。
「あんなのデーモン様の敵ではないですよね?」
「う…うん。まあ、サラマンは特に問題なく倒せたよ…」
僕はラヴァの真っ直ぐな眼差しを眩しく感じながら答えた。
「問題は火炎の勇者のアルスですね」
ネインが言った。
「私はアルスに手も足もでませんでした。もっと強くならなければ。デーモン様に仕えるものとして役目を果たせません」
ネインが俯きながら言った。
「お待たせしました」
ナースさんが薬を持って言った。
「この薬は塗るとよほどの傷でなければ治ります」
ナースさんは僕らに薬をくれた。
「ありがとう」
「いえ、いつも私達の為に戦って頂いて感謝しております」
ナースさんは頭を下げた。
僕達は僕の城へと戻った。
キララの移動魔法で一瞬にして僕達は僕の城へと移動した。
「皆んな、今日は疲れただろう。今は休むといい」
僕は皆んなにそう言った。
あれほどの戦いをしたんだ、皆んな相当疲れているだろう。
「では、私は修行に行って参ります」
ネインが剣を腰掛けそう言った。
「ま…待て。あれほど戦ったんだぞ?休め」
「いえ、今の私では休む資格などありませんので」
ネインは強い眼差しで僕を見ていた。
「わ…わかった。そこまでいうなら…仕方ない。だが怪我とかはするなよ」
「は…はい!」
ネインは大きく返事をした。
「じゃ、俺は魔物狩りでも行ってくるかな」
アルネネは肩を回しながら言った。
「う~ん。研究の続きでもしようかね~」
フカシギはブツブツ呟いた。
「お餅でも食べよっと」
コメコは手に沢山のお餅を持ちながら言った。
「アルネネ、私も魔物狩りに付き合ってもよろしいか?」
エネメシアはアルネネに聞いた。
「別に構わないぜ。どうせならどっちが多く魔物を狩れるか勝負だ!」
「望むところです!」
アルネネとエネメシアは魔物狩りに出てってしまった。
「私は試し切りでもしてこよう」
ヤマトは日本刀のようなものを布で拭きながら言った。
なんだよ皆んな疲れてないのか?それとも超人なのか?
「僕は寝かせてもらうよ」
レーンが大きく欠伸をしながら言った。
「わ…私も…休ませてもらいます」
コロンはおどおどしながら言った。
「私も休ませてもらうっす!」
キララが元気よく言った。
「シロ、眠たい?」
「クロは、眠たい?」
「私は眠い」
「私も眠い」
「じゃあ寝ることにする?」
「寝ることにしよう」
クロとシロは交互そう話していた。
良かったちゃんと休んでくれる人がいて。
皆んな休まなかったらブラック企業みたいで、嫌だもん。
「私はデーモン様の添い寝役として務めさせてもらいます!」
ラヴァがガンギまりな目を見開きながら言ってきた。
「いや、遠慮しとくよ」
「遠慮しなくてもいいですよ」
ラヴァがゆっくりと僕に近づいてくる。
「ガチで大丈夫」
「またまた~照れなくてもいいですよ」
「勘弁して下さい」
そしてラヴァは僕の耳元で呟く。
「今夜は私に甘えていいんですよ?」
悍ましいそれを聞いて僕は猛ダッシュで自室へと戻った。
「ハァ…ハァ…さすがに疲れたな」
自室は僕の生前の時の部屋の大きさに比べると10倍ぐらいある。
そしてフカフカ、寝心地最高のベット。
実に素晴らしい部屋だ。
だか時より壁に飾られている仮面が気になってしまう。
デーモンの趣味なのかな?僕の趣味には合わなそうな奇妙な面ばっかりだ。
僕はベットに横になって考える。
今日あったこと…
やはり人間と魔人は争い合っている。
殺し合っているのだ。
世界を変える。
それが今の僕の目標だ。
だがそんな簡単にはいかなそうだ。
まだまだ実力不足だ。
いや実力はあるがその力を使いこなせてはいないって感じか。
間違えなくこの体のデーモンは強い。
僕が使いこなせないのだ。
強い勇者や、人間と戦うならば、力の使い方をマスターしなければ。
人間も魔人もどちらも僕が止めてみせる。
だがその前に人間の世界も一度見に行こうと思う。
明日は人間のエリアに行こう。
キャラクター紹介
ヤマト
魔王デーモンの部下でありNo.012。日本刀のようなものを扱う。礼儀正しき悪は斬り捨てる。
よく刀磨きをしている。
話終歌
斬っているのは体ではない。
斬っていたのは命だった。
ヤマト
ここは魔人のエリアでの首都的な国、ガース王国。
街にはギザランが移動魔法で送ってくれた。
初めてくる街。
僕の世界で言うとヨーロッパみたいな街並みに見えた。
いろんな店や家が建ち並んでいた。
そしてたくさん魔人がいた。
「この街は魔人のエリアで1番栄えている中央都市です」
ネインが街のことを教えてくれた。
「一旦、ギザラン様が言っていた、治癒所に行きましょう」
ネインがそう言って治癒所に案内してくれた。
治癒所は大きな建物だった。まるで僕の世界の大型病院みたいな。
「お待ちしておりましたデーモン様」
受付の綺麗なナースさんはそう言って治癒室へ案内してくれた。
治癒室にて、薬を用意するので待機とのことで僕達は待つことにした。
「デーモン様。先程の戦いで不甲斐ない様を見せてしまって誠に申し訳ありません」
ネインは僕に謝る。
「気にする必要はないよ。相手まして、勇者だしね。強くて当たり前だよ」
僕はネインをフォローする。
「俺も勇者と戦いたかったな~やっぱつえーんだろ?勇者ってのは?」
アルネネは手を頭の後ろに組みながら、そう言った。
「甘く見ない方がいいよ、アルネネ。アルネネが勇者に挑んでも瞬殺されるに決まってる。もって、1分ってとこかな」
レーンがアルネネを煽るように言った。
「なんだとー!?」
アルネネがレーンを睨む。
「僕は事実を言ったまでさ」
レーンが沈着冷静にそう言った。
「しかし、火炎の勇者が現れるとは思ってませんでした」
エネメシアは言った。
「ほんまやね。勇者がおるんやったら部が悪いでなぁ」
コメコは餅を食べながら言った。
「全員でかかって勝てるかどうかっすね」
キララは言った。
「全員でかかればなんとか勝てると思いますけど…絶対ではありませんね」
ヤマトは言った。
「私はシララギっていう奴があのサラマンとかいう奴に何を細工したかが気になるね~。おそらく魔力や身体能力などを、一時的に底上げする薬なんかを使っていると考えるがな」
フカシギはいかにも好奇心旺盛に言った。
「まあ、デーモン様は余裕で倒しちゃいましたけどね」
ラヴァは僕を見ながらそう言った。
「あんなのデーモン様の敵ではないですよね?」
「う…うん。まあ、サラマンは特に問題なく倒せたよ…」
僕はラヴァの真っ直ぐな眼差しを眩しく感じながら答えた。
「問題は火炎の勇者のアルスですね」
ネインが言った。
「私はアルスに手も足もでませんでした。もっと強くならなければ。デーモン様に仕えるものとして役目を果たせません」
ネインが俯きながら言った。
「お待たせしました」
ナースさんが薬を持って言った。
「この薬は塗るとよほどの傷でなければ治ります」
ナースさんは僕らに薬をくれた。
「ありがとう」
「いえ、いつも私達の為に戦って頂いて感謝しております」
ナースさんは頭を下げた。
僕達は僕の城へと戻った。
キララの移動魔法で一瞬にして僕達は僕の城へと移動した。
「皆んな、今日は疲れただろう。今は休むといい」
僕は皆んなにそう言った。
あれほどの戦いをしたんだ、皆んな相当疲れているだろう。
「では、私は修行に行って参ります」
ネインが剣を腰掛けそう言った。
「ま…待て。あれほど戦ったんだぞ?休め」
「いえ、今の私では休む資格などありませんので」
ネインは強い眼差しで僕を見ていた。
「わ…わかった。そこまでいうなら…仕方ない。だが怪我とかはするなよ」
「は…はい!」
ネインは大きく返事をした。
「じゃ、俺は魔物狩りでも行ってくるかな」
アルネネは肩を回しながら言った。
「う~ん。研究の続きでもしようかね~」
フカシギはブツブツ呟いた。
「お餅でも食べよっと」
コメコは手に沢山のお餅を持ちながら言った。
「アルネネ、私も魔物狩りに付き合ってもよろしいか?」
エネメシアはアルネネに聞いた。
「別に構わないぜ。どうせならどっちが多く魔物を狩れるか勝負だ!」
「望むところです!」
アルネネとエネメシアは魔物狩りに出てってしまった。
「私は試し切りでもしてこよう」
ヤマトは日本刀のようなものを布で拭きながら言った。
なんだよ皆んな疲れてないのか?それとも超人なのか?
「僕は寝かせてもらうよ」
レーンが大きく欠伸をしながら言った。
「わ…私も…休ませてもらいます」
コロンはおどおどしながら言った。
「私も休ませてもらうっす!」
キララが元気よく言った。
「シロ、眠たい?」
「クロは、眠たい?」
「私は眠い」
「私も眠い」
「じゃあ寝ることにする?」
「寝ることにしよう」
クロとシロは交互そう話していた。
良かったちゃんと休んでくれる人がいて。
皆んな休まなかったらブラック企業みたいで、嫌だもん。
「私はデーモン様の添い寝役として務めさせてもらいます!」
ラヴァがガンギまりな目を見開きながら言ってきた。
「いや、遠慮しとくよ」
「遠慮しなくてもいいですよ」
ラヴァがゆっくりと僕に近づいてくる。
「ガチで大丈夫」
「またまた~照れなくてもいいですよ」
「勘弁して下さい」
そしてラヴァは僕の耳元で呟く。
「今夜は私に甘えていいんですよ?」
悍ましいそれを聞いて僕は猛ダッシュで自室へと戻った。
「ハァ…ハァ…さすがに疲れたな」
自室は僕の生前の時の部屋の大きさに比べると10倍ぐらいある。
そしてフカフカ、寝心地最高のベット。
実に素晴らしい部屋だ。
だか時より壁に飾られている仮面が気になってしまう。
デーモンの趣味なのかな?僕の趣味には合わなそうな奇妙な面ばっかりだ。
僕はベットに横になって考える。
今日あったこと…
やはり人間と魔人は争い合っている。
殺し合っているのだ。
世界を変える。
それが今の僕の目標だ。
だがそんな簡単にはいかなそうだ。
まだまだ実力不足だ。
いや実力はあるがその力を使いこなせてはいないって感じか。
間違えなくこの体のデーモンは強い。
僕が使いこなせないのだ。
強い勇者や、人間と戦うならば、力の使い方をマスターしなければ。
人間も魔人もどちらも僕が止めてみせる。
だがその前に人間の世界も一度見に行こうと思う。
明日は人間のエリアに行こう。
キャラクター紹介
ヤマト
魔王デーモンの部下でありNo.012。日本刀のようなものを扱う。礼儀正しき悪は斬り捨てる。
よく刀磨きをしている。
話終歌
斬っているのは体ではない。
斬っていたのは命だった。
ヤマト
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