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因縁の再会と決着
再会Ⅲ
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「それで、何でこんなことになってるんだ」
周囲に人がいないことを確認して尋ねる。正直、聞きたいことが多すぎて何から尋ねていいのかは分からない。
リオナの職業は意識しないようにすればどうにか平静を保って話すことは出来た。
「そうね、どうせあなたには実験に協力してもらう以上話してもいいか。そもそも公爵様の実験とあなたの力はそんなに変わらないと思うし」
リオナは俺がついてくることがまるで規定事項かのように話す。公爵家からのお招きを受ければ喜んで受けるはず、と思っているのか今の自分の力に絶対的な自信があるのか。
「ということはつまり……」
あのトロール、そしてリオナ。二人の共通点は二人とも職業をいくつも持っていることだ。そんな状況は何らかの方法で職業を移動させない限り発生しない。それは俺の力と同じということになる。
「そう、あなたも職業を人から奪ったり与えたりできるでしょう?」
「それはそうだが……」
「ところでそれでもあなたは『無職』なの?」
「そうだ」
訊きたいことはあるが、俺の理解が追いつく前にリオナが淡々と話を進めていくのでついペースを握られてしまう。
「そう。ということはあのとき、すでに神を冒涜する力を身に宿していたから職業をもらえなかったということね」
「なるほど」
それについては納得がいく説明だった。俺の力は神が決めたルールを壊しているのだから神を冒涜しているも同然だ。
「いや、なるほどじゃない! お前はそのことについて怒っていたじゃないか!」
「それはそのときの私が不明だったから。だってまさか、神よりも大きな可能性を秘めている力があるなんて分からなかったから」
「おい、一体何を言ってるんだ。一体公爵は何をしている!?」
「公爵様は人の職業を取り出して他人や魔物に移す研究をしているわ」
「何だと!?」
予想はついていたが、いざ口に出されると驚いてしまう。
「そ、それでトロールやあの魔物たちにも職業を与えていたと言うのか!?」
「そういうこと」
「でも一体何でお前がそれを認めているんだ!? 俺のことはあれほど拒絶していたというのに!?」
「それはアレンならもう分かるんじゃない?」
そう言われて俺は先ほどリオナに合成されたたくさんの職業を思い出す。
「もしかしてお前は……アルト公爵の『奴隷』にされたのか?」
「そういうこと。正確には私のご主人様はフリューゲル公爵だけど。とはいえ、まずはアルト公爵のためにあなたを連れてくるというのと、この魔物たちを試しで使ってみるというのが任務な訳」
「……」
そう言われて俺はしばらく考えこんでしまう。
当然そんな実験を平然としているやつのところに行くのは嫌だが、それならどうすればいいんだ?
ここでエルナの元から逃げ出せばそれでいいというのか?
そこで俺はふとフィリアが言っていたことを思い出す。
そう言えば公爵の屋敷に行って帰ってこなくなる人が言っていた。もしかしてそれはこのことと関係があるんじゃないか?
俺だって職業を移すのは相手の同意がなければできない。公爵がどういう手段をとっているのかは定かではないが、トロールやリオナに職業を移された人たちが無事であるとはあまり思えない。
とはいえ、リオナは念入りに複数の「奴隷」職を持たされており、どれだけ説得したとしたとしても意志を変えることは出来ないだろう。
公爵とてリオナが大丈夫という確信があるからこそ、魔物数体を任せているはずだ。
「まあ納得してもらう必要はないわ。とりあえずしばらくは先に来ているトロールと合流して適当にダンジョンを回るからそれに付き合いなさい。その後私と一緒に公爵のところに来てくれればそれでいいわ」
彼女は淡々と話す。「奴隷」になったからといって、主人の命令と関係ない部分のパーソナリティは変わっていないのだろう。俺に対しても任務だからとりあえず連れていくという以上の感情は持っていないようだし、それは彼女にとって確定事項のようだ。
「だが、今俺はここで冒険者をしているし、パーティーもいる。急にこいと言われても困るんだが」
「ふうん、あんたも他人に奴隷の職業を渡して自分の言うことを聞かせている訳?」
「そういう訳では……」
否定しようとしたが結果だけみればその通りになってしまっている。
とはいえリオナはそれについては特に興味もなさそうだった。
「職業をいじっているということは普通の人より大分強いだろうし、きっと公爵様は重用してくれると思う。まあ数日は私もここで魔物の試運転をするから、その間に彼女たちには話しておくことね。あなた以外はついてきてもこなくてもどっちでもいいから」
「……分かった」
彼女の言うことに従うにしろ従わないにしろ、ここはいったん従う素振りを見せておいた方がいいだろう。
「じゃあ明日、朝ギルドで待っているから。言っておくけど、逃げようなどと考えない方がいいわ」
「ああ」
たいていの人間が相手であればそれを言われても何とも思えないが、俺と似た力を持っている公爵が“作り上げた”エルナと魔物の混成パーティーであれば迂闊に敵に回す訳にもいかない。
俺は神妙な態度でギルドへと戻った。
周囲に人がいないことを確認して尋ねる。正直、聞きたいことが多すぎて何から尋ねていいのかは分からない。
リオナの職業は意識しないようにすればどうにか平静を保って話すことは出来た。
「そうね、どうせあなたには実験に協力してもらう以上話してもいいか。そもそも公爵様の実験とあなたの力はそんなに変わらないと思うし」
リオナは俺がついてくることがまるで規定事項かのように話す。公爵家からのお招きを受ければ喜んで受けるはず、と思っているのか今の自分の力に絶対的な自信があるのか。
「ということはつまり……」
あのトロール、そしてリオナ。二人の共通点は二人とも職業をいくつも持っていることだ。そんな状況は何らかの方法で職業を移動させない限り発生しない。それは俺の力と同じということになる。
「そう、あなたも職業を人から奪ったり与えたりできるでしょう?」
「それはそうだが……」
「ところでそれでもあなたは『無職』なの?」
「そうだ」
訊きたいことはあるが、俺の理解が追いつく前にリオナが淡々と話を進めていくのでついペースを握られてしまう。
「そう。ということはあのとき、すでに神を冒涜する力を身に宿していたから職業をもらえなかったということね」
「なるほど」
それについては納得がいく説明だった。俺の力は神が決めたルールを壊しているのだから神を冒涜しているも同然だ。
「いや、なるほどじゃない! お前はそのことについて怒っていたじゃないか!」
「それはそのときの私が不明だったから。だってまさか、神よりも大きな可能性を秘めている力があるなんて分からなかったから」
「おい、一体何を言ってるんだ。一体公爵は何をしている!?」
「公爵様は人の職業を取り出して他人や魔物に移す研究をしているわ」
「何だと!?」
予想はついていたが、いざ口に出されると驚いてしまう。
「そ、それでトロールやあの魔物たちにも職業を与えていたと言うのか!?」
「そういうこと」
「でも一体何でお前がそれを認めているんだ!? 俺のことはあれほど拒絶していたというのに!?」
「それはアレンならもう分かるんじゃない?」
そう言われて俺は先ほどリオナに合成されたたくさんの職業を思い出す。
「もしかしてお前は……アルト公爵の『奴隷』にされたのか?」
「そういうこと。正確には私のご主人様はフリューゲル公爵だけど。とはいえ、まずはアルト公爵のためにあなたを連れてくるというのと、この魔物たちを試しで使ってみるというのが任務な訳」
「……」
そう言われて俺はしばらく考えこんでしまう。
当然そんな実験を平然としているやつのところに行くのは嫌だが、それならどうすればいいんだ?
ここでエルナの元から逃げ出せばそれでいいというのか?
そこで俺はふとフィリアが言っていたことを思い出す。
そう言えば公爵の屋敷に行って帰ってこなくなる人が言っていた。もしかしてそれはこのことと関係があるんじゃないか?
俺だって職業を移すのは相手の同意がなければできない。公爵がどういう手段をとっているのかは定かではないが、トロールやリオナに職業を移された人たちが無事であるとはあまり思えない。
とはいえ、リオナは念入りに複数の「奴隷」職を持たされており、どれだけ説得したとしたとしても意志を変えることは出来ないだろう。
公爵とてリオナが大丈夫という確信があるからこそ、魔物数体を任せているはずだ。
「まあ納得してもらう必要はないわ。とりあえずしばらくは先に来ているトロールと合流して適当にダンジョンを回るからそれに付き合いなさい。その後私と一緒に公爵のところに来てくれればそれでいいわ」
彼女は淡々と話す。「奴隷」になったからといって、主人の命令と関係ない部分のパーソナリティは変わっていないのだろう。俺に対しても任務だからとりあえず連れていくという以上の感情は持っていないようだし、それは彼女にとって確定事項のようだ。
「だが、今俺はここで冒険者をしているし、パーティーもいる。急にこいと言われても困るんだが」
「ふうん、あんたも他人に奴隷の職業を渡して自分の言うことを聞かせている訳?」
「そういう訳では……」
否定しようとしたが結果だけみればその通りになってしまっている。
とはいえリオナはそれについては特に興味もなさそうだった。
「職業をいじっているということは普通の人より大分強いだろうし、きっと公爵様は重用してくれると思う。まあ数日は私もここで魔物の試運転をするから、その間に彼女たちには話しておくことね。あなた以外はついてきてもこなくてもどっちでもいいから」
「……分かった」
彼女の言うことに従うにしろ従わないにしろ、ここはいったん従う素振りを見せておいた方がいいだろう。
「じゃあ明日、朝ギルドで待っているから。言っておくけど、逃げようなどと考えない方がいいわ」
「ああ」
たいていの人間が相手であればそれを言われても何とも思えないが、俺と似た力を持っている公爵が“作り上げた”エルナと魔物の混成パーティーであれば迂闊に敵に回す訳にもいかない。
俺は神妙な態度でギルドへと戻った。
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