見捨てられた少年騎士逃げ延びた先は、過酷な環境!!そこから始まるサバイバル生活

文字の大きさ
上 下
12 / 23
始まり

意志の疎通

しおりを挟む
 まさか 言葉が通じねぇ、なんて…
俺は、頭が真っ白になった……

言葉が通じなけりゃ どうやって意思の疎通を測れば良いってんだよ
クソッ、何とかしねぇと
 そう俺が焦っていると突然彼が洞窟の床に石を使って何かを描き始めた、
しばらくしたら彼は描き終わったらしく
彼はその絵を指差した。
もしかして俺に対して見ろっつういう意味なのだろうか 
と、思った 俺はその絵を見てみることにした。
 それは、 鎖につながれた人間の絵だった 
そして彼は、絵の人間を指差した後 自分を指差した。

 その時、俺はハッとした
そうか言葉が通じねくてもこうやってで絵で書けば意思疎通ができるのか!!
えーと
多分鎖につながれている人間が彼っていう意味だから
あぁ、やっぱり俺と同じような境遇なんだな
と、 思い、同情し相手にも俺が同じような境遇だった事を伝えるために
 俺も彼と同じように 絵に書いてある人間を指差してから自分を指差した。
 自分と同じ境遇だと分かったらしく相手は少し安心したらしくやっと警戒を解いてくれた様だった。
 俺は早速、貴方と仲良くしたいという意思を伝える為、 2人の人間が握手している絵を書いた。
そして 俺は絵を指差した後俺と相手を指差してそれから自分の手を差し出した。
どうやら相手にちゃんと意味が伝わったらしく
彼は笑って俺の手を握った、そして俺も彼につられて笑い

「 これからよろしくな」

と言い俺はしっかりと彼の手を握り返した。
 彼とは、言葉は通じない多分文化も違うと思う、だが彼となら絶対にうまくやっていける。
俺は
夕暮れに
真っ赤に染まる太陽を見ながら
そう強く思った……




__________________________________________________ 


あとがき

いつもに比べて少し文章が短いですが今回はこれで終わります。





しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

強奪系触手おじさん

兎屋亀吉
ファンタジー
【肉棒術】という卑猥なスキルを授かってしまったゆえに皆の笑い者として40年間生きてきたおじさんは、ある日ダンジョンで気持ち悪い触手を拾う。後に【神の触腕】という寄生型の神器だと判明するそれは、その気持ち悪い見た目に反してとんでもない力を秘めていた。

クラスメイトの美少女と無人島に流された件

桜井正宗
青春
 修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。  高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。  どうやら、漂流して流されていたようだった。  帰ろうにも島は『無人島』。  しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。  男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?

セクスカリバーをヌキました!

ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。 国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。 ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……

ドマゾネスの掟 ~ドMな褐色少女は僕に責められたがっている~

ファンタジー
探検家の主人公は伝説の部族ドマゾネスを探すために密林の奥へ進むが道に迷ってしまう。 そんな彼をドマゾネスの少女カリナが発見してドマゾネスの村に連れていく。 そして、目覚めた彼はドマゾネスたちから歓迎され、子種を求められるのだった。

催眠術師は眠りたい ~洗脳されなかった俺は、クラスメイトを見捨ててまったりします~

山田 武
ファンタジー
テンプレのように異世界にクラスごと召喚された主人公──イム。 与えられた力は面倒臭がりな彼に合った能力──睡眠に関するもの……そして催眠魔法。 そんな力を使いこなし、のらりくらりと異世界を生きていく。 「──誰か、養ってくれない?」 この物語は催眠の力をR18指定……ではなく自身の自堕落ライフのために使う、一人の少年の引き籠もり譚。

性転のへきれき

廣瀬純一
ファンタジー
高校生の男女の入れ替わり

日本列島、時震により転移す!

黄昏人
ファンタジー
2023年(現在)、日本列島が後に時震と呼ばれる現象により、500年以上の時を超え1492年(過去)の世界に転移した。移転したのは本州、四国、九州とその周辺の島々であり、現在の日本は過去の時代に飛ばされ、過去の日本は現在の世界に飛ばされた。飛ばされた現在の日本はその文明を支え、国民を食わせるためには早急に莫大な資源と食料が必要である。過去の日本は現在の世界を意識できないが、取り残された北海道と沖縄は国富の大部分を失い、戦国日本を抱え途方にくれる。人々は、政府は何を思いどうふるまうのか。

Another World〜自衛隊 まだ見ぬ世界へ〜

華厳 秋
ファンタジー
───2025年1月1日  この日、日本国は大きな歴史の転換点を迎えた。  札幌、渋谷、博多の3箇所に突如として『異界への門』──アナザーゲート──が出現した。  渋谷に現れた『門』から、異界の軍勢が押し寄せ、無抵抗の民間人を虐殺。緊急出動した自衛隊が到着した頃には、敵軍の姿はもうなく、スクランブル交差点は無惨に殺された民間人の亡骸と血で赤く染まっていた。  この緊急事態に、日本政府は『門』内部を調査するべく自衛隊を『異界』──アナザーワールド──へと派遣する事となった。  一方地球では、日本の急激な軍備拡大や『異界』内部の資源を巡って、極東での緊張感は日に日に増して行く。  そして、自衛隊は国や国民の安全のため『門』内外問わず奮闘するのであった。 この作品は、小説家になろう様カクヨム様にも投稿しています。 この作品はフィクションです。 実在する国、団体、人物とは関係ありません。ご注意ください。

処理中です...