120 / 304
「120話」
しおりを挟む
「味も良い……すごいなあの肥料は」
「美味しいわねえ」
「これは……島津さん、この小麦はまだ在庫ありますか?可能ならうちで取り扱いたいのですが」
「おう、あるぞあるぞ」
他の人も美味しいと判断したようだ。
丘野さんに至っては小麦を確保する気満々だ。今のところこの間とれた小麦しかないし、早い者勝ちだかんね。
ま、何にせよ上手く行ったようでよかったよかった。
これなら一般公開する時により……ん?
「クロも食べたいの?」
皆が美味しい美味しい言ってパンを食べているのを見て、クロがにゃーにゃーパンをよこせと訴え始めた。
猫ってパン食べたっけ?
「ちょっと待ってねー……はい!」
まあ、これだけ訴えるなら食べるってことだろう。
とりあえず食べやすいように一口サイズに千切ってと……。
あげたんだけどね。
「えぇ……」
さっきまであんなににゃーにゃー寄こせと鳴いていたのに、いざ千切ってあげるとスンスンと匂いを嗅いで、ぷいっとどこかに行ってしまった。
どういうことなの。
そんなちょっぴり悲しい出来事から数日。
「でたー!やっとでたー!しかも2枚とか!?」
例によってダンジョンに潜り、顔の怖いあいつを狩り続けていた俺とクロだけど、ついにカードがドロップした。
しかも2枚同時である。
数日分の運を使い切ってしまったんじゃなかろうか?
ま、それはとにかく。
「よっしゃ、戻ろう!」
帰ってカードの交換しよう。
それにちょっと疲れたし、ご飯食べて甘いものも食べて休憩したいところである。
昼からちょっとヘビーだけど、BBQ広場でがっつり肉を食った俺はケーキを食べながら端末を眺めていた。
「不可視属性の攻撃力を15%アップ……あ、これ枚数制限ないのか」
やはり敵によってカードの効果の系統も大体決まってる感じなのだろう。
見えない攻撃をしてきたので、それに関係するやつだろうとは思っていたので、まあ想像通りである。
ちょっと気になったのが、このカードには枚数制限がなかったことだ。
レベルを上げれば上げるほどカードの枚数を増やせる訳で、10枚とかセットすると飛んでもない事になる。
そんだけレベル上げるのにどれだけ時間が掛かるんだって話だけどね。
それよりもだ。
気になるのがカードの効果だね。
「不可視ってことはー……クロの攻撃とか、衝撃波とかが対象?強いぞこのカード」
クロの攻撃って目に見えないし、あとはスキルの衝撃波なんかも見えないから効果あると思うんだよね。
通常攻撃が常に15%威力アップするってかなり強いと思う。枚数制限もないし、こりゃある程度枚数確保を……もっと強くなってRTA出来るようになってからだな。今やると負担が激しすぎる。
「隊員さんから声掛からんのよなー。オークに苦戦してるのか……いや、どっちかって言うとカード集めかな?」
カード出たって事で、そろそろ次の階層に行けちゃうんだけど。
……その前に来るかなーって思っていた、隊員さんのお手伝いのお話が来てないんだよね。
数をこなせばレベル上がるし、苦戦しなくなってくるはずなので……たぶんカードを出すのに苦労してるんじゃないかなーと思う。
隊員の分揃えるとなるとかなり大変だろうからね。
「んじゃ次の階層行っちゃうかね。本当は海外組がチュートリアル突破する前に行きたかったけど……てか、海外組ずいぶんとチュートリアル突破するの早かったよな。まだ筋トレ終わってそんなに経ってないはずだけど」
隊員さんたちはたぶん大丈夫ってことで、俺たちは次の階層に行くことにしよう。
当初の予定通り、月末には次の階層に行けたんだけど、予想外だったのが海外組の攻略の速さである。
本当はあと数日掛かるかなって思ってたんだけど……あれかな、後れを取り戻すために無茶でもしたのかな?
やろうと思えば、チュートリアルを突破するだけならもっと早く出来ちゃうんだよね。
先行で軍の人に潜らせておいて、その間にお偉いさん方はある程度筋トレをしておく。
そして軍の人がある程度育ったら、モンスターをがっちり押さえつけてもらって、お偉いさんはそこに止めを刺すだけ……精神がかなりやられそうだけど、早いには早いと思う。
「ま、早い分には良いんだけどね。問題は今後も潜り続けるつもりなら、実力が……それは向こうで考えるよね。俺が考えてもしゃーないか」
そんなレベル上げ方法で実力がつくかって言うと、付くわけは無い。
チュートリアル突破後もダンジョンに潜るのであれば相当苦労する事になるだろう……ま、そのへんは向こうの人が考える事であって、俺が気にしてもしょうがないんだけどね。
って訳で早速ゲートキーパーのところに行こうか。
と、意気揚々とダンジョンに向かったんだけど。
俺は扉の前で中に入るのをちょと躊躇していた。
「でかいなぁ……」
中にいたのは今まで出てきた敵で一番でかい相手であった。
凶悪な顔に、筋肉と脂肪で膨れ上がった体。
手には巨大なこん棒……てかあれほぼ丸太だよな。
身の丈は4m超えてると思う……ちょっとあまり正面からは戦いたくない相手である。
「美味しいわねえ」
「これは……島津さん、この小麦はまだ在庫ありますか?可能ならうちで取り扱いたいのですが」
「おう、あるぞあるぞ」
他の人も美味しいと判断したようだ。
丘野さんに至っては小麦を確保する気満々だ。今のところこの間とれた小麦しかないし、早い者勝ちだかんね。
ま、何にせよ上手く行ったようでよかったよかった。
これなら一般公開する時により……ん?
「クロも食べたいの?」
皆が美味しい美味しい言ってパンを食べているのを見て、クロがにゃーにゃーパンをよこせと訴え始めた。
猫ってパン食べたっけ?
「ちょっと待ってねー……はい!」
まあ、これだけ訴えるなら食べるってことだろう。
とりあえず食べやすいように一口サイズに千切ってと……。
あげたんだけどね。
「えぇ……」
さっきまであんなににゃーにゃー寄こせと鳴いていたのに、いざ千切ってあげるとスンスンと匂いを嗅いで、ぷいっとどこかに行ってしまった。
どういうことなの。
そんなちょっぴり悲しい出来事から数日。
「でたー!やっとでたー!しかも2枚とか!?」
例によってダンジョンに潜り、顔の怖いあいつを狩り続けていた俺とクロだけど、ついにカードがドロップした。
しかも2枚同時である。
数日分の運を使い切ってしまったんじゃなかろうか?
ま、それはとにかく。
「よっしゃ、戻ろう!」
帰ってカードの交換しよう。
それにちょっと疲れたし、ご飯食べて甘いものも食べて休憩したいところである。
昼からちょっとヘビーだけど、BBQ広場でがっつり肉を食った俺はケーキを食べながら端末を眺めていた。
「不可視属性の攻撃力を15%アップ……あ、これ枚数制限ないのか」
やはり敵によってカードの効果の系統も大体決まってる感じなのだろう。
見えない攻撃をしてきたので、それに関係するやつだろうとは思っていたので、まあ想像通りである。
ちょっと気になったのが、このカードには枚数制限がなかったことだ。
レベルを上げれば上げるほどカードの枚数を増やせる訳で、10枚とかセットすると飛んでもない事になる。
そんだけレベル上げるのにどれだけ時間が掛かるんだって話だけどね。
それよりもだ。
気になるのがカードの効果だね。
「不可視ってことはー……クロの攻撃とか、衝撃波とかが対象?強いぞこのカード」
クロの攻撃って目に見えないし、あとはスキルの衝撃波なんかも見えないから効果あると思うんだよね。
通常攻撃が常に15%威力アップするってかなり強いと思う。枚数制限もないし、こりゃある程度枚数確保を……もっと強くなってRTA出来るようになってからだな。今やると負担が激しすぎる。
「隊員さんから声掛からんのよなー。オークに苦戦してるのか……いや、どっちかって言うとカード集めかな?」
カード出たって事で、そろそろ次の階層に行けちゃうんだけど。
……その前に来るかなーって思っていた、隊員さんのお手伝いのお話が来てないんだよね。
数をこなせばレベル上がるし、苦戦しなくなってくるはずなので……たぶんカードを出すのに苦労してるんじゃないかなーと思う。
隊員の分揃えるとなるとかなり大変だろうからね。
「んじゃ次の階層行っちゃうかね。本当は海外組がチュートリアル突破する前に行きたかったけど……てか、海外組ずいぶんとチュートリアル突破するの早かったよな。まだ筋トレ終わってそんなに経ってないはずだけど」
隊員さんたちはたぶん大丈夫ってことで、俺たちは次の階層に行くことにしよう。
当初の予定通り、月末には次の階層に行けたんだけど、予想外だったのが海外組の攻略の速さである。
本当はあと数日掛かるかなって思ってたんだけど……あれかな、後れを取り戻すために無茶でもしたのかな?
やろうと思えば、チュートリアルを突破するだけならもっと早く出来ちゃうんだよね。
先行で軍の人に潜らせておいて、その間にお偉いさん方はある程度筋トレをしておく。
そして軍の人がある程度育ったら、モンスターをがっちり押さえつけてもらって、お偉いさんはそこに止めを刺すだけ……精神がかなりやられそうだけど、早いには早いと思う。
「ま、早い分には良いんだけどね。問題は今後も潜り続けるつもりなら、実力が……それは向こうで考えるよね。俺が考えてもしゃーないか」
そんなレベル上げ方法で実力がつくかって言うと、付くわけは無い。
チュートリアル突破後もダンジョンに潜るのであれば相当苦労する事になるだろう……ま、そのへんは向こうの人が考える事であって、俺が気にしてもしょうがないんだけどね。
って訳で早速ゲートキーパーのところに行こうか。
と、意気揚々とダンジョンに向かったんだけど。
俺は扉の前で中に入るのをちょと躊躇していた。
「でかいなぁ……」
中にいたのは今まで出てきた敵で一番でかい相手であった。
凶悪な顔に、筋肉と脂肪で膨れ上がった体。
手には巨大なこん棒……てかあれほぼ丸太だよな。
身の丈は4m超えてると思う……ちょっとあまり正面からは戦いたくない相手である。
0
お気に入りに追加
929
あなたにおすすめの小説
彼女をイケメンに取られた俺が異世界帰り
あおアンドあお
ファンタジー
俺...光野朔夜(こうのさくや)には、大好きな彼女がいた。
しかし親の都合で遠くへと転校してしまった。
だが今は遠くの人と通信が出来る手段は多々ある。
その通信手段を使い、彼女と毎日連絡を取り合っていた。
―――そんな恋愛関係が続くこと、数ヶ月。
いつものように朝食を食べていると、母が母友から聞いたという話を
俺に教えてきた。
―――それは俺の彼女...海川恵美(うみかわめぐみ)の浮気情報だった。
「――――は!?」
俺は思わず、嘘だろうという声が口から洩れてしまう。
あいつが浮気してをいたなんて信じたくなかった。
だが残念ながら、母友の集まりで流れる情報はガセがない事で
有名だった。
恵美の浮気にショックを受けた俺は、未練が残らないようにと、
あいつとの連絡手段の全て絶ち切った。
恵美の浮気を聞かされ、一体どれだけの月日が流れただろうか?
時が経てば、少しずつあいつの事を忘れていくものだと思っていた。
―――だが、現実は厳しかった。
幾ら時が過ぎろうとも、未だに恵美の裏切りを忘れる事なんて
出来ずにいた。
......そんな日々が幾ばくか過ぎ去った、とある日。
―――――俺はトラックに跳ねられてしまった。
今度こそ良い人生を願いつつ、薄れゆく意識と共にまぶたを閉じていく。
......が、その瞬間、
突如と聞こえてくる大きな声にて、俺の消え入った意識は無理やり
引き戻されてしまう。
俺は目を開け、声の聞こえた方向を見ると、そこには美しい女性が
立っていた。
その女性にここはどこだと訊ねてみると、ニコッとした微笑みで
こう告げてくる。
―――ここは天国に近い場所、天界です。
そしてその女性は俺の顔を見て、続け様にこう言った。
―――ようこそ、天界に勇者様。
...と。
どうやら俺は、この女性...女神メリアーナの管轄する異世界に蔓延る
魔族の王、魔王を打ち倒す勇者として選ばれたらしい。
んなもん、無理無理と最初は断った。
だが、俺はふと考える。
「勇者となって使命に没頭すれば、恵美の事を忘れられるのでは!?」
そう思った俺は、女神様の嘆願を快く受諾する。
こうして俺は魔王の討伐の為、異世界へと旅立って行く。
―――それから、五年と数ヶ月後が流れた。
幾度の艱難辛苦を乗り越えた俺は、女神様の願いであった魔王の討伐に
見事成功し、女神様からの恩恵...『勇者』の力を保持したまま元の世界へと
帰還するのだった。
※小説家になろう様とツギクル様でも掲載中です。
分析スキルで美少女たちの恥ずかしい秘密が見えちゃう異世界生活
SenY
ファンタジー
"分析"スキルを持って異世界に転生した主人公は、相手の力量を正確に見極めて勝てる相手にだけ確実に勝つスタイルで短期間に一財を為すことに成功する。
クエスト報酬で豪邸を手に入れたはいいものの一人で暮らすには広すぎると悩んでいた主人公。そんな彼が友人の勧めで奴隷市場を訪れ、記憶喪失の美少女奴隷ルナを購入したことから、物語は動き始める。
これまで危ない敵から逃げたり弱そうな敵をボコるのにばかり"分析"を活用していた主人公が、そのスキルを美少女の恥ずかしい秘密を覗くことにも使い始めるちょっとエッチなハーレム系ラブコメ。
ダンジョン配信 【人と関わるより1人でダンジョン探索してる方が好きなんです】ダンジョン生活10年目にして配信者になることになった男の話
天野 星屑
ファンタジー
突如地上に出現したダンジョン。中では現代兵器が使用できず、ダンジョンに踏み込んだ人々は、ダンジョンに初めて入ることで発現する魔法などのスキルと、剣や弓といった原始的な武器で、ダンジョンの環境とモンスターに立ち向かい、その奥底を目指すことになった。
その出現からはや10年。ダンジョン探索者という職業が出現し、ダンジョンは身近な異世界となり。ダンジョン内の様子を外に配信する配信者達によってダンジョンへの過度なおそれも減った現在。
ダンジョン内で生活し、10年間一度も地上に帰っていなかった男が、とある事件から配信者達と関わり、己もダンジョン内の様子を配信することを決意する。
10年間のダンジョン生活。世界の誰よりも豊富な知識と。世界の誰よりも長けた戦闘技術によってダンジョンの様子を明らかにする男は、配信を通して、やがて、世界に大きな動きを生み出していくのだった。
*本作は、ダンジョン籠もりによって強くなった男が、配信を通して地上の人たちや他の配信者達と関わっていくことと、ダンジョン内での世界の描写を主としています
*配信とは言いますが、序盤はいわゆるキャンプ配信とかブッシュクラフト、旅動画みたいな感じが多いです。のちのち他の配信者と本格的に関わっていくときに、一般的なコラボ配信などをします
*主人公と他の探索者(配信者含む)の差は、後者が1~4まで到達しているのに対して、前者は100を越えていることから推察ください。
*主人公はダンジョン引きこもりガチ勢なので、あまり地上に出たがっていません
異世界転生!俺はここで生きていく
おとなのふりかけ紅鮭
ファンタジー
俺の名前は長瀬達也。特に特徴のない、その辺の高校生男子だ。
同じクラスの女の子に恋をしているが、告白も出来ずにいるチキン野郎である。
今日も部活の朝練に向かう為朝も早くに家を出た。
だけど、俺は朝練に向かう途中で事故にあってしまう。
意識を失った後、目覚めたらそこは俺の知らない世界だった!
魔法あり、剣あり、ドラゴンあり!のまさに小説で読んだファンタジーの世界。
俺はそんな世界で冒険者として生きて行く事になる、はずだったのだが、何やら色々と問題が起きそうな世界だったようだ。
それでも俺は楽しくこの新しい生を歩んで行くのだ!
小説家になろうでも投稿しています。
メインはあちらですが、こちらも同じように投稿していきます。
宜しくお願いします。
異世界災派 ~1514億4000万円を失った自衛隊、海外に災害派遣す~
ス々月帶爲
ファンタジー
元号が令和となり一年。自衛隊に数々の災難が、襲い掛かっていた。
対戦闘機訓練の為、東北沖を飛行していた航空自衛隊のF-35A戦闘機が何の前触れもなく消失。そのF-35Aを捜索していた海上自衛隊護衛艦のありあけも、同じく捜索活動を行っていた、いずも型護衛艦2番艦かがの目の前で消えた。約一週間後、厄災は東北沖だけにとどまらなかった事を知らされた。陸上自衛隊の車両を積載しアメリカ合衆国に向かっていたC-2が津軽海峡上空で消失したのだ。
これまでの損失を計ると、1514億4000万円。過去に類をみない、恐ろしい損害を負った防衛省・自衛隊。
防衛省は、対策本部を設置し陸上自衛隊の東部方面隊、陸上総隊より選抜された部隊で混成団を編成。
損失を取り返すため、何より一緒に消えてしまった自衛官を見つけ出す為、混成団を災害派遣する決定を下したのだった。
派遣を任されたのは、陸上自衛隊のプロフェッショナル集団、陸上総隊の隷下に入る中央即応連隊。彼等は、国際平和協力活動等に尽力する為、先遣部隊等として主力部隊到着迄活動基盤を準備する事等を主任務とし、日々訓練に励んでいる。
其の第一中隊長を任されているのは、暗い過去を持つ新渡戸愛桜。彼女は、この派遣に於て、指揮官としての特殊な苦悩を味い、高みを目指す。
海上自衛隊版、出しました
→https://ncode.syosetu.com/n3744fn/
※作中で、F-35A ライトニングⅡが墜落したことを示唆する表現がございます。ですが、実際に墜落した時より前に書かれた表現ということをご理解いただければ幸いです。捜索が打ち切りとなったことにつきまして、本心から残念に思います。搭乗員の方、戦闘機にご冥福をお祈り申し上げます。
「小説家になろう」に於ても投稿させて頂いております。
→https://ncode.syosetu.com/n3570fj/
「カクヨム」に於ても投稿させて頂いております。
→https://kakuyomu.jp/works/1177354054889229369
ユニークスキルで異世界マイホーム ~俺と共に育つ家~
楠富 つかさ
ファンタジー
地震で倒壊した我が家にて絶命した俺、家入竜也は自分の死因だとしても家が好きで……。
そんな俺に転生を司る女神が提案してくれたのは、俺の成長に応じて育つ異空間を創造する力。この力で俺は生まれ育った家を再び取り戻す。
できれば引きこもりたい俺と異世界の冒険者たちが織りなすソード&ソーサリー、開幕!!
第17回ファンタジー小説大賞にエントリーしました!
倒したモンスターをカード化!~二重取りスキルで報酬倍増! デミゴッドが行く異世界旅~
乃神レンガ
ファンタジー
謎の白い空間で、神から異世界に送られることになった主人公。
二重取りの神授スキルを与えられ、その効果により追加でカード召喚術の神授スキルを手に入れる。
更にキャラクターメイキングのポイントも、二重取りによって他の人よりも倍手に入れることができた。
それにより主人公は、本来ポイント不足で選択できないデミゴッドの種族を選び、ジンという名前で異世界へと降り立つ。
異世界でジンは倒したモンスターをカード化して、最強の軍団を作ることを目標に、世界を放浪し始めた。
しかし次第に世界のルールを知り、争いへと巻き込まれていく。
国境門が数カ月に一度ランダムに他国と繋がる世界で、ジンは様々な選択を迫られるのであった。
果たしてジンの行きつく先は魔王か神か、それとも別の何かであろうか。
現在毎日更新中。
※この作品は『カクヨム』『ノベルアップ+』にも投稿されています。
平和国家異世界へ―日本の受難―
あずき
ファンタジー
平和国家、日本。 東アジアの島国であるこの国は、厳しさを増す安全保障環境に対応するため、 政府は戦闘機搭載型護衛艦、DDV-712「しなの」を開発した。 「しなの」は第八護衛隊群に配属され、領海の警備を行なうことに。
それから数年後の2035年、8月。
日本は異世界に転移した。
帝国主義のはびこるこの世界で、日本は生き残れるのか。
総勢1200億人を抱えた国家サバイバルが今、始まる――
何番煎じ蚊もわからない日本転移小説です。
質問などは感想に書いていただけると、返信します。
毎日投稿します。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる