44 / 44
四十四話 暖かい場所
しおりを挟む
「お前たち、私は確かに早く孫が欲しいとは言ったけどさ、場所は考えてやらないと。御者がすっかり困り果ててたぞ」
ステヴナン城に着いて開口一番にカトリーヌにそう指摘され、セルジュは顔が茹だってしまうのではないかと思うほど赤面した。
(多少睦み合うどころじゃ済まなかったみたいだな……)
「そう言われましても母上、記憶がほとんど無いのです」
「マジで馬鹿なのか、お前は?」
カトリーヌは呆れつつも、目の端にどことなく嬉しそうな光を宿していた。
(まあでも、良かったな。長年の恋が報われて)
◇◆◇
「クロード、学校に行きたくないってどういうことだい?」
温かい暖炉の前でうずくまっている八歳の息子を、カトリーヌは戸惑ったように見つめていた。
「今までそんなこと一度も無かったじゃないか。何か嫌なことでもあったのかい?」
「母上、俺も王都に行きたいです」
「えっ?」
カトリーヌは息子の突然の希望に訳がわからず混乱した。
「王都って、どうして急に?」
「セルジュが王都に行ってしまうんです」
「セルジュって、あのフエリト村のお友達の?」
カトリーヌはクロードが五歳の時に知り合った、フエリト村の友達のことはよく知っていた。父である現ステヴナン領の当主はあまりいい顔をしなかったが、カトリーヌは息子がセルジュの家に入り浸っていてもこっそり黙認してやっていたのだ。
(フエリト村はフェアリーが人間に紛れて隠れ住んでいる村だ。そのせいか、他の村に比べて弱者や異端と言われる人たちに対する風当たりが優しい。セルジュの両親も、オメガである息子を受け入れてもらいやすいだろうと王都から引っ越してきたと聞く)
そして、黒髪緑目の異端児、『黒の騎士』の後継者であるクロードもまた、フエリト村に居場所を求める一人であった。
(魔獣を使役する『黒の騎士』は、いつの時代も人々から恐れられる存在だった。子供は特に正直で残酷だから、学校でも色々言われてるんだろうが……)
「でもセルジュはお前の学校には来てないんだろう?」
いくら辺境とはいえ、クロードの通う上流階級の学校に一般市民のオメガが通えるはずなどない。
「学校には来てないけど、でもセルジュがいつでも会える場所にいてくれたから、学校だって頑張って行けたんです」
カトリーヌは深くため息をついた。
「お前はステヴナン領の跡取りだから、ここを離れるわけにはいかないよ」
「王都の学校で学びます」
「私が許しても、お父上は許してくれないよ」
クロードは体操座りの膝の間に額を埋めてしゅんとしてしまった。
「母上、ここは寒いです」
「薪をもっと焚べようか?」
「いくら火が燃えていたって同じです」
クロードは聞こえるか聞こえないかほどの小さな声で呟いた。
「セルジュがいなければ、この北方の地は寒すぎます」
「分かったよ。王都の学校には行けないけど、年に数回くらいなら遊びに連れてってやるよ。お父上もそう説得するから、それでいいだろ?」
幼いクロードはぱっと顔を上げて立ち上がると、パタパタと駆けてきて母親の腰に抱きついた。
「ありがとうございます!」
「全く、そんなに気に入ってるなら将来お嫁にもらうかい?」
「はい、もちろんそのつもりです!」
冗談のつもりが肯定されてしまい、カトリーヌの頬がひくっと引き攣った。
(まあ、子供の言うことだから……)
◇◆◇
(……なんてこともあったが、まさか本当に嫁に貰ってくるなんてな。我が息子ながら一途なことで)
四年前、クロードがセルジュに一方的に絶交を言い渡されたことを、カトリーヌはたまたま当時クロードに付いていたステヴナンの騎士から聞いた。
「最近クロードの様子が変なんだが、お前何か知らないかい?」
「えっ、クロード様が何かおかしいですか?」
「あいつは基本無表情だけど、無表情なりにも最近特に覇気がないというか。王都で何かあったんじゃないかと思うんだけど」
「もしかしたら、オメガのご友人の件かもしれません」
カトリーヌの目がキラリと光った。
「セルジュと何かあったのかい?」
「お友達の上司が自分の危険な仕事を全てお友達に押し付けていることにクロード様が気が付かれまして、それで口論になってその上司のお顔に傷を付けてしまったそうなんですね。それで怒ったご友人に絶交されたとかなんとか……」
呆れたカトリーヌはすぐにクロードの部屋へと押し入った。
「なに一人で呆けてるんだ? セルジュに本当のことを話せばいいだろう?」
「そんな言い訳がましいことできません」
(ああ~、イライラする!)
「だったらそんなオメガさっさとやめちまいな。お前今月に入ってから三件も縁談が来てるんだぞ。ほら、東のイザベルなんていいじゃないか。強いし家柄も良いし、容姿だって悪くないだろ? それにあの子はお前と同じで金髪碧眼じゃない。お前の気持ちをよく分かってくれると思うが」
「いえ、興味ありません」
「でもお前だって後継者を……」
「父上は亡くなりましたので、これからは私の自由にさせて下さい。セルジュ以外の人間と結婚するつもりはありません」
(そりゃ私だってお前の幸せを願ってるけどさ、それじゃあお前、一生独り身かもしれないぞ? 私も孫の顔くらい見たかったし……)
とはいえ息子の頑固さを身にしみてよく知っているカトリーヌは、これ以上言っても無駄なことを十分承知していたため、黙って内心ため息をつくことしかできなかったのであった。
(あの時はどうなることかと思ったけど……)
以前スワンが遊びに来た時に言っていたことをカトリーヌは思い出した。
『国境に近い地域の生まれのせいか、我々辺境伯の家系は金髪碧眼でないことが多いですね。それで幼少期に阻害されて、人間不信に陥る者が多いんです。大人になれば様々な利権を求めて寄ってくる人間は増えるのですが、その頃にはもう、どうやって人を好きになるのか分からなくなっているんです。だから私はクロードが羨ましい』
カトリーヌはやれやれと苦笑すると、息子とその嫁にくるりと背を向けて歩き出した。
「分かったよ。とりあえず孫、さっさとよろしくね」
(たくさん作って、どこにいても寒くないくらいにまとわりつかれたらいいさ。そのオメガが一人じゃ抱えてどこにも逃げられないくらい、たくさんの大切な子供たちをね)
終わり。
ステヴナン城に着いて開口一番にカトリーヌにそう指摘され、セルジュは顔が茹だってしまうのではないかと思うほど赤面した。
(多少睦み合うどころじゃ済まなかったみたいだな……)
「そう言われましても母上、記憶がほとんど無いのです」
「マジで馬鹿なのか、お前は?」
カトリーヌは呆れつつも、目の端にどことなく嬉しそうな光を宿していた。
(まあでも、良かったな。長年の恋が報われて)
◇◆◇
「クロード、学校に行きたくないってどういうことだい?」
温かい暖炉の前でうずくまっている八歳の息子を、カトリーヌは戸惑ったように見つめていた。
「今までそんなこと一度も無かったじゃないか。何か嫌なことでもあったのかい?」
「母上、俺も王都に行きたいです」
「えっ?」
カトリーヌは息子の突然の希望に訳がわからず混乱した。
「王都って、どうして急に?」
「セルジュが王都に行ってしまうんです」
「セルジュって、あのフエリト村のお友達の?」
カトリーヌはクロードが五歳の時に知り合った、フエリト村の友達のことはよく知っていた。父である現ステヴナン領の当主はあまりいい顔をしなかったが、カトリーヌは息子がセルジュの家に入り浸っていてもこっそり黙認してやっていたのだ。
(フエリト村はフェアリーが人間に紛れて隠れ住んでいる村だ。そのせいか、他の村に比べて弱者や異端と言われる人たちに対する風当たりが優しい。セルジュの両親も、オメガである息子を受け入れてもらいやすいだろうと王都から引っ越してきたと聞く)
そして、黒髪緑目の異端児、『黒の騎士』の後継者であるクロードもまた、フエリト村に居場所を求める一人であった。
(魔獣を使役する『黒の騎士』は、いつの時代も人々から恐れられる存在だった。子供は特に正直で残酷だから、学校でも色々言われてるんだろうが……)
「でもセルジュはお前の学校には来てないんだろう?」
いくら辺境とはいえ、クロードの通う上流階級の学校に一般市民のオメガが通えるはずなどない。
「学校には来てないけど、でもセルジュがいつでも会える場所にいてくれたから、学校だって頑張って行けたんです」
カトリーヌは深くため息をついた。
「お前はステヴナン領の跡取りだから、ここを離れるわけにはいかないよ」
「王都の学校で学びます」
「私が許しても、お父上は許してくれないよ」
クロードは体操座りの膝の間に額を埋めてしゅんとしてしまった。
「母上、ここは寒いです」
「薪をもっと焚べようか?」
「いくら火が燃えていたって同じです」
クロードは聞こえるか聞こえないかほどの小さな声で呟いた。
「セルジュがいなければ、この北方の地は寒すぎます」
「分かったよ。王都の学校には行けないけど、年に数回くらいなら遊びに連れてってやるよ。お父上もそう説得するから、それでいいだろ?」
幼いクロードはぱっと顔を上げて立ち上がると、パタパタと駆けてきて母親の腰に抱きついた。
「ありがとうございます!」
「全く、そんなに気に入ってるなら将来お嫁にもらうかい?」
「はい、もちろんそのつもりです!」
冗談のつもりが肯定されてしまい、カトリーヌの頬がひくっと引き攣った。
(まあ、子供の言うことだから……)
◇◆◇
(……なんてこともあったが、まさか本当に嫁に貰ってくるなんてな。我が息子ながら一途なことで)
四年前、クロードがセルジュに一方的に絶交を言い渡されたことを、カトリーヌはたまたま当時クロードに付いていたステヴナンの騎士から聞いた。
「最近クロードの様子が変なんだが、お前何か知らないかい?」
「えっ、クロード様が何かおかしいですか?」
「あいつは基本無表情だけど、無表情なりにも最近特に覇気がないというか。王都で何かあったんじゃないかと思うんだけど」
「もしかしたら、オメガのご友人の件かもしれません」
カトリーヌの目がキラリと光った。
「セルジュと何かあったのかい?」
「お友達の上司が自分の危険な仕事を全てお友達に押し付けていることにクロード様が気が付かれまして、それで口論になってその上司のお顔に傷を付けてしまったそうなんですね。それで怒ったご友人に絶交されたとかなんとか……」
呆れたカトリーヌはすぐにクロードの部屋へと押し入った。
「なに一人で呆けてるんだ? セルジュに本当のことを話せばいいだろう?」
「そんな言い訳がましいことできません」
(ああ~、イライラする!)
「だったらそんなオメガさっさとやめちまいな。お前今月に入ってから三件も縁談が来てるんだぞ。ほら、東のイザベルなんていいじゃないか。強いし家柄も良いし、容姿だって悪くないだろ? それにあの子はお前と同じで金髪碧眼じゃない。お前の気持ちをよく分かってくれると思うが」
「いえ、興味ありません」
「でもお前だって後継者を……」
「父上は亡くなりましたので、これからは私の自由にさせて下さい。セルジュ以外の人間と結婚するつもりはありません」
(そりゃ私だってお前の幸せを願ってるけどさ、それじゃあお前、一生独り身かもしれないぞ? 私も孫の顔くらい見たかったし……)
とはいえ息子の頑固さを身にしみてよく知っているカトリーヌは、これ以上言っても無駄なことを十分承知していたため、黙って内心ため息をつくことしかできなかったのであった。
(あの時はどうなることかと思ったけど……)
以前スワンが遊びに来た時に言っていたことをカトリーヌは思い出した。
『国境に近い地域の生まれのせいか、我々辺境伯の家系は金髪碧眼でないことが多いですね。それで幼少期に阻害されて、人間不信に陥る者が多いんです。大人になれば様々な利権を求めて寄ってくる人間は増えるのですが、その頃にはもう、どうやって人を好きになるのか分からなくなっているんです。だから私はクロードが羨ましい』
カトリーヌはやれやれと苦笑すると、息子とその嫁にくるりと背を向けて歩き出した。
「分かったよ。とりあえず孫、さっさとよろしくね」
(たくさん作って、どこにいても寒くないくらいにまとわりつかれたらいいさ。そのオメガが一人じゃ抱えてどこにも逃げられないくらい、たくさんの大切な子供たちをね)
終わり。
648
お気に入りに追加
1,405
この作品の感想を投稿する
みんなの感想(5件)
あなたにおすすめの小説
転生令息は冒険者を目指す!?
葛城 惶
BL
ある時、日本に大規模災害が発生した。
救助活動中に取り残された少女を助けた自衛官、天海隆司は直後に土砂の崩落に巻き込まれ、意識を失う。
再び目を開けた時、彼は全く知らない世界に転生していた。
異世界で美貌の貴族令息に転生した脳筋の元自衛官は憧れの冒険者になれるのか?!
とってもお馬鹿なコメディです(;^_^A
白い部屋で愛を囁いて
氷魚彰人
BL
幼馴染でありお腹の子の父親であるαの雪路に「赤ちゃんができた」と告げるが、不機嫌に「誰の子だ」と問われ、ショックのあまりもう一人の幼馴染の名前を出し嘘を吐いた葵だったが……。
シリアスな内容です。Hはないのでお求めの方、すみません。
※某BL小説投稿サイトのオメガバースコンテストにて入賞した作品です。
ふしだらオメガ王子の嫁入り
金剛@キット
BL
初恋の騎士の気を引くために、ふしだらなフリをして、嫁ぎ先が無くなったペルデルセ王子Ωは、10番目の側妃として、隣国へ嫁ぐコトが決まった。孤独が染みる冷たい後宮で、王子は何を思い生きるのか?
お話に都合の良い、ユルユル設定のオメガバースです。
王と正妃~アルファの夫に恋がしてみたいと言われたので、初恋をやり直してみることにした~
仁茂田もに
BL
「恋がしてみたいんだが」
アルファの夫から突然そう告げられたオメガのアレクシスはただひたすら困惑していた。
政略結婚して三十年近く――夫夫として関係を持って二十年以上が経つ。
その間、自分たちは国王と正妃として正しく義務を果たしてきた。
しかし、そこに必要以上の感情は含まれなかったはずだ。
何も期待せず、ただ妃としての役割を全うしようと思っていたアレクシスだったが、国王エドワードはその発言以来急激に距離を詰めてきて――。
一度、決定的にすれ違ってしまったふたりが二十年以上経って初恋をやり直そうとする話です。
昔若気の至りでやらかした王様×王様の昔のやらかしを別に怒ってない正妃(男)
悪役なので大人しく断罪を受け入れたら何故か主人公に公開プロポーズされた。
柴傘
BL
侯爵令息であるシエル・クリステアは第二王子の婚約者。然し彼は、前世の記憶を持つ転生者だった。
シエルは王立学園の卒業パーティーで自身が断罪される事を知っていた。今生きるこの世界は、前世でプレイしていたBLゲームの世界と瓜二つだったから。
幼い頃からシナリオに足掻き続けていたものの、大した成果は得られない。
然しある日、婚約者である第二王子が主人公へ告白している現場を見てしまった。
その日からシナリオに背く事をやめ、屋敷へと引き篭もる。もうどうにでもなれ、やり投げになりながら。
「シエル・クリステア、貴様との婚約を破棄する!」
そう高らかに告げた第二王子に、シエルは恭しく礼をして婚約破棄を受け入れた。
「じゃあ、俺がシエル様を貰ってもいいですよね」
そう言いだしたのは、この物語の主人公であるノヴァ・サスティア侯爵令息で…。
主人公×悪役令息、腹黒溺愛攻め×無気力不憫受け。
誰でも妊娠できる世界。頭よわよわハピエン。
そばかす糸目はのんびりしたい
楢山幕府
BL
由緒ある名家の末っ子として生まれたユージン。
母親が後妻で、眉目秀麗な直系の遺伝を受け継がなかったことから、一族からは空気として扱われていた。
ただ一人、溺愛してくる老いた父親を除いて。
ユージンは、のんびりするのが好きだった。
いつでも、のんびりしたいと思っている。
でも何故か忙しい。
ひとたび出張へ出れば、冒険者に囲まれる始末。
いつになったら、のんびりできるのか。もう開き直って、のんびりしていいのか。
果たして、そばかす糸目はのんびりできるのか。
懐かれ体質が好きな方向けです。今のところ主人公は、のんびり重視の恋愛未満です。
全17話、約6万文字。
王子のこと大好きでした。僕が居なくてもこの国の平和、守ってくださいますよね?
人生1919回血迷った人
BL
Ωにしか見えない一途なαが婚約破棄され失恋する話。聖女となり、国を豊かにする為に一人苦しみと戦ってきた彼は性格の悪さを理由に婚約破棄を言い渡される。しかしそれは歴代最年少で聖女になった弊害で仕方のないことだった。
・五話完結予定です。
※オメガバースでαが受けっぽいです。
十二年付き合った彼氏を人気清純派アイドルに盗られて絶望してたら、幼馴染のポンコツ御曹司に溺愛されたので、奴らを見返してやりたいと思います
塔原 槇
BL
会社員、兎山俊太郎(とやま しゅんたろう)はある日、「やっぱり女の子が好きだわ」と言われ別れを切り出される。彼氏の売れないバンドマン、熊井雄介(くまい ゆうすけ)は人気上昇中の清純派アイドル、桃澤久留美(ももざわ くるみ)と付き合うのだと言う。ショックの中で俊太郎が出社すると、幼馴染の有栖川麗音(ありすがわ れおん)が中途採用で入社してきて……?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。
冬里様
コメントありがとうございます!
否定的なご意見でも全然オッケーです😄無意味な誹謗中傷で無ければ、読んでくださった方がどう感じたのか知りたいので🌸
セルジュは言われのない謎の責任を負わされて、しかも結局自分何もやってなかったじゃん!っていう状態です笑。普通嫌ですよね😱
私の中で子供、特に赤ちゃんというのはどんな状況でも無条件に大切にされて欲しい存在でして、大人を振り回す存在として描いています。セルジュはその最たる被害者ですね。不快に思われた方、申し訳ありません💦次は同じテーマで何か書くにせよ、もうちょっと無理のない設定にした方が、読んでくださった方の共感を得られそうですね👶
貴重なご意見ありがとうございました!
りひと様
コメントありがとうございます!
こんなに丁寧な感想がいただけるなんて、感無量です😭
そして矛盾、ありましたね😱ご指摘ありがとうございます💦
知らないうちに妊娠、出産するという無茶な設定を矛盾なく進められるよう気をつけていたつもりが、詰めが甘かった!聖樹の花の説明、スワンにでもやらせれば良かった〜😱後で修正します!普通にセルジュはいつからの記憶が無いのか分かってなくて、妊娠期間を含む一年くらいの記憶は無いと思い込んでいることにするつもりでした😄
最後の場面は本当に説明不足ばっかりですね💦
スティーブは地位の低いオメガなので、通常ルートではなりたい騎士になれなくて、フランソワの言いなりにならざるを得ませんでした。
胸に刺さってた棘はセルジュの指輪から出た棘のある植物が残したもので、魔法生物に悪いことした人間はその恨みによって精神を狂わせられるってつもりだったのですが、全然説明してませんね、これ😱
そしてフランソワにしてもセルジュにしても、都合が良すぎる人間ばっかりですね💦
フランソワは確かにもっと報いを受けるべきでしたね。精進します!
セルジュは完全にクロードの愛情に甘えています笑。ただこれはちょっと意図的な所もあって、どんなセルジュでも愛してくれるクロードの愛の深さを表現したい意図がありました。同じだけの愛をくれなくても、側にさえいてくれればいいよ、みたいな。完全に都合のいい男ですね😃
こんな感じで疑問にはお答えできましたでしょうか?
本当にしっかり読んでくださって、有益なご指摘を下さりありがとうございます!
nashiumai様
コメントありがとうございます!
色々妄想していただけているなんて、自分が書いた物語が知らないうちに広がっていく感じがして感動しました😭
hotランキングで見つけて下さったのですね!教えて下さってありがとうございますm(_ _)m
最後まで私の稚拙な物語にお付き合い下さりありがとうございました😊