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21. 王太子と王太子妃
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ゲオルク様が、結婚式を挙げる。
それは、私にとってはどうでもいい事ではあるけれど、国に取っては重要な事。
だから、国民の為にお披露目の儀式がある。
王都側にある王宮のバルコニーから、王太子と王太子妃がお披露目をするのだ。
「ねぇ、変じゃない?」
「フフフ。とても似合ってるわ。」
「大丈夫ですよ。素敵です。」
私は二十歳になり、娘が出来た。
二歳のミリィが今は身支度を整えてもらっている。
頭に、花冠を乗せると言い張り、お屋敷の庭園に咲いているカンパニュラを編み込んでもらっていた。
「準備は出来たかい?」
「お父様!見て!花冠!!どお?」
「おー素敵だぞ。カンパニュラの妖精かと思ったぞ!あ、違うな、妖精はお母様だからなぁ。」
「えー、お母様が妖精だったら私も妖精だもん!」
「ハハハ。どちらもそれと違わない位綺麗だよ、俺の宝物達!さぁ、そろそろ王宮へ行こう。見に行くだろう?始まってしまうよ。あ、オリーフィア気をつけて。体調は大丈夫かい?」
「えぇ。馬車もそう長い時間掛からないものね。」
私は、二人目の命が宿った大きなお腹を抱えて、結婚お披露目の儀式を行う王宮へと向かった。
「おめでとう、ゲオルク様。ジャネット様。とっても素敵よ!」
控え室に行くと、ゲオルク様とジャネットがすでに正装をしていた。
「止めてよ。…でもま、褒めてくれたのは嬉しいわ。」
「ずいぶんと繊細な動きが出来るようになってるじゃない。さすが王太子妃ね。」
「ど、どうしたのよ?褒めても何もないわよ!」
「あら、私は今まで本当の事しか言って来なかったわ。あなたが褒められたのなら、褒められるだけのものを身につけられたって事。ジャネット様…あの頃より、表情がとてもいいわよ。」
「…ありがとう、とだけ言っておくわ!それと!こういう時は様を付けないで話してくれない?あなたに様なんて付けられても嫌味に聞こえるわ!」
ジャネット、そう強気で話しているけれど、目が泳いでいるわ。もしかしたら…学院でもいつも一人でいたし友達が欲しいのかしら?
「そう?では、お許しを得られましたので…ジャネット。今のあなたなら、この国を任せられるわ。私も、別の立場からライナスと一緒に国をお支えするわね。」
「当たり前よ!オリーフィアにはやってもらわないと困るわ!」
「オリーフィア、来てくれてありがとう。」
ジャネットと話していると、ゲオルク様がそう私に言って近づいて来た。
すると、後ろにいたライナス様が素早くミリィを連れて隣に来た。
「王太子様、王太子妃様、綺麗です!」
「おお、噂の姫か。ありがとう、ミリィ姫も綺麗だよ。」
「ゲオルクがそんな返しをするとは。成長したなぁ。俺が知っているゲオルクとは違うな、本当に優秀になったんだな、ゲオルク様!だがミリィはやらんぞ。」
「ライナス、相変わらず手厳しいな。でも、側近だったライナスにそう言ってもらえて嬉しい。どうだ、戻ってこないか?」
「何を言っているんだ。今の側近、どうなんだ?優秀な奴だろう?」
「あぁ。あいつオレにあからさまな媚を売ってくるんだ。だがそれもわざわざ口に出す、裏表のない奴だからなんか憎めなくてな。優秀なのはもちろんだ。ライナスが推薦してくれたんだろう?」
「まぁな。けどそれはよかった。俺の入る隙なんてないだろう。…いい国にしてくれ。」
「オレが国王になる日はいつになるか分からんが、そうだな。今まで自覚が無かったのは恥ずかしいが、これからは王族として国を守る。オリーフィアも、その…いろいろと悪かった。怪我の事も。口うるさく言ってきたのもお前だけだった。真に心配してくれていたんだよな、今なら分かる。」
「ゲオルク様。そのお気持ちだけで充分です。お互いに、幸せになりましょう。」
「そうだな。幸せにしてやれなくて済まない。」
「ゲオルク様?何を言っておられるのです。運命の相手が違ったまでの事。私はライナスと充分に幸せなのです。謝る必要はありませんわ。」
「そうだな。…二人共お似合いだ。」
「当たり前ですわ。さぁ、そろそろ時間だと、衛兵がソワソワしてますわよ。主役はどうぞ、いってらっしゃいませ。」
ゲオルク様も、ジャネットも。指の先まで神経を研ぎ澄まされており、歩く所作が今までとは違って格段と優雅になっている。
これなら及第点だと、国王陛下も王妃様も胸をなで下ろしたでしょう。ここに到達するまで、三年掛かってしまったけれど、頑張った方ではないかしら。
静かに俗世を離れ、平穏に暮らしたいと思ったけれど、心が平穏ってこんなに素敵なのね。
心をさらけ出せる人がいるって、安心出来るっていいわね。
私は王妃とはならず、修道院にも行かなかったけれど、ライナスとミリィとお腹の子と。新たな未来を繋いでいくわ。
☆★☆★☆★☆★
これにて終わりです。
読者様の期待した最後では無かったかもしれませんが、それでも私めの作品を最後まで読んで下さいましてありがとうございました。
しおりを挟んで下さった方、お気に入り登録して下さった方、感想を下さった方、本当に本当に、ありがとうございます。
それは、私にとってはどうでもいい事ではあるけれど、国に取っては重要な事。
だから、国民の為にお披露目の儀式がある。
王都側にある王宮のバルコニーから、王太子と王太子妃がお披露目をするのだ。
「ねぇ、変じゃない?」
「フフフ。とても似合ってるわ。」
「大丈夫ですよ。素敵です。」
私は二十歳になり、娘が出来た。
二歳のミリィが今は身支度を整えてもらっている。
頭に、花冠を乗せると言い張り、お屋敷の庭園に咲いているカンパニュラを編み込んでもらっていた。
「準備は出来たかい?」
「お父様!見て!花冠!!どお?」
「おー素敵だぞ。カンパニュラの妖精かと思ったぞ!あ、違うな、妖精はお母様だからなぁ。」
「えー、お母様が妖精だったら私も妖精だもん!」
「ハハハ。どちらもそれと違わない位綺麗だよ、俺の宝物達!さぁ、そろそろ王宮へ行こう。見に行くだろう?始まってしまうよ。あ、オリーフィア気をつけて。体調は大丈夫かい?」
「えぇ。馬車もそう長い時間掛からないものね。」
私は、二人目の命が宿った大きなお腹を抱えて、結婚お披露目の儀式を行う王宮へと向かった。
「おめでとう、ゲオルク様。ジャネット様。とっても素敵よ!」
控え室に行くと、ゲオルク様とジャネットがすでに正装をしていた。
「止めてよ。…でもま、褒めてくれたのは嬉しいわ。」
「ずいぶんと繊細な動きが出来るようになってるじゃない。さすが王太子妃ね。」
「ど、どうしたのよ?褒めても何もないわよ!」
「あら、私は今まで本当の事しか言って来なかったわ。あなたが褒められたのなら、褒められるだけのものを身につけられたって事。ジャネット様…あの頃より、表情がとてもいいわよ。」
「…ありがとう、とだけ言っておくわ!それと!こういう時は様を付けないで話してくれない?あなたに様なんて付けられても嫌味に聞こえるわ!」
ジャネット、そう強気で話しているけれど、目が泳いでいるわ。もしかしたら…学院でもいつも一人でいたし友達が欲しいのかしら?
「そう?では、お許しを得られましたので…ジャネット。今のあなたなら、この国を任せられるわ。私も、別の立場からライナスと一緒に国をお支えするわね。」
「当たり前よ!オリーフィアにはやってもらわないと困るわ!」
「オリーフィア、来てくれてありがとう。」
ジャネットと話していると、ゲオルク様がそう私に言って近づいて来た。
すると、後ろにいたライナス様が素早くミリィを連れて隣に来た。
「王太子様、王太子妃様、綺麗です!」
「おお、噂の姫か。ありがとう、ミリィ姫も綺麗だよ。」
「ゲオルクがそんな返しをするとは。成長したなぁ。俺が知っているゲオルクとは違うな、本当に優秀になったんだな、ゲオルク様!だがミリィはやらんぞ。」
「ライナス、相変わらず手厳しいな。でも、側近だったライナスにそう言ってもらえて嬉しい。どうだ、戻ってこないか?」
「何を言っているんだ。今の側近、どうなんだ?優秀な奴だろう?」
「あぁ。あいつオレにあからさまな媚を売ってくるんだ。だがそれもわざわざ口に出す、裏表のない奴だからなんか憎めなくてな。優秀なのはもちろんだ。ライナスが推薦してくれたんだろう?」
「まぁな。けどそれはよかった。俺の入る隙なんてないだろう。…いい国にしてくれ。」
「オレが国王になる日はいつになるか分からんが、そうだな。今まで自覚が無かったのは恥ずかしいが、これからは王族として国を守る。オリーフィアも、その…いろいろと悪かった。怪我の事も。口うるさく言ってきたのもお前だけだった。真に心配してくれていたんだよな、今なら分かる。」
「ゲオルク様。そのお気持ちだけで充分です。お互いに、幸せになりましょう。」
「そうだな。幸せにしてやれなくて済まない。」
「ゲオルク様?何を言っておられるのです。運命の相手が違ったまでの事。私はライナスと充分に幸せなのです。謝る必要はありませんわ。」
「そうだな。…二人共お似合いだ。」
「当たり前ですわ。さぁ、そろそろ時間だと、衛兵がソワソワしてますわよ。主役はどうぞ、いってらっしゃいませ。」
ゲオルク様も、ジャネットも。指の先まで神経を研ぎ澄まされており、歩く所作が今までとは違って格段と優雅になっている。
これなら及第点だと、国王陛下も王妃様も胸をなで下ろしたでしょう。ここに到達するまで、三年掛かってしまったけれど、頑張った方ではないかしら。
静かに俗世を離れ、平穏に暮らしたいと思ったけれど、心が平穏ってこんなに素敵なのね。
心をさらけ出せる人がいるって、安心出来るっていいわね。
私は王妃とはならず、修道院にも行かなかったけれど、ライナスとミリィとお腹の子と。新たな未来を繋いでいくわ。
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ありがとうございました(^-^)
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私の拙い文章ではありますが、それをいろいろと考察して下さり、それを教えて下さいまして嬉しかったです(^-^)
最後まで読んで下さいまして、ありがとうございました(o^^o)
ひゅふぁ様、感想やご指摘ありがとうございます。
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