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第1話 魔王に転生
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「後悔」
僕の人生に一言添えるとすると、その二文字で完結するだろう。
「後悔」その言葉のとうり僕の人生は僕が後悔したことばかりだ。
嫌なるよ全く。
僕は死ぬまで後悔ばかりしてきた。
もう、うんざりだ。
死ぬほど後悔するのは。
だからもう後悔はしたくない。
後悔しないように生きたい。
そう僕は心に誓うのだった。
「起きてよ」
「ねえ、起きてってば」
僕の頭の中で誰かが呟く。
うるさい。
多分随分と前から言われていたんだろう。
その声は、まるで朝にうるさく起こして来るお母さんのようだ。
僕はゆっくりと目覚めた。
いや、起こされた。
僕は思考が停止する。
どこだここは?
そこは辺り一面真っ白な空間だった。
何もない。果てしない「白」で覆われた空間だった。
「なんだ?ここは?」
僕は夢でもみているのか?
起きた感覚があるのに、まだ夢の中なんだろうか?
とても現実とは思えないが……
「やっと起きたね」
僕の頭の中にその声は響いたのだった。
唐突に、突然に。
「わっ!びっくりした」
「ハハ、ごめんよ驚かせてしまったね。まあ驚くのも無理はない」
なんだこの声は?
一体誰が僕に話しかけている?
僕は辺りを見渡してみる。
が…人の姿などあるはずがない。
「探しても私の姿は見えないよ」
またその声が僕の頭に響く。
「ここは、一体なんなんだ?」
僕は正体不明の何かにとりあえずこの場所のことを聞くことにした。
「ここかい?この場所か…強いて言うなら心と心を繋ぐ場所…とでも言っておくよ」
心と心の場所?意味がわからない。
「あなたは一体何者なんですか?」
僕は問う。
「僕は君とは別の世界の者…言っちゃえば魔王と呼ばれている者だ」
「はー?」
なんだなんだ?別の世界?魔王?
ますます意味がわからない。
やはりこれは夢だ。
「夢なら覚めろ、夢なら覚めろ」
僕は自分の頬をつねる。
痛い。
目は覚めることなく僕の頬が痛くなっただけだった。
「夢なんかじゃないよ、紛れもない現実だ」
マジか……。
「君は今から転生をするんだ」
……転生?
「転生って、生まれ変わるってこと?」
「そう、君は魔王へと転生するんだ」
ちょっと待て。僕が転生?しかも魔王に?
「な…なんで僕が転生するんですか!だって僕はまだ死んで…」
「あっ」
「そういえば…」
「残念だけど君は死んでいるよ」
思い出した。
僕はトラック轢かれたんだった。
僕はトラックに轢かれて気づいたらここにいた。
ってことは…僕、死んじゃったのか。
「僕はもう死んでしまったのか」
「うん。だけど転生すればまた別の世界で生きることができる」
「別の世界…」
「そう、その世界は魔法やスキル、魔物や竜だって存在する。勇者だっている。君にとってファンタジーみたいな世界だ。どうだ?ワクワクしないか?」
魔法?
スキル?
そんなゲームみたいな世界があるのか。
「君は魔王として生まれ変わるんだ」
「僕が魔王…大丈夫かな…」
「大丈夫さ、君には優秀な部下もついているし」
「優秀な部下か…」
「覚悟は決まったかい?」
もう、なんだか吹っ切れた。
異世界でも魔法でもなんでもいい。
その世界で生き抜いてやろうじゃないか。
魔王に転生するんだったら、いっそ最強でも目指してやろうじゃないか。
僕は2度目の人生を謳歌する。
生前の僕は後悔ばかりしてきた。
もう後悔するのは疲れた。
だから後悔しないように生きたいと思う。
「覚悟はできたよ」
「うん、よろしい。今からかつて私だった者へと転生させるよ」
「ん?誰かわからないけどあなたの体なの?」
「そう、私の体だ。私は訳あってもうあの体へは戻れない。だから君に託す」
僕の体は光へと包まれていく。
「最後に1つ頼みたいことがある」
「なんだよ?」
「私の部下をよろしく頼む。皆んな強くて頼りなると思うが無茶ばかりするのでな。守ってやってくれ」
「できる限りのことはする」
「そして世界を救ってくれ」
「世界を救う?」
「フッよろしく頼むよ。ではまた」
僕はその言葉を最後に意識が無くなった。
「おはようございます、あなた様」
そう聞こえて僕は目を覚ます。
僕の目に飛び込んできた光景は驚きだった。
僕に対して複数の女性がこうべを垂れているのだ。
「どうかなさいましたか?あなた様」
こうべを垂れている女性の1人が僕に言った…んだよな?まずい、状況がわからない。一旦落ち着こう、深呼吸を2回して考える。
僕の名前は如月優永普通にどこにでもいる大学生だった。そう大学生…
だけど、どうやら死んでしまったのだ。
最後の記憶は思い出したくもないけどトラックに轢かれたのは覚えてる。痛かったな~。
そして謎の空間で謎の人物と会話をしんだった。
そうだ。
僕は異世界に転生したんだった。
「あなた様って僕のこと?」
とりあえず聞いてみる。今この状況を整理しなければならない。
「ええもちろんでございます。あなた様はあなた様それは今までもこれからもかわりませんよ。」
と僕にニッコリしながら初めて顔を見せて言ってくれた。
マジかよ、めっちゃ可愛いじゃん。その女性はとても可愛かった。僕の好みって感じ。綺麗な金髪、整ってる顔つき、モデル並のスタイル。僕が見てきた女性の中でダントツの可愛さだった。いや見惚れる場合ではない、しっかりしろ僕、今は状況を確認しなければ……。しかし、なんて聞こうか……?あっ、いいアイデア思いついた!この作戦でいこう。
「あの、実は僕、記憶喪失みたいなんだ…だから僕が誰なのかとここは何処なのかを、教えてもらえない?」
我ながらナイス作戦だ。ひとまず記憶が無くなったってことにしといて色々聞いだそう。
「まあ、なんということでしょうまさかあなた様が記憶喪失だなんて、わかりました。あなた様のことをあなた様にお教えします」
ひとまず嘘だということはバレてないようだ。
「まず、私はあなた様に仕える者、ネインと申します」
え?今仕える者って言った?僕に?マジで?
「そしてあなた様は魔王、デーモン様であります」
は?………魔王デーモン?魔王?魔王………
思い出した。
あの空間での声の主は僕が転生する前のこの体の人物だった。
そういえば魔王って言ってたっけ。
ガチだったんだ。
「本当に魔王になったのか…」
やはりこの状況にまだ理解が追いついていない。
「魔王って、あの魔王?」
焦りすぎて変な質問をしてしまう。
「あのと言いますと…わかりませんがこの世界を支配する存在、それが魔王……つまりあなた様です、そしてここはあなた様のお城でございます。」
「はははー」
どうやら本当に魔王に転生してしまったらしい。 ここまでくると、笑けてしまうな。僕は普通の人間から転生していきなり魔王へとなったのだ。
「私達はあなた様に仕える下部でございます」
そう言ってネインと名乗る女性は僕に言った。
そういえば優秀な部下がいるとか言ってたっけな。
ああ、頭が混乱する。落ちつけ、ポジティブに考えろ、思えば死んでしまったのに転生しただけマシじゃないか。しかも魔王。ラッキーでしょ。うん、そう思おっと。そう思うしかないんだ。
「この世界は魔法というものがあるんでしょ?」
「はい。ございます」
魔法…本当にあるんだ。
「この世界は魔物とかもいるんでしょ?」
「はい。魔物ももちろんいます」
魔法、魔物…まるで、RPGの、世界に来たみたいだな。
「そして、我々は魔人です」
魔人……か。人間ではないとは思ったけどね。よく、アニメとかのフィクションに出てくる種族だな。
いまさらだけど、僕って今、どんな姿をしているのだろう。体を見る限りもう人間の体じゃないな。なんていうんだろう、ムキムキでもないし、皮膚が硬いっていうか、なんか黒いし。
手なんてザ、魔王っていう手なんだよな~。爪なんてナイフぐらいとんがってるよ。頭掻くときブッ刺ささらないように注意しなきゃ。
とりあえず自分の姿を確認しよう。
「鏡ある?」
「ええ今お持ちします。」
と言ってネインと名乗る愛らしい女性はどこかに鏡を取りに行った。
残っている女性。正確にいえばまだ僕にこうべ垂れている女性。人数は2人。
1人はピンクの髪の女性。
もう1人は銀の髪の女性。
顔が見たいな~と思っていたら、ネインが大きな鏡を、持ってきた。
「どうぞ、鏡をお持ちいたしました」
「ごくろうさん、ありがとうね」
「わお」
そこに映っていたのは化け物だった。
「怖っ」
「いえいえ、とてもカッコいいではありませんか」
「そうかなー?」
まあいわれてみればそうかもしれない。お世辞でも素直に受け取っておこう。
さて、次はこの女性達のことを聞こう。
作者からのお願い
もしこの作品が少しでも面いと思われたり、応援してやるぞと思ってくれたら、お気に入り追加、いいねをお願いします。その応援が作者の励みとなります。ぜひよかったら感想なども頂けると嬉しいです。この作品は最後にどんでん返しまではいきませんが、驚くような展開にしようと思うのでぜひ最後まで読んでいただくと嬉しいです!
キャラクター紹介
如月優永
どこにでもいそうな大学生。ある日トラックに跳ねられて死亡。そして異世界の魔王デーモンに転生。ある出来事をきっかけに人を救える人間になりたいと誓う。
話終歌
誰にでも突然訪れる終わり
だが同時に始まりでもあり、奇妙な奇跡とも言える。
如月優永
なんだろう……
何もわからない。
何も覚えてない。
でも、倒れちゃダメだ。
ここで諦めたら死ぬほど後悔する。
もうあんな思い嫌だ。
もう泣きたくない。
もう大切な人を失いたくない。
全部僕の責任だ。全部僕が悪いんだ。
だから、僕が変える。
僕が変えてみせる。
目の前のそいつを絶対に許さない。
絶対に
死んでも倒す。
戦え。
命ある限り。
その先ある全ての未来のために
僕の人生に一言添えるとすると、その二文字で完結するだろう。
「後悔」その言葉のとうり僕の人生は僕が後悔したことばかりだ。
嫌なるよ全く。
僕は死ぬまで後悔ばかりしてきた。
もう、うんざりだ。
死ぬほど後悔するのは。
だからもう後悔はしたくない。
後悔しないように生きたい。
そう僕は心に誓うのだった。
「起きてよ」
「ねえ、起きてってば」
僕の頭の中で誰かが呟く。
うるさい。
多分随分と前から言われていたんだろう。
その声は、まるで朝にうるさく起こして来るお母さんのようだ。
僕はゆっくりと目覚めた。
いや、起こされた。
僕は思考が停止する。
どこだここは?
そこは辺り一面真っ白な空間だった。
何もない。果てしない「白」で覆われた空間だった。
「なんだ?ここは?」
僕は夢でもみているのか?
起きた感覚があるのに、まだ夢の中なんだろうか?
とても現実とは思えないが……
「やっと起きたね」
僕の頭の中にその声は響いたのだった。
唐突に、突然に。
「わっ!びっくりした」
「ハハ、ごめんよ驚かせてしまったね。まあ驚くのも無理はない」
なんだこの声は?
一体誰が僕に話しかけている?
僕は辺りを見渡してみる。
が…人の姿などあるはずがない。
「探しても私の姿は見えないよ」
またその声が僕の頭に響く。
「ここは、一体なんなんだ?」
僕は正体不明の何かにとりあえずこの場所のことを聞くことにした。
「ここかい?この場所か…強いて言うなら心と心を繋ぐ場所…とでも言っておくよ」
心と心の場所?意味がわからない。
「あなたは一体何者なんですか?」
僕は問う。
「僕は君とは別の世界の者…言っちゃえば魔王と呼ばれている者だ」
「はー?」
なんだなんだ?別の世界?魔王?
ますます意味がわからない。
やはりこれは夢だ。
「夢なら覚めろ、夢なら覚めろ」
僕は自分の頬をつねる。
痛い。
目は覚めることなく僕の頬が痛くなっただけだった。
「夢なんかじゃないよ、紛れもない現実だ」
マジか……。
「君は今から転生をするんだ」
……転生?
「転生って、生まれ変わるってこと?」
「そう、君は魔王へと転生するんだ」
ちょっと待て。僕が転生?しかも魔王に?
「な…なんで僕が転生するんですか!だって僕はまだ死んで…」
「あっ」
「そういえば…」
「残念だけど君は死んでいるよ」
思い出した。
僕はトラック轢かれたんだった。
僕はトラックに轢かれて気づいたらここにいた。
ってことは…僕、死んじゃったのか。
「僕はもう死んでしまったのか」
「うん。だけど転生すればまた別の世界で生きることができる」
「別の世界…」
「そう、その世界は魔法やスキル、魔物や竜だって存在する。勇者だっている。君にとってファンタジーみたいな世界だ。どうだ?ワクワクしないか?」
魔法?
スキル?
そんなゲームみたいな世界があるのか。
「君は魔王として生まれ変わるんだ」
「僕が魔王…大丈夫かな…」
「大丈夫さ、君には優秀な部下もついているし」
「優秀な部下か…」
「覚悟は決まったかい?」
もう、なんだか吹っ切れた。
異世界でも魔法でもなんでもいい。
その世界で生き抜いてやろうじゃないか。
魔王に転生するんだったら、いっそ最強でも目指してやろうじゃないか。
僕は2度目の人生を謳歌する。
生前の僕は後悔ばかりしてきた。
もう後悔するのは疲れた。
だから後悔しないように生きたいと思う。
「覚悟はできたよ」
「うん、よろしい。今からかつて私だった者へと転生させるよ」
「ん?誰かわからないけどあなたの体なの?」
「そう、私の体だ。私は訳あってもうあの体へは戻れない。だから君に託す」
僕の体は光へと包まれていく。
「最後に1つ頼みたいことがある」
「なんだよ?」
「私の部下をよろしく頼む。皆んな強くて頼りなると思うが無茶ばかりするのでな。守ってやってくれ」
「できる限りのことはする」
「そして世界を救ってくれ」
「世界を救う?」
「フッよろしく頼むよ。ではまた」
僕はその言葉を最後に意識が無くなった。
「おはようございます、あなた様」
そう聞こえて僕は目を覚ます。
僕の目に飛び込んできた光景は驚きだった。
僕に対して複数の女性がこうべを垂れているのだ。
「どうかなさいましたか?あなた様」
こうべを垂れている女性の1人が僕に言った…んだよな?まずい、状況がわからない。一旦落ち着こう、深呼吸を2回して考える。
僕の名前は如月優永普通にどこにでもいる大学生だった。そう大学生…
だけど、どうやら死んでしまったのだ。
最後の記憶は思い出したくもないけどトラックに轢かれたのは覚えてる。痛かったな~。
そして謎の空間で謎の人物と会話をしんだった。
そうだ。
僕は異世界に転生したんだった。
「あなた様って僕のこと?」
とりあえず聞いてみる。今この状況を整理しなければならない。
「ええもちろんでございます。あなた様はあなた様それは今までもこれからもかわりませんよ。」
と僕にニッコリしながら初めて顔を見せて言ってくれた。
マジかよ、めっちゃ可愛いじゃん。その女性はとても可愛かった。僕の好みって感じ。綺麗な金髪、整ってる顔つき、モデル並のスタイル。僕が見てきた女性の中でダントツの可愛さだった。いや見惚れる場合ではない、しっかりしろ僕、今は状況を確認しなければ……。しかし、なんて聞こうか……?あっ、いいアイデア思いついた!この作戦でいこう。
「あの、実は僕、記憶喪失みたいなんだ…だから僕が誰なのかとここは何処なのかを、教えてもらえない?」
我ながらナイス作戦だ。ひとまず記憶が無くなったってことにしといて色々聞いだそう。
「まあ、なんということでしょうまさかあなた様が記憶喪失だなんて、わかりました。あなた様のことをあなた様にお教えします」
ひとまず嘘だということはバレてないようだ。
「まず、私はあなた様に仕える者、ネインと申します」
え?今仕える者って言った?僕に?マジで?
「そしてあなた様は魔王、デーモン様であります」
は?………魔王デーモン?魔王?魔王………
思い出した。
あの空間での声の主は僕が転生する前のこの体の人物だった。
そういえば魔王って言ってたっけ。
ガチだったんだ。
「本当に魔王になったのか…」
やはりこの状況にまだ理解が追いついていない。
「魔王って、あの魔王?」
焦りすぎて変な質問をしてしまう。
「あのと言いますと…わかりませんがこの世界を支配する存在、それが魔王……つまりあなた様です、そしてここはあなた様のお城でございます。」
「はははー」
どうやら本当に魔王に転生してしまったらしい。 ここまでくると、笑けてしまうな。僕は普通の人間から転生していきなり魔王へとなったのだ。
「私達はあなた様に仕える下部でございます」
そう言ってネインと名乗る女性は僕に言った。
そういえば優秀な部下がいるとか言ってたっけな。
ああ、頭が混乱する。落ちつけ、ポジティブに考えろ、思えば死んでしまったのに転生しただけマシじゃないか。しかも魔王。ラッキーでしょ。うん、そう思おっと。そう思うしかないんだ。
「この世界は魔法というものがあるんでしょ?」
「はい。ございます」
魔法…本当にあるんだ。
「この世界は魔物とかもいるんでしょ?」
「はい。魔物ももちろんいます」
魔法、魔物…まるで、RPGの、世界に来たみたいだな。
「そして、我々は魔人です」
魔人……か。人間ではないとは思ったけどね。よく、アニメとかのフィクションに出てくる種族だな。
いまさらだけど、僕って今、どんな姿をしているのだろう。体を見る限りもう人間の体じゃないな。なんていうんだろう、ムキムキでもないし、皮膚が硬いっていうか、なんか黒いし。
手なんてザ、魔王っていう手なんだよな~。爪なんてナイフぐらいとんがってるよ。頭掻くときブッ刺ささらないように注意しなきゃ。
とりあえず自分の姿を確認しよう。
「鏡ある?」
「ええ今お持ちします。」
と言ってネインと名乗る愛らしい女性はどこかに鏡を取りに行った。
残っている女性。正確にいえばまだ僕にこうべ垂れている女性。人数は2人。
1人はピンクの髪の女性。
もう1人は銀の髪の女性。
顔が見たいな~と思っていたら、ネインが大きな鏡を、持ってきた。
「どうぞ、鏡をお持ちいたしました」
「ごくろうさん、ありがとうね」
「わお」
そこに映っていたのは化け物だった。
「怖っ」
「いえいえ、とてもカッコいいではありませんか」
「そうかなー?」
まあいわれてみればそうかもしれない。お世辞でも素直に受け取っておこう。
さて、次はこの女性達のことを聞こう。
作者からのお願い
もしこの作品が少しでも面いと思われたり、応援してやるぞと思ってくれたら、お気に入り追加、いいねをお願いします。その応援が作者の励みとなります。ぜひよかったら感想なども頂けると嬉しいです。この作品は最後にどんでん返しまではいきませんが、驚くような展開にしようと思うのでぜひ最後まで読んでいただくと嬉しいです!
キャラクター紹介
如月優永
どこにでもいそうな大学生。ある日トラックに跳ねられて死亡。そして異世界の魔王デーモンに転生。ある出来事をきっかけに人を救える人間になりたいと誓う。
話終歌
誰にでも突然訪れる終わり
だが同時に始まりでもあり、奇妙な奇跡とも言える。
如月優永
なんだろう……
何もわからない。
何も覚えてない。
でも、倒れちゃダメだ。
ここで諦めたら死ぬほど後悔する。
もうあんな思い嫌だ。
もう泣きたくない。
もう大切な人を失いたくない。
全部僕の責任だ。全部僕が悪いんだ。
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