126 / 304
「126話」
しおりを挟む
満足するだろうけど、満足させたくないのが一人いる。
具体的に言うと最初にクロを鼻で笑ったやつ。
最初だけかと思ったら、ダンジョンについて話している間も態度悪いんだよ。
へらへら笑っていたり、よそ見してたり、舌打ちしたり……周りの人に何度か注意され態度を改めても、すぐに元通りだ。
こう、物語だと主人公に難癖付けた挙句徹底的にボコられて、主人公上げの為に存在するようなかませキャラって居るけど……こいつもそうだと考えれば多少ムカつくのも抑えられる。
訳もなく。
自分がやられると腹が立つことこの上ない。
てかクロを鼻で笑った時点でおめーはだめだ。
さて、どうするか。
「……ところでそこの人、さっきから何か?」
どうするかと考え、とりあえずさっきからお前何なの?と聞いてみることにした。
すると通訳さんが訳す前に、俺の意識が自分に向いたと分かったそいつは、急にべらべらとしゃべり始めた。
そして隊長さんにぶん殴られ、部屋の隅まで吹っ飛んでいく。
あれ、本気で殴ってそうだね。
足にきてるし。
さらに隊長さんがそいつに対しかなり激しく怒鳴っているが……たぶん出ていけとか言ってるんだろうなぁ……逃がさないよ。
「それで彼は何と?」
そいつがどこかに連れて行かれる前に、通訳さんに声をかける。
すると通訳さんは隊長さんをちらりと一瞥し、少し間を置いてから話し始めた。
「……我々は貴方が戦っている所を映像でしか見たことがない。あの映像が本物かどうか判断出来ないので、ぜひ貴方が戦っている所を直接見たい。そうすれば貴方の話の信頼性がより増すことでしょう。お願いできませんか?」
「良いですよ」
これ。相当オブラートに包んでるよね。
途中放送禁止用語が混ざってるのは分かったし、かなりこちらをバカにして挑発している内容だろう。
映像が本物かどうか分からないとか知らんがな。
自分たちのレベルの上がり具合と、身体能力の上がり具合。それに俺が16階以降に居るって情報から本当かどうか判断付きそうな気もするけど、バカなのかな?
てか、わざわざ向こうから会いたいと言ってきてこの人選はないわー。
……まあ別に戦闘している所を見せるのは別に構わない。
俺が多少なめられるのも……若いし、しょうがないかなと思う。いや待て、見た目はフェイスガードで分からないよな……まあいいか。
「それで。クロについて何か言ってましたよね?」
通訳さんは訳さなかったけど、こいつクロに対しても何か言ってたよね?視線を向けていたし。
ああ、ちなみにクロだけど……俺たちのやり取りとか関心ないのか、床で丸まって寝ているよ。何か言われているのは分かってると思うけど、大人だねクロは。
でも俺まだ未成年なので。
「あー……いや、その」
俺の言葉に対し、口ごもるとそのまま無言になる通訳さん。
なるほど、訳せないぐらいの事を言ったと。
……さて、どうしてくれようか。
直接やるのはさすがに不味いだろう。
それぐらいの事を判断できるぐらいには冷静だ。
だから……。
「昼食はBBQですが、お肉が足りないかも知れません。なのでこれからとりに行こうかと思います」
「11階に出る牛を狩ります。強さ的にはあなた達のダンジョンに出る敵と同じぐらいでしょう。一緒に行きましょう」
そこまで言い切り、向こうの反応がある前にゲートを潜ろうとして、ふと気が付いた。
こいつらこのダンジョンではまだ1階すら突破してない。
と言うことはゲートを使えないんじゃないか?と。
そもそも6階で活動しているといい話だし、11階には行けないかもだけどさ。
「アマツ聞こえる?」
だからアマツにお願いする。
「呼んだかい?」
「お願いがあって……彼らを10階に連れていきたいのだけど、今回だけ一時的にゲート使えるように出来ないかな?」
「そうだね……いいよ。でも特別だからね?」
「うん。ありがとう」
特別か。
おそらくアマツはこちらのやり取りを把握しているだろう。
だからこそ特別ということだ。
さて、10階へのゲートは使えるようになった。
そこから次の階層へ進めばすぐに牛さんと戦えるだろう。
例のむかつく野郎だけど、てっきり怖気ずいて逃げるかと思ったら……にやにやと笑みを浮かべて着いてきた。
このあと俺がお前に何をさせるつもりか分かっていないのか。
それとも普段戦っている敵と同じぐらいの強さだからと安心している?分かっているのかな……ここは極小だから普段使っている装備は無いってことを。
……何人か顔色悪いのがいるから、その人らは気付いてそうだね。
まあ君たちをどうこうするつもりは無いから安心していいよ?邪魔したら知らないけど。
「じゃ、戦ってみせるので……見てなかったとかは止めてくださいね?」
そう言って、俺とクロは小部屋へと入っていく。
彼らは部屋の入り口から中を覗いているね。
戦闘に時間を掛けるつもりはないので、牛さんには悪いがさくっとやってしまおう。
こちらに向かい駆け寄ってきた牛さん2匹に対し、まずクロが前にすっと出る。
牛さんはクロを踏みつぶそうとするが……まあ当たるはずがない。
踏みつぶしを避けて、すっとすれ違いざまにクロの前足が高速で動き、牛さんの頭部がサイコロステーキの様にばらけた。
……それ、彼らには動き見えてないんじゃないかな?
この場合はそれでも効果あるだろうけど。
ま、俺は彼らにも見えるようにゆっくり倒すとしますかね。
とりあえずこちらに向かい角を突き立てようとしているので、突っ込んできたところをガシッと頭を鷲掴みにして動きを止める。
角より俺の腕のほうが長いからね。刺さる前に止められる。
で、そのまま頭を握りつぶして終了である。
手はあとで洗おうか。
さて、彼らの反応はどんなもんだろうか。
「とまあこんな感じです……」
見事に全員固まっている。
例のやつは口をぱくぱくして、呼吸がなんかおかしい。過呼吸かな?
許さないけど。
「ところで」
そいつに向かい、ゆっくりと近付き、声をかける。
「この牛と同じ程度の敵が出てくると言うお話でしたが、本当ですか?お話だけでは判断できないので、ぜひ貴方が戦っている所を直接見たい。お願いできませんか?」
ビクリと身を竦ませたそいつに、俺は笑顔でそう言ったのであった。
具体的に言うと最初にクロを鼻で笑ったやつ。
最初だけかと思ったら、ダンジョンについて話している間も態度悪いんだよ。
へらへら笑っていたり、よそ見してたり、舌打ちしたり……周りの人に何度か注意され態度を改めても、すぐに元通りだ。
こう、物語だと主人公に難癖付けた挙句徹底的にボコられて、主人公上げの為に存在するようなかませキャラって居るけど……こいつもそうだと考えれば多少ムカつくのも抑えられる。
訳もなく。
自分がやられると腹が立つことこの上ない。
てかクロを鼻で笑った時点でおめーはだめだ。
さて、どうするか。
「……ところでそこの人、さっきから何か?」
どうするかと考え、とりあえずさっきからお前何なの?と聞いてみることにした。
すると通訳さんが訳す前に、俺の意識が自分に向いたと分かったそいつは、急にべらべらとしゃべり始めた。
そして隊長さんにぶん殴られ、部屋の隅まで吹っ飛んでいく。
あれ、本気で殴ってそうだね。
足にきてるし。
さらに隊長さんがそいつに対しかなり激しく怒鳴っているが……たぶん出ていけとか言ってるんだろうなぁ……逃がさないよ。
「それで彼は何と?」
そいつがどこかに連れて行かれる前に、通訳さんに声をかける。
すると通訳さんは隊長さんをちらりと一瞥し、少し間を置いてから話し始めた。
「……我々は貴方が戦っている所を映像でしか見たことがない。あの映像が本物かどうか判断出来ないので、ぜひ貴方が戦っている所を直接見たい。そうすれば貴方の話の信頼性がより増すことでしょう。お願いできませんか?」
「良いですよ」
これ。相当オブラートに包んでるよね。
途中放送禁止用語が混ざってるのは分かったし、かなりこちらをバカにして挑発している内容だろう。
映像が本物かどうか分からないとか知らんがな。
自分たちのレベルの上がり具合と、身体能力の上がり具合。それに俺が16階以降に居るって情報から本当かどうか判断付きそうな気もするけど、バカなのかな?
てか、わざわざ向こうから会いたいと言ってきてこの人選はないわー。
……まあ別に戦闘している所を見せるのは別に構わない。
俺が多少なめられるのも……若いし、しょうがないかなと思う。いや待て、見た目はフェイスガードで分からないよな……まあいいか。
「それで。クロについて何か言ってましたよね?」
通訳さんは訳さなかったけど、こいつクロに対しても何か言ってたよね?視線を向けていたし。
ああ、ちなみにクロだけど……俺たちのやり取りとか関心ないのか、床で丸まって寝ているよ。何か言われているのは分かってると思うけど、大人だねクロは。
でも俺まだ未成年なので。
「あー……いや、その」
俺の言葉に対し、口ごもるとそのまま無言になる通訳さん。
なるほど、訳せないぐらいの事を言ったと。
……さて、どうしてくれようか。
直接やるのはさすがに不味いだろう。
それぐらいの事を判断できるぐらいには冷静だ。
だから……。
「昼食はBBQですが、お肉が足りないかも知れません。なのでこれからとりに行こうかと思います」
「11階に出る牛を狩ります。強さ的にはあなた達のダンジョンに出る敵と同じぐらいでしょう。一緒に行きましょう」
そこまで言い切り、向こうの反応がある前にゲートを潜ろうとして、ふと気が付いた。
こいつらこのダンジョンではまだ1階すら突破してない。
と言うことはゲートを使えないんじゃないか?と。
そもそも6階で活動しているといい話だし、11階には行けないかもだけどさ。
「アマツ聞こえる?」
だからアマツにお願いする。
「呼んだかい?」
「お願いがあって……彼らを10階に連れていきたいのだけど、今回だけ一時的にゲート使えるように出来ないかな?」
「そうだね……いいよ。でも特別だからね?」
「うん。ありがとう」
特別か。
おそらくアマツはこちらのやり取りを把握しているだろう。
だからこそ特別ということだ。
さて、10階へのゲートは使えるようになった。
そこから次の階層へ進めばすぐに牛さんと戦えるだろう。
例のむかつく野郎だけど、てっきり怖気ずいて逃げるかと思ったら……にやにやと笑みを浮かべて着いてきた。
このあと俺がお前に何をさせるつもりか分かっていないのか。
それとも普段戦っている敵と同じぐらいの強さだからと安心している?分かっているのかな……ここは極小だから普段使っている装備は無いってことを。
……何人か顔色悪いのがいるから、その人らは気付いてそうだね。
まあ君たちをどうこうするつもりは無いから安心していいよ?邪魔したら知らないけど。
「じゃ、戦ってみせるので……見てなかったとかは止めてくださいね?」
そう言って、俺とクロは小部屋へと入っていく。
彼らは部屋の入り口から中を覗いているね。
戦闘に時間を掛けるつもりはないので、牛さんには悪いがさくっとやってしまおう。
こちらに向かい駆け寄ってきた牛さん2匹に対し、まずクロが前にすっと出る。
牛さんはクロを踏みつぶそうとするが……まあ当たるはずがない。
踏みつぶしを避けて、すっとすれ違いざまにクロの前足が高速で動き、牛さんの頭部がサイコロステーキの様にばらけた。
……それ、彼らには動き見えてないんじゃないかな?
この場合はそれでも効果あるだろうけど。
ま、俺は彼らにも見えるようにゆっくり倒すとしますかね。
とりあえずこちらに向かい角を突き立てようとしているので、突っ込んできたところをガシッと頭を鷲掴みにして動きを止める。
角より俺の腕のほうが長いからね。刺さる前に止められる。
で、そのまま頭を握りつぶして終了である。
手はあとで洗おうか。
さて、彼らの反応はどんなもんだろうか。
「とまあこんな感じです……」
見事に全員固まっている。
例のやつは口をぱくぱくして、呼吸がなんかおかしい。過呼吸かな?
許さないけど。
「ところで」
そいつに向かい、ゆっくりと近付き、声をかける。
「この牛と同じ程度の敵が出てくると言うお話でしたが、本当ですか?お話だけでは判断できないので、ぜひ貴方が戦っている所を直接見たい。お願いできませんか?」
ビクリと身を竦ませたそいつに、俺は笑顔でそう言ったのであった。
0
お気に入りに追加
930
あなたにおすすめの小説

勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!
よっしぃ
ファンタジー
9月11日、12日、ファンタジー部門2位達成中です!
僕はもうすぐ25歳になる常山 順平 24歳。
つねやま じゅんぺいと読む。
何処にでもいる普通のサラリーマン。
仕事帰りの電車で、吊革に捕まりうつらうつらしていると・・・・
突然気分が悪くなり、倒れそうになる。
周りを見ると、周りの人々もどんどん倒れている。明らかな異常事態。
何が起こったか分からないまま、気を失う。
気が付けば電車ではなく、どこかの建物。
周りにも人が倒れている。
僕と同じようなリーマンから、数人の女子高生や男子学生、仕事帰りの若い女性や、定年近いおっさんとか。
気が付けば誰かがしゃべってる。
どうやらよくある勇者召喚とやらが行われ、たまたま僕は異世界転移に巻き込まれたようだ。
そして・・・・帰るには、魔王を倒してもらう必要がある・・・・と。
想定外の人数がやって来たらしく、渡すギフト・・・・スキルらしいけど、それも数が限られていて、勇者として召喚した人以外、つまり巻き込まれて転移したその他大勢は、1人1つのギフト?スキルを。あとは支度金と装備一式を渡されるらしい。
どうしても無理な人は、戻ってきたら面倒を見ると。
一方的だが、日本に戻るには、勇者が魔王を倒すしかなく、それを待つのもよし、自ら勇者に協力するもよし・・・・
ですが、ここで問題が。
スキルやギフトにはそれぞれランク、格、強さがバラバラで・・・・
より良いスキルは早い者勝ち。
我も我もと群がる人々。
そんな中突き飛ばされて倒れる1人の女性が。
僕はその女性を助け・・・同じように突き飛ばされ、またもや気を失う。
気が付けば2人だけになっていて・・・・
スキルも2つしか残っていない。
一つは鑑定。
もう一つは家事全般。
両方とも微妙だ・・・・
彼女の名は才村 友郁
さいむら ゆか。 23歳。
今年社会人になりたて。
取り残された2人が、すったもんだで生き残り、最終的には成り上がるお話。

パーティ追放が進化の条件?! チートジョブ『道化師』からの成り上がり。
荒井竜馬
ファンタジー
『第16回ファンタジー小説大賞』奨励賞受賞作品
あらすじ
勢いが凄いと話題のS級パーティ『黒龍の牙』。そのパーティに所属していた『道化師見習い』のアイクは突然パーティを追放されてしまう。
しかし、『道化師見習い』の進化条件がパーティから独立をすることだったアイクは、『道化師見習い』から『道化師』に進化する。
道化師としてのジョブを手に入れたアイクは、高いステータスと新たなスキルも手に入れた。
そして、見習いから独立したアイクの元には助手という女の子が現れたり、使い魔と契約をしたりして多くのクエストをこなしていくことに。
追放されて良かった。思わずそう思ってしまうような世界がアイクを待っていた。
成り上がりとざまぁ、後は異世界で少しゆっくりと。そんなファンタジー小説。
ヒロインは6話から登場します。

異世界転移からふざけた事情により転生へ。日本の常識は意外と非常識。
久遠 れんり
ファンタジー
普段の、何気ない日常。
事故は、予想外に起こる。
そして、異世界転移? 転生も。
気がつけば、見たことのない森。
「おーい」
と呼べば、「グギャ」とゴブリンが答える。
その時どう行動するのか。
また、その先は……。
初期は、サバイバル。
その後人里発見と、自身の立ち位置。生活基盤を確保。
有名になって、王都へ。
日本人の常識で突き進む。
そんな感じで、進みます。
ただ主人公は、ちょっと凝り性で、行きすぎる感じの日本人。そんな傾向が少しある。
異世界側では、少し非常識かもしれない。
面白がってつけた能力、超振動が意外と無敵だったりする。
『収納』は異世界最強です 正直すまんかったと思ってる
農民ヤズ―
ファンタジー
「ようこそおいでくださいました。勇者さま」
そんな言葉から始まった異世界召喚。
呼び出された他の勇者は複数の<スキル>を持っているはずなのに俺は収納スキル一つだけ!?
そんなふざけた事になったうえ俺たちを呼び出した国はなんだか色々とヤバそう!
このままじゃ俺は殺されてしまう。そうなる前にこの国から逃げ出さないといけない。
勇者なら全員が使える収納スキルのみしか使うことのできない勇者の出来損ないと呼ばれた男が収納スキルで無双して世界を旅する物語(予定
私のメンタルは金魚掬いのポイと同じ脆さなので感想を送っていただける際は語調が強くないと嬉しく思います。
ただそれでも初心者故、度々間違えることがあるとは思いますので感想にて教えていただけるとありがたいです。
他にも今後の進展や投稿済みの箇所でこうしたほうがいいと思われた方がいらっしゃったら感想にて待ってます。
なお、書籍化に伴い内容の齟齬がありますがご了承ください。

出戻り国家錬金術師は村でスローライフを送りたい
新川キナ
ファンタジー
主人公の少年ジンが村を出て10年。
国家錬金術師となって帰ってきた。
村の見た目は、あまり変わっていないようでも、そこに住む人々は色々と変化してて……
そんな出戻り主人公が故郷で錬金工房を開いて生活していこうと思っていた矢先。王都で付き合っていた貧乏貴族令嬢の元カノが突撃してきた。
「私に貴方の子種をちょうだい!」
「嫌です」
恋に仕事に夢にと忙しい田舎ライフを送る青年ジンの物語。
※話を改稿しました。内容が若干変わったり、登場人物が増えたりしています。

神速の成長チート! ~無能だと追い出されましたが、逆転レベルアップで最強異世界ライフ始めました~
雪華慧太
ファンタジー
高校生の裕樹はある日、意地の悪いクラスメートたちと異世界に勇者として召喚された。勇者に相応しい力を与えられたクラスメートとは違い、裕樹が持っていたのは自分のレベルを一つ下げるという使えないにも程があるスキル。皆に嘲笑われ、さらには国王の命令で命を狙われる。絶体絶命の状況の中、唯一のスキルを使った裕樹はなんとレベル1からレベル0に。絶望する裕樹だったが、実はそれがあり得ない程の神速成長チートの始まりだった! その力を使って裕樹は様々な職業を極め、異世界最強に上り詰めると共に、極めた生産職で快適な異世界ライフを目指していく。

異世界転生!俺はここで生きていく
おとなのふりかけ紅鮭
ファンタジー
俺の名前は長瀬達也。特に特徴のない、その辺の高校生男子だ。
同じクラスの女の子に恋をしているが、告白も出来ずにいるチキン野郎である。
今日も部活の朝練に向かう為朝も早くに家を出た。
だけど、俺は朝練に向かう途中で事故にあってしまう。
意識を失った後、目覚めたらそこは俺の知らない世界だった!
魔法あり、剣あり、ドラゴンあり!のまさに小説で読んだファンタジーの世界。
俺はそんな世界で冒険者として生きて行く事になる、はずだったのだが、何やら色々と問題が起きそうな世界だったようだ。
それでも俺は楽しくこの新しい生を歩んで行くのだ!
小説家になろうでも投稿しています。
メインはあちらですが、こちらも同じように投稿していきます。
宜しくお願いします。

俺だけ展開できる聖域《ワークショップ》~ガチャで手に入れたスキルで美少女達を救う配信がバズってしまい、追放した奴らへざまあして人生大逆転~
椿紅颯
ファンタジー
鍛誠 一心(たんせい いっしん)は、生ける伝説に憧憬の念を抱く駆け出しの鍛冶師である。
探索者となり、同時期に新米探索者になったメンバーとパーティを組んで2カ月が経過したそんなある日、追放宣言を言い放たれてしまった。
このことからショックを受けてしまうも、生活するために受付嬢の幼馴染に相談すると「自らの価値を高めるためにはスキルガチャを回してみるのはどうか」、という提案を受け、更にはそのスキルが希少性のあるものであれば"配信者"として活動するのもいいのではと助言をされた。
自身の戦闘力が低いことからパーティを追放されてしまったことから、一か八かで全て実行に移す。
ガチャを回した結果、【聖域】という性能はそこそこであったが見た目は派手な方のスキルを手に入れる。
しかし、スキルの使い方は自分で模索するしかなかった。
その後、試行錯誤している時にダンジョンで少女達を助けることになるのだが……その少女達は、まさかの配信者であり芸能人であることを後々から知ることに。
まだまだ驚愕的な事実があり、なんとその少女達は自身の配信チャンネルで配信をしていた!
そして、その美少女達とパーティを組むことにも!
パーティを追放され、戦闘力もほとんどない鍛冶師がひょんなことから有名になり、間接的に元パーティメンバーをざまあしつつ躍進を繰り広げていく!
泥臭く努力もしつつ、実はチート級なスキルを是非ご覧ください!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる