132 / 304
「132話」
しおりを挟む 翌日、朝食後――…
昨日同様、二手に分かれての探索となった。
お座敷様を逃がそうとしている橘と十和子さん、そして『仕事』と割り切って捕まえる気の店長……別行動になるのは当然だ。
昨夜の秘密会議では、今日橘が敷地の結界を解除する予定となっている。
しかし、橘の話では結界をなくしてしまってもお座敷様が逃げることは難しいらしい。
『あまりに長い間この地に縛り付けられていたため、結びつきが強くなり過ぎています。お座敷様とこの地との縁を断ち切る作業が必要になります』
『じゃあ、結界を壊すだけじゃなく……やっぱり、お座敷様を探し出さないといけないのか』
『はい』
橘とのやり取りを思い出し、俺は気合を入れた。
今日はとにかく店長の邪魔をする!
何がなんでもお座敷様を見つけられないようにしなくては!
俺は店長とアレクと一緒にお座敷様を探して敷地内を見て回る――…かと思いきや、店長は朝から露天風呂に入り、のんびりと部屋で寛ぎだした。
「あの……えーっと、お座敷様を探しに行かないんですか?」
拍子抜けした俺は、きっとさぞかしマヌケな顔をしていただろう。我慢できずに問いかけた俺に、店長は軽く肩を竦めた。
「普通に探し回っても見つけるのは難しいって、昨日分かっただろ? 無駄な努力はしない」
「諦めたってことですか!?」
「都築くん、なんだか嬉しそうだね」
「そ、そんな事ないですよっ! お茶淹れますね!」
色々見透かされてるようで店長の視線が居心地悪い。
アレクはアレクで、ちょっと複雑そうに俺たちを見比べている。
俺は三人分のお茶を淹れ、仲居さんが『女将からです』と持ってきてくれた高級そうな饅頭を添えて、店長とアレクの前に置いた。
それにしても、いつになくアレクが大人しい。
やけに無口だし、俺が話しかけても生返事しか返ってこない。
お座敷様を逃がすことに賛成なのか反対なのか、アレクの考えをきちんと確かめたい気持ちもあるが、何だか上手くタイミングが掴めない。
声をかけようと口を開きかけたちょうどその時、アレクがかぶりつこうとした饅頭がボタッとテーブルに落ちた。
「アレク?」
アレクは一瞬俺を見た後、すぐに店長へと視線を向ける。
「尾張、今――…」
「あぁ、ずいぶん早かったね」
「え? ちょ、ちょっと……何っ!?」
状況が掴めず二人を見比べる俺に、アレクが説明してくれる。
「今、敷地の結界が解かれた。きっと橘だな……」
マジか! さすが橘、仕事が早い!!
てか、店長とアレクはそれを感じることが出来るのか!?
店長は涼しい表情でお茶をすすった。
「丸一日はかかると思ってたけど、こんな短時間で……橘くん、やるねぇ」
ちょっと感心したような……いや、楽しんでいるような店長の口ぶりから焦りなどは感じられない。
「都築くん、橘くんに連絡して。大事な話があるから、お昼ご飯いらなくてもちゃんと大広間に来るようにって」
「は、はい……」
大事な話……なんだろう。
俺はスマホを取り出し、橘にLIMEした。
☆*:;;;:**:;;;:*☆*:;;☆*:;;;:**:;;;:*☆
昼食の時間になり、店長とアレク、俺の三人は大広間へと移動した。
やはり今回も仲居さん達が豪華な料理を運んできてくれる。
橘と十和子さんはまだだが、店長はさっそくご機嫌でお刺身を摘まみながら白ワインを楽しみだした。酒に強いのは知ってたが、それにしたってここに来てからシャンパンだの冷酒だの飲み過ぎじゃないか?
橘と十和子さんが広間に入って来る。
食事を摂る十和子さんはテーブルについたが、橘は立ったまま店長に頭を下げた。
「お話があると伺いました」
「うん」
店長は橘の頭のてっぺんから足先までゆっくりと視線を走らせた。
何を「見て」いるんだろう……。
「お座敷様を見つける目処はたってるのかな?」
「……いえ、十和子さんにもご協力いただいてますが、正直見つけるのはとても難しいと思います」
「だよね」
白ワインのグラスをテーブルに置き、店長は軽く身を乗り出した。
「お座敷様を見つけるまで休戦して、協力しない? 策があるんだけど人数が欲しいんだ」
「策、ですか?」
橘は軽く目を見開いた。
「橘くんはお座敷様の気持ちを考えてみた?」
「気持ち……?」
「百年ずっと、あの奥の間にいらしたんだ。どんな気分だったと思う?」
「それは……、……」
口籠り、俯いてしまった橘に、店長はちょっと面倒くさそうな表情で肩を竦めた。
「別に閉じ込めた橘家を責めてるわけじゃないから、いちいち落ち込まないでくれる?」
「……はい」
お座敷様の気持ち、か。
窓もなく、薄暗く、祭壇以外何もない部屋、ほとんど動き回ることも出来ない状況で百年……俺だったら、きっとおかしくなってしまうだろう。
「きっと、ものすごーく退屈なさってたと思わない?」
店長の言葉に、橘は顔を上げた。
「退屈、ですか?」
「うん、お座敷様は『楽しいこと』に飢えてらっしゃると思う」
「なるほど、確かにそうかも知れません」
「そこで、だ。皆で楽しくどんちゃん騒ぎをして、お座敷様をおびき出そうと思うんだけど……どうかな? 『アメノウズメ作戦』だよ」
いきなり飛び出した作戦名に、俺とアレクは目をパチクリさせた。
「あめの、うずめ……???」
十和子さんが小さく笑みを漏らし、俺とアレクに説明してくれる。
「アメノウズメというのは日本神話に登場する女神です。『天岩戸』のお話が有名ですね。太陽神アマテラスが天岩戸にお隠れになって、天界である高天原が闇に包まれてしまいました。困った八百万の神は会議を開いて、何か楽しいことをしてアマテラスの興味を引く事にしたんです。アメノウズメが楽しくおどけて踊り、それを見た神様たちは大笑い。楽しそうな外の様子が気になるアマテラスが岩戸から出て来られた……というお話です」
十和子さんの説明を聞いたアレクは腕を組み、店長へと目をやる。
「俺たちが楽しく騒げば、それに誘われてお座敷様の方から出て来て下さる……という事か?」
「やみくもに探し回るより、ずっといいだろ?」
まるで悪だくみでもしているかのように、店長はふふっと笑った。
しばらく考え込んでいた橘が声を上げる。
「確かに――…、やってみる価値はあると思います」
十和子さんも同意とばかりに頷いた。
全員の意見が揃ったところで、店長は満足気に頷く。
「よし、話は決まりだ。都築くん、なるべく賑やかにしたいから宴会場を使わせてもらえるよう、番頭さんにお願いしてきて」
「分かりました」
俺が動き出すと同時に店長も立ち上がった。
「そうと決まれば宴会前にもっかい露天風呂入ってこよーっと。あ、そうそう! 都築くん、フロントに行くならついでにヘッドスパと足つぼマッサージ、それから泥パックの予約も取っといてくれる? 三十分後でいいから」
「…………分かりました」
どこまでもマイペースに温泉旅行を満喫してらっしゃる……。
☆*:;;;:**:;;;:*☆*:;;☆*:;;;:**:;;;:*☆
事情を説明すると、番頭さんは快く準備を引き受けてくれた。
数人の仲居さん達と一緒に宴会場『白鷺』の準備を整え、料理やお酒の他にもカラオケセットだのなんだの……まるで社員旅行の宴会みたいだ。
全ての準備が終わり、エステルームへ報告に行った俺を待っていたのは、髪もお肌もつやつやピカピカに仕上がった上機嫌の店長だった。
昨日同様、二手に分かれての探索となった。
お座敷様を逃がそうとしている橘と十和子さん、そして『仕事』と割り切って捕まえる気の店長……別行動になるのは当然だ。
昨夜の秘密会議では、今日橘が敷地の結界を解除する予定となっている。
しかし、橘の話では結界をなくしてしまってもお座敷様が逃げることは難しいらしい。
『あまりに長い間この地に縛り付けられていたため、結びつきが強くなり過ぎています。お座敷様とこの地との縁を断ち切る作業が必要になります』
『じゃあ、結界を壊すだけじゃなく……やっぱり、お座敷様を探し出さないといけないのか』
『はい』
橘とのやり取りを思い出し、俺は気合を入れた。
今日はとにかく店長の邪魔をする!
何がなんでもお座敷様を見つけられないようにしなくては!
俺は店長とアレクと一緒にお座敷様を探して敷地内を見て回る――…かと思いきや、店長は朝から露天風呂に入り、のんびりと部屋で寛ぎだした。
「あの……えーっと、お座敷様を探しに行かないんですか?」
拍子抜けした俺は、きっとさぞかしマヌケな顔をしていただろう。我慢できずに問いかけた俺に、店長は軽く肩を竦めた。
「普通に探し回っても見つけるのは難しいって、昨日分かっただろ? 無駄な努力はしない」
「諦めたってことですか!?」
「都築くん、なんだか嬉しそうだね」
「そ、そんな事ないですよっ! お茶淹れますね!」
色々見透かされてるようで店長の視線が居心地悪い。
アレクはアレクで、ちょっと複雑そうに俺たちを見比べている。
俺は三人分のお茶を淹れ、仲居さんが『女将からです』と持ってきてくれた高級そうな饅頭を添えて、店長とアレクの前に置いた。
それにしても、いつになくアレクが大人しい。
やけに無口だし、俺が話しかけても生返事しか返ってこない。
お座敷様を逃がすことに賛成なのか反対なのか、アレクの考えをきちんと確かめたい気持ちもあるが、何だか上手くタイミングが掴めない。
声をかけようと口を開きかけたちょうどその時、アレクがかぶりつこうとした饅頭がボタッとテーブルに落ちた。
「アレク?」
アレクは一瞬俺を見た後、すぐに店長へと視線を向ける。
「尾張、今――…」
「あぁ、ずいぶん早かったね」
「え? ちょ、ちょっと……何っ!?」
状況が掴めず二人を見比べる俺に、アレクが説明してくれる。
「今、敷地の結界が解かれた。きっと橘だな……」
マジか! さすが橘、仕事が早い!!
てか、店長とアレクはそれを感じることが出来るのか!?
店長は涼しい表情でお茶をすすった。
「丸一日はかかると思ってたけど、こんな短時間で……橘くん、やるねぇ」
ちょっと感心したような……いや、楽しんでいるような店長の口ぶりから焦りなどは感じられない。
「都築くん、橘くんに連絡して。大事な話があるから、お昼ご飯いらなくてもちゃんと大広間に来るようにって」
「は、はい……」
大事な話……なんだろう。
俺はスマホを取り出し、橘にLIMEした。
☆*:;;;:**:;;;:*☆*:;;☆*:;;;:**:;;;:*☆
昼食の時間になり、店長とアレク、俺の三人は大広間へと移動した。
やはり今回も仲居さん達が豪華な料理を運んできてくれる。
橘と十和子さんはまだだが、店長はさっそくご機嫌でお刺身を摘まみながら白ワインを楽しみだした。酒に強いのは知ってたが、それにしたってここに来てからシャンパンだの冷酒だの飲み過ぎじゃないか?
橘と十和子さんが広間に入って来る。
食事を摂る十和子さんはテーブルについたが、橘は立ったまま店長に頭を下げた。
「お話があると伺いました」
「うん」
店長は橘の頭のてっぺんから足先までゆっくりと視線を走らせた。
何を「見て」いるんだろう……。
「お座敷様を見つける目処はたってるのかな?」
「……いえ、十和子さんにもご協力いただいてますが、正直見つけるのはとても難しいと思います」
「だよね」
白ワインのグラスをテーブルに置き、店長は軽く身を乗り出した。
「お座敷様を見つけるまで休戦して、協力しない? 策があるんだけど人数が欲しいんだ」
「策、ですか?」
橘は軽く目を見開いた。
「橘くんはお座敷様の気持ちを考えてみた?」
「気持ち……?」
「百年ずっと、あの奥の間にいらしたんだ。どんな気分だったと思う?」
「それは……、……」
口籠り、俯いてしまった橘に、店長はちょっと面倒くさそうな表情で肩を竦めた。
「別に閉じ込めた橘家を責めてるわけじゃないから、いちいち落ち込まないでくれる?」
「……はい」
お座敷様の気持ち、か。
窓もなく、薄暗く、祭壇以外何もない部屋、ほとんど動き回ることも出来ない状況で百年……俺だったら、きっとおかしくなってしまうだろう。
「きっと、ものすごーく退屈なさってたと思わない?」
店長の言葉に、橘は顔を上げた。
「退屈、ですか?」
「うん、お座敷様は『楽しいこと』に飢えてらっしゃると思う」
「なるほど、確かにそうかも知れません」
「そこで、だ。皆で楽しくどんちゃん騒ぎをして、お座敷様をおびき出そうと思うんだけど……どうかな? 『アメノウズメ作戦』だよ」
いきなり飛び出した作戦名に、俺とアレクは目をパチクリさせた。
「あめの、うずめ……???」
十和子さんが小さく笑みを漏らし、俺とアレクに説明してくれる。
「アメノウズメというのは日本神話に登場する女神です。『天岩戸』のお話が有名ですね。太陽神アマテラスが天岩戸にお隠れになって、天界である高天原が闇に包まれてしまいました。困った八百万の神は会議を開いて、何か楽しいことをしてアマテラスの興味を引く事にしたんです。アメノウズメが楽しくおどけて踊り、それを見た神様たちは大笑い。楽しそうな外の様子が気になるアマテラスが岩戸から出て来られた……というお話です」
十和子さんの説明を聞いたアレクは腕を組み、店長へと目をやる。
「俺たちが楽しく騒げば、それに誘われてお座敷様の方から出て来て下さる……という事か?」
「やみくもに探し回るより、ずっといいだろ?」
まるで悪だくみでもしているかのように、店長はふふっと笑った。
しばらく考え込んでいた橘が声を上げる。
「確かに――…、やってみる価値はあると思います」
十和子さんも同意とばかりに頷いた。
全員の意見が揃ったところで、店長は満足気に頷く。
「よし、話は決まりだ。都築くん、なるべく賑やかにしたいから宴会場を使わせてもらえるよう、番頭さんにお願いしてきて」
「分かりました」
俺が動き出すと同時に店長も立ち上がった。
「そうと決まれば宴会前にもっかい露天風呂入ってこよーっと。あ、そうそう! 都築くん、フロントに行くならついでにヘッドスパと足つぼマッサージ、それから泥パックの予約も取っといてくれる? 三十分後でいいから」
「…………分かりました」
どこまでもマイペースに温泉旅行を満喫してらっしゃる……。
☆*:;;;:**:;;;:*☆*:;;☆*:;;;:**:;;;:*☆
事情を説明すると、番頭さんは快く準備を引き受けてくれた。
数人の仲居さん達と一緒に宴会場『白鷺』の準備を整え、料理やお酒の他にもカラオケセットだのなんだの……まるで社員旅行の宴会みたいだ。
全ての準備が終わり、エステルームへ報告に行った俺を待っていたのは、髪もお肌もつやつやピカピカに仕上がった上機嫌の店長だった。
0
お気に入りに追加
932
あなたにおすすめの小説

一級警備員の俺が異世界転生したら一流警備兵になったけど色々と勧誘されて鬱陶しい
司真 緋水銀
ファンタジー
【あらすじ】
一級の警備資格を持つ不思議系マイペース主人公、石原鳴月維(いしはらなつい)は仕事中トラックに轢かれ死亡する。
目を覚ました先は勇者と魔王の争う異世界。
『職業』の『天職』『適職』などにより『資格(センス)』や『技術(スキル)』が決まる世界。
勇者の力になるべく喚ばれた石原の職業は……【天職の警備兵】
周囲に笑いとばされ勇者達にもつま弾きにされた石原だったが…彼はあくまでマイペースに徐々に力を発揮し、周囲を驚嘆させながら自由に生き抜いていく。
--------------------------------------------------------
※基本主人公視点ですが別の人視点も入ります。
改修した改訂版でセリフや分かりにくい部分など変更しました。
小説家になろうさんで先行配信していますのでこちらも応援していただくと嬉しいですっ!
https://ncode.syosetu.com/n7300fi/
この物語はフィクションです。登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。

目覚めた世界は異世界化? ~目が覚めたら十年後でした~
白い彗星
ファンタジー
十年という年月が、彼の中から奪われた。
目覚めた少年、達志が目にしたのは、自分が今までに見たことのない世界。見知らぬ景色、人ならざる者……まるで、ファンタジーの中の異世界のような世界が、あった。
今流行りの『異世界召喚』!? そう予想するが、衝撃の真実が明かされる!
なんと達志は十年もの間眠り続け、その間に世界は魔法ありきのファンタジー世界になっていた!?
非日常が日常となった世界で、現実を生きていくことに。
大人になった幼なじみ、新しい仲間、そして……
十年もの時間が流れた世界で、世界に取り残された達志。しかし彼は、それでも動き出した時間を手に、己の足を進めていく。
エブリスタで投稿していたものを、中身を手直しして投稿しなおしていきます!
エブリスタ、小説家になろう、ノベルピア、カクヨムでも、投稿してます!

うっかり『野良犬』を手懐けてしまった底辺男の逆転人生
野良 乃人
ファンタジー
辺境の田舎街に住むエリオは落ちこぼれの底辺冒険者。
普段から無能だの底辺だのと馬鹿にされ、薬草拾いと揶揄されている。
そんなエリオだが、ふとした事がきっかけで『野良犬』を手懐けてしまう。
そこから始まる底辺落ちこぼれエリオの成り上がりストーリー。
そしてこの世界に存在する宝玉がエリオに力を与えてくれる。
うっかり野良犬を手懐けた底辺男。冒険者という枠を超え乱世での逆転人生が始まります。
いずれは王となるのも夢ではないかも!?
◇世界観的に命の価値は軽いです◇
カクヨムでも同タイトルで掲載しています。

赤い流星 ―――ガチャを回したら最強の服が出た。でも永久にコスプレ生活って、地獄か!!
ほむらさん
ファンタジー
ヘルメット、マスク、そして赤い軍服。
幸か不幸か、偶然この服を手に入れたことにより、波乱な人生が幕を開けた。
これは、異世界で赤い流星の衣装を一生涯着続けることになった男の物語。
※服は話の流れで比較的序盤に手に入れますが、しばらくは作業着生活です。
※主人公は凄腕付与魔法使いです。
※多種多様なヒロインが数多く登場します。
※戦って内政してガチャしてラッキースケベしてと、バラエティー豊かな作品です。
☆祝・100万文字達成!皆様に心よりの感謝を!
小説家になろう、カクヨム、ノベルアップ+にも投稿しています。
役立たずと言われダンジョンで殺されかけたが、実は最強で万能スキルでした !
本条蒼依
ファンタジー
地球とは違う異世界シンアースでの物語。
主人公マルクは神聖の儀で何にも反応しないスキルを貰い、絶望の淵へと叩き込まれる。
その役に立たないスキルで冒険者になるが、役立たずと言われダンジョンで殺されかけるが、そのスキルは唯一無二の万能スキルだった。
そのスキルで成り上がり、ダンジョンで裏切った人間は落ちぶれざまあ展開。
主人公マルクは、そのスキルで色んなことを解決し幸せになる。
ハーレム要素はしばらくありません。
イレギュラーから始まるポンコツハンター 〜Fランクハンターが英雄を目指したら〜
KeyBow
ファンタジー
遡ること20年前、世界中に突如として同時に多数のダンジョンが出現し、人々を混乱に陥れた。そのダンジョンから湧き出る魔物たちは、生活を脅かし、冒険者たちの誕生を促した。
主人公、市河銀治は、最低ランクのハンターとして日々を生き抜く高校生。彼の家計を支えるため、ダンジョンに潜り続けるが、その実力は周囲から「洋梨」と揶揄されるほどの弱さだ。しかし、銀治の心には、行方不明の父親を思う強い思いがあった。
ある日、クラスメイトの春森新司からレイド戦への参加を強要され、銀治は不安を抱えながらも挑むことを決意する。しかし、待ち受けていたのは予想外の強敵と仲間たちの裏切り。絶望的な状況で、銀治は新たなスキルを手に入れ、運命を切り開くために立ち上がる。
果たして、彼は仲間たちを救い、自らの運命を変えることができるのか?友情、裏切り、そして成長を描くアクションファンタジーここに始まる!

集団転移した商社マン ネットスキルでスローライフしたいです!
七転び早起き
ファンタジー
「望む3つのスキルを付与してあげる」
その天使の言葉は善意からなのか?
異世界に転移する人達は何を選び、何を求めるのか?
そして主人公が○○○が欲しくて望んだスキルの1つがネットスキル。
ただし、その扱いが難しいものだった。
転移者の仲間達、そして新たに出会った仲間達と異世界を駆け巡る物語です。
基本は面白くですが、シリアスも顔を覗かせます。猫ミミ、孤児院、幼女など定番物が登場します。
○○○「これは私とのラブストーリーなの!」
主人公「いや、それは違うな」

アレク・プランタン
かえるまる
ファンタジー
長く辛い闘病が終わった
と‥‥転生となった
剣と魔法が織りなす世界へ
チートも特典も何もないまま
ただ前世の記憶だけを頼りに
俺は精一杯やってみる
毎日更新中!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる