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後日談?
「アフター7話」
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まあ、それはそうと仕事だ仕事。
気持ちはしっかり切り替えていかねば。
「図面見たか?」
「みました」
つい最近燃えたばかりなのに、次の建屋の図面が出来てる不思議。
……そろそろ燃えそうだなーって用意してたんですかねえ?
「基礎は俺が造るから、ウッドは木材指定の所を頼むな。あとで職人が加工するからそこまで寸法は気にしなくて良い。ああ、多少大きめに造るようにな」
「うっす」
キンバリーさんは石材担当で、俺が木材担当。
新しい建屋は……なんか前より広いし、三階建てになってるけど……まあ二人で協力すれば問題なくできるだろう。
どっちも普通の石材や木材より丈夫だしねー。
職人さんが加工するの苦労しそうだけど、そこは異世界だしむっきむきな髭面ドワーフがいっぱいなので問題なし。
さってさて、とりあえずキンバリーさんの仕事を眺めて……あ、もう終わったし。早いな!
まあ、いっぺんに造る訳じゃないし、そんなもんなのかなー。
俺も俺の分をやっちゃいますかね。
「こんなもんか」
「すぐ終わっちゃいましたね」
1時間掛かってないぞ!
「ああ……この後職人が加工するから、俺たちの出番は次は5日後だな。それまでゆっくりすると良いさ」
「うっす、お疲れ様でっしたー」
加工すうほうがずっと大変だ。
次は5日後となると、だいぶ時間があるなあ。
ダンジョンに行くか、それともどこか遊びに行くか……帰ったらタマさんとハナとで相談しようっと。
「タマさん帰りまっせー」
「眠いニャ。動くの面倒ニャー」
地面で丸まってたタマさんにそう声をかけるが……タマさんは目をしぱしぱとさせて、すっごい眠そうだ。可愛い。
「はいはい……じゃあ、この籠に入ってね」
これはお持ち帰り……じゃあくて、誘拐?
余計悪くなってるじゃん、お持ち帰りでいいよ、お持ち帰りで。
蔦で籠をつくって、丸まったタマさんをそのまますぽりと収める。
いやー。普段はさ、蔦とか根っこが千切れると痛みがきてちょっとなーって思うんだけど、こう言った場面だと、もふもふ感とかすっごいダイレクトに伝わってくれるんだよね。
何が言いたいかと言うと、最高ってことです。
さって、帰るぞー。
できるだけゆっくりとな!
「じゃあしばらく時間空いたのかニャー」
「そそ、だからどうしようかなーって」
ゆっくり戻ったら、ちょうどお昼時だったのでご飯を食べながら今後の予定について話すことにしたよ。
俺の言葉を聞いて、タマさんはうーんと……耳をぺたんと寝かせて、悩む様子を見せる。
なにこれ初めてみたんですけどっ!?やばくねっ?心臓とまったらどうしてくれるっ。
「ニャー……ウッドは蟹は好きかニャ?」
「蟹?すきすき、大好き。あれ美味しいよね」
蟹大好きです。
てか魚介類全般好きでっせ。
どこかに食べに行こうって話かなー?
「なら蟹とりに行くニャー」
ふむ、このへん海あったっけ?
んまあ、全力で走れば多少遠かろうがすぐ着くと思うけど。
タマさんはもちろん、ハナも俺より早いしスタミナあるからなっ。
っと、ついついハナも行く前提で考えてたけど、ハナはどうするのかな?
「ハナはどうする?……種がほしい?おっけ、分かったいっぱい用意しておくよ」
ハナはお留守番して畑をいじりたいようだ。
俺がしばらく居なかったもんで、種とか色々不足してたらしい。
いっぱい欲しいそうなので、それこそバケツ一杯用意しておこう。
「……あまり無茶はしないようにね?」
えー、10杯要求されました。
どんだけ畑いじるつもりなんですかね……。
いつから獲りにいくーって話なんだけど、今日の昼からってことになった。
なんでも走っていけば夕方にはつくそうだ。意外と近いね。
とりあえず、寝具とか調理器具とか用意して……装備はいつもので良いか。
知らない人が俺をみたら警戒するけど、まあ今更である。
さてさて、あとはタマさんの準備が終わるのを待つだけだ。捕獲用具とか持ってくのかなー……っと、きたきた。
「……タマさん装備付けてどうしたの?」
なんでフル装備なんでしょうか。私、気になります。
「蟹とりに行くからだニャー」
あー、なるほどー。
「へー…………ちなみにですね。その、推奨レベルはおいくつなんでしょうか……?」
ダンジョンの蟹ね!
そうだったね、お魚もそうだったわそう言えば!
もうね、タマさんがフル装備で行かなきゃダメな場所とか嫌な予感しかしねーですわっ。
「90ニャ」
「死んじゃう!俺死んじゃうよ!?」
冗談じゃなく死ぬ。まじで死ぬ。
「ウッドのレベルは今いくつだニャ」
「うぇ?……上がってる。35だって」
そういえば自分のレベル確認してなかった。
でも35だとしても無理ゲーですよタマさんてば。
「もろもろ補正込みで80なるニャ。防御に徹すれば大丈夫ニャー」
えー……魔法と桃と、この体の補正でそんぐらいだけど、10の差ってでかくねーですかね。
確か以前タマさん自身が、10も離れていたらまず勝てないニャーとか言ってた気がするんですけどおおおお。
「それに敵はタマが倒すニャ。桃があれば楽勝ニャー」
「そ、そっか……それなら」
う、ううん……敵は全部タマさんが倒すと……流れ弾に気を付ければ、なんとか?なる?
「ウッドには蟹の止めをお願いするニャ。あいつ魔法が効かないし、堅くて面倒なのニャー」
「あー……なるほど?」
……って納得しかけたけど、その蟹ちょっとおかしくないですかね。
気持ちはしっかり切り替えていかねば。
「図面見たか?」
「みました」
つい最近燃えたばかりなのに、次の建屋の図面が出来てる不思議。
……そろそろ燃えそうだなーって用意してたんですかねえ?
「基礎は俺が造るから、ウッドは木材指定の所を頼むな。あとで職人が加工するからそこまで寸法は気にしなくて良い。ああ、多少大きめに造るようにな」
「うっす」
キンバリーさんは石材担当で、俺が木材担当。
新しい建屋は……なんか前より広いし、三階建てになってるけど……まあ二人で協力すれば問題なくできるだろう。
どっちも普通の石材や木材より丈夫だしねー。
職人さんが加工するの苦労しそうだけど、そこは異世界だしむっきむきな髭面ドワーフがいっぱいなので問題なし。
さってさて、とりあえずキンバリーさんの仕事を眺めて……あ、もう終わったし。早いな!
まあ、いっぺんに造る訳じゃないし、そんなもんなのかなー。
俺も俺の分をやっちゃいますかね。
「こんなもんか」
「すぐ終わっちゃいましたね」
1時間掛かってないぞ!
「ああ……この後職人が加工するから、俺たちの出番は次は5日後だな。それまでゆっくりすると良いさ」
「うっす、お疲れ様でっしたー」
加工すうほうがずっと大変だ。
次は5日後となると、だいぶ時間があるなあ。
ダンジョンに行くか、それともどこか遊びに行くか……帰ったらタマさんとハナとで相談しようっと。
「タマさん帰りまっせー」
「眠いニャ。動くの面倒ニャー」
地面で丸まってたタマさんにそう声をかけるが……タマさんは目をしぱしぱとさせて、すっごい眠そうだ。可愛い。
「はいはい……じゃあ、この籠に入ってね」
これはお持ち帰り……じゃあくて、誘拐?
余計悪くなってるじゃん、お持ち帰りでいいよ、お持ち帰りで。
蔦で籠をつくって、丸まったタマさんをそのまますぽりと収める。
いやー。普段はさ、蔦とか根っこが千切れると痛みがきてちょっとなーって思うんだけど、こう言った場面だと、もふもふ感とかすっごいダイレクトに伝わってくれるんだよね。
何が言いたいかと言うと、最高ってことです。
さって、帰るぞー。
できるだけゆっくりとな!
「じゃあしばらく時間空いたのかニャー」
「そそ、だからどうしようかなーって」
ゆっくり戻ったら、ちょうどお昼時だったのでご飯を食べながら今後の予定について話すことにしたよ。
俺の言葉を聞いて、タマさんはうーんと……耳をぺたんと寝かせて、悩む様子を見せる。
なにこれ初めてみたんですけどっ!?やばくねっ?心臓とまったらどうしてくれるっ。
「ニャー……ウッドは蟹は好きかニャ?」
「蟹?すきすき、大好き。あれ美味しいよね」
蟹大好きです。
てか魚介類全般好きでっせ。
どこかに食べに行こうって話かなー?
「なら蟹とりに行くニャー」
ふむ、このへん海あったっけ?
んまあ、全力で走れば多少遠かろうがすぐ着くと思うけど。
タマさんはもちろん、ハナも俺より早いしスタミナあるからなっ。
っと、ついついハナも行く前提で考えてたけど、ハナはどうするのかな?
「ハナはどうする?……種がほしい?おっけ、分かったいっぱい用意しておくよ」
ハナはお留守番して畑をいじりたいようだ。
俺がしばらく居なかったもんで、種とか色々不足してたらしい。
いっぱい欲しいそうなので、それこそバケツ一杯用意しておこう。
「……あまり無茶はしないようにね?」
えー、10杯要求されました。
どんだけ畑いじるつもりなんですかね……。
いつから獲りにいくーって話なんだけど、今日の昼からってことになった。
なんでも走っていけば夕方にはつくそうだ。意外と近いね。
とりあえず、寝具とか調理器具とか用意して……装備はいつもので良いか。
知らない人が俺をみたら警戒するけど、まあ今更である。
さてさて、あとはタマさんの準備が終わるのを待つだけだ。捕獲用具とか持ってくのかなー……っと、きたきた。
「……タマさん装備付けてどうしたの?」
なんでフル装備なんでしょうか。私、気になります。
「蟹とりに行くからだニャー」
あー、なるほどー。
「へー…………ちなみにですね。その、推奨レベルはおいくつなんでしょうか……?」
ダンジョンの蟹ね!
そうだったね、お魚もそうだったわそう言えば!
もうね、タマさんがフル装備で行かなきゃダメな場所とか嫌な予感しかしねーですわっ。
「90ニャ」
「死んじゃう!俺死んじゃうよ!?」
冗談じゃなく死ぬ。まじで死ぬ。
「ウッドのレベルは今いくつだニャ」
「うぇ?……上がってる。35だって」
そういえば自分のレベル確認してなかった。
でも35だとしても無理ゲーですよタマさんてば。
「もろもろ補正込みで80なるニャ。防御に徹すれば大丈夫ニャー」
えー……魔法と桃と、この体の補正でそんぐらいだけど、10の差ってでかくねーですかね。
確か以前タマさん自身が、10も離れていたらまず勝てないニャーとか言ってた気がするんですけどおおおお。
「それに敵はタマが倒すニャ。桃があれば楽勝ニャー」
「そ、そっか……それなら」
う、ううん……敵は全部タマさんが倒すと……流れ弾に気を付ければ、なんとか?なる?
「ウッドには蟹の止めをお願いするニャ。あいつ魔法が効かないし、堅くて面倒なのニャー」
「あー……なるほど?」
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