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「199話」
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北上さんの一言で、悶々とした一日を過ごすことになった俺であったが、結局翌朝になってもそれが解消されることはなかった。
だが解消されようがされまいがその日やることは変わらない。
今日は隊員さん、それに中村とダンジョンに潜る約束をしていた。
と、言うのも先日手にした報酬を実践で使ってみようという話になったからである。
10分やそこら使ってみた程度では到底使いこなすことなど出来ない。
なのでその話にはもちろん俺も賛成である。
もっとも実際に使ってみるのはクロであるが……まあ、とりあえず朝食をすませてしまおう。
約束のした時間まで余裕はあるけど、たぶん早めにくるだろうしね。
飯食って集合場所に向かうと、みんなもう来てたのでそのままダンジョンへと向かったよ。
あ、ちなみに今日は家のダンジョンじゃないんだ。非生物のダンジョンにちょっと用があって、こっちにきてるのだ。
用ってのは装備の強化のためと、あとは中村が……正確には中村が務めている会社がだけど、10階以降の素材を集めているらしいんだよね。
報酬も貰えるし、新しい装備も試せるし、ドロップも欲しい……ってな訳だ。
んで、ダンジョンに入った俺たちはささっと11階に移動し、狩りを始める。
ちなみにここで出てくるのはでっかいゴーレムである。
全身は金属で出来ていて、口から熱線吐いてくるちょっと厄介な相手だ。
まあ吐く直前に体が光るので、まだよけ易いから良いのだけどね。
「どうよ!」
んで、そんな相手に向かい中村が矢を放ちまくってどや顔をしてたりする。
相手はハリネズミのようになっていて……って訳ではなく、穴だらけになっていてもう動かない。
中村が手に入れた弓は弦を引くと矢が自動生成されると言う便利な代物だ。
矢の見た目は光の矢って感じ。相手に刺さって少しするとフッて消えてなくなる。
矢の速度もそれなりにあると思う。
目の前で射られたらよけるのは難しいかな?でも弾くのは出来そう。
んで次を射る前に攻撃できるから仮に……っと、なんで戦う前提で考えてるので俺は。
まあ、とにかくだ。
中村が手にした弓はなかなかの性能を発揮したってことが分かった。
きっちり相手に当たってるしね。
結果を確認した俺たちは……すっと静かに構えていた盾を下す。
「……結構あたるもんだねえ」
「盾を構える必要なかったな」
「てっきり後ろに飛ぶかと思ったらそうでもないな」
「ひっでえなおい」
ハハハ。
いや、だって初めて弓を使うような奴の腕前信じられる訳ねーですし。
明後日の方向ならまだしも、下手すりゃ後ろに飛んでくまであると思ってたよ。
まあ、意外にも中村には弓の才能があったのか、普通に使えてしまってるみたいだけどね。
てか弓って普通はいきなりまともに使えるようなもんじゃーないと思うんだけどなー……レベル上がってるのが関係してるんだろうかね?
「あとこんなんもできるぜ」
ん?
中村が再びどや顔をしたかと思うと、弦を引き……通常1本のはずの矢が、今度は5本出現した。
「おお」
矢が分かれて飛び、目標にどすどすと突き刺さる。
これ、射られるほうにとってはかなり厄介だな。
それに5本の矢を1本にまとめて威力を上げるなんて芸当も出来るみたいだ。
通常の矢で威力が不足するならこっちを使えば良いと。なるほどなるほど。
「さすがSR……かなり良い武器だな」
いや、ほんとだよね。
消耗はそれなり……かな?中村みてる限りそんな消耗したようには見えないし、よほど連戦しない限りは大丈夫そうだ。
「威力はどんなもん?」
「正直言うと低め……だけど、だんだん威力上がってるから、単に装備のレベルがまだ低いせいだろなー。レベル上がったら強くなんじゃね?」
「なるほどねー」
威力も悪くないと。
……ふと、これの廉価版でもあれば、もっとダンジョンに潜りやすくなるんじゃないかなーとか思った。
近接で戦うのって結構ハードルがね?
今度アマツに話しておこっと。
さて、午前中だらーっと狩りまくったけど、成果のほうはどんなもんかねっと。
「結構たまったね」
全員のバックパックにぎっしり素材……まあ、ゴーレムくんの慣れの果てなんだけど……ぎっしりつまってらっしゃる。
バックパックはアマツによって一度拡張されてるから結構な量が入るんだよね。
元が金属なだけあって、1トンとかそんなんじゃきかないだけの量がある。
「これ、どう使うんかな?中村の会社で加工始まってるんだよね?」
「おう、始まってるぜ!……ほい、これ動画」
俺が聞くと中村はスマホを取り出して、工場内の映像を見せてくれた。
……機密とか色々あるだろうに、いいのかなーと思わなくもない、が見たいものは見たい。
なので素直にみる俺であった。
あ、もちろんほかの人も見てるよっ。
最初の映像は、なんかローラーの上を真っ赤になった鋼が転がってる映像だった。
最後のほうは赤くなってたのもすっかり冷めて、スラグに覆われた鋼になって……いたはずなんだけどお。
「なんか光ってる」
「なにこれ、花?」
「綺麗だねえ……」
鋼自体がなんかうっすら光ってるんよね。
スラグのヒビからぽわーって漏れて、全体に広がってる感じ。
どことなく花っぽい模様に見えなくもない。
これスラグとったらどうなるんだろう。
「んで、それで作った装備がこれ」
ほう。
……これはこれは。
「……ちょっち欲しい。使わないと思うけど」
「ほしいな」
「ナイフだけでも欲しいかも」
そこに並んでたのは鉄器であったり、刀やナイフなどの刃物、それに鎧や盾などの防具であった。
そのどれもがうっすらと光、綺麗な花模様を浮かべている。
特に装備に関しては相当格好良い見た目に仕上がっていて……正直欲しいと思ってしまった。たぶん使わないけどね。ナイフあたりであれば普段使いも出来そうなので欲しい。
ちなみにこの光る鋼のことを花輪鋼と呼んでるそうな。そのまんまだね。
ゴーレムからとれた素材を通常の鋼の材料にある一定割合で混ぜると完成と。
性能としては火に強くなる。鋼って熱加えていくと組織が変わるんだけど、その変化する温度が上がるんだそうな。うーん、ますます普段使いに欲しくなるね。
「さすがにやるわけにゃいかんから……言ってくれれば確実に買えるようには出来るぞ」
「あ、やっぱ人気あるんだ?」
「おう、がんがん注文入ってんぞ」
それは良いことだ。
需要が増えてゴーレムが狩られまくればその分装備の精錬に必要なコアも入手しやすくなる。
まさに一石二鳥だね!
だが解消されようがされまいがその日やることは変わらない。
今日は隊員さん、それに中村とダンジョンに潜る約束をしていた。
と、言うのも先日手にした報酬を実践で使ってみようという話になったからである。
10分やそこら使ってみた程度では到底使いこなすことなど出来ない。
なのでその話にはもちろん俺も賛成である。
もっとも実際に使ってみるのはクロであるが……まあ、とりあえず朝食をすませてしまおう。
約束のした時間まで余裕はあるけど、たぶん早めにくるだろうしね。
飯食って集合場所に向かうと、みんなもう来てたのでそのままダンジョンへと向かったよ。
あ、ちなみに今日は家のダンジョンじゃないんだ。非生物のダンジョンにちょっと用があって、こっちにきてるのだ。
用ってのは装備の強化のためと、あとは中村が……正確には中村が務めている会社がだけど、10階以降の素材を集めているらしいんだよね。
報酬も貰えるし、新しい装備も試せるし、ドロップも欲しい……ってな訳だ。
んで、ダンジョンに入った俺たちはささっと11階に移動し、狩りを始める。
ちなみにここで出てくるのはでっかいゴーレムである。
全身は金属で出来ていて、口から熱線吐いてくるちょっと厄介な相手だ。
まあ吐く直前に体が光るので、まだよけ易いから良いのだけどね。
「どうよ!」
んで、そんな相手に向かい中村が矢を放ちまくってどや顔をしてたりする。
相手はハリネズミのようになっていて……って訳ではなく、穴だらけになっていてもう動かない。
中村が手に入れた弓は弦を引くと矢が自動生成されると言う便利な代物だ。
矢の見た目は光の矢って感じ。相手に刺さって少しするとフッて消えてなくなる。
矢の速度もそれなりにあると思う。
目の前で射られたらよけるのは難しいかな?でも弾くのは出来そう。
んで次を射る前に攻撃できるから仮に……っと、なんで戦う前提で考えてるので俺は。
まあ、とにかくだ。
中村が手にした弓はなかなかの性能を発揮したってことが分かった。
きっちり相手に当たってるしね。
結果を確認した俺たちは……すっと静かに構えていた盾を下す。
「……結構あたるもんだねえ」
「盾を構える必要なかったな」
「てっきり後ろに飛ぶかと思ったらそうでもないな」
「ひっでえなおい」
ハハハ。
いや、だって初めて弓を使うような奴の腕前信じられる訳ねーですし。
明後日の方向ならまだしも、下手すりゃ後ろに飛んでくまであると思ってたよ。
まあ、意外にも中村には弓の才能があったのか、普通に使えてしまってるみたいだけどね。
てか弓って普通はいきなりまともに使えるようなもんじゃーないと思うんだけどなー……レベル上がってるのが関係してるんだろうかね?
「あとこんなんもできるぜ」
ん?
中村が再びどや顔をしたかと思うと、弦を引き……通常1本のはずの矢が、今度は5本出現した。
「おお」
矢が分かれて飛び、目標にどすどすと突き刺さる。
これ、射られるほうにとってはかなり厄介だな。
それに5本の矢を1本にまとめて威力を上げるなんて芸当も出来るみたいだ。
通常の矢で威力が不足するならこっちを使えば良いと。なるほどなるほど。
「さすがSR……かなり良い武器だな」
いや、ほんとだよね。
消耗はそれなり……かな?中村みてる限りそんな消耗したようには見えないし、よほど連戦しない限りは大丈夫そうだ。
「威力はどんなもん?」
「正直言うと低め……だけど、だんだん威力上がってるから、単に装備のレベルがまだ低いせいだろなー。レベル上がったら強くなんじゃね?」
「なるほどねー」
威力も悪くないと。
……ふと、これの廉価版でもあれば、もっとダンジョンに潜りやすくなるんじゃないかなーとか思った。
近接で戦うのって結構ハードルがね?
今度アマツに話しておこっと。
さて、午前中だらーっと狩りまくったけど、成果のほうはどんなもんかねっと。
「結構たまったね」
全員のバックパックにぎっしり素材……まあ、ゴーレムくんの慣れの果てなんだけど……ぎっしりつまってらっしゃる。
バックパックはアマツによって一度拡張されてるから結構な量が入るんだよね。
元が金属なだけあって、1トンとかそんなんじゃきかないだけの量がある。
「これ、どう使うんかな?中村の会社で加工始まってるんだよね?」
「おう、始まってるぜ!……ほい、これ動画」
俺が聞くと中村はスマホを取り出して、工場内の映像を見せてくれた。
……機密とか色々あるだろうに、いいのかなーと思わなくもない、が見たいものは見たい。
なので素直にみる俺であった。
あ、もちろんほかの人も見てるよっ。
最初の映像は、なんかローラーの上を真っ赤になった鋼が転がってる映像だった。
最後のほうは赤くなってたのもすっかり冷めて、スラグに覆われた鋼になって……いたはずなんだけどお。
「なんか光ってる」
「なにこれ、花?」
「綺麗だねえ……」
鋼自体がなんかうっすら光ってるんよね。
スラグのヒビからぽわーって漏れて、全体に広がってる感じ。
どことなく花っぽい模様に見えなくもない。
これスラグとったらどうなるんだろう。
「んで、それで作った装備がこれ」
ほう。
……これはこれは。
「……ちょっち欲しい。使わないと思うけど」
「ほしいな」
「ナイフだけでも欲しいかも」
そこに並んでたのは鉄器であったり、刀やナイフなどの刃物、それに鎧や盾などの防具であった。
そのどれもがうっすらと光、綺麗な花模様を浮かべている。
特に装備に関しては相当格好良い見た目に仕上がっていて……正直欲しいと思ってしまった。たぶん使わないけどね。ナイフあたりであれば普段使いも出来そうなので欲しい。
ちなみにこの光る鋼のことを花輪鋼と呼んでるそうな。そのまんまだね。
ゴーレムからとれた素材を通常の鋼の材料にある一定割合で混ぜると完成と。
性能としては火に強くなる。鋼って熱加えていくと組織が変わるんだけど、その変化する温度が上がるんだそうな。うーん、ますます普段使いに欲しくなるね。
「さすがにやるわけにゃいかんから……言ってくれれば確実に買えるようには出来るぞ」
「あ、やっぱ人気あるんだ?」
「おう、がんがん注文入ってんぞ」
それは良いことだ。
需要が増えてゴーレムが狩られまくればその分装備の精錬に必要なコアも入手しやすくなる。
まさに一石二鳥だね!
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