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始まり
生き抜くためには…
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さて 最悪の状況は免れたが、
今の俺の状態は全裸でさらに首に鉄製の首輪に鎖で短くつながれて身動きが取れないという有り様。このままでは せっかく最悪の状況を避けられたというのに 奴らの思い通り苦しんで 飢え死にするか 魔物に殺されてしまう、
俺はまず 自分の身動きが取れなくしている 首輪と鎖をなんとかすることにした……
まず俺は、物は試し思い、首輪を力ずくで壊せないか試してみることにした。 首輪の鉄は厚さ3cm ぐらいで鍵穴のようなものは見つからない。どうやら、一度はまったら2度と外れない物のようだ。
こういうものは大抵本当に壊れづらいことが多い、だがやってみるしかないと思い、 幸いにも子供で首が小さいがゆえに首輪と首の間に僅かに隙間ができていた!! その僅かな隙間に 両手を入れ思いっきり 左右に引っ張ってみた。
「クッ、うぅー 壊れる気がしねぇー」
どんなに俺が頑張っても壊れる気がしない それでも俺は一生懸命頑張り続けた……
結果 3、4時間 粘ったが 鉄製の首輪は 全くもってびくともしなかった。 このまま同じことをやっていても時間の無駄だ、と思った俺は、 諦めて 地面に杭で固定されてある鎖を外そうとした 本当は首輪を外した方が都合がいいが 仕方がない。
俺は、鎖を思いっきり引っ張った、だが杭は抜けない。
あれ?杭はほんのちょっと、地面にさしたただけだったはずなのに なんでこんなに抜けないんだ?
俺は思わず近寄って杭を見た、 俺は、驚きに目を見開いたまさか…
なんと確認したところ その杭には 重量増幅の
魔法陣がついていた
しかも魔法陣を見たところ とんでもない重さに重量増幅するらしい
さらにその魔方陣の効果はそれだけじゃない この杭で固定されているもの_つまり俺を 徐々に魔力を奪い取るようにできているらしい
さらにさらに かなりムラができるものの鎖と首輪に防御魔法をかけられるらしい…
これは、
一刻を争う事態だ
だが 結局俺は何もできずに 夜が来てしまった 徐々に魔力を奪われていることを感じるから余計焦る だが何もできないその焦れったさにイライラしながらも 少しでも体力を回復するため 休もうと座ろうとすると
「痛っ、何だよ」
俺は何かを踏んづけたようだ
何だろうと思ってみると それは、
「これはっ!、スカラの実」
スカラの実それはフォルシウス家の人間しか知らない稀少な実。
見た目は トゲトゲで青と白色
大きさはどんぐりより二回りほど大きい
そして何より鉄を溶かす事が出来るのだ。
そうか 奴らはスカラの実のことを知らない だからスカラの実が鉄を溶かすことができるって事も知らないんだ。
この時ほど俺はスカラの実のことを知っていて良かったと思った。
そして、
スカラの実が落ちていたことにも
「よし!」
俺はできるだけ防御魔法が薄い鎖にスカラの実を潰してかけた……
約1時間後
スカラの実をつぶしてかけたところの鎖が完全にとけた。 俺はそれを見て その場からすぐに立ち去った。よし これで身動きは取れるようになったぞ
__________________________________________________
あとがき
今の俺の状態は全裸でさらに首に鉄製の首輪に鎖で短くつながれて身動きが取れないという有り様。このままでは せっかく最悪の状況を避けられたというのに 奴らの思い通り苦しんで 飢え死にするか 魔物に殺されてしまう、
俺はまず 自分の身動きが取れなくしている 首輪と鎖をなんとかすることにした……
まず俺は、物は試し思い、首輪を力ずくで壊せないか試してみることにした。 首輪の鉄は厚さ3cm ぐらいで鍵穴のようなものは見つからない。どうやら、一度はまったら2度と外れない物のようだ。
こういうものは大抵本当に壊れづらいことが多い、だがやってみるしかないと思い、 幸いにも子供で首が小さいがゆえに首輪と首の間に僅かに隙間ができていた!! その僅かな隙間に 両手を入れ思いっきり 左右に引っ張ってみた。
「クッ、うぅー 壊れる気がしねぇー」
どんなに俺が頑張っても壊れる気がしない それでも俺は一生懸命頑張り続けた……
結果 3、4時間 粘ったが 鉄製の首輪は 全くもってびくともしなかった。 このまま同じことをやっていても時間の無駄だ、と思った俺は、 諦めて 地面に杭で固定されてある鎖を外そうとした 本当は首輪を外した方が都合がいいが 仕方がない。
俺は、鎖を思いっきり引っ張った、だが杭は抜けない。
あれ?杭はほんのちょっと、地面にさしたただけだったはずなのに なんでこんなに抜けないんだ?
俺は思わず近寄って杭を見た、 俺は、驚きに目を見開いたまさか…
なんと確認したところ その杭には 重量増幅の
魔法陣がついていた
しかも魔法陣を見たところ とんでもない重さに重量増幅するらしい
さらにその魔方陣の効果はそれだけじゃない この杭で固定されているもの_つまり俺を 徐々に魔力を奪い取るようにできているらしい
さらにさらに かなりムラができるものの鎖と首輪に防御魔法をかけられるらしい…
これは、
一刻を争う事態だ
だが 結局俺は何もできずに 夜が来てしまった 徐々に魔力を奪われていることを感じるから余計焦る だが何もできないその焦れったさにイライラしながらも 少しでも体力を回復するため 休もうと座ろうとすると
「痛っ、何だよ」
俺は何かを踏んづけたようだ
何だろうと思ってみると それは、
「これはっ!、スカラの実」
スカラの実それはフォルシウス家の人間しか知らない稀少な実。
見た目は トゲトゲで青と白色
大きさはどんぐりより二回りほど大きい
そして何より鉄を溶かす事が出来るのだ。
そうか 奴らはスカラの実のことを知らない だからスカラの実が鉄を溶かすことができるって事も知らないんだ。
この時ほど俺はスカラの実のことを知っていて良かったと思った。
そして、
スカラの実が落ちていたことにも
「よし!」
俺はできるだけ防御魔法が薄い鎖にスカラの実を潰してかけた……
約1時間後
スカラの実をつぶしてかけたところの鎖が完全にとけた。 俺はそれを見て その場からすぐに立ち去った。よし これで身動きは取れるようになったぞ
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あとがき
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